睡魔な男 全身の力が抜けて キーボード 指腹の接触感 ピアノ再び
雪の降る夏 汗 富士 葡萄 桃 笛吹川 赤岳 三年三ヶ月 夕陽は燃え続け 屏風のような南アルプス 輝くヒコーキ雲 手 長い脚 皮のタイトスーツの女 送迎 ループ 国母 サイレン 霜 氾濫 土手道 バイクの爆音 網戸から風 深い水 記憶 水の記憶 sotto voce
難聴な 混交する会話 ああ声は聴こえるのに意味が掴めない 沈黙 降下するリズム 眼震 溶解する小脳 運動するガングリオン 喝破 不敵 陸橋を渡る風 暖簾 君 細い指 猪口 板前 不倫する刺身 
煮あわび 信玄餅 奈良屋 ブックオフ ガードレール 取調べ 涙の解放 土産物屋 真冬のミニスカート 疲労 期待 偽り 永遠の演戯 ピアノは流れる時間を追い越せない lamento
理触れ印 リフレイン リふれいん 離振れ印 里降れ淫
 中断 
 どれほどの猶予 
トムラウウシ ペンケ ルスツ 発狂 継続 ・・・

MJQ MJQ MJQ 帰る音は MJQ Milt Jackson … ビブラフォン

部屋 灯り 珈琲 紫煙 マンハッタンではないモダン DJANGO暗闇の風 電灯 ノート 六冊目の… 眼洞 鼻骨 マスターの死 山頭火が好きだったねマスター タイトなサングラスが似合っていたよ 今は息子さんが継いでいるのかい…
カクテル 穴の開いた深いソファー 米兵の臭い 傷だらけの壁 傾いた三角地 ベトナム戦争 入間基地 外科病院 スリットな壁 漏れる隣室のすべて 聴こう 耳は災いの欲望 醜悪な男女 反吐 逃亡する青春 坂道のある風景 釜飯屋の女 スイッチバックする駅 冬の花火 どうしてますか 
  アランフェスのピアノ ビブラフォン ミルト 
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繰り返される人生 遮断する情報 これだけ これだけでいい あなた!あなた! 死んでも生きても … アランフェス 恒星たちの永遠

 希望のない悦楽 
  人生を棄てた愛
   脚のように
    腕のように
     まるで胸のように
      痛い

潮騒の昼寝 トビウオのように眠る 宿題少年 橋を渡る花々 ボンネットバス 外海府 従姉妹いとこたちとの夜 ランプの焔 蒼い波頭 花火 鼻の欠けた女 苦しみの理解 それにしても … なぜ合成などするのか … ああ ああ 母を貶める女を それでも許す なぜなら
 … 苦しみしかそこには無いから …
ベース ベース ベース 
           ビブラフォン ピアノ ドラムス 
ビブラフォン ビブラフォン ビブラフォン 
                    ベース ピアノ ドラムス
ピアノ ピアノ ピアノ 
           ベース ビブラフォン ドラムス
ドラムス ドラムス ドラムス 
              ベース ビフラフォン ピアノ

顔半分を覆う長い髪 ウェーブする人生 絶望に蝕まれた痩身 黒い服しか着ようとしない男 ノート 万年筆 左利き 傷むペン先は そのまま心 それ以上に女は苦しんでいた この人 … 幸せに … 出来ない … わたしがいけないのね … 裏切り

未完こそが
そのものとなるように…

未終 繰り返す快感 忌避 長城 逡巡する時間 道草する歓び
構図の破壊 意味の不透過 直進する電磁波を迂回するとき 消滅生成
びぶらふぉん ぴあの どらむす べーす 

空腹 耐える 睡魔 は
  すべてを終わらせないために 描く
破壊された夢を持ち続ける老生 増殖する筋組織 
                     痺れ 
                       閉塞 
                         破裂 
          困難な呼吸        塞栓 

空腹 耐える 睡魔 は
  すべてを終わらせないために 描く
破壊された夢を持ち続ける老生 増殖する筋組織 
                     痺れ 
                       閉塞 
                         破裂 
          困難な呼吸        塞栓</font>
即 先生を怨み 左利き 紛失したカメラ 怒りに泣く母 放射能の雨が降る町
大河 古橋 
 白山神社の濡れた石段
矯正を強制する左利き 吃音に怯える少年 笑顔の裏の恐怖 強固な反発と呪い
無意識な涙
 の
  意味を
    知ろうとしない 
放送局の放送曲を選ぶ少女

 愛に堪えるのか 応えるのか 
どちらにしても
 怯える 言葉の不達成 

授業中に小便を漏らす少女

 なぜか庇う少年の捩れ
                   他人事ではない
       と身体で感じた少年の泳ぎ      表彰状
下校する蛙 田んぼのザリガニ 切り取られた指 
笑う少年の友達
     正しく面白い事件
繋いでみろよ
 繋いでみろよ
  ゲンマンで切る 夕暮れの約束
赤土
砂原
松の森
テッペンかけたか
かけたか鉄の欠片
回帰する食
   黒いガラスというひとつの窓
ふたつ目の窓
みっつ
 よっつ
  いつつ
六日も経てば笑っている ズボンの中のウンチ
ごしごし
ごしごし
ごしごし
語死
 語詩
  誤死
   誤詩 … … …
いつまでも洗い終わらない手
       終われない手
       終わろうとしない手
(おかあちゃん…ぼく…)
言えないし言わないし言おうとしない
(おねえちゃん…ぼく…)
見てしまったよ
一生の沈黙は
 あるものなのだ
      おねえちゃんの名誉のために
         お嫁に行ったからいいか
もう…
 あのう…それは…○×▲◆%$?!&
四画五面のあまる一面
 一方的過ぎるよ
  かあさん!
どこ行くの
バスに乗ってどこ行くの
いいとこ
いいとこ
あんたは寝床で夢を観なさい
かあさんは
 今生で夢を観る
和服草履に髪まとめ手にする手は誰の手に

                     あなたじゃないよ
わたしだよ
    どこまでいっても
           わたしだよ
               何枚剥いでも
                   わたしだよ
                     あなたじゃないよ
わたしだよ

























続く・・・はず