手にした時間が儲けもん
生きてしまったと貴女に告げるとき
空は秋
死のときに稲穂が夕陽に輝いていたよ
だからその名を付けた
身代わりか生まれ変わりかをずっと考えてきたら
涙は溢れて足の指先から滋養となって滲み込んだよ
秋の夕陽が風にたたわだった日
慟哭
稲穂よもっと穣れ
涙の滋養を吸いあげて黄金に輝く豊穣となれ
ひとりの男が倒れた後も穂を垂れよ
永く・・・