検証


登場人物


人物名 パク ラレ
シェパード 次に会議室に現れたのはベレー帽を被ったシェパード将軍だった。(149ページ)

タスクフォース司令官。SOCOM司令官も兼ねる。大将。ベレー帽をかぶった老将軍。ロシアの人間と結託して、戦争を起こすべく暗躍し、部下を裏切る主人公と素手によるタイマンを繰り広げた挙げ句、銃で撃たれて失神。
シェパード(Shepherd):タスクフォース141とアメリカ陸軍第75レンジャー連隊の両方を指揮するアメリカ陸軍の将軍

MW2のラスボス。青いベレー帽をかぶっている。過去の作戦上で多数の兵を失い、彼の思想は次第に歪み、先鋭化してゆく。命からがら任務を達成してきたローチ、ゴーストを相次いで射殺。最後は復讐に燃えるプライスとソープに追い詰められて、プライスと素手によるタイマンを展開した挙げ句、ソープの放ったナイフに目を貫かれて死亡。

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ギャズ 「黙ってろ、ギャズ(153ページ)

描写からプライスの部下でSAS隊員。プライスにいじられる役。
外見描写なし。別働隊としてマーロフ逮捕に向かうもどうやら死んだ模様
ギャズ(Gaz):陸軍第22SAS連隊所属。階級は不明。貨物船強襲作戦では別動隊を指揮するなどプライスの副官的な存在

Act3のラストミッション「Game Over」で戦死
スケアクロウ <本部。スケアクロウへ、トランスポンダをアップリンクする、待機せよ>(132ページ)
<スケアクロウ。目視でタンゴを発見、捕捉中>
描写からヘリのパイロット(機長)と思われる。
外見描写なし。主にプライスらの航空支援として活躍する。
最後まで生存?
スケアクロウ(Scarecrow):タスクフォース141所属。階級は不明。MW2のAct3『Loose Ends』で登場するモブキャラ。グルジアにあるマカロフの隠れ家を捜索中、マカロフの傭兵によって殺害され戦死。
プライス ○「続けてもいいか?プライス大尉?」
○がっしりした体格に、口元からもみあげに繋がった見事な髭が特徴的だ。
(187ページ)

タスクフォース隊員第22SAS連隊所属の模様。
服装は迷彩柄のブーニーハット黒のハイネックセーター、カーキの野戦パンツ

○「状況を聞かせてもらおうか」
プライスは、胸のポケットから短めの葉巻を取り出して火をつけた。
「核の…カウントダウンがはじまってしまったらしい」
清水の言葉を聞いたプライスは、煙を吹き上げて短い悪態をついた。
畜生(バッガー)め
(272ページ)
プライス(Price):陸軍第22SAS連隊所属。階級は大尉。ソープが所属する小隊の小隊長。トレードマークはこめかみから鼻の下へ続く口髭

第22SAS連隊の分隊長→ロシアの収容所で5年間監禁→タスクフォース141に参加。
服装は迷彩柄のブーニーハット黒のハイネックセーター、迷彩の野戦パンツ
作戦前の葉巻一服がクール。
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○CoD:MW Act.1「Hunted」冒頭での会話
プライス : Casualty report(被害報告).
ギャズ : Paulsen and both pilots are dead sir(ポールセンと両パイロットが死亡).
プライス : Bugger...(くそったれめ…)
グリッグ ○米軍の海兵隊から出向しているひとりが言う。何人かがそれに同調した。
○「グリッグ、スタウトはそうやって飲むもんだ。モルトと交互にな」(158ページ)
分隊支援火器を構えていた黒人の男
(187ページ)
グリッグス(Griggs):アメリカ海兵隊第1武装偵察隊「フォース・リーコン」所属。階級は二等軍曹。分隊支援火器M249を愛用する、ラップ好きの陽気な黒人
ソープ ソープ、ジャクソン、奥を調べろ」 ジョン・ソープ・マクタビッシュ(John 'Soap' MacTavish):イギリスS.A.S.側のプレイヤーキャラ。陸軍第22SAS連隊所属。階級は軍曹
ジャクソン ○「ソープ、ジャクソン、奥を調べろ」
○その背中に、ジャクソンが声をかける。
ポール・ジャクソン(Paul Jackson):アメリカ海兵隊側のプレイヤーキャラ。アメリカ海兵隊第1武装偵察隊「フォース・リーコン」所属。階級は軍曹
アレン 「ギャズっ? ギャズ! 応答しろアルファ! アレン! サンダーソン! ダン! ゲイリー!」(275ページ) ジョセフ・アレン(Joseph Allen):MW2におけるアメリカ側のプレイヤーキャラ。アメリカ陸軍第75レンジャー連隊所属。階級は上等兵
ダン 「ギャズっ? ギャズ! 応答しろアルファ! アレン! サンダーソン! ダン! ゲイリー!」 ダン(Dunn):MW2におけるアメリカ側のNPCキャラの一人。アメリカ陸軍第75レンジャー連隊所属。階級は伍長
ゲイリー ○「ギャズっ? ギャズ! 応答しろアルファ! アレン! サンダーソン! ダン! ゲイリー!」
○「ローチの容態はっ?」
○「ローチ! ローチ! くそったれぇえ!」
○「サンダーソン、台所で紅茶を淹れてくれ」
ゲイリー・ローチ・サンダーソン(Gary "Roach" Sanderson):タスクフォース141所属。イギリス陸軍第22SAS連隊の一員。階級は軍曹
「96時間」ではファーストネーム・ミドルネーム・ファミリーネームをそれぞれ3分割した形で登場
ローチ
サンダーソン
マーロフ ロシア軍のタカ派でサハリンに左遷させられた。アメリカも恨んでいる。マーロフ大佐の目的はアメリカと戦争を起こし、弱腰の現政権を乗っ取ること。裏ではシェパード将軍とつながっている(156ページ) ウラジミール・R・マカロフ(Vladimir R. Makarov)イムラン・ザカエフの意思を受け継いだロシア超国家主義派の指導者。かつてザカエフの下で「狂犬」と呼ばれた程の過激派

裏ではシェパード将軍と繋がりがある

「攻殻機動隊」第1巻P152 会話中に「マーロフ将軍」が登場。アニメのS.A.C2ndでは、こいつがコイルを択捉に送り込んでる
アセチノフ 米軍に情報を流していたロシアの外交官、セルゲイ・アセチノフが何者かに殺害され、しかもそれがアキオの犯行として、ロシア側に伝えられたのだ。(152ページ) 「攻殻機動隊」第1巻P152 離日するロシア外交官の口から後任者として名前が出る。コイル・クラスノフを送り込んだ人。
ウェバー マックは、ウェバーという狙撃担当だった隊員と前方で応戦していた。
「アウフ・ヴィーダーゼン!」
別れの言葉をウェバードイツ語で叫んだ。
(285ページ)
「フルメタル・パニック!」に登場するドイツ人狙撃手クルツ・ウェーバー

トム・クランシー著『レインボー・シックス』にドイツ陸軍山岳兵養成所→GSG9を経てレインボー隊員になったディター・ウェバーという狙撃担当キャラがいる(小説版、ゲーム版)
イリーナ・ソコロフ レールガン開発の第一人者。弱冠12歳で博士号を3つも取得した天才ロシア人少女。大学院を経てロシア軍に招致された。(120ページ) CoDシリーズの別作品、「ファイネストアワー」のソ連パート主人公がソコロフ
またMGS3にて核搭載戦車の開発者「ニコライ・ステパノヴィッチ・ソコロフ」が登場し、MGSではレールガンを装備した核搭載戦車「メタルギアREX」が登場。
  • 注1:パク赤文字項目は、本文より引用
  • 注2:ラレ青文字項目は、ウィキペディアより引用
  • 注3:ラレ元に特記事項なき場合はCoD MW

内容

パク ラレ 備考
「撃たれた!マックが撃たれた!」(285ページ) CoD4:MWのAct2『Heat』にてアル・アサドの隠れ家から脱出する際にプライスが発言マックがやられた!ソープ、北の納屋にあるジャベリンで戦車を迎撃しろ!」
ブリーフィングに登場するSAS出身の中佐。
足が悪いのか彼は杖をついていた」「かつて狙撃兵として第一線に出陣していた時代」などの描写あり(149ページ)
MWのAct2、ミッション「All Ghillied up」に、プライス大尉のかつての上官として陸軍第22SAS連隊所属のマクミラン大尉が登場する。プライス少尉とともにザカエフ暗殺の狙撃任務のため、チェルノブイリに潜入。ザカエフ狙撃後、撤退戦の途中で撃墜した敵ヘリのローターで足を負傷。最終的にはプライスとともに脱出に成功、生還。
エストニア船籍貨物船が海保の臨検を受け、SSTの突入中に中国人船員が銃の暴発で死亡それがたまたま空撮中のテレビ局ヘリに無修正で撮影され、リークされたのでスキャンダルに 「攻殻機動隊」第1巻第10章「BRAIN DRAIN」において、主人公:草薙素子がテロ屋とおぼしき船舶を襲撃中に少年(首謀者)を射殺。それがマスコミに撮影され無修正映像がテレビに。スキャンダルとなり、世間に公安9課の存在が初めて明らかに。
また、CoD4:MWのプロローグ、ミッション『Crew Expandable』にてプライスらが潜入する貨物船エストニア船籍

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アセチノフ&マーロフという拝借名の組み合わせが偶然でないかぎり、作者は「攻殻機動隊」第1巻を読んでいるはず
冒頭の臨検誤射事件が、実はタスクフォースによる核弾頭奪取作戦であったことが判明。ソ連→中国と流出した弾頭を、サハリンに運び込む貨物船が標的。しかし貨物船に核弾頭はなく、作戦は空振りに終わり、中国人船員射殺というミスも発生。(151ページ) CoD4:MWのプロローグ、ミッション『Crew Expandable』において、ロシアから国外へ核弾頭を運ぶ貨物船をプライス率いるSASが襲撃。場所はベーリング海。核弾頭は発見するものの、突如襲来したミグの攻撃により貨物船は沈没。核弾頭奪取に失敗する。
ブラボー6。チーム2、3は状況報告しろ」
プライスは無線機に言った。
(238ページ)
CoD4のプライス大尉のコールサイン(無線での呼び名)はBravo 6(ブラボー6) NATOフォネティックコードと数字の組み合わせは無限にあるが、ピンポイントでゲームと同一
そのとき、シェパード将軍が命じた。
<ゴールドラプター。スケアクロウ、目標に向かえ>
(228ページ)
CoD:MW2のAct3、『Just Like Old Times』及び『Endgame』におけるシェパードのコールサインはGold Eagle(ゴールドイーグル)
また、Act2の『Exodus』にて重要人物Raptor(ラプター)を捜索する任務がある。

エースコンバットX2ジョイントアサルトでは、マルチプレイモードにおいて諸条件を満たすとGold Raptorという勲章が得られる。
モガディシオオリンピックホテル」(191ページ)
「2013年のソマリア、モガディシオバカラマーケット。」(210ページ)

戦闘はさらに丸二日続き、清水たちは駆けつけた米英軍の装甲車で脱出した。(212ページ)
映画「ブラックホークダウン」にてオリンピックホテルソマリアの首都モガディシオバカラマーケットにある建物。

市内に取り残されたレインジャー部隊とデルタフォースは、編成された合同救出部隊の装甲車により脱出した
そして、このホテルは実在する
発射基地1キロ手前。プライスたちは、航空支援部隊のため、防空レーダーを無力化するべく「通信塔」の破壊に向かう。
通信塔の基部に爆薬が仕掛けられ」「通信塔は」「音を立てながら倒れていく」「遙か下で、パラボラアンテナが皿を床に落としたような無惨な姿と化していた」(谷底に落っこちた演出?)
通信塔破壊のおかげで、航空支援のホーネットは侵入可能に。(239ページ)
CoD4:MWのAct3、『Ultimatum』より。アルタイ山脈にあるロシアのミサイル基地に、核ミサイル発射を阻止すべく潜入するプライス小隊。その途中、高圧電流による防衛線を破るために、プライスらは高圧電線の鉄塔基部に爆弾を仕掛け爆破、倒壊させる。鉄塔は谷底に落下。電源供給が絶たれ、復旧するまでの隙を利用して別働隊が基地に突入。
何者かによる情報操作、リークにより、ロシアの宇宙開発施設を制圧した国際テロ犯として報道されるプライスたち。(259ページ) CoD:MW2、Act3のミッション『Just Like Old Time』冒頭、国際的テロリストとして世界中から指名手配されることに。
こちらは本部。全員、聞け。今、第7艦隊空母G.W(ジョージ・ワシントン)からポポフ34、35が発艦した。」(229ページ) イラク戦争において2003年3月28日、バスラ近郊で英軍車列を誤射した米軍のA-10攻撃機がコールサインポポフ35、36であった。

トム・クランシー著『レインボー・シックス』に元KGB大佐でテロリストに協力していたドミトリ・アルカデエーヴィッチ・ポポフというキャラがいる。
英軍誤射事件では、混乱したFACに誤って"Popov34"と呼びかけられた記録がある。
犯人グループの主犯は、エディ・プライス大尉、SASの分隊長を経てタスクフォースに編入した人物です。(259ページ) トム・クランシー著『レインボー・シックス』に第22SAS連隊出身のエディー・プライスというキャラがいる。 ただのモブキャラではなく、小説版の他、UbiSoftの同ゲームシリーズに複数回登場している
-参考リンク
天井の換気口から、何かが降ってきた」「直後、二箇所の換気口から特殊部隊の男たちが飛び降りてきた
基地の排気ダクトから侵入し、ピンチに陥っていた主人公を救うプライスたち。(271ページ)
CoD4:MWにて、アルタイ山脈のミサイル基地の発射口から潜入したプライスの部隊は、別働隊と同時に換気ダクトに侵入。そこから基地内部に潜入し、既に戦闘を展開していた別働隊と合流する。
通信の途絶えた仲間や部下に向かって叫ぶソープ
「ギャズっ? ギャズ! 応答しろアルファ! アレン! サンダーソン! ダン! ゲイリー!」
「落ち着くんだ」とプライス大尉がなだめる
(275ページ)
CoD:MW2のAct3、ミッション『The Enemy of My Enemy』の冒頭、ソープは通信が途絶えたローチ、ゴーストに向かって叫ぶ
ローチ! ゴースト! 応答しろ!聞こえているのか!?誰か応答しろ!」
「彼らは死んだよ、ソープ」

ソープをなだめる役はこっちもプライス大尉
ゲイリー、サンダーソンはいずれもローチの名前。ローチの本名及び通称はゲイリー・“ローチ”・サンダーソン。なぜか三分身している。
シェパードたちはレールガンで核弾頭をぶっ放す理由を得々と説明する。「我々の目的はワシントンへの核攻撃ではない」「我々の狙いは、宇宙空間だったのだ」「HEAN(高々度核爆発)によるEMP(電磁波)――」
(293ページ)
CoD:MW2のAct3、ミッション『Contingency』および『Second Sun』より。ロシアの監獄から救出され、タスクフォースに参加したプライス大尉。ロシア軍のアメリカ侵攻に対して、プライスが提案した作戦は大きな火災は爆発で消す。すなわち「HANE(高々度核爆発)によるEMP(電磁波)」ですべての電子機器を破壊することだった。そうすることで、現代兵器の大半を無力化できる。つまりは制空権を握り、優勢だったロシア軍に壊滅的打撃をもたらし、戦争の早期終結を狙っての行動だった。

MGSシリーズとの類似点
レールガンで核弾頭を発射するという方法は「メタルギアソリッド」に登場する「メタルギアREX」という架空兵器の重要な機能の一つ。
電磁波により、地上の電子機器を壊滅させ、発生する混乱の隙を突いてマーロフはアメリカに侵攻するという腹積もり。CoDではプライスが戦線の無力化に使用した方法だが、「96時間」では戦争開始の合図に転用。
この戦術は、軍事サスペンスものではよく見られるもの。

原文にHEANと記述されているが、正確にはHANEである(軍事用語にHEANという略称は存在しない)
シェパードに処刑される直前、プライスたちが乱入。その隙を突いて主人公はシェパードにタックル。素手でのタイマンに。
六〇歳を過ぎている老人の動きではなかった
ボコボコにされた挙げ句、シェパードの銃撃から少女が主人公をかばって死亡。そのあともう一度殴り合いを展開する。(298ページ)
CoD:MW2のAct3、ラストミッション『Endgame』のラスト。シェパードを追い詰めたソープとプライス。なんやかんやあってプライスとシェパードによる素手によるタイマンが展開され、シェパードよりは若いはずのプライスがまさかのK.O.もっと若いソープはその前にあっさりやられていた。
シェパードに向けて発砲する主人公。しかし、その直前にシェパードが投げたコンバットナイフが主人公の胸に刺さり失神。そのまま戦いは終了。(303ページ) CoD:MW2のAct3、ラストミッション『Endgame』のラスト。シェパードを追い詰めたソープとプライス。まずソープがシェパードに追いつき、ナイフを構えて襲いかかるがあっさりカウンター。ナイフを奪われ胸に突き立てられ、さらに銃を突きつけられた瞬間、プライス大尉登場。そこでソープは失神。目を覚ましたら、おっさん同士の殴り合いが展開。
シェパードとラストに戦うのが小説では「プライスと主人公」に変更。あとはバトルのディティールを少し変えてあるだけ。
プライスが声を張り上げながら足元に拳銃を滑らせてきた(302ページ) CoD4:MWのAct3、ラストミッション『Game Over』のラストシークエンス。ラスボスのザカエフの部隊に捕捉、撃破され地に伏せるプライスたち。ザカエフがギャズ、グリッグらにとどめを刺しながら近づいてくる。ソープに銃が向けられた瞬間、上空のヘリが爆発。ザカエフたちが気を取られている瞬間に、倒れていたはずのプライスが銃をソープに滑らせて寄越す

-参考画像
ブリーフィングの場面より。
グリッグが「ぬるいギネスならお断りですぜ、サー」と言うと、プライス大尉が「グリッグ、スタウトはそうやって飲むもんだ。モルトと交互にな」と返すシーン。(158ページ)
CoD4:MWのAct3、ラストミッション『Game Over』冒頭ムービーのグリッグとプライスの会話。
グリッグ : まったくヌル過ぎるぜ。ビールってのはキンキンに冷やすもんだろ。
プライス大尉 : ラガーや水なんかはそうかもな。だがスタウトは常温でもイケる。
シェパードの真意
軍人でありながらPMCに対しての発言力を持つシェパードを危険視した軍内部の人間が、彼の暗殺を目論見、ソマリアに情報を流出。結果シェパードの部隊は民間人を巻き込んだ熾烈な戦闘を強いられ、その際に多数の兵を失った。その後、民兵や民間人の多大な被害が問題となってシェパードとその部隊は国際的な非難を浴びることとなった。その中でシェパードは再三に渡り軍隊の必要性と平和の関係を主張するも誰一人聞き入れなかった。彼は国や思想に囚われない私兵部隊を創ることには成功したが、今度は軍隊が必要とされる場所が不足していると感じ始め、予算縮減に憂き目を見ていたCIAと利害の一致で結束し、事の発端が起こる。(307ページ)
CoD:MW2にて、シェパードは5年前(CoD4)の核爆発で30000人の部下を失い、それに対して傍観を決め込んだ世界と米国民に報復を決意。表ではマカロフ討伐の先鋒として、裏では戦争を勃発させるべく衛星監視網を無力化させるなどの細工を繰り返し、戦争を起こすことに成功。通例の介入戦争ではなく、米本土での戦争を起こすことで、軍に無関心な国民の意識を改めようとしていた

シェパード「5年前、私は30000人もの部下を一瞬で失った。そして世界は何もしなかった!これからは志願兵の不足もなく、愛国者にも事欠かないだろう。君なら解ってくれるな?」

MGSシリーズとの類似点
アウターヘブン:BIGBOSSが唱えた兵士の理想郷(軍隊)。国家や思想に左右されず、「戦士が唯一生の充足を得られる世界」としてアンゴラに君臨した。戦いの中でしか生きられない戦士の為、平和を疎み、核武装で世界に戦火をもたらそうと画策したが、ソリッド・スネークにより阻止された。
また『国境なき軍隊』(Militaires Sans Frontières:MSF)という前身が存在する。
この部分についてはMW2とMGSシリーズの設定が混在しているのでかなり複雑。
しかし『物語の黒幕で、主人公らを裏切り、戦争を引き起こそうとする』という立ち回りは全く同一。
米露間の戦争勃発を阻止し、日常へ戻ることのできた主人公が自宅で消し忘れたテレビのニュースを聞く行(310ページ)。

「――ロシア政府は本日、サハリンで進められていた軌道エレベータの稼働実験失敗を認め、計画の見直しをはかることを決定しました。なお、一部報道で伝えられている、新型兵器の発射実験ではないかという憶測に、公式に否定する声明も、合わせて発表されています……。次のニュースです」
CoD:MW1のAct3、ミッション『Gameover』のラスト

「本日、ロシア政府は声明を発表し、ロシア中部で行ったとされる一連の核ミサイル発射実験について正式に認めました。これを受けて各国からは非難の声が上がっていますが、ロシア政府は「実験は国連の規約に沿ったもの」として反発を強めています。またこの問題に関して、超国家主義派からは何のコメントも発表されておらず、一部では派内の主導権争いが表面化したのではと囁かれています。 次のニュースです。 先日、ベーリング海峡沖で消息を絶った貨物船の捜索が嵐のため打ち切られました…」
文章の剽窃こそないが、似通った内容のニュース報道をエピローグに持ってきている
  • 注1:パク赤文字項目は、本文より引用
  • 注2:ラレ青文字項目は、ゲーム訳より引用

グレーゾーン

幸村誠
清水は旧知のカメラマン、幸村誠に連絡をとり、明日から張りこみに協力してくれないかと頼む。(46ページ) → 「プラネテス」「ヴィンランド・サガ」の作者(ウィキペディア
降伏勧告
遠くから、スピーカーを通して訛った英語が聞こえてくる。降伏勧告をしているようだ。(232ページ) → CoD4:MWのAct2『Heat』の序盤で、ロシアの超国家主義派が既に包囲されているプライス小隊に対し、ロシア語訛りの英語降伏勧告をしてくる。
丁寧・スムーズ・早い
「もっと丁寧にやれ!丁寧はスムーズ、スムーズは早い!」(224ページ)
映画『ザ・シューター/極大射程』にて主人公:スワガ―が「ゆっくりはスムーズ、スムーズは早い」と言う。
"Slow is sooth, smooth is fast"は米軍で一般的に使われる標語だが、どこから「丁寧」が出てきたのかは不明。









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最終更新:2014年01月07日 12:29
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