無責任 Part.X

砂漠の中心で~すないろのはな

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musekijin

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砂漠の中心で~すないろのはな


果てしなく続く道を 歩き続けていくと
ゴールは近づいてきてくれるのか それで僕は迷ってた

どこに立っても同じ景色 砂漠の中心で
道がどこにあるのか 見失った それで僕は迷ってた

オアシスを探して 彷徨いつづけると疲れそう
立ち止まってしまうよ

道端に咲く花々 砂漠の中心で
砂の色をして砂に隠れた 見渡せば咲き乱れていた

誰が植えた種だろう? どんな種だろう?
そんなことを考えては 立ち止まってしまうよ

砂嵐吹きつけて どこを向いてるのかわからない
目を開けたら砂色の種が一粒 僕に与えられた

「今ならきっと行ける」と 迷う僕に語りかけてくれた
迷う自分は置き去りにしたい
だからだろう? その花の"イミ"は

光が照りつけて 水を奪っていくけど
花は咲き続けて 枯れないまま 揺れている

いつか置き去りのままで 砂色の花が咲いていく
誰もがここで迷ったこと証明してる

一人では何もできない だけど一人しかいない
そんな時もある 誰だってそう だからこそ迷うんだ

誰もいない道を選び 彷徨いつづけるとわかるよ
迷ってしまうんだ…

道端に咲く花 迷いから生まれた種を植えた
置き去りにすることでまた歩き始めよう

「ここからもっと行ける」と希望の光が言っているようだ
砂色の花は見られないままだけど
先駆者たちは教えてくれた
砂漠の中心で


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