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内藤シナリオ プロット第4稿 

プロット作成:内藤シナリオ ◆LkFu4cvKK2

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第3稿からの変更点
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▼具体的なイベント案にあわせて全体の流れを変更
 →イベント案が全て上がったので、
  それにあわせてプロットの内容も変更。

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テーマ、設定、物語概略等
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【テーマ】

自分の中にある“特別”な部分と“普通”な部分のギャップ、
“大人”でいたい気持ちと“子ども”でいたい気持ちの軋轢、
そんなちぐはぐな内面を抱える自分を、受け入れて変わっていくこと。
(中学生ながらモデルの世界に生きる内藤っぽいテーマ)


【物語の背景、時代設定等】

原作に準拠なので割愛。


【登場キャラクター(内藤のみ詳細解説)】

▼内藤恭子(中学3年・女性)

黒沢の同級生の、中学3年女子。
3年3組。
他校の男子生徒からも注目されるほどの美少女。
3年3組の三大美少女の1人。
犬よりも猫が好き。
モデル事務所に所属し、ファッション誌で「読者モデル」として活躍している。
モデルの仕事が好きで誇りを持っている。将来もモデルを続けたいと考えている。
その反面、ないものねだり的に、ごく平凡な15歳の女の子の生活に憧れている。
負けず嫌いで、他人に自分の弱さを見せたくない。
自立心が強く、プライドも高い。
仕事柄セクハラに耐性がある(黒沢の制裁にも動じない)。
周囲からいつもチヤホヤされているので、お姫様気質になっている。
仕事をしたことがなく、将来のビジョンも持っていない同級生を見下している。
  • 外面はいい(空気は読む)ので、仮面的なコミュニケーションで取り繕う傾向がある。
強い自分を演じ続けているので、心に大きなストレスを抱えている。
特別な存在でいたい気持ちと、ありのままでいたい気持ちに折り合いがつかない。
自分の中に混在する、大人な部分と子どもな部分の軋轢に悩む。


※内藤は原作中であまり深いところまで描かれていないので、
 ほとんど独自の解釈でキャラ付けしている。
※内藤は原作中で「読者モデル」という設定だが、このプロットでは、
 事務所に所属した上で読者モデルに登録しているという設定。
 (実際にこういうことはよくあります。売れるチャンスを探す的な意味で)

※他のキャラは原作に準拠なので割愛。


【物語の概略】

最初はお互い気に入らないでケンカしていた黒沢と内藤が、
次第に惹かれ合って恋に落ちるという、王道のラブストーリー。

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起 (ストーリー[導入パート]~[本編1パート])
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(物語開始~内藤への制裁までは原作に準拠した流れ)
内藤への制裁後のある日。
学校で、内藤(とその他数名の生徒)が、
学校パンフレットのモデル撮影が行われる。
内藤の、普段はみせない溌剌とした表情に目を奪われる黒沢。

撮影終了後、
第一校舎で日課を済ませた黒沢は、内藤と鉢合わせする(※1)。
訝しむ内藤に対して、必要以上に悪態をついて反撃する黒沢(※2)。
ただの冴えない男子に噛み付かれ、感情的に応戦する内藤。
ここから2人は単なるクラスメイトの関係から、
相手のことが気に入らないでケンカ(意地の張り合い)しつつも、
どこか意識し合う関係になる。
2人は修学旅行では、内藤の友人の告白劇をめぐり行動を共にすることも。

※1
第一校舎の空き教室がモデル控え室になっていた。

※2
撮影時の内藤の表情に目を奪われた矢先なので、何だか余計腹立たしい。


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承1 (ストーリー[本編1パート])
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夏休み前日、黒沢は長岡に強制連行されたカラオケで内藤と遭遇。
一緒に来ていたモデル仲間に酒を飲まされグロッキーな内藤。
行きがかり上看病しているところへ、モデル仲間の男Aがやって来る。
酒につぶれた内藤を揶揄するような男Aの態度に、
黒沢はカチンきて(※1)、得意の屁理屈口撃で相手を撃退。
そのことを内藤は非難しつつも(※2)、
モデル仲間を一蹴した黒沢に感謝し、「ちょっとスッキリしたかも…」。
そんな内藤の弱い一面にドキッとする黒沢。

※1
自分も内藤が気に入らないのに、他人に内藤を揶揄されると腹が立つ。

※2
仕事上波風立つかもしれないので。


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承2 (ストーリー[本編2パート])
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夏休み。
仕事内容について、モデル事務所と衝突が増えてきた内藤(※1)。
内藤と黒沢は町で何度か偶然出会う。お互い悪態をつきながらも、
夏休みらしいイベントに参加したり、進路についての話をする。
内藤はモデルとしてステップアップできる仕事をもっと増やすため、
高校受験は無難にすませたい反面、
制服がかわいい学校や、友達と同じ学校を目指し、
“普通”に受験に臨みたいという相反する思いに悩んでいる。
一方黒沢は進路や将来について気負わない態度で、良くも悪くも冷めている。
黒沢の考え方に、内藤は自分にないものを見出す(※2)。

内藤の中で黒沢の存在が大きくなり、
「子どもばかり」と見下していたクラスメイトへの意識も変わりだす。
黒沢も、会う度に自分にしか見せないような側面を覗かせる内藤が、
どんどん気になっていく。

ある日、図らずも2人で夜の海まで出かけた2人(※3)。
そこで内藤への恋心を自覚した黒沢は、帰路でイチモツが暴走。
あわてて内藤をオカズに処理するが、拒絶反応で嘔吐してしまう。

夏休み終盤、2人は互いの距離を縮めていくが、
内藤はモデル仲間に最近オーラがなくなってきたと指摘され、
黒沢に惹かれどんどん“普通”になっていく己を自覚する。
精神的な黒沢への傾倒を自制し自立しなければ…という強迫観念から、
かねてから自分につきまとっていたモデル仲間の男Aと交際し、
自分の中にある黒沢への恋心を終わらせようと考える(※4)。
夏休みの最後の日、
内藤は黒沢へメールを送り、男Aと交際を始めたと告げる。

※1
エロい意味での露出の高い衣装での撮影など。

※2
この時点での黒沢の達観は、半分言葉遊び的なものに過ぎないが、
内藤にとっては価値のある言葉だった。

※3
これが内藤ルートの決定的イベント。

※4
もう自分には彼氏ができたんだから、黒沢を好きになってはいけないという、
既成事実を自分の中に作ろうとした。


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承3 (ストーリー[本編3パート])
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黒沢は内藤と男Aの交際を知り、自分が内藤に惹かれていたことに気付く。
所詮彼岸の存在であった内藤に心を奪われ、
自分も彼女に群がるその他大勢の男子の1人だったのかと自嘲し、
内藤と口を利かなくなる黒沢。

第一校舎のトイレに籠もっている黒沢の元へ、
北原が滝川の制裁依頼に来る(※1)が、打ちひしがれている黒沢は断る。

翌日、長岡と滝川が交際を開始。
幸せそうな2人を見て一層胸が痛む黒沢。

数日後の夜、内藤から写メが送られてくるが、
それは男Aと内藤がキスしている写真(※2)。
黒沢は嫉妬と裏切られた気持ちに狂わされ、
内藤と決別するため再度の制裁を決行。

ショックを受けた内藤は(※3)、
本当に打ち解け始めていたクラスからも再び距離を取り、
滝川たちと進めていた文化祭のファッションショー(※4)も辞退してしまう。

※1
北原は長岡が好きで、滝川が長岡に告白しそうな空気を察知したため。
(これは原作と同じ流れ)

※2
内藤はキスを拒みたかったが、付き合ってる手前、断りきれなかった。
男Aは、内藤が黒沢に、黒沢が内藤に惹かれているの感じ取っていて、
(内藤のオーラが消えた云々などのいきさつから)
カラオケの時の仕返しの意味もこめて、内藤の携帯から黒沢へ写メを送った。
しかし、内藤は黒沢へメールを送られたことは知らない。

※3
内藤は“精液による制裁”に対して耐性があるが、
クラスに愛着を感じだしていたところだったので、
“今さら自分がクラスに歩み寄っても、受け入れてもらえないのか…”
と絶望し、仕事へ逃避してしまう。

※4
滝川は将来服飾関係の仕事希望なので、こんなイベントもありでは。

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承4 (ストーリー[本編3パート])
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北原は黒沢に対して、
なぜ自分の依頼を断ってまで内藤に制裁を加えたのか、問い詰める。
内藤を傷付けた自責から逃れるため無気力になっている黒沢は、
自分が内藤を好きだったこと、
しかし内藤は男Aと付き合いだしたこと、
そしてキスの写メまで送られてきたことを教える。
長岡を滝川にとられた北原は、自分も失恋したことを告げる。
制裁という罪を重ねた報いだと自嘲する黒沢は、
もう北原との制裁の契約も終わりにしたいと切り出す。

数日が経ち、長岡が黒沢に、内藤を元気付けてあげないのかと問う(※1)。
黒沢は、内藤を傷付けたのがまさに自分自身であること、
長岡は幸せそうに滝川と付き合っていること、
その影で恋破れた北原が泣いていたことなど、様々な情念が交錯し、
長岡を決定的に拒絶してしまう(※2)。

黒沢は内藤を拒絶し、黒沢と長岡の友情は崩れ、黒沢と北原の繋がりも消え、
いびつながらも繋がっていたみんなが、夏の終わりとともにバラバラになっていく。

そんなある日、ふと雑誌で内藤のインタビュー記事を見かける黒沢。
その記事を通じて、いかに内藤が黒沢を大切に想っていたかを知る。
黒沢は、自分こそが“普通”と“特別”に囚われ、
内藤の葛藤に気付いてもやれず、取り返しのつかない過ちを犯したと後悔する。

※1
長岡は、黒沢と内藤がケンカしながらも惹かれ合っていたことに気付いていた。

※2
この時に黒沢は、北原が長岡を好きだったことまで喋ってしまい、
長岡の北原に対する態度までギクシャクしだす。

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承5 (ストーリー[本編3パート]~[本編4パート])
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一連の制裁事件の犯人は自分だとクラスで告白する黒沢。
学校中から、黒沢への非難といじめがはじまる。
内藤は、自分が拠り所にしていた黒沢の言葉の真意が分からなくなり、
仕事へ逃避し、学校へほとんど来なくなる。

北原も相変わらずいじめを受けていて、
しかも全てを明るみに出した黒沢と、
いまだ黒いものを抱える自分のギャップに病んでいく。
その病みの矛先は、
自分たちの関係を壊すきっかけを作った内藤に向けられる。

精神的ストレスが積み重なっていく北原。
ある日、クラスでいじめを受けている最中、ついに心が瓦解する。
クラスメイト全員がいる中で内藤に怒りの矛先を向け、
黒沢が内藤を好きだったこと、内藤と男Aのキスの写メを黒沢が見たこと、
黒沢が長岡を拒絶して友情が崩れたこと、
自分の救いになっていた黒沢との契約も終わってしまったこと、
何もかもが、内藤のせいで壊れてしまったと、糾弾する。
内藤は大きなショックを受け、震える声で、
一連の自分の真意と、キスの写メには覚えがないことを説明するが、
北原は聞く耳をもたず、内藤の存在を否定するかのように、
自らの左手をハサミで切り裂く。
すぐさま教師が駆け付け、北原を保健室へ連れて行くが…。

黒沢と内藤は、図らずもお互いが隠していた真実を知る。
黒沢が自分と同じように心のギャップに苦しみ、
それを乗り越えて自分自身を変えようとしていることに気付いた内藤は、
「制裁を許す代わりに一緒に塾へ通ってよ」と提案。
仕事への逃避を止め、中学3年生の等身大の自分を受け入れる。


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転 (ストーリー[本編4パート])
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非難といじめに必死で耐える黒沢に、歩み寄り救いの手を差し伸べる長岡。
自傷事件以来、北原は不登校になっている。
内藤は、自分と北原の間にある問題を解決するため、
北原と話をしようと彼女の家へ何度も足を運ぶ。
やがてわだかまりが解消されていき、北原は保健室登校を始める。

2月。この頃から内藤はモデルの仕事がさらに忙しくなり、
内藤の意志に反した仕事(※1)がエスカレートしていく。
スケジュールも半ば強引に詰められ、卒業式に出られなくなる内藤。
悪辣な事務所のやり方に切れた黒沢は、
事務所に対して、封印したはずの制裁執行を決意。
しかし内藤に止められ、黒沢は制裁という手段ではなく、
まっとうな手段で内藤を守らなければならないと気付く。
黒沢は事務所へ単身乗り込み、
内藤を卒業式へ出させてあげてほしいこと、
内藤が嫌がる仕事はやめさせてほしいことを土下座して頼む。
しかし事務所は黒沢の願いを受け入れない。
そこへ内藤が駆けつけ、口論の末、事務所を辞めると告げる。
最悪の結果を招いてしまったと、自分の行動を悔いる黒沢。
しかし内藤は黒沢に「ありがとう」と微笑む。

※1
エロい意味で露出の高いイメージビデオの作成など。
内藤は断り続けているが、いよいよ断れないような状況。
(大きなモデルの仕事とひきかえ、等)

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結 (ストーリー[本編4パート])
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卒業式。内藤の提案で、3年3組はクラス全員で記念写真の撮影会を実施。
クラスメイトと1つのことを作り上げられたことが嬉しくて、泣いてしまう内藤。
撮影会が終わり、黒沢と内藤は2人きりになる。
黒沢はついに想いを告白し、内藤はそれを受け入れる。

その後、内藤は新しいモデル事務所に所属し、仕事を再開。ハッピーエンド。