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忍者が好んで使った携帯武器。自分の走った道に大量に撒いて使用する。
トゲのついた小さな鉄塊で踏むとささって痛い。痛い程度で殺傷能力には乏しいが、多量に撒く事で撒かれているかも、という警戒による走力低下や、実際に踏む事で走力を奪ったり、というようにおもに追っ手の追撃をかわすために使用された。
しかし当時の医療技術レベルでは傷口から菌が入って破傷風を引き起こしたり、敗血症を起こして命を落とすこともあり、その意味では殺傷能力はそれなりにあったといわれている。