童子は歌う・・・

夏草の上に寝そべり
空はヒコーキ雲だから
あなたのところへ連れて行ってほしい

・・・と。

優しい風がぼくを撫でるから
独りはとても気持ちいい
このまま夏草の上に寝そべって死にたいと思う

・・・と。

あなたがもし死んだらぼくは死ねるだろうかと考え続けたけれど
きっとぼくは死ねないと思う

ぼくはG線の上から滑り堕ちた一匹の汚れた虫だった