地下のジャズ喫茶
変われない僕達がいた
・・・・
そう歌ったのは童子だった

時代は変わり
哀しみは限りなく美しさを纏い
ぼくたちは限りない優しさを愛したが
・・・・

もうそんな時間はどこにもない
このメロディの中に閉じこもって
ぼくたちは駄目になっていく
・・・・

何かを諦めたように
今日を生きる
ただ飯を食うためだけの平凡ないちにちを送り続ける
・・・・

もう何もしない
誰も愛さない
堕ちてゆく感覚を忘れてしまったぼくたちは
明日がある
という予感さえ失いかけている
閉じられた窓に
書き割りの風景を描き
変らぬ季節を愛そうとする

夏が
 来る
海は
 もう遠い

二度と泳ぐことはない