無責任 Part.X

クリスマス・ナイト

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musekijin

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クリスマス・ナイト


列車の見える展望台 帰る人 行く人 ケータイ持って
五分遅れで出て行った そして見えなくなった
山下りバスが呼んでいる 逃したら真っ暗になるからって
五分以上早く乗った みんな帰ってきた

興味があってそこにいる 話が合う友達なだけ
夢でも見てるのかな 共有ってできたりするのかな
友達≦x<恋人 それちょっと難しいからやめて
ちゃんとした定義もないから どこにいればいいかわからない

ダブルデートなんかやった結果が もうこんな時間さ
腹をくくって 時間を止めて あの光のところにいこう
どう育てたらこんなに立派な木ができるんだ
騒ぎすぎても 冗談も御用 今更夢とかどうでもよくなって

昨日よりもマシな日が来たって 明日も変わんない方が多くて
バラエティに富んでない事は私人間のニュースになったりして
時間は一日だけ裏切って 「何貰った?」ってテーマに沿って
いろんなこと考えながら 一人で時間に通ってきた
十分な賑わいです

街は人通りの洪水 1時間前の山頂が光る
僕はいないように見える 誰もいなくなった信号
ビル風が一番寒い道 近くの看板が倒れている
混乱混雑お断り それ守る人どこにいるの

深海の未確認生物 光ってくれない星たち
髭親父のダンス 人だかり 色のついた近い星
想像≦y≦現実 y=今見えているもの(がそれで)
港の船がゆらゆら 港町の海が腰を振る

今日だけはこの街が生き生きとしてるような気がした
本当のことは黙っておいて あの星の下までいこう
いつの間にこんな木がこんなところに立ってたんだろう
立ち止まる人 空を見上げて 一番大きな星に手を伸ばして

たとえばそこに手が届くとして たちまち怒られるのは誰?
「楽しくない」はアウト 気にしない日があったって邪魔にはなんない
時間は一日だけ裏切って 「いまどうしてる?」ってつぶやいて
言葉では描けない 「二人」ってこと 恥ずかしくて
独り言

山から見た月はやっぱり遠くて
いっそ街路に立つ「星」は色まで正確で
両手をポケットに突っ込んで歩く
右に「君」がいたら右手は出す
そして見上げる空 目に余る人
道路脇に積もった 空が描いた想い

白い息 ぼやけた景色
傍観エレベーター追いかける
夜が明けるまで遊べばいい
日が暮れるまで 「君」が来るのを待てばいい

ファンタジー・オブ・ユアセルフ クリスマス!!
サンタクロース忙しい クリスマス!!
正直に言っちゃおう 川の流れを緩める唄歌うよ
同じ仕事するツリー立てるよ 準備はいいかい? スリー・ツー・ワン・ゴー!!
言葉では難しい 叫べ 叫べ 歌え 放て HAPPY!!

一人でも二人でもHAPPY!! やまびこに向かってMERRY CHRISTMAS!!
たとえばそこに手が届くとして たちまち嬉しくなるのは誰?
本当のことはポケットにしまって 左手が思い出したら取り出して
ビル風をあっためて もうこんな時間だなんて言ってないで

なんてことをテレビで見ていて さびしいなんて思いたくないから
今日もいつもと変わらぬ自分をそこにはめ込もう

MERRY CHRISTMAS!!
(列車の見える展望台)
MERRY CHRISTMAS!!
(興味があってそこにいる)
MERRY CHRISTMAS!!
(友達≦x<恋人)
MERRY CHRISTMAS!!
(みんな元気でやってる)
MERRY CHRISTMAS!!
(なんだかいつもと変わらない)
MERRY CHRISTMAS!!
(混乱混雑お断り)
MERRY CHRISTMAS!!
(テレビがあるからそこにいる)
MERRY CHRISTMAS!!
(そんな時間に通ってる)

MERRY CHRISTMAS!!
MERRY CHRISTMAS!!
MERRY CHRISTMAS!!
(一番星の光る頃)


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