LOST CHILD


[ verse1 / 素人大学生 ]
蛋白が腐食して異臭放つ グリアとレガンド
「嘲る」「殺す」「自殺する」 意外に行き場のねえコマンド
一発どかんとかませるか right in da middle
口を開きゃ 黒いヘドロばかりしか出てこねえ
奇麗ごと並べても高い声がうわずってるしねえ
底辺部落社会クラス 深く穿つ教典に縋る
謙遜する素振りばかりの霊魂はデーモンに売却
愛無くもバイパス公園のホームレスにけしかけるストリートファイト
右ストレートで勝利する
茶髪の予備校生は楽しくあざ笑い語る証言
this is fuckin postmodernism

[ verse2 / きゃべつ° ]
ままー。ぱぱー。
どうして?あれは何で?
どうなるの?それからは?
ねえねえ。 ねえー。
わかんないことだらけ。
あっためて世界にうみおとされて、
ぼくはいきぐるしいよ
めまぐるしく泳ぐこの町
はだいろの5本ゆび がいっぱい
せいを受けた瞬間から
しをまつ結末
いきることに疑問しかもたず
けどぼくはお前とは違うとわらいチェスをはじき
おさないころとはちがう今が確かに
おおきくなれば周りにはだれもいないよ
いない いない いない……
いない いない ばァ

[ verse3 / 野崎りこん ]
ゲタ箱に閉じ込めたまんま
下手なこと言って自分の首しめて
「お前バカだなあ」
ってそれだけで笑えてた
どうあがいてももう手は届かない
”何気ない日常”
愛おしい日々よ 君を 意味を 今必要としている
息をしているだけで生きようとしていない自分
各駅停車する揺りかご
結露した感情を抱いて眠ろう
何ヶ月も改装工事中の通学路
現実逃避も逃げきれば勝ち
ただし才あるヤツらに限るらしい
「いいから前だけ向いてろ」
ってほどアホみたいな言葉もないけど
はじめから答えが見えてたことに
今さら気づいたおれも大概アホ

[ verse4 / 次郎(仮名) ]
ティーンエイジャーの頃に念写したイメージは、
あの日の空の色とお揃いの青いポロライド
今さら音も無く ぼやけるオートフォーカス
放っとくと霞み、いずれは消息を絶つ
ここはどこ?私は誰?
このまま皺がれることが幸せなら、
いつ死んでも大差ないじゃないか
ヒトを愛さない社会やグルグル回る奴らを疑る間に、
今じゃ立派な歯車になった
人知れず 焦り募らせ、バイタルは異常を示す
やせ我慢し 冷や汗流し 見上げる先は、
惰性か何かで明日へスパイラルしていく螺旋階段
何千回だって踊り場で思い出しては戻りかけた、
その見掛け倒しの美化された記憶に気後れし
今まで先送りしてきた”今日現在”(ごめんなさい)
うな垂れた被告人は証言台に立ち、
原告の少年達に猛省し誓う「更正します」と

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最終更新:2010年09月16日 00:21
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