無責任 Part.X

砂の鏡

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musekijin

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砂の鏡


砂浜に描いた相合傘 誰にも見えない小さな傘(ゆめ)
今はその傘(ゆめ)さえ飛んでった 果たして飛べたのかもわからない

誰かに裏切られた気分 その人はきっと他人事素振り
あの時だけは好き嫌いせず 全部飲み込んでしまったという

探す当ても無ければ 描くのも叶わなくなって

全部が夢であってほしい そんな夢のような願い
誰にもぶつけられないから 小さな雫になって落ちる

夢で見た夢の 聞こえない足音

たいそう丈夫にできたはずの勇気が こんなにも簡単に崩されるなんて
本当は嫌いなものまで無理して食べなくてもいいのに
微塵に散った砂でできた花
魔法みたいに

波の彼方に行くのなら あの山に登ると良い
遠い未来でまた会うあなたを今 一番近くで見られる場所

歩き続けて サーチライト 夜空を見ると悲しいよ
それさえ疲れた事を 笑顔に隠したまま

砂時計をひっくり返した その瞬間に 目印の旗が心の奥に沈んで
迷子になったの放っておいて 全部解決しようとして
砂に自分が映った時
迷子のクマさん

時間は止まったまま 止まらない時計の針
まだまだやること沢山ある

失った道との再会を待つ

The road to the abyss?
どこまでも続く

また一人と出会い 二人に出会って
怖さを愛しさに変えてみせよう

Why do you step this road?
離れても

全部解り合うためなら

鏡の中の誰だっていいさ
迷子のまま 時間も無いまま
歩き続けるよ

あなたを目指して


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