鋭敏な冷気に包まれた小高い丘は透明な音楽
一枚ガラスがはめ込まれた広い窓の向こうには
無数の星が煌めいている
肩を寄せ合いながら黙ったまま
わたしとあなたは静かに息をしている

お互いを感じ取れるように胸に吸い込む音楽
肩が柔らかに膨らんでは引いていく
そのたびに感じ取れる互いの息遣いの中で
わたしとあなたは夜に拡がる星たちに魅入っている

愛した人を懼れるように
あなたは決して言葉を口にしない
このままでいいと
触れる肩の柔らかさがささやいている

愛した人を求めるように
わたしは決して言葉を口にしない
このままでいいと
触れる肩に優しくささやいている