無責任 Part.X
翼を広げて
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musekijin
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翼を広げて
寂しい雨 満ちる空
遠いようで 近いようで 続いている
翼を濡らして 泣いた少女の 背中に溢れた
水の悪魔 太陽に手を振り 湖へ
遠いようで 近いようで 続いている
翼を濡らして 泣いた少女の 背中に溢れた
水の悪魔 太陽に手を振り 湖へ
誰にも出来ないこと まねすらさせてくれないの
偽者なんかじゃなくて 自分の成分を持った涙
だから君だってわかる 君じゃなきゃダメなんだ
君だから出来るんだ 背中重くても立てるはず
偽者なんかじゃなくて 自分の成分を持った涙
だから君だってわかる 君じゃなきゃダメなんだ
君だから出来るんだ 背中重くても立てるはず
翼を広げる小鳥が 翼の主の餌食になって
わかっていても悲しい現実
夢の見すぎで 汚れた布団が自分で染まる
薬の効果か 人の効果か
わかっていても悲しい現実
夢の見すぎで 汚れた布団が自分で染まる
薬の効果か 人の効果か
88人分の 奥行きのある部屋で
遥か彼方へと消えていった少年探し
近づいた伝説を 瞳が抱きしめるばかりの
孤独という名を付けられた 最期の世界を駆ける
遥か彼方へと消えていった少年探し
近づいた伝説を 瞳が抱きしめるばかりの
孤独という名を付けられた 最期の世界を駆ける
翼を広げて 飛んだ地球の
上から眺めただけの世界で
君がいないとわかった時は
もう上しか見ないって決めたんだ
上から眺めただけの世界で
君がいないとわかった時は
もう上しか見ないって決めたんだ
真実ばかり追い求めて 傷つきながら生きてるだけ
前はちゃんと見えて 後ろもよく知っていて 自由を手にもしていたのに
果てない夢という 裏の世界で 翼が散っていった自分も君も
表の世界で 知らない間に 戦犯を裏へと逃がした
前はちゃんと見えて 後ろもよく知っていて 自由を手にもしていたのに
果てない夢という 裏の世界で 翼が散っていった自分も君も
表の世界で 知らない間に 戦犯を裏へと逃がした
身代わりの自分を雇って 傷つけさせるのが楽しくなった
痛みもなく 恐怖もないまま 夢の中へ
君を殴り 君を蹴って 君を刺して 君を焼く
そんな世界に 人情も規則もいらない って言うんだろう
痛みもなく 恐怖もないまま 夢の中へ
君を殴り 君を蹴って 君を刺して 君を焼く
そんな世界に 人情も規則もいらない って言うんだろう
だからすぐに忘れて 愛の心を思い出し
現実に浸されたまま 君の街まで
そうしてそこに誰がいる?
解らないことばかりが 翼と共に散った おぞましい人間の姿
現実に浸されたまま 君の街まで
そうしてそこに誰がいる?
解らないことばかりが 翼と共に散った おぞましい人間の姿
翼を広げて 飛んだ未来の
地球に海ばかり残ったよ
心も記憶も 沈んだまま
もう上しか見ないって決めたんだ
地球に海ばかり残ったよ
心も記憶も 沈んだまま
もう上しか見ないって決めたんだ
理想という名の独裁に 取り付かれたまま動いていたら
盲目で生きる失望を抱き そのまま立ち上がれないだろう
白黒で全部勝負がつく 匂いも味もない自由を欲しがる時代が
表の世界で 伝説の形のままで やってくる日も遠くないだろう
盲目で生きる失望を抱き そのまま立ち上がれないだろう
白黒で全部勝負がつく 匂いも味もない自由を欲しがる時代が
表の世界で 伝説の形のままで やってくる日も遠くないだろう
空を飛んでいくという 幸せにも似た夢を
手放せるなら 君は人間だってわかるんだ
88人分の話を 良いと思えるかな
悲しみや苦しみが 空を彩るから
手放せるなら 君は人間だってわかるんだ
88人分の話を 良いと思えるかな
悲しみや苦しみが 空を彩るから
五感 三原色 十二音で やっと辿り着いた世界を
キャンパスに一つ残らず描くほど 無謀なことも出来るもんだ
寂しい時も 嬉しい時も 太陽も 月も 山も 湖も
生きている僕らに 相応しいだけの でも美しい世界
キャンパスに一つ残らず描くほど 無謀なことも出来るもんだ
寂しい時も 嬉しい時も 太陽も 月も 山も 湖も
生きている僕らに 相応しいだけの でも美しい世界
果て無き人間の生きる夢
瞳の奥で誰かが呼ぶ