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・・・けれど、しっかりと閉じてあるはずの壺の栓の導管から
僅かながらに漏れ出てくるものがある
生臭い死の腐臭を放つ邪悪なおのれの匂いだ

夏の空に遊ぶ
千切り絵の無邪気さや
澄んだ青の中に踊る
時間を忘れた明るさや
見上げているその眼は
輝いているというのに

わたしの心の壺からは
鼻をつまんでも
口を閉じても
ありとあらゆる穴と孔を塞いでも
漏れ出てくる腐臭がある

ああ、堂々と白い雲を重ねて重ねて
盛り上がり天を突き
大きく堂々と
そのラッパを開き
雄雄しく怒りを溜めて
一気にとどろく
電光こそが正真正銘の真実なのだ

大地が熱くたぎるほどに
豊かに映える空の青も地の緑も輝やいていて
生きてあることの真正面が胸を張るという
だからこそなのだ
だからこそ
宙空に満ちて満ちる修羅が美しい
嘘偽りのない
猛々しさだ

その猛々しく雄雄しい気高さの中に
腐臭の漏れ出す壺を投げ入れてしまえばいい
たぎる超光電の雲の海の中で沸騰し気化すれば
再び何者かになれる
なれるに違いない

腐り果てて地上で尽きるくらいなら
たとえ寿命が残り一秒であろうとも
自らのロケットに着火して
あの気高い猛々しさの中で
超電光に沸騰せよ
沸騰せよ・・・
たった一秒の超電光であっても
・・・・・・・・・せよ