るしにゃん王国wiki vコロッケ親父に突撃し隊提出用2v

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SS、及び絵の続き


決戦前夜

投稿者:スゥ・アンコ@るしにゃん

仲間も無事集まった。
何故か護衛までしてくれる団体が現れたのは少し予想外ではあったが申し出はありがたく受け取った。
戦力は多い方に越したことはない。
自分たちが負けるだなんて思ってはいないが、基本、負けず嫌いのアンコは、勝利を確実なものにしておきたかった。
――その割には作戦が非常に無謀だが。

けれどそれは、侵入、などという目立たない手で入るなどという、何処か後ろめたい事はしたくなかったとも言える。
だって、己のこの気持ちだけは確かなものなのだから。
アイドレス上、全ての人間を敵に回したとしても負ける気がしないのだから。

決戦前夜になって、全ての戦闘の準備が終わり、後は――何故か姫、と呼ばれているアンコのおめかしの準備、という段階にも関わらず、
その場に娘はいつまで経っても現れなかった。
ついでに言うと、メンバーの一人である朝倉も何処にもいなかった。

いったい何処に消えたのだ。
まさかとは思うが、とうとう思いつめたスゥ・アンコ妖精(らしい?)朝倉が、姫を攫って逃走したのではないかと危惧する中、
遠くから、誘拐の心配をされていた女の声がする。

心配して損した。
そんな溜息をつきながら、三人が声のする方向へと向かえば、そこにはピンクのエプロンをつけ、
森国人の細腕だというのに、ありえない程大量に詰まれた揚げたてのコロッケを大皿に持って仁王立ちしたスゥ・アンコの姿があった。
髪の芯までびっしりこびりつくようなラードの匂いに部屋中がむせかえっており――、ついでにいえば、行方不明その2、であった朝倉は、その場に倒れていた。

(スゥ・アンコ 画)

「丁度良いところに来てくれたアル。アナタらも、試作品コロッケ食べるヨロシ。」

それはそれは、にっこりと満面の笑みで、凶悪な量のコロッケを勧めてくるアンコ。
じり、と後ろに下がるものの、このアンコを守ると決めた三人として、逃げる訳にもいかずに戸惑いの色を表情に滲ませる。

「少しでもコロッケおじさまに近づく為に、コロッケ練習中アルよ。アナタらも味見して欲しいアル。お願いアルよ。」

うるり。瞳を軽く潤ませて、そこそこ低めの身長で上目遣いする様が、他のメンバーにどれだけの効果があるかは知らないが、
少なくても朝倉には充分な効果があったのだろう。
おなかをパンパンにして、軽く魂が出ているような彼を見ながら、三人の背中につめたいものが走る。

とりあえず一つ、それぞれが手に取って、…何かしらの覚悟を決めて、口の中へとコロッケを運ぶ。
まあ、――味は悪くない。
まず、二人がそう思った。
美味しいかと言われると首を傾げざるをえないが、少なくても食べれないものではない。
そう安堵しかけた頃、残りの一人――、双樹が、無言で、ばたーん、と倒れた。

残された脚立と黒崎の表情が変わる。
一体何故?!と倒れた双樹に駆け寄り、一口齧られたコロッケを見れば――、…中身は真っ赤だった。
ついでにいえば、倒れた双樹の唇が酷く腫れ上がっていた。

二人が食べたコロッケはいたって普通なシンプルなもので、こんな毒々しい色などしていなかった。
『ロシアンルーレット?!』
声に出さずとも残った二人が同じ事を考えていたころ、

「? …ああ。…最初の方に唐辛子いっぱい入れたやつ作ってみたアル。…お、美味しくなかった…っ、アルか。」

そう、本気で涙目になるエプロン姿が。
辛いものに関しての味覚があきらかにおかしいらしく、真面目にそれを美味しいと信じて疑っていない様子で。
真面目にショックを受けたか、目じりに浮かぶ涙を指先で拭いながら、目線を彼らからそらす。

「いやいやいやいや。そ、そんな事あらへんよ。なあ!」
「そ、そうですとも。喜んで残りも食べさせて頂きます…っ。」

泣きたいのはこっちだと。
残る二人は絶望的な状況に対する希望を神に祈ったが、生憎、神様は忙しいらしく、二人は一晩中、彼女の暴挙に付き合わされる事になる。

――…基本、このスゥ・アンコに関わって、100%幸せになったものなんていない。
当人である彼女だけがそれを自覚せず、コロッケ屋の親父を幸せに出来る、真に愛しているのは己だと真っ直ぐに前を向いていた。


決戦前夜の最初の餌食

投稿者:朝倉景光@え~藩国

朝倉は、いまだかつて無い窮地に立たされていた。
考えないでも分かる。明らかにピンチだった。

「さあどんどん食べるアル!」

無理です、と、この5秒で何度心の中で思った事だろう。
その唱えすぎた言葉は擦り切れ、いまはもう、朝倉の精神と胃袋は、色んな意味でいっぱいいっぱいだった。


―――――――時は、一時間と少し遡る。
朝倉は、スゥ・アンコ妖精として自分がどうあるべきか、傍から見れば明らかに変人、しかし本人はいたって真面目に考えていた。

どうしよう。僕は、応援すべきなのか?
まて、それじゃ後悔が残るんじゃなかろうか。
いやいや、絶対失敗したらスゥさん泣くよ!(まぁでも立ち上がりは早いとは思う)
いやまて。やっぱりここは…。
いやまて、いやまて、いやまて。まて、違う、いやいいか。

客観的に見て、というか、誰がどう見ても堂々巡りである。
朝倉は、こんな感じで一人クインテットと離れて、うあーうあー言っていた。
そんな時。
「元気ないアルね。元気出すアルよ」
そんな元も子も無い事を言ってきたのは…
「うわっ。スゥさん!?」
スゥ・アンコ、自称中華娘である。
「そうだ、丁度良いアル!」
そして、中華娘はそう言って、すぐどこかに消えてしまった。
「…………何のドッキリ?」
残された朝倉は、どう反応していいか分からず、とりあえず首を傾げて、その後また思索(という名の鬱状態)をめぐらせていった。

それから15分後。
次に中華娘が現れた時には、森国人の細腕なのに、ありえない程大量に詰まれた揚げたてのコロッケを大皿に持つ、という姿になっていた。
そもそも、どう考えても、スゥ本人、一人で食べきれる量ではない。というかまず、今からそのコロッケを一人で食べますという感じではない。
朝倉は、何か嫌な予感がした。しかも、ものすっごい嫌な予感。
「あの…スゥさん?」
「これ食べて、元気出すアル!」
「……え、頂いていいんですか?」
「勿論アル! どんどん食べるアル!」
「(うわぁ、手料理だー!)」
嫌な予感は気のせいだったんだな、と思う事にして、コロッケを頂く朝倉。
「美味しいです!」
「それは良かったアル。コロッケ屋の親父に近づくために、練習中アルよ!」
もはや、朝倉にとって、そんな理由などどうでも良かった。
手料理だ、手料理だ、と目を潤ませている。
「もう一ついいですか?」
「どんどん食べるアル!」

さらに15分後。
「もう一つ!」
「うんうん、美味しそうで私も満足アル」
朝倉は、むしゃむしゃと食べ続けていた。
こう見えて、意外と食べる方であった彼は、まだまだ食べれる嬉しさをかみ締めていた。
「これならいくらでも食べれますよ!」
「ほんとアルか!?」
「ええ、とっても美味しいです」

さらに15分後。
食べ始めてから30分が経過している。
朝倉は、まだ食べていた。
………が、速度は明らかに落ちているようだ。
「(そろそろ…きついかな…)」
食べ過ぎた。
そうちょっと思い始めたが、
「お、美味しくないアルか…?」
潤んだ瞳、少し上目遣いでそんな事言われて、食べないわけにもいかない。
伊達にスゥ・アンコ妖精を名乗っているわけではないのである。
「あまりに美味しいので、もっとよく味わって食べようと思ってただけですよ!」

さらに15分後。
「も、もう一つ…」
もう、45分、手を止めずに頑張っていた。
さすがに、胃がキツイ。
というか、既に30分くらい経過したところで、コロッケも飽きたな…などと思っていた。
ただ、まぁ。
「どんどん食べるアル!」
潤んだ瞳以下略の彼女から言われて、断るわけにも以下略なのである。
「(でも…あと一個で…完食…だし…)」
見れば、大皿に乗っていたコロッケの山は、たった一つの小さいコロッケへと変わっていた。
限界を超えて、必死に最後の一つに手を伸ばす。
「んぐぅ…」
口に入れて、コロッケの味が広がると、妙な呻きが自然と出た。もう3年はコロッケ食べたくないと思っていた。
噛んで、噛んで、噛んで、飲み込んで―――――そして、食べ終える。
もう手料理食べれないんだなぁという少しばかりの悲しさと、この地獄からやっと抜け出せるという大きな安堵感を手にし、倒れようとした、まさにその時。
「一皿全部食べるなんて、余程おなかが空いてたアルね!」
スゥが、明るい笑顔で話しかけてきた。
そう言えば、もう最後の方は、世界にコロッケと自分しか存在しないという妄想に取り付かれていたので、彼女の存在はすっかり忘れていたのである。
朝倉は、微笑んだ。そう、その笑顔。それこそが―――――
「いっぱい追加で作ってきたアル! さあどんどん食べるアル!」
そう、それこそが、悪魔の笑顔なのである。
そして、朝倉は3分後に倒れ、彼女はさらなる餌食を求める事になるのであった。


本番

投稿者:スゥ・アンコ@るしにゃん

油臭。

初めて乗るI=D、それも犬のものという特殊な状況で、何もかもが不慣れである筈のコパイロット席の上。
アンコが思っていたのは、そんなものだった。
基本、緊張というものには無縁の生き物だから、I=D初舞台、とか、初めて国のメンバーから離れての戦闘とか、そういうものに対する不安は皆無だった。
何故そんな事になったかといえば、結局ぎりぎりまでコロッケを揚げ続け、見合い用の化粧も特別な髪型もする事もなかった。
当然、香水などつけている事も無く、ぎりぎりまで揚げ続けていたコロッケの所為で、酷く体は油ギッシュな香で満ちていた。

一応、本日の為に用意したオリジナルの赤い参謀服を身にまとってはみたものの、とても、一人の男にマジに告白する女の姿には見えなかった。
衣装だけでも用意できただけでも奇跡である。
ここらへんは、幸い、参謀服のデザイン担当がアンコ自身であった事から、構造が掴みやすいという理由で事がさくさく進んだ訳だが。

基本、緑のジャケットに身を包む団体の中で、この真っ赤な衣装は異彩だった。
男だらけ、というこのメンバーの中でも確実に目立つ色ではあるけれども――、…同時に少し目に痛い気もした。


…いまだ、少し膨れているお腹の朝倉や、唇が少し腫れている双樹をケントの肩に乗せ。
やや青い顔をしている二人をケントのパイロット・コパイロットにして。
いざ、お見合い会場へと目線を向けた。

大丈夫。
やれる事は全てやってきた。遣り残した事はない筈。だから、後悔はない。
もし護衛部隊に邪魔をされてたどり着けない、なんて事になれば――、お見合いの相手とうまく行ってしまうだろうコロッケ屋の親父と、
そのコロッケを独占する夢のような立場に立てるその女性を想い、涙を流しながらとりあえず自国で暴れまくろう。
未婚号を乗り回して、八つ当たり気味に国とか滅ぼしてやる。

途中から段々と思考が物騒になってきて、中断した。

…とりあえず。
自分の想いを伝えよう。
徹夜で何度も作成を繰り返し、自分が作れる中で一番美味しく出来上がったコロッケを大事に紙袋に包み、抱きしめて。

油臭くとも、この気持ちが霞がかる訳でもなく。
姿形が醜いからと無碍に断るような男など、此方から願い下げだ。

だから、今のありのままの自分を出して。

「―――さあ。………派手な花火を打ち上げるアル。ワタシの愛の力、皆、思い知るがヨロシ!」


閑話休題:広がる絶対領域、固まるトレンチコート(めんどくさい人達、その後)

投稿者:脚立@愛鳴藩国

じゅんーしん【純真】
まじりけのないこと。けがれないこと

 何かを詫びる際に内臓を見せたがる国の辞典よりの引用

/*/

Trench Coatsことお見合い警備部隊との戦闘によりお見合い会場は
戦場音楽を奏でる場へと変わっていた。

アビシニアン程ではないとはいえ、未だ鮮やかに輝く緑色の機体のために
ケントは警備部隊達の目標となっていた。

一度は退けた物の、再度攻撃を加えようとする警備部隊を遮るように
ケントの左肩から白い影が舞い降りた。

真っ白な法官服をたなびかせ、抜けるように白い肌、上等の絹糸かと見まごう髪
そして純真そうな瞳、どうみても北国人の美少年であった。
無骨なI=Dを背にして純真に微笑んで見せる。ある種のおねーさん及び、
一部のおにーさんであれば、万難を排してでも守ろうとするであろう笑顔。

朝倉 景光(あさくら かげみつ)、え~藩国の人である。
-曰く、え~藩国に居座っている、何かよく分からない人。
-曰く、え~藩国の王犬であるアーサとしゃべることができる不思議な人


-曰く、スゥ・アンコ妖精、そして魔法使い


その持ち前の笑顔で永遠にも匹敵する一瞬を生み出した朝倉は、魔法使いドレスを
重ね着した法官らしく、涙無くしては聞くことのできない人生を語って見せた。

黒オーマのお見合いが発表されたと思ったら、愛しのスゥさんがお見合いにエントリーしていたこと。
正規のお見合い部隊から外れたと思ったらグリーンジャケットを羽織っていたこと。
そして、妨害だけかと思いきやコロッケ屋の親父への愛を語っていたこと。

必死に語る白皙の美少年の言葉に、アラダならぬ、警備部隊のフィクショノート達は
滂沱のあまり、朝倉の顔どころかその背後の巨大なケントすらも見ることが出来なかった。

そう、そこまでは魔法使いらしい涙無くしては聞くことが出来ない話でった。
アイドレス的には感覚を-5するだけだったであろう。しかし、それでは終わらなかった。
そして、そこから朝倉の絶対領域、警備員達がまもなく直面する地獄が広がりつつあった。

ひとしきり不幸な人生を話した朝倉は、「でも、でもですね。」とつなげると、さらりと言ってのけた。
「僕、思ったんですよ。…やっぱり、コロッケ親父に我らがヒロインを渡していいのかなぁと…」
その目にも、その声にもは純粋な愛しかなく、悪意などは欠片すらない。

後日、その場にいた警備部隊達は口を揃えて、こういったと言う。
「あそこで逃げることが出来ればあんなことにはならなかった。出来るならば過去へ戻って自分に教えてやりたい。」
そして淀みなく言葉は紡がれていく。

「それで、僕も男の子ですから、男らしくスゥさんを略奪するべきだ!と
でも、やっぱりスゥさんも手伝ってあげたいと思うんです。
だからコロッケ屋の親父をお持ち帰りしたスゥさんを
僕がお持ち帰りすることに決めたんです!」

それまでのハンカチ業界の広告塔にすらなれそうな話から、あまりの急展開に一瞬意識が空白になる警備隊達
そこに焼き付けるがごとき朝倉の言葉
「皆さんも、手伝ってくれますよね?
 同じクインテットの脚立さんは二つ返事で
 手伝ってくれるって言ってくれましたよ?」

答えがYesで有ることを疑わない純真な瞳。

………その眼差しには、まじりけもけがれもなかった。ただ、愛情と信頼だけがあった。

向けられる眼差しが、悪意や嫉妬、憎しみを胎んだものであれば、警備隊達は
何が相手で有ろうとも一歩も引かずに戦ったであろう。
しかし、警備隊の勇者達は、勇者故にその眼差しを踏みにじることができず、硬直してしまった。

否定しようとしてものもいた。
その勇者に向けて、朝倉は瞳を潤ませると尋ねて見せた
「だめ・・・ですか?」
否定も出来ず、かといって肯定するわけにも行かず。先にクインテットにお願いするべきだという正論すらも封じられ硬直するしかなかった。

(スゥ・アンコ 画)

その話を外部モニターで聞くケントのコックピットでは、
赤い髪の青年が頭を抱えていた。
青い髪の優男はモニターと頭を抱える青年を見て大笑いをしていた。
桃色の髪の少女はいろんな物を叩きながら、人は笑い死ぬということを実証する一歩手前であった。


その頃、双樹は
「ギャグも良いがシリアスも必要だよな。せっかく時間稼いでくれてるんだからその間に整備をしておくか」
とつぶやくと、固まる警備隊と苦悶するパイロット、笑い続けるコ・パイロットを放置して整備を始めた。

さすが伏見の生んだケント良くできてるなぁ。ああ、でもやっぱりドリルは良いなぁ。
こんどレン連のI=Dの制式装備にドリルを配備するように意見具申してみようかな。
等と考えながらも、疲労した箇所の戦時整備を行い失われたARすらも回復してのけた。
そして、ケントの脚部に付いた取っ手をつかむとコックピットに
「とりあえず、警備隊が固まってる間に、朝倉さんを回収して
先に行きましょうか。今なら見逃してくれますよ。」
とギャグとシリアスを美事に取り持って見せた。


移動>正面突破002(仮)

投稿者:双樹真@レンジャー連邦

疾駆するケントの右肩に取り付けられた取っ手を掴みながら前を見据える。
左肩の方には朝倉さんが居るはずだ。
確か魔法使いだと言っていた。
脳裏に要点が過ぎる。

…がんばろう。

思うところがあるはずだ。
と勝手に思い込み軽く涙ぐむ双樹。

―俺も色々あるからなぁ…ほら、親父さんが結婚なんてしたら…

もやもやもやもや(妄想開始)

広いお見合い会場の片隅で見つめ合う男女。
お互いに頬を朱に染めている。

「あーその…」

ぽりぽりとこめかみをかく巨躯の男性。
真面目な顔を作る。

「あんたが気に入った。あんたの為に揚げさせてくれないか…これから一生」

やもやもやもやも(妄想終了)

こんな事になってコロッケを売らなくなるに決まっているんだ!
ほら、スゥさんがくっつけば分けてもらえるかも知れないじゃないか!

別にスゥさんに何気なく「手伝いますか?」とか言ったときに物凄く喜んでくれたのがすんごく嬉しくて、よし。この人の思いを遂げさせてあげようと思ったとか、年齢サバ読むとか物凄く可愛くない?とかアルって語尾に萌えたとかそーゆーわけじゃない。

…ないったらない。

…ないよ!!

脳内のギャラリーに生暖かい目で見られてしくしく泣きながら双樹は立ち上がる。

こうなりゃ自棄だ!

目の前にせまるお見合い会場を前に片方のステップに足をかけ、跳躍の体制をとる。

人の恋路を邪魔する奴は、片っ端からぶっ飛ばす!!
そもそもお前が妨害側だというツッコミもぶっ飛ばしつつ双樹は跳躍する。

「我は双樹!レン連文族双樹真!!」


正面突破用SS02:勝手に双樹さん一人舞台(仮)

投稿者:脚立@愛鳴藩国

羅幻城に特設されたお見合いの為の場は、正しくはそこに通じる通路は
和やかとはかけ離れた空気に包まれていた。

黒オーマの首魁たるバロ人気のために、はずれ(賞味期限切れ)チームに
お見合い部隊/警備隊共に集中し、結果として乱戦の様相を呈してきたためである。

「我が名は双樹!レン連文族双樹真!!さぁさぁさぁさぁいざ尋常に勝負!!
レン連の一州が誇りに誓って、愛は眠る勇気の朝日たりえることを個々に示し、
迷う愛の灯火たる勇気とならん。!愛こそは!そう、愛こそは!!そして、
愛ゆえに!この道、罷り通らせて貰う!!」

朗々と口上を謳い上げたのは、涙もろい青年ではなかった。にゃんにゃん共和国の誇る
愛と芸術と学問の国を表すにふさわしい愛の戦士であった。

レンジャー連邦が誇る連邦飛行士隊、さらにその中でももっとも厳しいと言われる
第12飛行士訓練隊での訓練を思い出し、I=Dでの動きを人の戦い方に応用すると、
全てのアイドレス的制限を乗り越えて、警備隊をただの拳によるカウンターで綺麗に
吹き飛ばすと、「Love be the with you!!」と笑って見せた。

白兵能力を持たぬ名パイロットが如何にして戦ったのかと問われたならば、
彼は先人達の言葉に習い、こういうだろう。

 「愛ゆえに」と

つまり彼は口上の通り、レンジャー連邦の一州たるにふさわしいことを示して見せたと
いうことであった。

そうして、双樹が稼いだ貴重な時間とお見合い会場への一筋の道を、ケントがこじ開ける。

双樹の口上に心の内のヤガミ妖精が刺激されたか、珍しく黒崎が荒げた声が外部スピーカーから発される。
「自分らっ、うち等の目的はコロッケ屋の親父やっ。関係ないんはどかんかいっ。」
ケントの乗り手達の目的が自分の思い人と異なることを聞いた警備達に一瞬の停滞が生まれる。

その隙を突くように換装されたドリルを掲げて突撃を行い、お見合い会場へとその巨体をねじ込む。
ケントの巨体によって、入り口が塞がれたことを確認するとスゥが、黒崎が、脚立からケントから離脱する。

「黒崎さん、脚立さん、アトは頼んだアルよ。」
スゥは、そう言うと黒にして黒光のバッドことコロッケ屋の親父に向かって掛けだしていく
「コロッケ屋の親父、会いたかったアルよぉぉぉ。」

それを見送った黒崎と脚立は軽く苦笑すると、ケントの方を向く。
警備側のI=Dによって、ケントが動かされるとその隙間から警備部隊が大挙してくる。

「ほな、うちらはうちらで仕事しましょか。医者を敵に回すんがどんだけ怖いか教えたろか。」
そう不敵に笑うと、懐から取り出した鋼鉄ハリセンで警備部隊を吹き飛ばし始めた。
「それじゃぁ、騎士の白兵もお見せしましょうか。」
脚立は倒れている警備兵の剣と盾を拾うと警備兵と戦い始めた。

「人の恋路を邪魔する奴は、鋼鉄ハリセンではたかれて倒れとけ」
そう言いながら警備兵に強烈な一撃を加える黒崎に、脚立が問いかける。

「ヤガミ妖精は、人の恋路の手助けもするものなか?」
それに答えるように、また一人の警備兵を鋼鉄ハリセンで吹き飛ばすと黒崎は軽く切り返した。
「ヤガミ妖精やから、愛ゆうんを他の誰よりよう知っとるにきまっとるやないけ。」

(黒崎克哉@海法避け藩国 画)




RP


スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「目指す目標、ただ一つ。待ってるヨロシ、愛しの愛人(アイレン)!」
脚立@愛鳴藩国 : 「さて、騎士団のがんばってくださっていますし。我々も征くとしましょうか。」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「愛ってすんばらしーーーーーーー!!!」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「作戦した成功した暁には、皆にはお礼したおさなきゃいけないアルな。皆、何か欲しいものないアルか?」
朝倉景光@え~藩国 : 「スゥさん、頑張ってください!(でもあとで僕がいいとこ全部とってくよ)」
脚立@愛鳴藩国 : 「ああ、ヤガミ妖精が暴走をし始めた・・・・まぁ、いいでは小生も愛故にトレンチコートの方々にはどいていただきましょうか」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「スゥさんの為や!!じゃまする奴は排除するで!!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「一人への愛を貫き通す心ほど綺麗なもんはないやろ?」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「勿論、頑張っちゃうアルよ。今日で全ての力を使い尽くすぐらいの気迫アル!」
脚立@愛鳴藩国 : 「一心不乱の友情という愛ため、スゥさんをコロッケ屋親父に渡すことに決めたので邪魔はやめていただきたいですね。」
朝倉景光@え~藩国 : 「欲しいのは…その…あの…。しょ、勝利ですよ!それさえあれば僕は幸せです!(主に僕の勝利)」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「ま、目指すはコロッケ親父ただ一人!!」
脚立@愛鳴藩国 : 「そう、とりあえずはコロッケ屋親父をスゥさんがゲット、そして朝倉さんが二人ともゲットそうすれば良いんだ!私が悩む必要はない!」
脚立@愛鳴藩国 : 「さて、黒にして黒光殿には申し訳ないが、おとなしくこの少女の求愛を受けて貰いましょうか。」
脚立@愛鳴藩国 : 「よもや、真心すらも受け取れないはずは無し。ならば、そこまでの道を通すが仕事ですな。」
朝倉景光@え~藩国 : 「受けてもらいましょう。スゥさんだけでなく、色んな人の未来がこの愛には込められているのです!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「そやそや!コノコあんたにあっとるとおもうけどなー?」
脚立@愛鳴藩国 : 「ニューワールド愛のコロッケ計画及び、チェーン店化計画も進めねばなりませんな。」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「獲得するまではーーーみんな突撃ーーー!!!」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「…っ、さ、叫ぶアル。ケントの中心で愛を叫んでやるアルーーーっ!」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「毎日毎日、お店に通ってたのは、勿論コロッケが目的で、それは間違いないアル。」
朝倉景光@え~藩国 : 「(やっぱりそれはそれで間違いなかったのか)」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「だけれど、100%全てがその理由かって言われると、そんなことないアル。……っ、ワタシは、懐の深い人が、好みでっ。そして美味しいものが大好きで…っ。」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「それじゃー親父おまけやんな;」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「い、一番は中華料理アル。け、けど、コロッケのおいしさに目覚めさせてくれたのもアナタで、…毎日お店に通うワタシに呆れずに接してくれたのもアナタで…っ」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「がんばれ!!スゥさん!!親父を悩殺するんや(笑)」
脚立@愛鳴藩国 : 「さぁ、親父は誰も譲れないと言った気持ちを思い出すだけですよ。」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「コロッケの愛しさが、アナタへの愛しさに変わるのも、そう時間はかからなくて………ッ。」
朝倉景光@え~藩国 : 「(コロッケへの愛が親父への愛へ変わるんだ!? それはなんていう才能!?)」
脚立@愛鳴藩国 : 「すこし想像するだけです。コロッケ屋親父の微笑みが貴方以外の誰かの物になるのを耐えられるか。耐えられないんでしょう?ならば思いをぶつけるしか有りませんよ。」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「お見合いに出るって聞いた時には、あのコロッケを誰かに奪われるかと思うと、ありえないぐらい腹が立って、思わず国民を洗脳するぐらい暴走しちゃったアル…っ!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「こんなにあんたのコロッケを愛してくれる人はおらんとおもうけど」
朝倉景光@え~藩国 : 「うんうん。良い人ですよ? ほんとに。色々変なところはありますけど、基本は乙女ですからね!」
脚立@愛鳴藩国 : 「良く行くお店の店員さんを好きになる。確かに、王道ですね、そしてそんな展開に答えない男は漢とは呼べませんよね。」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「ほら、よくいうやん。作る人もすきになるってな(ぜ」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「アナタのコロッケの味は、全種類覚えてるアル。味だけじゃないアル。…メニューも、値段も全部アル!」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「少しでもアナタに近づく為に、一生懸命、コロッケの勉強だってしたアル……っ。 お陰で乙女の体なのに油の匂いが取れないアルよ!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「よっしゃー他の皆も応援してくれてるで!!」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「……でも、でも、ちゃんと作れたアル。親父サンの味には遠く及ばないけど、でも頑張って作ったアルよ………ッ!!(コロッケを差し出す。)」
脚立@愛鳴藩国 : 「まぁ、ここまでされて落ちない男もいないでしょうね。」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「このこに不満があるならなにがあるか言うてみー。」
朝倉景光@え~藩国 : 「むしろ落ち着いてたらどんだけ羨ま…じゃなくて、許しませんよ!?」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「った、……食べて欲しい、アル。そ、それで…ちょっとでもおいしかったり、したら、…その………―――っ、ええいまどろっこしいアル!」
脚立@愛鳴藩国 : 「まぁ、アトは若い方達にお任せして、これを荒らそうとする無粋な警備の方々と遊んできますか。」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「遠回りなんてワタシの流儀に反するアルよ! 一度しか言わないから、耳の穴かっぽじって良く聞くヨロシ!」
スゥ・アンコ@るしにゃん王国@恋する(似非)乙女 : 「大好きアル。この世で一番大好きアル……ッ! ワタシの為に、毎朝、コロッケ作るヨロシ………ッ!」





以上、提出物終了です。



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