面白そうな設定を考えて満足するスレ @ ウィキ
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面白そうな設定を考えて満足するスレ @ ウィキ
ja
2013-08-15T10:19:33+09:00
1376529573
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魔女と機械仕掛けの少女
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/30.html
*魔女と機械仕掛けの少女
***あらすじ
地上の殆どが自然に回帰した世界。かつての文明が消えた地で、人類はまた独自の文化を形成して暮らしていた。
とある地域に“シャムロック”という組織が存在した。シャムロックは、表向き治安維持組織として機能しているが、密かに世界征服を目論む秘密結社としての顔を持つ。しかし、摩訶不思議な力を使う魔女の存在が、その障害となっていた。対抗策して騎士団を構えるものの、魔女の力の前にまるで歯が立たなかった。
しかしある日、騎士団の青年・オスカが、とある孤島で発見したという無感情な機械仕掛けの少女を連れてきた。オスカの上司ルタナは、少女をルーシーと名付け、彼女を人間の少女としてシャムロックに迎え入れた。
シャムロックの上層部はルーシーの正体を見抜き、魔女に対抗しうる唯一の存在として、彼女を上層部に抱き込んだ。常識外れの戦闘能力を持つルーシーは“アイゼルネ・ユングフラウ”と名付けられ、上層部の人間たちを恐れさせた。やがてアイゼルネは、魔女殲滅計画“魔女狩り”の要として暗躍する。そして、オスカとクルタナは、アイゼルネとなったルーシーを助け出すべく、シャムロックと魔女に立ち向かう。
***登場人物
&bold(){オスカ}
本作の主人公。シャムロックに所属する青年。冷静というよりはマイペースな性格をしており、なりゆきまかせで物事を進めることが多い。ルーシーの第一発見者という責任から、クルタナと共にルーシーの面倒をみることになる。
&bold(){クルタナ}
オスカより年下だが上司に当たる人物。立場上、冷静な性格を装っているが、本来は年相応に感情豊かで熱くなりやすい。幼少のころに母親を魔女狩りで亡くし、その直後に父親の意向でシャムロックに孤児として預けられた。クルタナにとってシャムロックは、母親の仇打ちであると同時に自分の育ての親である。
&bold(){ルーシー}
孤島で発見された機械仕掛けの少女。本名や過去の経歴などは一切不明。クルタナから“ルーシー”と名付けられる。感情が乏しいが、コミュニケーションはとれる。保護されたあとは、オスカたちと同じシャムロックの騎士団に入団する。最初は歓迎されていたが、徐々に高い戦闘能力の片鱗を見せ、恐れられる。後に彼女の力を見込んだ騎士団の上層部に抱き込まれ、アイゼルネ・ユングフラウの名で暗躍する。
&bold(){魔女}
ある森に棲む謎の人物。過去の魔女狩りによりシャムロックの人々に広く知られるようになったが、実際に姿を見た者は騎士団のごく僅かである。
***その他設定
&bold(){シャムロック}
表向き治安維持に務める善良な組織だが、その正体は世界征服を目論む秘密結社。創設された理由は上層部の中でも限られた人間しか知らない。
&bold(){騎士団}
表向きのシャムロックの団員によって構成される武力組織。かつて魔女と対抗するために創設された武力組織。
&bold(){魔女狩り}
かつて騎士団が強行した、魔女の討伐を目的とした作戦の名称。
&bold(){古代文明人}
古の時代に存在していたとされる種族。当時の人類よりも数世代発展した技術力を持ち、人類とは別種族として区別された。彼らは人類は相容れず、長い間対立していたことが古代戦争の引き金になったとされる。この戦争により、古代文明人に関する資料の大部分が失われた。
&bold(){古代戦争}
人類と古代文明人が対立し、世界中を巻き込むまでに発展した大規模な戦争。この戦争により、古代文明人はその文明と共に姿を消した。
#comment()
2013-08-15T10:19:33+09:00
1376529573
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旅人と異国の王女
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/41.html
*旅人と異国の王女
***あらすじ
とある国が戦火に飲まれ、王族が散り散りに逃げ落ちてきた折、隣国のある村に王族一行が迷ってきた。当然村の人々から注目の的になったが、お互いが関わり合わないように振る舞い、一行は村を素通りする。しかし、好奇心旺盛な村の若者たちがひっそりと一行に付いていった。一行が関所を通る際、関所の番人たちは上からのお達しだからと、全員馬車から降りて通るように命じる。甲冑に身を包んだ兵士に導かれ、老婆と共に王女らしき娘が馬車から降り立った。付き人と思われる老婆は、終始涙を流していた王女らしい娘を慰めていた。その様子を覗いていた村の若者たちの一人・クラウスは、その娘に一目惚れをした。
村に戻ったクラウスは、あの娘のために何か力になりたいと思い立って仲間と話し合ったが、周囲から「できることには限界がある」と諭される。それでもクラウスは諦めきれず、なんと村を抜け出して娘を後を追う旅に出た。森を抜け、山を登り、谷を越え……過酷な旅が続き、しかも一行とは何度もすれ違った。クラウスは、一時は思いつきで行動したことを後悔し、村を出る前に周りから言われた言葉を思い出すが、あの娘が敗戦した隣国の王女ジゼル本人であることを知り、決して村に帰ろうとはしなかった。もはや使命感に燃えていたのだった。
ある時、一行に関する情報が手に入らなくなった。クラウスは途方に暮れながらも旅を続けていると、見慣れない格好をした集団が盗賊に襲われたことを知る。その集団が王族一行に違いないと考えたクラウスは焦った。しかし、それきり一行の消息は途絶えてしまった。
数か月が過ぎ、流石のクラウスも諦めかけていたが、ある日、偶然にも王女ジゼルを発見する。一行の情報を求めて訪れた貧民街の路地に、王女はたった一人でいた。変わり果てた王女の姿にクラウスは驚いたが、それでも王女を助けようと手を差し伸べた。しかし、王女が差し出したのは手ではなく、鋭利なナイフだった。
***登場人物
&bold(){クラウス}
辺境の村で生まれ育った青年。強い正義感と行動力を併せ持つ。努力は報われると信じており、一方で融通のきかないところがある。好奇心から友人たちと共に、戦火から逃れて村に迷い込んだ隣国の王族一行に付いていき、一行が関所を通る時に姿を見せた王女に一目惚れし、彼女の力になろうと考えて王女一行を追う旅を始める。
&bold(){ジゼル}
戦火に飲まれた自国から従者たちに連れられ落ち延びた王女。最初は己の悲運に嘆き悲しむばかりだったが、旅を続けるうちに精神的に成長し、従者たちと王国再建を誓う。しかし、旅の途中で盗賊に襲われ、従者たちに庇われながら逃げ延びる。たった一人になっても王国再建の夢は捨てなかったが、敵の多い生活に疲弊し、身分を隠して貧民街で暮らすようになる。
2013-03-11T17:44:28+09:00
1362991468
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美女と山男
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/40.html
*美女と山男
***あらすじ
昔、ある山には山男が棲んでいた。彼は人間になろうと麓の村に近づいたが、村人たちは彼を恐れた。村に山男が来ては、村を守る巫女が彼を追い払っていた。しかし、山男は何度巫女に追い払われても村に近づいた。彼は、人間になりたかった。
そんな村で、ある日一人の赤子が産声を上げた。赤子は巫女であるカカの家に生まれ、やがて村の重鎮になるよう運命付けられていた。赤子はカガチと名付けられ、多くの期待を背負いながら、何不自由のない暮らしの中で成長していった。
カガチが逞しい青年に成長したころ、村ではある娘が評判になっていた。見目麗しい娘の名はコノハといい、村の多くの男たちを魅了した。しかし、コノハは貧しい家に生まれ、病弱な母の世話に懸命なため、良い寄る男たちには目もくれなかった。カガチもまた、儚げなコノハに魅了され、彼女に相手にされなくとも足繁く通った。その甲斐あってか、コノハは徐々にカガチに心を開き始め、村の男たちも「カガチだったら」と、二人の仲を裂こうとする者はいなかった。しかし、カガチの母であるカカは、溺愛する息子がそんな軟派だとは夢にも思わず、コノハが息子に色目を使っているのではと考え、二人の中をどうにかしたいものだと機会を伺っていた。
ある年、再び山男が村に近づいてきた。いつものように巫女カカは山男を追い払おうとしたが、息子とコノハを仲違いさせる好機と考え、山男に「もう村に近づかないと約束したら、村の美しい娘を一人やる」と提案した。山男はこれを受け入れ、以来村には二度と来なくなった。一方巫女カカは、村人に「山男は村の美しい娘を要求し、これを受け入れなければ村を襲いに来ると脅してきた」と伝えた。言うまでもなくコノハに白羽の矢が立ち、無論カガチは猛反対した。しかし、村を救うためだとコノハは受け入れ、生贄になることを決心した。
山男が棲む山へ、巫女カカとコノハ、そして何人かの村の男たちが向かっていた。その道中で、巫女一行の前にカガチが姿を現した。彼は一行から立ち退くように言われたが、それに答えず無言で近づいてくる。巫女カカに命じられ、村の男たちがカガチを抑えたが、カガチは隠し持っていた短刀で男たちを斬り付け、高笑いし、「自分はこの山の神である。その娘を渡さなければ、そなたらの首を貰い受ける」と一行を牽制した。巫女カカは息子の愚挙に激怒し、村の男たちにカガチを捕らえるよう命じる。それをカガチは短刀で次々と刺殺し、ついには母であるカカをも手に掛けた。返り血を浴び、血塗れになったカガチは、硬直したコノハに手を差し伸べる。彼はコノハを助けたいあまり、でたらめを言い、狂人の如き暴挙に出たのだった。しかし、そんなカガチに対し、コノハは小さな声で「人でなし」と罵った。この悲劇を起こした原因は自分にあるとして、コノハは放心しているカガチの手から短刀を奪い、自らの胸を刺して絶命した。
カガチはしばらくその場に立ち尽くし、やがて姿を消した。彼もまた山男の一人になったのだ。やがて彼は村に近づくようになる。彼は、人間になりたかった。
***登場人物
&bold(){カガチ}
本作の主人公。村を山男から守る巫女の家に生まれた。巫女の跡継ぎとして、やがて村のの重鎮となる存在だが、本人にそのような自覚はない。素質と環境に恵まれており、村では男女問わず人気がある。
&bold(){コノハ}
貧しい家に生まれた娘。村で一番美しいと評判で、近づいてくる男は数知れない。しかし、当の本人は病弱な母の世話で忙しく、良い寄って来る男たちには目もくれない。
&bold(){カカ}
山男から村を守る巫女にしてカガチの母。厳格な人物として村では有名だが、息子であるカガチには甘い。溺愛する息子と仲の良いコノハをよく思っていない。
&bold(){山男}
山に棲む謎の人物。人間になるという目的で幾度も村に近づき、その度にカカによって追い払われている。彼の正体や、村との関係は不明である。
2013-01-12T01:24:46+09:00
1357921486
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神童と赤鬼
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/31.html
*神童と赤鬼
***あらすじ
人里離れた辺境の地、詰草村。この村を見下ろす山には人に害為す妖怪が棲んでいた。妖怪を退治できるような若者たちは危険で貧しい生活に耐えかねて、その多くが村から町へと流れてしまった。現在の村には活気と呼べるものはなかった。
人間離れした怪力を持つ少年・吉備は詰草村を守るために日々妖怪退治をする生活を送っていたが、言われるままにやってきた自分の行いと妖怪の正体に疑問を持っていた。吉備は幼い頃に、その怪力を恐れた両親により山へ捨てられた過去があった。孤児の吉備にとって妖怪退治は自分と村を繋ぐ命綱であった。懸命な吉備の活躍によって山の妖怪の被害は小さくなり、吉備は文字通りの神童として村人たちに大切にされて暮らしていた。しかし、吉備が持つ怪力を危険視する声は少なからずあった。
ある日吉備は、山から下りてきた妖怪の娘・呉葉に突然襲われ、初めて妖怪退治に失敗する。村人から手の平を返されるのを恐れた吉備は、その晩に村を抜け出した。それから興味本位で妖怪が棲むとされる山へ向かった。そこで偶然にも呉葉と再会し、かねてから疑問であった妖怪の正体を知らされる。そして呉葉から妖怪退治を止めるように懇願され、吉備はこれを受け入れた。誤解が解けて和解した二人はお互いに唯一の友人となり、吉備は人目を盗んでは村を抜け出して山へ行って呉葉との密会を重ねた。吉備は村人たちに、力で追い返すのではなく平和的な解決をと説得したが、村人たちは聞く耳持たず、吉備が妖怪退治に意欲的でなくなったことで村に不安が広まった。
やがて呉葉との関係が村中に知れ渡り、村人たちは、呉葉が吉備をそそのかしたに違いないと決め付け、彼女を懲らしめようと画策を始める。そんなことは露知らず、吉備はいつものように山へ向かったが、過去の妖怪退治で吉備に恨みを持った妖怪たちに襲われてしまう。気絶した吉備が自分の家で目が覚めたのは、実に三日も過ぎた後だった。
村人と妖怪の間で溝が深まりながら数年の月日が流れた。吉備は逞しい青年へと成長していた。度重なる妖怪の被害で、吉備もまた、この数年で妖怪に対する恨みを募らせていき、いつからか妖怪退治を始めていた。ある日、吉備は村人から山の洞窟に棲む凶悪な赤鬼を退治して欲しいと依頼された。吉備は村の男数人と共に早速その洞窟へと向かったが、突然の落石により洞窟に一人閉じ込められてしまう。そこで彼が見たものは、まさしく鬼の形相をした呉葉だった。
***登場人物
&bold(){吉備}
本作の主人公。怪力を持つ少年。正義感が強く勇敢な一方で寂しがり屋。本人に神童の自覚はなく、特別扱いを嫌っている。
&bold(){呉葉}
妖怪の娘。山の妖怪の娘。赤い髪を生やしており、村人たちの間では赤鬼と呼ばれている。数年前までは腰まで届く長髪だったが、初めて詰草村を訪れた際に髪の色で迫害され、自ら髪を切り落とした。
***その他設定
&bold(){詰草村}
物語の舞台。人里離れた辺境の地。山の妖怪に幾度となく襲われた経験から村人たちの警戒心が強く、閉鎖的である。
&bold(){妖怪}
山に棲み、人を喰らうとされる存在。その正体は奇形や未成熟などを理由に山に捨てられた子が育ったもので、「妖怪」とは詰草村の人間が一方的に呼んでいる呼称である。
#comment()
2012-11-16T00:36:17+09:00
1352993777
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巨人とアンノウンの少女
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/34.html
*巨人とアンノウンの少女
***あらすじ
人と、人の心と機械仕掛けの体を合わせ持つ存在・機人(きと)が共存する世界。
人は機人に、機人は人に憧れ、時には嫉妬し、悩み、苦しんでいた。
“巨人”と呼ばれる機人の青年と、“アンノウン”と名乗る謎の少女は、人と機人の間で、今日もその世界を生きていた。
人や機人を見守り、時に助け、時に戦いながら・・・
***世界設定
人と、機械仕掛けの体を持つ機人が共存する世界。
人が機人を造ったとも、機人が人を創ったともされる。
両者は平等ではなく、比較的力の弱い人に高い権力と地位が約束されている。
これに反発する機人が後を絶たず、彼らを中心とした非合法の組織が少なからず存在している。
***登場人物
&bold(){巨人}
天涯孤独の機人の青年。2m以上の身の丈を誇り、ついた通り名は“巨人”。
悪事と面倒事を嫌い、アンノウンが持ちかける話にあまり乗り気を起こさないが、見捨てることはない。
警戒心が強く、本音を隠すためにとぼけることが多いため、誤解されやすい。
数人の機人を相手にしても引けを取らないほど戦闘能力が高い。
非合法な武力を持つアンノウンと一緒にいるため、治安維持組織クローバーから指名手配されている。
そのため偽名を使っており、事あるごとに変えている。
本名は本人も知らない。
&bold(){アンノウン}
自らをアンノウンと名乗り、巨人と共に行動する少女。
好奇心と行動力が旺盛で、仕事の話を持ちかけるのは大抵彼女である。
相棒の巨人とは、事の成り行きで敵対することもある。
アンノウンは双子であり、一人はキレ者で、もう一人は巨人に勝るとも劣らぬ実力の持ち主だが、
二人が同じ場に居合わせることはなく、状況に応じて入れ替わる。
双子であることは世間はもちろん、巨人も知らない。
巨人を呼ぶ時は、彼が使用している偽名で呼んでいる。
常に弱い立場の味方として働き、不必要な暴力や殺人は避けるが、
目的のためならためらいなく容赦しないという非情な面を持ち合わせる。
***その他設定
&bold(){機人(きと)}
人と共存するもう一人の人。
容姿は人に似ているが、瞳や関節などに違いがある。
寿命や腕力などが人よりも大きく上回るため、様々な制約を受けて生きている。
&bold(){クローバー}
人と機人で構成された治安維持組織。
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2012-04-03T21:50:00+09:00
1333457400
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猟師と九尾の狐
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/39.html
*猟師と九尾の狐
***あらすじ
ある日、子狐を捕まえた猟師・宗仁(むねひと)は、これでは腹の足しにならぬと、しばらくの間その狐を育てていたが、いつしか情が映ってしまった。そのため彼は猟をやめ、狐を残して山を下りた。彼は町で珠江(たまえ)という娘と出逢い、ささやかながら幸せに暮らしていたが、毎晩のように見る悪夢で心労していた。後にその原因が珠江によるものだと知り、彼はさらに苦悩する。
***登場人物
&bold(){宗仁(むねひと)}
・趣味と実益を兼ねた狩りを楽しむ青年。偶然捕まえた子狐の育成によって考えを改めて狩りをやめる。その後は町に下りて生活し、珠江と出逢う。純粋で喜怒哀楽が激しい性格をしている。
&bold(){珠江(たまえ)}
・宗仁が町で出会った娘。動物をこよなく愛する。才色兼備を体現していて、町では名実ともに知れ渡っている。飄々としていて、自分の気持ちを表に出さない。
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2011-12-13T00:16:00+09:00
1323702960
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竜胆と松虫草
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/36.html
*竜胆と松虫草
***あらすじ
とある辺境にある人里。そこでは里の人間を妖怪から守る巫女がいた。巫女のおかげで、里の人間たちは、妖怪に怯えながらではあったが、穏やかに暮らしていた。これは、そんな村で生まれ育った子供たちの物語である。 巫女の家に生まれたカガチと、貧しい家に生まれたコノハ。性格も境遇も正反対だった二人だが、実質的に孤独な二人は次第に惹かれていった。しかし、巫女カカは息子であるカガチに近づくコノハが気に入らず、さりとて二人の仲は良いので、なんとかしたいものだと機会を伺っていた。その頃、里に妖怪が襲うことが多くなり、困り抜いた里の人間はさまざまな策を講じるも、実を結ぶことはなく、結局巫女に頼るほかなかった。新年を迎えたある日、巫女が里の人に神のお告げを伝えた。貢物と共に、娘を一人生贄として山に捧げることで、妖怪たちの怒りを鎮めるのだという。誰に白羽の矢が立ったのかは言うまでもない。
***登場人物
&bold(){カガチ}
・里を守る巫女の箱入り息子。素質と環境に恵まれ、里で一番の人気者だが、誰からも一線を引かれ寂しい思いをしている。儚げなコノハを常に気にかけているが、身分と母親の存在のせいで自由に物言いできずにいる。
&bold(){コノハ}
・貧しい家に生まれた健気な少女。病弱な母親と弟を心の支えに、本人も決して健康とはいえない体で幼いころから苦労をしてきた。常に弱い立場にいるため争いを好まず、人の痛みがわかる心優しい性格をしている反面、裕福な人間に対して嫉妬することがある。
&bold(){カカ}
・妖怪から村を守る巫女で、厳格な人物として里で有名。息子であるカガチには甘い。腰が曲がり、子供ほどの背丈しかないが、大の大人を怯ませるほどの凄みを持っている。嫉妬深く、息子のこととなると盲目的になる。息子に近づくコノハのことをよく思っていない。
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2011-12-13T00:15:37+09:00
1323702937
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魔女と幽霊の少女
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/28.html
*魔女と幽霊の少女
***あらすじ
鹿島伶子(かしまれいこ)は毎日のように正夢を見ていた。すっかり超能力者気分の彼女だったが、ある日自分が親友に殺される夢を見てしまった。もしやと考えた伶子は、この悪夢の内容と違うことをしはじめる。しかし、無情にも悪夢はついに現実となった。失意のまま死んだ彼女は、幽霊として現世に留まることとなる。さらに魔女を名乗る人物が宿り、生き返るチャンスを得るが、伶子はこれを拒否する。せっかく幽霊になれたのだからと、彼女は死に続けることにしたのだ。
***登場人物
&bold(){鹿島伶子}
・N中学校に通う中学2年生。呑気なため問題が山積みになりやすいが、鋭い観察力や洞察力を持っているため解決は早い。予知夢を見ることができ、この能力が後の事件と大きく関わる。死亡後は魔女の働きかけにより、幽霊として魔女の作った世界に留まることになる。魔女から予知夢に代わる魔法のような能力と、蘇生する選択を与えられたが、生きることに執着していた反動なのか、生き返えろうとせずに幽霊生活を満喫している。
&bold(){魔女}
・伶子に宿る、もう一つの存在。魔女と名乗り、優しく物静かな声で伶子を導く。伶子とは文字通り一心同体だが、その経緯には自分の介入があり、その後ろめたさから言動を自粛している。そのため、伶子の相棒というより生き字引のような存在に徹している。優れた分析・思考力の持ち主で、伶子から非常に頼りにされている。また、摩訶不思議な力を持っており、伶子を幽霊として現世に留め、魔法のような力を与えた。
#comment()
2011-12-13T00:15:24+09:00
1323702924
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トップページ
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**面白そうな設定を考えて満足するスレ@wiki入り口
***妄想することが好きなすべての人たちへ
ここはVIP発の妄想(≒黒歴史)をみなと話し合うスレ、通称「&bold(){面白設定スレ}」、です。
自分が面白いと思える設定の妄想、例えば漫画やゲームやアニメや小説など、を話し合う場所です。
現行スレ→
*&bold(){[[初訪問の方へ>http://www35.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/23.html]]}
*&bold(){[[VIPスレ立てについて>http://www35.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/25.html]]}
#comment()
2011-11-23T18:27:38+09:00
1322040458
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VIPスレ立てについて
https://w.atwiki.jp/omosirosounasettei/pages/25.html
***面白そうな設定民へ
このままではいつまでたっても過疎なので、
2週間に1回、金曜日に管理人の私がスレを立てたいと思います。
第1回スレ立て予定日…2011年5月3日(ゴールデンウィーク)
第2回スレ立て予定日…2011年5月13日
※面白そうな設定を考えて満足するスレに相応しい、厨二なコテ名でスレを立てたいと思います。
【スレタイ】
面白そうな設定を考えて満足するスレ 壱(弐、参…)
【テンプレ】
wiki
http://www35.atwiki.jp/omosirosounasettei/
新規の人はここへ
したらば避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12513/
規制中の人はここへ
うpロダ
http://u4.getuploader.com/vipconfing
画像等を載せたい人はここへ
2011-05-03T18:30:17+09:00
1304415017