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ここのリンクに貼ってあるサイトを時々巡回することがある。 *注:ここ、とは私の某ブログのこと
心の調子を崩してしまって苦しんでいる人たちのサイトへのリンクが多いのだが、
それには理由がある。

随分昔のこと、そう…あれは竹取りの翁とわたしが呼ばれていたころのことだから、千年の前のことじゃろか…(^^;)

可愛い姫を授かったにもかかわらず、翁は自分のことで精一杯じゃったそうな。
暮らし向きが思わしくなく毎日が火の大車輪だったころのことじゃ。
懸命に働いても働いても暮らしは楽にならず、優しい妻や目に入れれば少しどころか相当に痛い娘に当り散らしていたそうな。
で、逃げ場の無くなった翁は僅かばかりの小遣いで毎日のように仕事を終えるとJAZZ喫茶に入り浸っていたそうな。
ノートを一冊手にして、恨み辛みを書き殴っていたらしいがな。
飯も満足に食わなくなった翁はやせ細って顎はしゃくれ、目は跳び出し、鎖骨にはいつも流しきれぬ涙が溜まっていたというから、相当の悪じゃな!?

そうそう、巡回中に立ち寄ったサイトの娘さんがこう言っておった。

「笑い方、わすれた… 」と

ドキッとしたな、この言葉には。

そして翁の千年昔を思い出さずにはおれなかったそうな。

笑わなかった…それは確かじゃ、と心当たりがあったからだが、
そこから脱出できたのは、背に腹変えられぬ仕事変えをしたのがキッカケだったなぁ、と翁は申しておる。
血のバケツのあとには夕焼けが綺麗だったそうな。
再びやり直してみようと思ったのは、その海老のように美しい赤を見たからだったのかどうか、今となってはおぼろげな薄暮の記憶。

その新しく見つけた仕事というのは、一年の半分は旅をする仕事だった。
翁は思うた…
「ああ、日本全国津々浦々、どんなに辺鄙なところにも風景があり、その風景はどこも美しく、そして人の営みも必ずあるんだなぁ。みんな生きているんだなぁ。元気かどうかは分からないけれど、懸命に生きているんだなぁ。毎日コツコツと働いているんだなぁ。そうなんだなぁ。・・・この風景と共にだなぁ。」
と。

そしてな、やっとのこと普通に食べることが出来るようになったそうな。
なぜなのかなぁ…
不思議だなぁ…

二度と戻っては来ない“笑い”だろうと思っていたが、全国あちこち津々浦々僻地都会を廻っている半年ほどのうちに、翁には昔のあの懐かしい心底からの笑い声が時々戻って来るようになったそうな。

本当はもっと真面目な言葉で、各々のブログやらにコメントしたいとも思うが、なにせ千年の翁は恥かしがり屋だとさ。