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クェスカイゼス」(2008/08/08 (金) 00:48:26) の最新版変更点

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<p>帝国の最古にして最新の誇り</p> <p>その名はクェスカイゼス!クェスカイゼス!クェスカイゼス!</p> <p> </p> <p>「クェスカイゼスとは宰相府に伝わる発掘兵器とそのコピーで、I=Dの原型になったものである。<br /> 低物理域を含むあらゆる世界で活動できる騎士専用機であり、主武装を剣と楯とし、<br /> 火器類は目立たぬように内蔵された。推進器としてのロケットを持たず、重力制御で動いた」<br /> -一般性能要求より-<br /><br /> 帝國の民はクェスカイゼスを指して言う。帝國の騎士とは斯くあるべきである、と。<br /> 一般パイロット向けに改修されたトモエリバーと違い、白兵戦に特化したその在り方はまさに西洋の騎士を髣髴とさせるものである。<br /> また、現代のI=Dと違いメタルライフである為に外見はすらりとしており、増加装甲を施していない状態ではどこか女性的な印象を与えるフォルムであった。<br /><br /> クェスカイゼスの開発は一から作るのではなく発掘されたオリジナルをコピーして再構成する手法である。しかしながら全世界稼動可能なTLOであることからそのテックレベルを再現するのは非常に困難であった。<br /> その最たるものがいまだ解析中の制御中枢たる重力制御装置である。量産型のクェスカイゼスにも同じ技術が使われたが、あくまで外側から形を整えて再現したブラックボックスであり、本来の能力は発揮できていないと考えられている。<br /><br /> メタルライフは半機械生命体と訳される。<br /> クェスカイゼスの場合は柔弾性カーボンの骨に超電導人工筋肉を纏い、その体には電磁媒介たる血液が流れ、レーザーファイバーの神経が張り巡らされている。<br /> 操縦にあたっては神経を機体と接続する必要があり、文字通り人騎一体となる。これにより反応速度と追従性は機動兵器としては異常ともいえるものであったが、パイロットの技量がそのままスペックに跳ね返る乗り手を選ぶ機体でもあった。<br /><br /> 機体制御は重力制御によって行われ、各関節と背部に出力器を備えていた。<br /> 全世界稼動可能であり、分類は陸戦機。指向性を持たせた重力の放射である程度の飛行は可能だが、どちらかというと跳躍に近い。<br /><br /> 武装<br /> ・甲冑装甲<br /> 主に機体前面及び上面に装着する甲冑のような形状の増加装甲。ダメージ、及び強制剥離により脱着可能。<br /> 重力場の展開と併せることで鉄壁と化すが出力消費の問題で長時間は展開できない。<br /><br /> ・剣<br /> 西洋剣のブロードソ-ドに当たる実体剣。金剛石による皮膜装甲が施されており、速度と重力を乗せて斬りつける一撃は艦船すら両断する。<br /><br /> ・杖剣<br /> 盾の裏側に仕込む先端に宝石状の重力発生装置が付いた杖。前述の剣に連結することで重槍剣となる。また、盾の重力発生器を兼ねている。<br /><br /> ・重槍剣<br /> 剣と杖剣を連結したもの。そのサイズは大剣というよりは突撃槍であり、これがトモエリバーの100mm砲(ランス)の原型である。<br /> 最大出力で重力壁を纏った際の突撃速度は光速に迫るとされ、並みのパイロットでは使いこなせない「必殺技」である。</p> <p> </p> <p>・重力盾<br /> 手持ち、腕部装着に対応した盾。半身をほぼ覆いこめる長大なものであり、防御の要。<br /> 盾の表面には理力文字による抗魔処理が施されており、射程圏外からの詠唱攻撃にも対応している。</p> <p> </p> <p>・内臓榴弾砲<br /> 掌部に内蔵される小径榴弾砲。必殺の火力はないが密着状況などの至近距離で威力を発揮する。</p> <p> </p> <p>・電磁投射砲(レールガン)<br /> 士誠号と同タイプのもの。構造上これを装備すると内臓榴弾砲は使用不可能となり、また格闘戦能力も低下する。<br /> しかしながら連発こそ出来ないもの破壊力はすさまじい。</p> <p>その他、式典用装備として儀杖剣、儀杖槍、専用マントが存在する。</p> <p><br /><br /> 戦術思考<br /> クェスカイゼスの本領は中距離からの一撃離脱、至近距離での高速格闘戦にある。即ち「蝶のように舞い、蜻蛉のように迫り、蜂のように刺す」。<br /> それを支えるのが超伝導筋肉を始めとするクェスカイゼスの肉体組成である。人体以上の伝達速度を誇り、しなやかさと剛さを兼ね備えたそれらは通常時においても音速に迫る機動を可能にする。<br /> しかしながら、それらをもってしても機動時の負荷を受けきるのは容易ではなく、初期では自身の負荷に耐え切ることができずに故障を繰り返し、さらに稼働時間にも大きな制限がついた。<br /> それらを解決したのが同時期に発掘された重力制御装置であった。解析は不完全ながらこれによりクェスカイゼスは「自身の重み」で壊れてしまうことがなくなったのである。<br /> しかしながら「あんまり騎士らしくない」という理由でこの装置を頼らない者もいる。<br /><br /><br /><br /> 今日子スペシャル<br /><br /> 宰相がオリジナルのクェスカイゼスを改修した今日子専用機。<br /> サイケデリックな彩色に見るものを圧倒する凶悪な外見になっている。<br /><br /> 重力制御装置は量産型と比べ物にならないほどの出力で安定しており、常時重力障壁を展開して戦闘が可能。<br /> 各パーツも最高水準のものが使用されており、量産型とは一線を隔した圧倒的な戦闘力を誇る。<br /><br /><br /> 専用武装<br /><br /> ・虐殺者ルクレツィア<br /> 西洋剣のグレートソードにあたる実体剣。受けた相手を武器ごと叩き切るのが基本。<br /><br /> ・断罪者アリソン<br /> 折りたたみ式槍斧。重層金剛皮膜装甲が施されており、いくら斬ろうとも欠けることがない。<br /><br /> ・破壊者クラリッサ<br /> 重力発生装置を内蔵した大槌。並のI=Dなら跡形もなく消し飛ばす。<br /><br /> ・刺し貫くエヴァンジェリン<br /> 肩に装着するスパイクシールド。スパイクを射出可能。<br /><br /> ・殲滅者ヘンリエッタ<br /> 胸部内臓式マイクロブラックホール射出器。触れたものすべてを圧し潰す。<br /><br /> ・荒れ狂うローレンシア<br /> 巨大モーニングスター。近づくもの全てを容赦なく砕き、なぎ払う。<br /><br /> ・響き渡るヴェロニカ<br /> 鬼の顔を模した片手持ちの盾。盾そのものに重力発振器が埋め込まれており広範囲に重力振を引き起こすことができる。</p> <p><br /> 武装考察<br /> 過剰な破壊力と殺傷範囲から対I=D戦闘よりは対軍、巨大生物向けである。<br /> 収納には専用の運搬コンテナがあり、状況に応じて使い分ける、こともできるらしい。</p>
<p>帝国の最古にして最新の誇り</p> <p>その名はクェスカイゼス!クェスカイゼス!クェスカイゼス!</p> <p> </p> <p>「クェスカイゼスとは宰相府に伝わる発掘兵器とそのコピーで、I=Dの原型になったものである。<br /> 低物理域を含むあらゆる世界で活動できる騎士専用機であり、主武装を剣と楯とし、<br /> 火器類は目立たぬように内蔵された。推進器としてのロケットを持たず、重力制御で動いた」<br /> -一般性能要求より-<br /><br /> 帝國の民はクェスカイゼスを指して言う。帝國の騎士とは斯くあるべきである、と。<br /> 一般パイロット向けに改修されたトモエリバーと違い、白兵戦に特化したその在り方はまさに西洋の騎士を髣髴とさせるものである。<br /> また、現代のI=Dと違いメタルライフである為に外見はすらりとしており、増加装甲を施していない状態ではどこか女性的な印象を与えるフォルムであった。<br /><br /> クェスカイゼスの開発は一から作るのではなく発掘されたオリジナルをコピーして再構成する手法である。しかしながら全世界稼動可能なTLOであることからそのテックレベルを再現するのは非常に困難であった。<br /> その最たるものがいまだ解析中の制御中枢たる重力制御装置である。量産型のクェスカイゼスにも同じ技術が使われたが、あくまで外側から形を整えて再現したブラックボックスであり、本来の能力は発揮できていないと考えられている。<br /><br /> メタルライフは半機械生命体と訳される。<br /> クェスカイゼスの場合は柔弾性カーボンの骨に超電導人工筋肉を纏い、その体には電磁媒介たる血液が流れ、レーザーファイバーの神経が張り巡らされている。<br /> 操縦にあたっては神経を機体と接続する必要があり、文字通り人騎一体となる。これにより反応速度と追従性は機動兵器としては異常ともいえるものであったが、パイロットの技量がそのままスペックに跳ね返る乗り手を選ぶ機体でもあった。<br /><br /> 機体制御は重力制御によって行われ、各関節と背部に出力器を備えていた。<br /> 全世界稼動可能であり、分類は陸戦機。指向性を持たせた重力の放射である程度の飛行は可能だが、どちらかというと跳躍に近い。<br /><br /> 武装<br /> ・甲冑装甲<br /> 主に機体前面及び上面に装着する甲冑のような形状の増加装甲。ダメージ、及び強制剥離により脱着可能。<br /> 重力場の展開と併せることで鉄壁と化すが出力消費の問題で長時間は展開できない。<br /><br /> ・剣<br /> 西洋剣のブロードソ-ドに当たる実体剣。金剛石による皮膜装甲が施されており、速度と重力を乗せて斬りつける一撃は艦船すら両断する。<br /><br /> ・杖剣<br /> 盾の裏側に仕込む先端に宝石状の重力発生装置が付いた杖。前述の剣に連結することで重槍剣となる。また、盾の重力発生器を兼ねている。<br /><br /> ・重槍剣<br /> 剣と杖剣を連結したもの。そのサイズは大剣というよりは突撃槍であり、これがトモエリバーの100mm砲(ランス)の原型である。<br /> 最大出力で重力壁を纏った際の突撃速度は光速に迫るとされ、並みのパイロットでは使いこなせない「必殺技」である。</p> <p> </p> <p>・重力盾<br /> 手持ち、腕部装着に対応した盾。半身をほぼ覆いこめる長大なものであり、防御の要。<br /> 盾の表面には理力文字による抗魔処理が施されており、射程圏外からの詠唱攻撃にも対応している。</p> <p> </p> <p>・内臓榴弾砲<br /> 掌部に内蔵される小径榴弾砲。必殺の火力はないが密着状況などの至近距離で威力を発揮する。</p> <p> </p> <p>・電磁投射砲(レールガン)<br /> 士誠号と同タイプのもの。構造上これを装備すると内臓榴弾砲は使用不可能となり、また格闘戦能力も低下する。<br /> しかしながら連発こそ出来ないもの破壊力はすさまじい。</p> <p>その他、式典用装備として儀杖剣、儀杖槍、専用マントが存在する。</p> <p><br /><br /> 戦術思考<br /> クェスカイゼスの本領は中距離からの一撃離脱、至近距離での高速格闘戦にある。即ち「蝶のように舞い、蜻蛉のように迫り、蜂のように刺す」。<br /> それを支えるのが超伝導筋肉を始めとするクェスカイゼスの肉体組成である。人体以上の伝達速度を誇り、しなやかさと剛さを兼ね備えたそれらは通常時においても音速に迫る機動を可能にする。<br /> しかしながら、それらをもってしても機動時の負荷を受けきるのは容易ではなく、初期では自身の負荷に耐え切ることができずに故障を繰り返し、さらに稼働時間にも大きな制限がついた。<br /> それらを解決したのが同時期に発掘された重力制御装置であった。解析は不完全ながらこれによりクェスカイゼスは「自身の重み」で壊れてしまうことがなくなったのである。<br /> しかしながら「あんまり騎士らしくない」という理由でこの装置を頼らない者もいる。<br /><br /><br /><br /> 今日子スペシャル<br /><br /> 宰相がオリジナルのクェスカイゼスを改修した今日子専用機。<br /> サイケデリックな彩色に見るものを圧倒する凶悪な外見になっている。<br /><br /> 重力制御装置は量産型と比べ物にならないほどの出力で安定しており、常時重力障壁を展開して戦闘が可能。<br /> 各パーツも最高水準のものが使用されており、量産型とは一線を隔した圧倒的な戦闘力を誇る。<br /><br /><br /> 専用武装<br /><br /> ・虐殺者ルクレツィア<br /> 西洋剣のグレートソードにあたる実体剣。受けた相手を武器ごと叩き切るのが基本。<br /><br /> ・断罪者アリソン<br /> 折りたたみ式槍斧。重層金剛皮膜装甲が施されており、いくら斬ろうとも欠けることがない。<br /><br /> ・破壊者クラリッサ<br /> 重力発生装置を内蔵した大槌。並のI=Dなら跡形もなく消し飛ばす。<br /><br /> ・刺し貫くエヴァンジェリン<br /> 肩に装着するスパイクシールド。スパイクを射出可能。<br /><br /> ・殲滅者ヘンリエッタ<br /> 胸部内臓式マイクロブラックホール射出器。触れたものすべてを圧し潰す。<br /><br /> ・荒れ狂うローレンシア<br /> 巨大モーニングスター。近づくもの全てを容赦なく砕き、なぎ払う。<br /><br /> ・響き渡るヴェロニカ<br /> 鬼の顔を模した片手持ちの盾。盾そのものに重力発振器が埋め込まれており、広範囲に重力振を引き起こすことができる。</p> <p><br /> 武装考察<br /> 過剰な破壊力と殺傷範囲から対I=D戦闘よりは対軍、巨大生物向けである。<br /> 収納には専用の運搬コンテナがあり、状況に応じて使い分ける、こともできるらしい。</p>

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