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西本ルート 変更版プロット第1稿

プロット作成:内藤シナリオ ◆LkFu4cvKK2

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テーマ・設定・物語の概略等
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【テーマ】

近いようで遠い、同年代の異性に対する憧憬。
友情、努力、勝利! 仲間との掛け替えのない一体感。


【物語の背景、時代設定等】

原作に準拠


【キャラクター(西本、幹谷、小林のみ詳細を記述)】

◆…既存の詳細通り
◇…追加・変更した詳細


▼西本エリカ(中学3年生・女性)

◆黒沢の同級生で、3年3組
◆3年3組の三大美少女の1人。
◇陸上部に所属し、熱中している。
◆とても明るく、そして純粋な性格。相手が真剣ならばそれを茶化さない。
◆恋愛経験がない。
◇人見知りしない、男女分け隔てなくフランクに接する。
◇成績は人並み。
◇水泳が苦手。
◇自分の純朴さを幼さだと思い、コンプレックスを抱いている。
◇よく居眠りする。

※旧プロットで設定された以下の詳細は削除※

その陸上部は中学校で止めることを決意している。
裕福な家庭で愛に恵まれて育ち、友達にも恵まれ、多彩な才能にも恵まれている。
それ故に、他人に劣等感を与えやすい。

▼幹谷浩美(中学3年生・女性)

◆3年4組。
◆陸上部に所属している。短距離走のエース。
◇身長・体型は平均的。やや童顔。
◆成績は良い方。
◆塾には通っていない。
◇裏表のある人物。人好きする性格のようで、実は腹黒く利己的。
◇負けず嫌い。
◆普段は健康系の美少女キャラを演じている。
◇西本に嫉妬し、ライバル視している。

※旧プロットで設定された以下の詳細は削除※

西本ルートにおける中ボスその1にして、西本の親友ポジション。
キャラが被っている西本に最初は興味を持っていた。仲良くもなりたかった。

▼小林隆太(中学3年生・男性)

◆3年3組のリア充イケメングループの一人。
◆野球部に所属している。
◇顔立ちは整っているが、頭が坊主。
◆成績は悪い。
◆将来の夢は持っていないが、冗談で言った歌手も悪くは無いかな、と思っている。
◆全てが「ノリ」で出来ていると言っても過言ではないお調子者。
◇単純でさっぱりした性格。割り切りが良い。


※旧プロットで設定された以下の詳細は削除※

西本ルートにおける中ボスその2にして、黒沢の親友ポジション。
西本に誘われて、塾に入るが、成績は変わらない様子。


【物語の概略】

「中学生活最後の思い出を作りたい!」という西本に誘われ、
黒沢は地域のスポーツ大会に参加させられる。

チームメイトとの恋のもつれや同級生との軋轢など、
いくつかの事件を経て、黒沢と西本は傷つきながらも成長する。

やがて大会を勝ち進むうちチームには絆が生まれ、
それをきっかけに、黒沢はかつての制裁の罪とも向き合うことに。

大会は準優勝に終わるが、黒沢と西本は、
掛け替えのない仲間と、お互いへの恋心を得るのだった。


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起:思い出作りのため、地域のスポーツ大会へ参加
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修学旅行へ向かう新幹線で、西本が、
地域のドッジボール大会に出場しないかとクラスで呼びかける。
しかしクラスメイトは部活や勉強で忙しいからと、乗り気ではない。

めげない西本は、夜に旅館でクラスメイトを説得して回る。
黒沢は乗り気な長岡に無理矢理巻き込まれ、マネージャーとして参加することになる。


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承1:メンバー集め
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「大会には、同じクラスのメンバーで出場したい」という西本のこだわりから、
3組の面々を口説いて回る黒沢たち。

その中で黒沢は、西本の天真爛漫さに振り回される。
やたらフランクで、自分に対して心を許しているような態度に、
これは男子を勘違いさせるタイプだなと思う。
思いつつ、自分もちょっと勘違いしていく。

さんざん手を尽くした挙げ句、大会前日にようやく12人+αが揃う。

※1チーム12人※

西本♀……言いだしっぺ枠
山下♀……西本友人・陸上部仲間枠
藤井♀……西本友人・文化部なので困ります枠
滝川♀……好奇心旺盛・誘われたら断れない枠
岬♀………滝川友人枠
小林♂……西本に対して下心あり枠
須藤♂……小林友人・何なら自分も西本にアタック枠
長岡♂……思い出作り賛成枠
ピザ太♂…長岡友人・北原と一緒にいたい枠
吉川♂……長岡友人・顔がゴツい枠
武藤♂……長岡友人・実はドッジ大好き・メガネ枠
持田♂……デカいから戦力になりそう枠

北原♀……マネージャー、無理矢理誘われた枠
黒沢♂……マネージャー、無理矢理誘われた枠


西本の大会参加を聞きつけ、幹谷も自分でチームを率いて参加を宣言する。

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承2:大会1回戦~小林の告白
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急ごしらえのチームは、試合当日になってルールを確認するような状況。
西本は、自分が小さい頃からやっているという、
あるおまじないをチームメイトに伝える。
それは瞳を閉じ両手を組んでお願いをするという、子ども騙しみたいなおまじない。
でも西本は満面の笑みで「これはすっごい効き目あるんだよ」と言う。

1回戦突破も危ぶまれたが、対戦相手はなんと小学生チーム(※1)。
体格差で圧勝かと思われたが意外に手こずりつつ、
それでも何とか勝利する。

1回戦終了後のある日(※2)、小林が西本に付き合ってほしいと告白する。
しかし西本は「恋愛感情ってまだ分からないから」と断る。

この告白&失恋劇を知った幹谷は、
小林と仲間の須藤を自分のチームへ引き抜こうと働きかける。
西本に振られ自暴自棄になっていた小林は、
西本への当てつけの気持ちもあり、幹本の誘いに応じる。

一方黒沢と北原は、それぞれ密かに、
クラスメイトと1つのことに取り組む充実感に戸惑っていた。
黒沢は図書館や自宅のインターネットでドッジボールについて調べるようになる。

そんな黒沢へ、小林と須藤がチーム脱退を告げる。
理由を聞いても口を閉ざす2人の態度に、
黒沢は何か裏があると勘付くが、それ以上追求できない。

黒沢は、西本らチームメイトに小林と須藤脱退の旨を伝える。


※1=この大会は年齢・男女不問。ハンデも付かない。
※2=1日で全試合を消化するのではなく、何週かに渡って毎日曜に開催される。



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承3:大会2回戦~幹谷の暗躍
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2回戦は、抜けた小林・須藤の穴を埋めるため、マネージャーの黒沢と北原が出場。
西本&山下の陸上部コンビの活躍と、黒沢が立てた巧妙な作戦で、
何とか勝利する。

試合後、黒沢たちは、会場で幹谷チームと遭遇する。
そこには小林と須藤の姿があり、西本たちは絶句する。
どういうことか問い詰める黒沢に、小林と須藤は、
「おまえらのチームからは抜けたんだから、関係ないだろ」と突っぱねる。

黒沢は、3回戦までにチームメイトの補充を図るがうまくいかない。
いつの間にか大会のことばかり考え必死になっている自分を滑稽だなと思う。
そのことを北原に告げると、北原もまた同じような感情を抱いていると言う。
学校でもチームで一緒にいることが多くなったおかげか、
須川・原田は北原に手を出しづらくなっていた。

奇しくも3回戦は幹谷チームとの直接対決だ。
主戦力の小林・須藤を奪われたチームは特訓を開始。
メンバー間に絆が生まれ始める。

しかし3回戦前日、幹谷から西本へ電話が入り、
「エリカが明日の試合に来なければ、小林と須藤をチームへ返してあげる」
と持ちかけられる。チームの勝利を第一に考えた西本はこれに承諾してしまう。


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承4:大会3回戦(準決勝)~黒沢の決断
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3回戦当日、西本から黒沢に「今日は行けない」とだけ連絡が入る。
黒沢が理由を聞き出そうにも、西本は頑なに口を閉ざす(嘘をつくこともしない)。
黒沢は「とにかく会場で待ってるからな」とだけ伝え、自分は会場へ急ぐ。

試合開始直前になって西本は現れない。
ニヤついた幹谷の表情から、黒沢は直感的にこいつが黒幕だと悟る。
黒沢は長岡に、時間稼ぎの作戦を授け、西本を迎えに行くため自転車を走らせる。

試合は、ただでさえ10人対12人で不利なうえ、
相手チームには幹谷や小林ら運動部のエース級が揃っている。
長岡たちは苦戦を強いられる。
(幹谷は、西本との約束を当然のように反故している)

西本のもとへ走る黒沢も、コートで戦う長岡たちも、
西本が教えてくれたおまじないを胸に、西本が戻ってくると信じる。

ようやく西本宅へ着いた黒沢は、西本と対面する。
黒沢は、チームメイトが西本を信じて戦っていること、
自分も西本が戻ってくると信じていることを告げる。
西本は、小林のこと、幹谷のこと、全て打ち明ける。
そして黒沢から、幹谷が自分との約束を守らなかったことを聞かされ、
「私が幼くてバカだからいけないのかな…」と涙を浮かべる。
黒沢は西本の天真爛漫さは個性だし、自分は大好きで憧れる、
チームメイトを想うなら一緒に戦ってくれと真摯に伝える。
その言葉に心を動かされた西本は、会場へ向かうことを決意する。

黒沢は西本の体力を温存させるため、自転車2人乗りで爆走する。
会場へ着くと、長岡たちが何とか試合を長引かせてくれていた。
西本が戻ったことで活力を取り戻す長岡たち。
チームメイトとの絆を感じ、奮い立つ西本。
黒沢には試合に出る力は残っていなかったが、コートの外から采配を振る。
12人が一丸となり、奇跡的な逆転勝利を収める。

試合後、黒沢はある決意をする。それは…。

(1)チームに生まれた絆を汚さないため、今までの制裁を自白する。
(2)一連の黒幕・幹谷を許せないので、制裁を加える。


※このプロットでは(1)を本線として以降の展開を記述。
 (2)を選ぶとバッドエンドへ。

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転:制裁の自白
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3回戦を終えた帰路、西本へチーム脱退を告げる黒沢。
西本は今日の自分の行動を皮肉られていると思い、最初は笑っていたが、
やがて黒沢が本気であることに気付き、必死で止める。
黒沢は、チームの一員として戦えたことを誇りに思うこと、
だからこそやらなければならないことがあると伝える。

次の日、黒沢はクラスで今までの制裁を自白する。
もちろん北原のことは伏せておくつもりだったが、
北原が自ら、黒沢が制裁に及んだのは自分のせいだと自白する(※3)。
チームに生まれた絆のため――その気持ちは北原も同じだった。

翌日から黒沢と北原はこの件で嫌がらせを受け始めるが、
制裁行為が北原いじめに起因していることから、
クラスメイトも2人に対する態度を決めかねて、
派手な追い込みを受けずにすんでいた。
黒沢は須川・原田・内藤にボコられるが、同時にこの3人は北原と和解する。

西本たちチームメイトも、黒沢と北原を拒絶することはなかったが、
黒沢はけじめとしてチームには戻らないと譲らない。
北原は、見苦しくとも最後までみんなと戦いたいと、チーム残留を決意。

※3=黒沢はこれをその場で否定するが、北原は頑なに主張し続けた。


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結:決勝戦~告白
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ついに迎えた決勝戦当日。

黒沢は自宅でチームの勝利を祈っている。そこへ西本が現れる。
「黒沢くんはチームの一員なんだから最後まで一緒に戦わなきゃダメだよ」。
西本に説得された黒沢は、会場へ向かう決意をする。
黒沢家の前には、自転車にまたがった小林が。
「3人乗りでぶっ飛ばすから、振り落とされるなよ!」

西本が黒沢を迎えに行くため会場を立つ少し前、
西本たちチームの前に、幹谷と小林が現れ、一連の過ちを謝罪する。
2人とも、黒沢と北原が罪を自白した姿に感銘を受けたという。
小林は、西本が黒沢を迎えに行くための自転車の運転手に名乗り出て(※4)、
幹谷は「西本が戻るまで、穴埋めとして代理出場させてほしい」と頼み込む――。

会場に着いた黒沢たち。
そこには、小林が電話して集めたというクラスメイトたちが応援に来ていた。
コートに入る西本。
しかし試合は劣勢を強いられ、北原が負傷退場してしまう。北原は黒沢に、
「私たちは色々間違ってたけど、今、みんなと同じ場所に立ててるかな?」と問う。
その言葉を受け、黒沢が交代選手としてコートに立つ。

黒沢は最後まで奮闘したが、力及ばずアウトになり、チームは準優勝に終わる。
それでも最高の思い出が出来たと、西本は感動の涙を流す。

試合後、小林がよく来ているという焼肉屋で打ち上げ。
にぎやかに、楽しそうに、語り合うチームメイト。
黒沢はちょっと涼むため店の外に出ると、真っ赤な夕焼けが広がっている。
黒沢を追って出てきた西本が寄り添い、きゅっと手を握る。
「黒沢くんとなら、私、胸を張って頑張れるよ」
「これがきっと、好きって気持ちなんだよ」
「ずっと一緒にいて、怒ったり笑ったりワクワクしたいよ」
黒沢は自分から告白するつもりだったのに先を越され、苦笑しながら、
自分も西本を好きだと告白する。ハッピーエンド。


※4=試合を控えた西本の体力を温存するため。


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覚え書き:西本と黒沢の気持ちの流れ等
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<西本>

恋愛に対する戸惑い(まだ恋を必要としていない)
自分の純朴さがコンプレックスになっている
自分と正反対な、ニヒルな人(=黒沢)に憧れと興味を持つ
人間関係の駆け引き、裏表のあるコミュニケーションに晒され、傷つく
それでも自分を受け入れてくれる人(=黒沢)がいることが分かり、胸を張る


<黒沢>

西本の天真爛漫さを羨ましく思い、憧れる
自分では表現できない素直さを、何の苦もなく表に出す西本に嫉妬する
傷つく西本を見て、等身大の異性として強く意識する
団体行動を嫌っていたが、チームメイトと戦ううち、絆を感じるようになる