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北原綾ルート プロット1段階

プロット作成:とびーニョ ◆UdhZcvuV4Y

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テーマ・設定・物語の概略等
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【テーマ】  
苛めによって形成された人間関係、友情、恋愛の歪みをどう解決するか
友情の大切さと恋愛感情を原動力とする人間の強さ


【物語の背景、時代設定等】

原作に準拠、後日談のみ高校入学時


【キャラクター(黒沢、北原、他は原作に準拠)】

◆…既存の詳細通り
◇…追加・変更した詳細

▼黒沢翔(中学3年生・男性・主人公)

 ◆このゲームの主人公で、中学3年男子(ゲームスタート当初は中学2年生)。
 ◆3年3組。
 ◆両親健在、小学6年生の妹「あびる」がいる。
 ◆身長はやや高め。顔立ちは整っている。
 ◆成績は良い。
 ◆斜に構えた性格で、基本的に何事にも冷めた態度を取る。
 ◆周囲と自分の間に自分で壁を作り、クラスメイトと打ち解けないようにしている。
 ◆放課後学校の女子トイレにて、同級生を陵辱する妄想でオナニー(「日課」)するのが趣味。
 ◆実は、人と正面から向き合うコミュニケーションを恐れているという、心の弱さを持つ。
 ◆恋愛経験がほとんどない。
 ◆意外に早とちりしやすい性格。
 ◇家庭事情より幼い頃によく公園で遊んでおり、北原と会っていた。


▼北原綾(中学3年生・女性)

 ◆メガネをかけている小さな中学3年生の女の子。
 ◆3年3組。
 ◆黒沢から見た第一印象は「仔リス」「自己主張が苦手」「僕と同じ(性格的な意味で)」。
 ◆内気、地味、いじめられっ子。
 ◆自分の感情を表にあまり出さないが、ここぞというときの行動力はある。
 ◆いじめている人達にいつか復讐したいと思っている。
 ◆自分をいじめた人間が楽しい人生を送っていると我慢ならない。
 ◆人から積極的なコミュニケーションをとられるとどうしていいのかわからなくなる。
 ◆成績が良いのか、頭の回転が速い。
 ◆黒沢に取引を持ちかける際には、情け無用な一面が垣間見える。
 ◆自分では弱い人間だと思っている
 ◇多忙の母との二人暮らし、家鍵の開いていない放課後は公園で遊んでいた。

※他のキャラは原作に準拠なので割愛。



【物語の簡略化した流れ】

制裁者と依頼者という奇妙な従属関係を続けていた黒沢、北原。
北原の粘着質に嫌悪感を抱くも、彼女の暴走を見過ごすわけにもいかなく渋々依頼を承諾し続ける。
激情に任せエスカレートする北原の内側に対し、少しながら彼女へ興味を持ち始める黒沢。

一方その頃、長岡は滝川と付き合い、北原の恋は夢と散る。
嫉妬に狂う北原から滝川制裁を依頼され、その心情を聞くことにより北原への恋心に気づき、
友情を捨て恋を選択し、滝川に手を染める。

嘔吐する滝川を目にし、長岡・滝川・北原・黒沢で過ごした様々な思い出がフラッシュバック。
自分のしでかした事の重大さを自覚し、ひどく後悔する。

自分自身へ責を負わせるためと、北原を真人間にするために【北原綾更生計画】を謀る。

自分の悲境から人間不信に陥る北原を更生させようと、
また今までの罪を清算したいと思い、
黒沢は全ての制裁行動を自白、直後に痛切な苛めに合うもそれに正面から向き合う。

黒沢の正当を貫き通す姿勢が周りに通じたのか苛めは沈静化、対象は再び北原に移る。
いじめになすがままにされる北原を放ってはおけず、黒沢はある大仕事を決行する。

黒沢の大仕事に感化されたのか、あくまで正当を貫き通す姿勢を見習い
榛名・荒井に反抗の意を示す北原。
それが気に食わなかったのか北原をシメにかかる榛名・荒井他。

榛名・荒井の報復に気づいた黒沢が北原を助けに行き、過去の出会いを暴露、そして告白。
北原これを受け入れ本当の恋人へ

長岡、滝川にも二人で謝罪し、和解。

過去への決別、そして新しい自分へと生まれ変わるために髪を切る北原、卒業式END


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起:黒沢の意識が少しだけ北原に向き始める

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6月2日、波乱の修学旅行班決めも終わり、北原から内藤制裁依頼を受ける黒沢。
北原の一方的な脅迫に対し黒沢は対抗し、考え直しをしつこく食い下がって求める。
結果、ぽろりと出た北原の内面を知り、北原綾という女性について興味を持ち始める。

その悲境に黒沢が折れ、内藤制裁を決行。

そして修学旅行、滝川と合流し黒沢・北原・長岡・滝川の4人でプリクラを撮る。
(ピザ太はダンレボをエレガントなステップでプレイ中)
長岡・滝川がピザ太を見に行き二人だけのプリクラと四人でのプリクラGET。
(屋代制裁は実行するも不成功)

一学期終業式に長岡・北原とカラオケに行き、塾が夏季体験入学をしている話を聞く。
取引の簡略化、オナネタ探しの利害?が一致し半強制的に体験入学へ。

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承-1:塾に入学
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夏休み、塾に入学を決意する黒沢。
オナネタ探しに参加した塾もあながち間違いじゃなかったと嬉々。
しかしその塾に長岡・滝川がいたことを知り落胆と高揚が入れ混じる。

一日の半分を塾で過ごすことにより、次第に長岡・滝川・北原・黒沢の友情が形成される。
待ちわびた夏休み登校日、塾の他校の面々で日課決行。

夏休みも終盤に差し掛かった頃、夏休み最終日に4人で海へキャンプ計画を立てる。


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承-2:夏休みキャンプ、北原の過去
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塾の間に計画されたキャンプ当日。
海水浴や魚釣り、肝試しや花火で楽しむ皆。
友情関係がより一層深いものへと変化。
と同時に北原が長岡に恋心を持つ。

夜の海岸を散歩する黒沢、北原。
お互いの腹の内を暴露し、4人でいると居心地がいいと無意識に語る黒沢。
黒沢にとって深い関係での友情は初めてであり、胸が温かくなる感覚を永遠に大事にしたいと宣言。
北原が長岡への恋?を暴露。(これに対し黒沢なぜか胸が痛む)

北原「多分これは二回目の恋だから。初恋は思いも伝えられずに終わっちゃった」

北原の初恋は幼い頃公園で会った少年。
その頃の北原は母親の家庭事情でよく公園で遊んでいたという。
ひとりぼっちのすべり台から何度も差し伸べ、引き起こしてくれた手の温もりが忘れられない
と語る北原。
話を聞くに、それはもしや自分ではないか?と疑い始める黒沢。
だが確認することもできずにを黙視を選択する。

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承-3: 滝沢制裁依頼、ほつれの予感
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翌日二学期始業式、長岡と滝川が恋愛関係にあると分かる。
北原「放課後、女子トイレで」と耳打ち。
女子トイレで待っていると鬱蒼としたオーラを持つ北原が。
北原が滝川への制裁依頼をするも、黒沢は友情を壊したくないとこれを拒否する。
拒否されたことにより滝川への嫉妬をぶちまける北原、激しい自嘲と共に泣き崩れて黒沢に懇願する。

嗚咽する北原を目にし、彼女を救ってやりたいと思う、自身の胸が詰まるような思いから北原への恋心に気づく。
苦悩の末に黒沢は北原への恋を優先し、滝川マギステルを汚す。


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承-4:慟哭衝動
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制裁を受けた滝川。
それは今までとは次元が違い、おびただしい量の精液が付着していた。
悲惨な光景を目の辺りにした滝川、耐え切れずに嘔吐。

瞬間、滝川への強烈な罪悪感と、今までの思い出がフラッシュバックする黒沢。
そこで自分が今までしでかした事の重大さを理解し、ひどく自己嫌悪、後悔する。

北原は失恋から、黒沢は懺悔の念から扉越しに泣き続ける二人。

放心状態にある黒沢、学校を休んでいる滝川、滝川を心配する長岡、長岡を避ける北原。
4人の関係は崩壊し、一緒にいる事はあの日からなくなってしまった。

放課後の教室に一人立ち呆ける黒沢。
ふと、滝川の席に歩み寄るとそこには4人で撮ったプリクラが。
その横に書いている落書きは「大切な、最高の友達」との文字が。

黒沢、机にすがり再び泣き崩れ、そのプリクラに向かい一心不乱に懺悔する。
隠れてみていた長岡、歩み寄るがどうしていいかわからず狼狽する。
長岡に介抱されて泣き止んだ黒沢は、なぜここにいるのかを長岡に問う。
答えは友達が友達を心配するのは当然だ、との事だった。

黒沢、その言葉を脳内で何度も判読し、やがてふたつの決心をして教室を立ち去る。
夕焼けの教室、長岡が目にしたのは何か吹っ切れた黒沢だった。


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転-1:立ち向かう二人、北原綾更生計画
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滝川が登校してきた日の放課後、北原を女子トイレに呼び出す。
そこで黒沢は、北原をイジメに屈しない人間にする【北原綾更生計画】を提案する。
理解できないといった表情をして、話を聞いてるうち逆上する北原。
明日になればわかるよ、と意味深な言葉を残し黒沢は女子トイレを去っていく。

放課後、HRで黒沢が今までの制裁行為を自白。
内藤・原田らの取り巻きDQNにボコられる黒沢、それを窓から見ている北原。
ボコられ終わって満身創痍の黒沢の元へ近づく北原は、何故制裁を自白したのかを問い詰める。

が、黒沢の答えは【北原綾更生計画】を施行したまでだということ、
もう戻らないかもしれないけれど、また4人で遊びに行きたいこと、
自分の犯した罪を卒業まで清算すること、とサラリと答える。

そして本当の北原は弱くない、と顔を上げ北原に真正面から告げる。

黒沢のイジメに正面から立ち向かう姿勢が理解されたのか、時が立つにつれ少しだけ沈静化。
イジメの対象は再び北原に移る。

イジメに耐え抜く姿勢を認め、黒沢に救いの手を差し伸べる長岡、
長岡を介して黒沢と仲直りする滝川、ただしビンタ一発と引き換え。

自分は弱いから、と抵抗の意も示せず榛名・荒井にいじめられる北原。
数日の後に、黒沢はある程度予想していた榛名・荒井制裁依頼を告げられるが、これを拒否。

しかしふとしたことから北原の手首からリストカットの痕が見つかり、問い詰める。
なんと北原には自傷癖があった。
流れる血を見ていると生きている心地が実感できて安心する、とつぶやき軽く傷痕をなぞる北原。
黒沢はそれを制止しようと説得するが、北原の口から出た言葉は
「黒沢もやってみせるならやめる」との事だった。

自身の道徳観と北原説得のため、拒む黒沢。
北原「そうだよね、弱いやつの立場なんて黒沢くんにはわからないもの」
とそれに加え北原の弱者についての持論を聞き、
黒沢は【北原綾更生計画】を再度決意する。


学年集会が終わり、生徒たちが帰ろうとするとステージから声がする。
そこに立っていたのは朝からいないはずの黒沢。

制裁について再び謝罪し、イジメについて問いかける。
おもむろに懐からカッターを取り出す黒沢。

いつぞやの北原の言葉を今ここで、とカッターで手首を切る黒沢。
リストカットなんて無意味だと、こんな僕でも手首を切るとみんな心配してくれていると叫び、
直接北原の名前は名前は出さずとも暗黙の意で告げる。
片手は血まみれになり、意識も薄れゆく中で再度イジメについて問いかける。

翌日から黒沢への周囲の対応が変わり、黒沢へのイジメは大分沈静化する。
しかし榛名・荒井のイジメは相変わらず絶えることを知らない。
黒沢が彼女らの行為をやめさせようとした瞬間、

視界に飛び込んだものは、
二人へビンタを食らわす北原の姿だった。


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転-2:本当の恋人へ
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北原の反抗に逆上したのか、榛名・荒井が北原を呼び出しシメにかかる。
その話を聞いた黒沢の足は北原のいるところへ向かっていた。

北原に駆け寄ろうとする黒沢の行く手を阻むDQN。
黒沢は再度ボコられるが、何故か一向に手を出さない。

殴られても殴られても立ち上がり北原の元へ駆け寄る黒沢に根負けしたのか、DQNが撤退する。
やっと駆け寄ることができた北原に向かって笑顔で手を差し伸べる黒沢。
(北原の目にはそれが滑り台の少年の手と重なって見えた)

泣きじゃくる北原を優しく抱擁する黒沢。
黒沢の胸の中で北原は「何故私に構うのか」と罵詈雑言とともにと問いかける。

黒沢は過去に北原と遊んでいたことを告げ、自分が北原の初恋の人だったらしいと暴露。
この手は感情に任せDQNを殴るためでも、
暗い女子トイレで自慰にふけるためでもなく、
北原の手を明るい所へ引くためにあったのかな……。と口にする黒沢。

改めて北原に思いを告げ、二人は恋人同士になる。


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結:本当の親友へ
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黒沢の自慰行為は自分が引き金にあった、と滝川と長岡に謝罪をしたいと黒沢に願う北原。
黒沢自体もきちんとした形で謝ったことがなく、二人で共に謝ろうと決意。

滝川と長岡に対し腹の内すべてをさらけ出す黒沢・北原。
誠意ある謝罪を受け入れ、二人を許し和解する滝川と長岡。
ついでに黒沢と北原が交際関係にあることも告げ、大層驚かれ、祝福される。
そのときの笑顔は、あの日の4人そのものだった。

受験シーズンに移り、4人で同じ高校に入学しようと約束をする黒沢・長岡・北原・滝川。
4人とも同じ塾に入り切磋琢磨する。

北原の勇気ある行動(榛名・荒井へのビンタ)を目にし、
また、黒沢のイジメについての問いかけに感化され
今までのイジメを北原に謝罪したいと申し出る須川・原田。

気がすまないなら殴ってもいいと言い、目を瞑る彼女たち。
じゃぁキツイのを、と宣言しデコピン一発を撃つ北原。

殴ったほうも殴られたほうも痛いもんね、と黒沢と彼女らに笑いかける北原の表情には、
もう過去の暗い表情の面影は微塵もなかった。

過去への決別のため、髪をバッサリ切る北原。


卒業式。
かけがえのない3年間を過ごせた長岡、
何にも変えがたいものを得ることができた滝川、
暗い個室に閉じこもっていていたが、それを抜け出し新しい自分に出会った黒沢、
自分は弱くない、一人じゃない、黒沢のおかげで親友も強い心も得ることが出来た北原、

4人の瞳にはうっすらとした涙と、笑い合っているお互いの顔が映っていた。

Fin