ファミレスで朝までお喋りするふたり
オレンジ色の電灯を見上げあくびした
テーブルにうつ伏した君は 
一・二・三秒で寝息をたてた
そんな無防備な寝顔を見ているボクも瞼が重い

愛が懼れに変わらぬように
そっと君を抱き上げて
このままどこかへ連れ去りたい

明日が悲しみに押し流されそうで
重い瞼が閉じぬうちに
このままどこかへ連れ去りたい

扉を開けて冬の初めの街に襟をたて
蒼い朝の空見上げて胸に不安な蒼を吸う
夢の終わりは街のあかり 
一・二・三秒で消えていく
そんな切ない日曜の朝を歩き出すボクの心は重い


愛を懼れて冗談ばかり言う
君の濡れた唇に指を当て
そっと抱き寄せキスしたい

明日は悲しみに壊れそうで
失ってしまわぬうちに
そっと抱き寄せキスしたい

君のマフラーが赤い電車の風に揺れる
遠ざかる窓の君は笑っている
愛の終わりは笑顔のままで 
一・二・三秒でカーブした
プラットホームにポツンとボクは蒼いまま残された