無責任 Part.X

憧れ

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musekijin

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憧れ


憧れを背中あわせにして生きてゆく
幸せが訪れたときには 心がとろける

自由を選んだ細胞が 不自由に追い込まれて
矛盾した社会でまた憧れを描いている

僕は僕が死ぬまで泣いたりはしない
それを守れた日には 最後のキスをしよう

憧れを背中あわせにして生きていく
幸せが訪れる日を待って たどり着いた道は
僕の宝物を捨てる覚悟を促す

それこそ嘘だと言い張って


誕生日の何ヶ月か前 僕は一度だけ君を裏切った
ほんのちょっとだけ競争から離れたいと思ったんだ

君も僕とめぐり合うために自由を選んで
君らしく僕らしく生きてきたんだね

憧れを背中合わせにして生きていく
幸せが訪れる日を待って たどり着いた未来に
明日への扉があって また鍵が必要らしい

寄り道なんてしたくなかったよ


空を見て
かけがえのない人たちの言葉が
僕のものになってたと
いつまで泣いていれるだろう?


憧れを背中合わせにして生きていく
幸せが訪れる日を待って たどり着いた大地で
共鳴している命を叫ぼう
もう一度鍵をかけて

八つ裂きにした地図を眺めて




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