『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』13~

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  • 『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』13~16
    13 14 15 16 13 「あたしはね、この地球上で最も不要なモノを消したいんだ」 黒翼の悪魔が遠くを見つめる 最も不要なモノって何だろう…… 「あんたはどう思う?」 「え、聖?」 聖ちゃんが怯えた様子で黒翼の悪魔を見る 「あんたが、この地球上で最も不要なモノって何?」 「……悪い人?」 「どうしてそう思う」 「悪い人が居なければ、良い人ばかりになるから……」 「ふうん。じゃあ、あんたはどう思う?」 衣梨ちゃんに問いかける黒翼の悪魔 「悪い心やなか? 憎しみとか妬みとか……」 「なるほどね。次、あんたは?」 次は里保ちゃんに問いかける 「戦争。誰かが傷付くから、無くなって欲しい」 「あんたは?」 あたし? 「……差別かな」 能力が使える事で辛い思いをした 能...
  • 『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』Prologue - スパイ潜入
    「リゾナンターに1人、スパイを送り込もうかと」 「このタイミングでか?」 「メンバーも半分近く入れ替わり、しばらく経ったので」 「しかしなあ、子どもの力なんてまだまだ非力。わざわざスパイまで用意して調べる程の事は 「先日の交戦で、著しい成長が見られました。逐一情報を得る手段があっても良いかと」 「ふーん。わかった。で、スパイは誰にさせる?」 「〝エッグ〟から選びました」 「ほう」 「入れ」 ガチャ 「失礼します」 「……こんな小さい子どもに、スパイを?」 「11歳ですが、相当の訓練を受けています。不足はないかと」 「……保有能力は?」 「〝透視〟です」 「透けて見えるだけか? それなら〝千里眼〟くらいの方が 「大丈夫です」 「……あんたが言うなら。その子に任せるわ」 「ありがとうございます」 「じゃ」 ガチャ 「お前の任務は...
  • 『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』 9~12
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  • 『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』17~
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  • 『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』 1~8
    1 2 3 4 5 6 7 8 1 ガシャーン! ──なんで! バリーン! ──こんな! ドーン! ──ことになってんだよ! 「逃げろ逃げろ~氷漬けにしちゃうよ~」 「ハルが、あんたに何したってんだよ!」 「別に~」 「ふざけんなよ!」 「お喋りしてる場合?」 ヒュン! 氷の塊が飛んで来る! 「くそ!」 姿勢を低くして避ける ガシャーン! 「いい反応じゃん。運動能力も高いね。でも、いつまで避けられるかな」 ヒュン! ガシャーン! 「夜に街灯の少ない広ーい公園で鬼ごっこ。ガキにはワクワクするシチュエーションなんじゃない?」 「命賭けてまでする事じゃねーし!」 ヒュンヒュンヒュン!!! 「危な!」 ガシャーン!!! バラバラ…...
  • スレ別分類(第73話~第100話)
    第100話(2014/10/30(木)~2014/12/05(金) 02 10) 第99話(2014/09/16(火) 17 57~2014/10/30(木) 20 42) 第98話(2014/07/26(土) 01 27~2014/09/16(火) 17 20) 第97話(2014/07/16(水) 14 14~2014/07/25(金) 11 58)126レス 第96話(2014/05/24(土) 19 07~) 第95話(2014/04/19(土) 00 41~2014/05/24(土) 19 00) 第94話(2014/04/03(木) 01 22~2014/04/16(水) 21 31)388レスまで 第93話(2014/02/26(水) 18 57~2014/03/30(日) 22 59) 第92話(2014/01/27(月) 00 56~2014/02/25(火) 01 41...
  • 管理者用
    (80)952 (80)986 (81)807-812 (86)283 (80)952 952 返信:名無し募集中。。。[] 投稿日:2013/05/12(日) 23 26 09.00 I   786-789 続きです   791 既存は良作ばかりで、自分としては非常に困っています。楽しんで頂ける様に頑張ります。   793 新鮮だけで終わらぬ様に頑張ります。   795 スパイですが小6なので、あの様になりました。マンネリにならない様に頑張ります。   800 2人の一番の違いは年齢と思い、あの様になりました。   801 名作ですね。無意識ですが、これがリゾナントでしょうか。 みなさまありがとうございます。自惚れて自分宛でない返信でない事を願います。 投下開始↓ (80)...
  • シリーズ・長編
    『リゾナンターЯ(イア)』 『リゾナント殺人請負事務所録』 Rs『ピョコピョコ ウルトラ』 ■■シリーズ 『the new WIND』 『米』 3×3+1 『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』 『仮面サイダー・鞘師里保』 『闇に棲む者』 『異能力』 『リゾナンターΧ(カイ)』 『リゾナンターΧ(カイ) 番外編』 『リゾナンターΧ(カイ) さくらの修行編』 『共鳴戦隊リゾナンター』 『colorfull戦隊リゾナントガールズ(仮)』 『リゾナンターЯ(イア)』 『リゾナンターЯ(イア)』 『リゾナンターЯ(イア)』 - 2 『リゾナンターЯ(イア)』 - 3 『リゾナンターЯ(イア)』 - 4  『リゾナンターЯ(イア)』 - 5  『リゾナンターЯ(イア)』 - 6  『リゾナンターЯ(イア)』 - 7  『リゾナンターЯ(イア)』 - 8  『...
  • 『暁の戦隊』(2ndシーズン)
    目次 第1話「21世紀」 第2話 「悲しみトワイライト」 第3話「SONGS」 第4話「BE ポジティブ!」 第5話「愛され過ぎることはないのよ」 第6話「愛の炎」 第7話「彼と一緒にお店がしたい!」 第8話「じゃじゃ馬パラダイス」 第9話「あの日に戻りたい」 第10話「この地球の平和を本気で願ってる」 第11話「君に届け」 第12話「やるときゃやらなきゃ女の子」 第13話「恋のダイヤル6700」 第14話「女と男のララバイゲーム」 第15話「乙女の心理学」 第16話「Loving you forever」 第17話「女心となんとやら」 第18話「Only you」 第19話「I'm Lucky girl」 第20話「OK YEAH!」 第21話「涙ッチ」 第22話「シルバーの腕時計」 第23話「この愛を重ねて」 最終回「悔し涙 ぽろり」 第1話「21世紀」 ダ...
  • (暫定的なシリーズ・長編紹介)
    暫定保管庫に収録されたている続きもの・長編の備忘録的メモ書き。 複数のページにまたがる作品でもリンクは第1章のみ。 作品の完結及び放置が理由で一定期間更新が途絶えた場合はいつのまにか消えている。 『リゾナント殺人請負事務所録』 【ダークテイスト】【新機軸?】【フクちゃんが金爆それとも緊縛なのか?】  発車間際の新幹線の中で工藤遥は溜息混じりに天を仰いでいた。 相棒の優樹がメールで送られてきた標的の画像を消去してしまったのだ。 そうまだあどけなさをを残す二人の仕事は人の命を奪うことだった。 こんなの書いてみましたけどどぅ?というまさどぅ主演のお試し的な作品が完結後、他のメンバーたちによる間奏劇的な短編が連続して発表され続きが出るっぽい。 登場するメンバーは仕事として躊躇無く人の命を奪う。 そういう点では『闇に棲む者』と通ずるものがあり、一部暴力的な描写が...
  • 『かなしみ戦隊リゾナンターV』(3)
    「泣きだすかもしれないよ」 「グルグルJUMP」 「もっと愛してほしいの」 「宝の箱」 「寒いから冬だもん!~どうもこうもないっすよ ミティ~」 「ライバルサバイバル」 「BEポジティブ!」 「Loving you forever」 「友」 「涙ッチ」 「雨の降らない星では愛せないだろう?」 「泣きだすかもしれないよ」 次回予告       立ち上る蒸気は少しづつ濃くなっていく(伝えなければ仲間に…あの事実を伝えなければならない……でも)                  しかし里沙の脳裏に過去の出来事が蘇り湯煙の様に思考を煙に巻く      《すいません新垣さんッ!》とダンスレッスンで必要にぶつかるフクπ≪カマキリ!チョウチョ!≫とかする度に          揺れるズッキのボン そして其の度に揺れる私の心 同じ人間だというのに…なんなのこの違いは     ...
  • 『つかのまの平和・・・そして別れ リゾナンターファーストシーズン最終回』
    ダークネスとの戦いに終止符を打ったリゾナンターたちはそれぞれの生活、いや勝ち取った平和を楽しんでいた。 愛は里沙とふたりでドライブしていた。 「なんで朝早くから車で出るのよ。舞台は夜からでしょうが。」 「だって、がきさんにあーしの新車を見てもらいたかったんやざ。」 「まったく、いつの間に新車なんか買ったのよ。いつもお金がないって愚痴ってたじゃない。」 「やって、能力使わずに遠出するときには車がええと思ったから奮発したやよ。」 「頼むからリゾナンカーの時みたいに乱暴な運転だけは勘弁してよね。」 「大丈夫やって、あーしをスピード狂かなんかと勘違いしてるんやないか?」 過去にリゾナンカーでの運転を経験しているものからすれば愛は確実にスピード狂である。 すると里沙は車が目的の劇場の方角とは違う方向に向かっているのに気付いた。 「あれ?愛ちゃんどこへ向かっている...
  • 『17才の悩み』
    ジュンジュンの誕生会も終えた2月の半ば、3月にはリンリンが大人へ一歩近づく そんなわたしも今年で17歳になった メンバー内では最年少とはいえ、声を張って子供ともいえない年齢 休日に学校で催しものがあったため振り替えで休みになった今日 わたしは朝から喫茶リゾナントにきている 作業している高橋さんと田中さんを前に、カウンター席で参考書を開きコーヒーを飲んでいた 高橋さんのいれてくれたコーヒーを口に運ぶと心身ともにとてもあったかくなる でも・・・ちょっと苦い 大人ぶってコーヒーを頼んでみたけどわたしにはまだちょっと早かったみたい 「もっと砂糖とミルク入れようか?」 「いえ、大丈夫です」 苦かったのが顔に出てしまい、高橋さんに気を使わせてしまった 今は午前11時をまわったころ 忙しくなるランチタイムまで、もう少しゆっくりできそうだ 「愛佳、春からもう...
  • 『声を奪われたカナリア』・新章
    目次 2011/12/25(日) 午前1時 更新分 2011/12/25(日) 午前11時 更新分 2012/01/13(金) 更新分 2011/12/25(日) 午前1時 更新分 今日は久しぶりにヨリコのオフの日だ。 ダークネス幹部に関わってから不信感を抱いたヨリコは、テレビ出演の仕事を極力断り、現在はラジオ、インターネットの動画サイト、ライブをメインに活動している。 正直言って私もその方が安心だ。 元ダークネスの私が言うのもおかしいが、彼女にはもうダークネスに関わってほしくない。 自分の心の奥で、じっくりゆっくり暖めてきた大切なモノ。 それをダークネスなんかに傷つけられたくない。 もしも彼女がダークネスに傷つけられたら自分がどうにかなってしまいそうなくらい彼女が自分の中で大きな存在になっている。 その気持ちを真っ直ぐに伝えられたらどんなにいいものか。...
  • 名無しリホナンター。。。
    (75) 219 名無しリホナンター。。。 (75) 225 名無しリホナンター。。。 (75) 343 名無しリホナンター。。。 (75) 403 名無しリホナンター。。。 (75) 435 名無しリホナンター。。。 (75) 446 名無しリホナンター。。。 (75) 528 名無しリホナンター。。。 (75) 540 名無しリホナンター。。。 (75) 546 名無しリホナンター。。。 (75) 568 名無しリホナンター。。。 (75) 592 名無しリホナンター。。。 (75)776 名無しリホナンター。。。 (75) 795 名無しリホナンター。。。 (76)87 名無しリホナンター。。。 (76)135 名無しリホナンター。。。 (76)235 名無しリホナンター。。。 (76)275 名無しリホナンター。。。 (76)447 名無しリホナンター。。。 (76)668 名無し...
  • 『共鳴戦隊リゾナンター 参上』
    構想2分 執筆30分の保全作 最大限の広い心で読んでください 共鳴者作者さんの作品(※)とは無関係です(※http //resonant.pockydiary.net/archives/758.html) 作者はリゾナンターオリメン全員大好きです 本当です 「キャハハハハ!やれ!全部破壊し尽くせ!キャハハハハハハ!!」 ここではないどこかの世界。 その世界は危機に瀕していた。 「闇の帝国・ダークネス」を名乗る組織が、世界を闇に呑みこまんと突如動き出したのであった。 今日も、一つの街がダークネスの一個師団によって襲撃されていた。 「キャハハハハ!ダークネスに、そしてこのヤグーチ様に逆らうやつらは皆殺しだ!」 師団を率いているのは、やたら背の小っちゃい女将軍・ヤグーチ。 「キャハハハ!ほら、そんなトロトロ逃げてたら殺されちゃうよ?いいの?ほら...
  • 『“未来”への反逆者たち ―闇と光(7)―』
          *      *      * 「後藤………」 ガラス越しに…そしてスピーカー越しに目まぐるしく展開する出来事を、中澤はただ傍観するしかなかった。 そんな自分に対し、これまで圧し殺していた疑問や迷いが膨れ上がるのを感じずにはいられない。 知らず、先ほど無意識に拾い上げた写真を持つ手に力が入る。  ――……あんたらには、きっと分からんとよ。一番大切なもんが見えとらん…あんたらには 同時に、れいながつい先ほど自分に残していった言葉が頭を過ぎった。 「なあ、保田、吉澤……。ウチらにとってほんまに一番大切なもんって……結局なんやろな」 「…………」 自分の後ろで、同じようにガラス越しの室内を見つめている保田と吉澤に、半ば独り言のように問いかける。 無言を返すしかないその戸惑ったような空気は、2人が中澤と同じ迷いを抱いているこ...
  • 『共鳴戦隊リゾナンター 五度』
    奇跡的に規制が解けている間を縫って保全します いつものように最大限の広い心で読んでください ※参照作品 (70) 292 『共鳴戦隊リゾナンター 参上』 (74) 214 『共鳴戦隊リゾナンター 再来』 (79) 665 『共鳴戦隊リゾナンター 三度』 (80) 555 『共鳴戦隊リゾナンター 四度』 「にゃはは。いいよいいよ、全部壊しちゃって」 ここではないどこかの世界。 その世界は危機に瀕していた。 「闇の帝国・ダークネス」を名乗る組織が、世界を闇に呑みこまんと再び動き出したのであった。 今日も、一つの街がダークネスの一個師団によって襲撃されていた。 「グッバイボーイ。にゃはは」 師団を率いているのは、当作者が一度も登場させたことがない(※理由:書けないから)粛清人A。 「ちょっと?書けないのに書こうとしてんの?...
  • 妄想コワルスキー
                                    next→ ―これはマズいことになったのだ。 新垣里沙は焦っていた。 ―私としたことが、こんなトラップに引っかかるなんて。 あの頃の、ダークネスのスパイとしてリゾナンターに潜入していた頃の私だったら、こんなミスは犯さなかったのに。 別れを告げた筈の裏切り者としての過去。 封印してしまいたい記憶すら蘇らせる意味がそこにはあった。 それは…。 ボン。 キュッ。 ボン! 人類の宝。 ボン。 キュッ。 ボン! 輝かしい未来へのパスポート。 ボン。 キュッ。 ボン! さようなら、泣き虫な私。 ボン。 キュッ。 ボン! こんにちは、アルティメットなボディ。 発端は地方遠征だった。 長引いた遠征の疲れを癒す為に、最寄の温泉街に足を運んだリゾナンター様御一行。 その街のメー...
  • 『咀嚼強化月間 -Corners of earth-』
    『咀嚼強化月間 -Corners of earth-』 『咀嚼強化月間 -Corners of earth- part.2』 『咀嚼強化月間 -Corners of earth- part.3 完。』 『咀嚼強化月間 -Corners of earth-』 モグモグモグモグモグ。  「ねえねえガキさんガキさん」  「何よー」  「覚えてます?昔話たことあったじゃないですかー」  「カメと話したことなんていくつあると思ってんのよ」  「そういう話じゃなくて、っていうかガキさんがこれ言いだしたんですよ?」  「だから何よー」  「ほら、えーっとアレですよ…アレですよ」  「やめてよー忘れちゃったーみたいなオチとか突っ込めないんだから」   「ガキさんの事情を絵里にあてはめられても困るんですけどー」  「カメより私が困ってるんだけどね今」 モグ...
  • 『共鳴戦隊リゾナンター 三度』
    『リゾナンターΧ(カイ) -7』のお話が心に響いたからこそ書いたものだということをくれぐれもご理解ください そして最大限の広い心で読んでください 作者はリゾナンターオリメン全員大好きです 現在のリゾナンターたちも大好きです その他のグループもそこまで詳しくはないけどそれなりに好きです 本当です ※参照作品 (70) 292 『共鳴戦隊リゾナンター 参上』 (74) 214 『共鳴戦隊リゾナンター 再来』 「あーはっは!やれやれ!徹底的に破壊しろ徹底的に!」 ここではないどこかの世界。 その世界は危機に瀕していた。 「闇の帝国・ダークネス」を名乗る組織が、世界を闇に呑みこまんと再び動き出したのであった。 今日も、一つの街がダークネスの一個師団によって襲撃されていた。 「ダークネスに、そしてこのミティ様に跪け愚民ども!」 師...
  • 『過去に託された想い』
    「リゾナンターの光井愛佳さんですね?」 街灯と月明かりに照らされてる夜道を歩いてくる女性に声をかける。 「そんな身構えないでくださいよ、争うつもりはありません。」 とは言ったものの彼女の警戒心はとれる様子はない。 「なんで愛佳のこと知ってるんや?ダークネスか?」 「いえ・・・、私は今のあなたを解放する為に未来からやってきました。」 「フッ・・・未来?アホかあんた?」 やっぱりこうなる・・・。 未来から来たなんて言って簡単に信じてもらえるわけがない。 どうやって信じてもらうか・・・これが面倒くさい。 「私はあなたが未来を予知する能力を持ってることを知ってますよ?」 「そりゃリゾナンターって知ってるくらいだから知ってるとは思ったけど・・・  アホなことばかり言ってなにが目的や?」 あんまりアホアホ言われるとイラっとするなぁ。 ...
  • 『リゾナンター爻(シャオ)』 18話
    ● ダークネス本拠地、「首領」の部屋のさらに奥。 いくつものモニターが設置されたその空間は、「首領」がとある面々と謁見するためだけに存在していた。 政界、財界、そして公権力。 一線は引いたものの、未だにOBとしてこの国を支配し続ける古狸たちだ。 彼らは能力者を時に正義の、そして時に闇の力として扱い、従えてきた。今も昔も変わらない権力構造は、「首 領」の頭痛の種でもあった。 そんな彼女が、憂鬱そうな表情を浮かべつつ「謁見の間」に入る。 気の滅入るような茶番劇の幕開けだ。 「…ふん、ようやくのお出ましか」 モニターの一つが、目を覚ますかのように光を帯びて映像を映し出す。 恰幅の良いスーツ姿の中年は、不機嫌そうに不満を述べた。 「待ちくたびれたぞ」 「我々を待たすなど、いい根性をしている」 「しかも、今日は『例の日』だというのに。飽...
  • 『リゾナンターЯ(イア)・番外編「聖の休日」』
    都内某所のデパート屋上。 いつもなら子供たちの嬌声で賑わう場所が、しんと静まり返っている。 「てめえら、大人しくしやがれ!てめえらには今から人質になってもらうからな!!」 黒ずくめの、無精ひげを生やした人相の悪い男が刃物をちらつかせながら、観客である子供たちを威嚇する。 ついさっきまで、ゆかいなショーを楽しんでいたのに。 事の異常さに気付いた数人の子供たちの、すすり泣く声。 どうしてこんなことに…… 現場に居合わせたリゾナンターのサブリーダー・譜久村聖は怒りを覚えるとともに、自らの力のなさを悔やんでいた。 リゾナンターは、決して一般人に能力をみせてはならない。 これだけの大勢の子供がいては、能力を使うことすら許されなかった。 しかし、苦悩する聖の視界に、あるものが映る。普段頭の回転がそれほど速くない彼女ではあるが、楽しい時間を壊された怒りと愛しい...
  • 『詐術師の最期』
    「しくじったぜ……」 簡単な任務のはずだった。 ダークネスの幹部である矢口真里は、諜報部の吉澤からそう聞いていた。 敵組織の機密文書を取ってくるだけです。能力者は2、3人いるみたいですが、あんたなら簡単でしょ? その言葉を真に受けて矢口は護衛もつけずに敵の本拠地に単身乗り込んだ。 が、待っていたのは徒党を組んだ能力者の集団。 お得意の能力阻害も全員をカバーする万能なものではなく、みじめな敗走を選択せざるを得なかった。 「吉澤のやつ、ガセでおいらを動かしやがって」 下手したら死んでいた。 冗談じゃない。こんなどうでもいいことのために命を落とすなんて、馬鹿げている。 このツケは必ず払ってもらう。 とは言え、金に換算できるようなものではなくては意味がない。 とにかく、金が必要だ。矢口は組織のいち幹部で終わるつもりなど、さらさらなかった。 ...
  • (単発作品の紹介)
    ネタバレが嫌な人は回れ右 基本的には1、2回の投下で完結した作品の紹介 長編&シリーズと単発の分類は実に曖昧模糊 ●とかを使って一気に大量のレスを投下した場合は長編に分類するかも 暴言っぽい表現も愛情の一環として大きな気持ちで受け止めていただきたく 作品の形態や内容および保管人の時間の都合によって紹介できない作品がある場合もありますのでご理解いただきたい wikiの容量を超えたら削除の線でw (95)362『STAND BY ME』 2014/04/29(火) 23 12 21.05 O 【保全】【誰視点?】 モーニング娘。8代目リーダー道重さゆみの今秋ツアーでの卒業が発表された日の夜に投下された掌編。 登場人物が誰だという設定はなされてはいないが、その内容からはやがて来るその日までの限りある時間を大切に過ごしたいというメンバーの思いが伝わってくる。 (92)7...
  • 『Vanish!Ⅲ ~password is 0~』(9)
    「・・・」 彼女は歩き続ける 「まってくださいよ~」 それを追うように歩く少女 「ちょっと、えりぽん、新垣さんも疲れているんだからやめたほうがいいよ」 そんな二人を追う少女 奇妙な奇妙な追いかけっこ 「だって、みずき、新垣さんと次会えるかわからんっちゃよ?  もっともっと教えてもらわんといかんことあるとよ」 「だからって、新垣さんも疲れているんだよ!同じ糸使いのえりぽんならわかるでしょ? あんなにたくさんの糸を一度に操ったんだよ。疲れないはずないでしょ」 足早に歩く二人を追いかけてきたためか、はたまた元来のものか頬が紅く色を帯びている 「え~新垣さんなら、あれくらい大丈夫っちゃよ  そりゃ、えりは一本で限界っちゃけど、新垣さんは最強っちゃもん  ですよね~新垣さん」 へらへら笑いながら生田は足を止めない、歩き続ける 「・・・」 新垣は何も...
  • 『リゾナントリゾートin利曽南島 3日目夜―やっぱり最後はバーベキュー?―』
    夏だ! 海だ! リゾートだ! てなわけで、旅行3日目の予定をほぼ消化したリゾナンター13名はホテルのプライベートビーチに集まった。 海の家に提供して、余った野菜その他の食材。 れいなたちがビーチバレー大会で獲得した、牛肉とトロピカルフルーツの詰め合わせ。 さゆみが海で釣ってきた魚。(海の家の料理長の手によってさばかれ済み) 野外用のコンロ。大量の炭。トングや串や人数分の箸。 それらが所狭しと並んでいる。 「よぉし!じゃあ今からバーベキュー始めっぞー!!」 愛の呼びかけに対し、うおー!という12人分の勝ちどきの声が上がった。 今この瞬間から、今回の旅行最後のメインイベント・バーベキューが始まったのだ。 「はい、ガキさん。トングでーす」 「はいよーっ」 ごく自然にさゆみからトングを受け取り、ごく自然に肉その他諸々を焼き始める里沙。...
  • 『Whim of God』
    ここは掃き溜めの中。 此処はあまりきれいじゃないよ。 つながっていたかっただけで。 死んでしまったあとの花のように。 醜い私は、影にくるまって眠るの。 君は星のように、はかない声で鳴いている。 いつだって昨日の向こう側。 私は死ぬように君を愛す。 君が死んでから私を愛すように。 生きる事が永遠を壊したけれど。 醜い光が私を射つ。 それでも願ってた。  願ってただけだった。 いつか彼女は、世界にココロを鬱されていた。  「泣けなくなったのはいつかなんて覚えてないよ。  神経の異常なのか、障害の一種なのか、考えたって  私にはそんな知識は必要なかったの、必要のない場所に居たから」 受け入れることが生きる事。 全ては日常の中に消えて行く。 誰も彼も、彼女も例外なく、逃れることなく、逃れれる者が居ようもなく。 ...
  • I WISH
    「I WISH」(かなしみの人ver) 次回予告 陽が昇りいつもと変わらぬ仕事や学園生活をこなしてゆく 陽が沈みいつもと変わらぬ時間・場所に集まってゆく 愛の瞳にうつるのはいつもと変わらぬミーティング風景・メンバー 愛はいつもと変わった質問をメンバーに問いかけた・・・ 「みんなはいつも何を願って闇と戦っているの?」 『人類の為・正義の為・生きる為・自分自身に勝つ為』 皆それぞれの答えを出してゆくメンバー達    最後にジュンジュンが答える番になり       すかさず誰かが答える 『どうせいつもの バナナ腹イッパイ食べたい為でしょ!』  少しムッ!としながらジュンジュンは答える   「イイエ 違いマース!私の願い それは・・」 「ミンナが安心しテ バナナが食べられる 平和な世界デーース」 皆いい顔をして...
  • 『平和の音』
    鈴木香音は頬杖をつき、窓の外を見ていた。 夏の夜空には星が輝いている。 こと座のベガ、わし座のアルタイル、十字形に並ぶはくちょう座のデネブの3つを結んだ「夏の大三角形」が夜の海に浮かんでいた。 中学校の理科で習った知識が早くも役に立ってなんだか嬉しくなる。 確か、ベガを「織姫星」、アルタイルを「牽牛星」と呼ぶということを理科の先生は言っていた。 そうか、あの星が織姫さんで、あの星が彦星さんなんだと香音はゆっくりと腕を上げて指を伸ばした。 窓ガラスをなぞるように指を動かし、「さーさーのーはー、さーらさらー」と七夕の歌を唄う。 「七夕」といえば、7月に祝うものであるが、まあ夏ということに変わりはないだろうと気に留めずに唄った。 それと同時に、七夕といえば生田衣梨奈の誕生日じゃないかと思い出した。 あの鬱陶しいKYはひとつ歳を取ったのだし、もう少し落ち着いてくれないだろう...
  • 『リゾナンターЯ(イア)』 - 8
    ☆ ☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆☆ ☆ ● 漆黒の巨鳥が、夕闇に向け飛び立つ。 ダークネスの所有する軍用輸送機がとある機器を絶海の孤島にある研究所へと輸送するため、本拠地敷設の飛行場を離陸した。 全体を黒の装甲で覆われたその姿は、まさに鋼鉄の化け物。その後姿を見送る白衣の女性に近づき、話しかけるものがあった。 「相変わらずかっけぇー。いち犯罪組織が所有するには過ぎた代物だな」 黒のライダースーツに身を包む麗人。 ダークネスの幹部の一角を占め、尚且つ組織の諜報部を束ねる存在。「鋼脚」はにやつきながら、遠ざかる機体が闇に融けていく 様を眺めていた。 「白々しい台詞ですね。あれがどこから横流しされたものか、諜報部の長たるあなたが知らないはずはないでしょう」 「まあな。国の機関とすら癒着できる大組織、か。そんなでっけえ組織がたった10人の反乱分子...
  • 『Vanish!(3) 病むときにも愛する故に』
    ●月◆日(木) PM 9 00 亀井は寒さに震えながらコンビニへと向かう途中だった。 道重は足のむくみをとるためのマッサージをしていた。 久住は仕事帰りのタクシーの中だった。 光井は図書館で期末テストの勉強をしていた。 リンリンは部屋でギターを弾きならしていた。 ジュンジュンは餃子の皮を作っていた。 そして、新垣は遅めの夕食の用意をしていた。 『みんな、出動の用意して!ダークネスが現れたわ!場所は町外れの××!  私は先にれいなと向かうから、みんなできるだけ早く支援に来てちょうだい!!』 それぞれの頭の中にリーダー高橋からの声が届く。 喫茶リゾナントから漏れてくる灯りが消え、2つの影が飛び出してくる。それは、高橋愛と田中れいなの二名 二人の白いリゾナンタースーツが、黒色の闇夜に浮かび上がっている                *  *  *...
  • 『声を奪われたカナリア・番外編』
    更新履歴 2012/07/02(月) 2012/07/03(火) 2012/07/27(金) 2012/07/02(月) 『明日香ちゃんの嘘つき!!』 彼女の悲鳴に似た声と同時に、ガシャン!という受話器を叩きつけるような音が私の耳に響いた。 「仕方ないじゃんか…」 私は携帯のボタンを押して自室のベッドに放り投げた。 確かに私は昔ダークネスにいて、脱走した罰として声が出せないようにされ、おまけに超能力者だってことを12年間隠してきたけど、それは彼女を巻き込みたくなかったから。 昔のことも、彼女がダークネスにさらわれた時にバレちゃったし。 私は彼女と毎週月曜日には定期検診に付き添いに行く約束をしていた。 でも今回は仕事が入ってしまった。 うちのバーの常連さんが私が作るクッキーを月曜日までに行くから作ってくれ、という仕事が入ったんだ。 ク...
  • スレ別分類(第62話~第71話)
    スレ別分類(第72話~) 第71話(2012/07/07(土) 07 32~2012/08/15(水)) 第70話(2012/06/04(月) 22 34~2012/07/06(金) 18 14)857レスまで 第69話(2012/05/24(木) 22 14~2012/06/01(金)195レスまで 第68話(2012/05/19(土) 18 57~2012/05/23(水) 18 50)98レスまで 第67話(2012/04/03(火) 12 20~2012/05/19(土) 13 14) 第66話(2012/02/27(月) 12 21~2012/04/03(火) 22 55) 第65話(2012/01/29(日) 12 29~2012/02/27(月) 15 59) 第64話(2012/01/10(火) 19 15~2012/01/26(木) 08 18)413レスまで 第63話(...
  • 『──Trick or Trap?──』中編
    「な、何を言ってるんですか! なんでハルがダークネスなんかに……」 どぅーが叫ぶ 「違う?」 「冗談はやめてください! ダークネスに入りたいなんて言う訳ないじゃないですか!」 激しく首を横に振りながら否定するどぅー 「〝覚えてる〟って言ったでしょ。どぅーと聖、リゾナントに来る前は、一緒にエッグにいたよね」 「……え?」 どぅーから身体を離し、立ち上がる 「思い出したの、全部」 「ぜ、全部って……?」 どぅーが恐る恐る振り向き、聖を見る 「エッグにいた時に〝ダークネスに入って、能力者の理想の世界を創るんだ〟って、どぅーはいつも言ってた」 「それは……」 「だから潜入して来たんでしょ。リゾナンターを調査するために。小学生がスパイなんて、誰も考えないもんね」 「ゴメンナサイ……でも! 「ヒドイよね。なんにも知らないフリ...
  • (57) 715 名無し募集中(プレゼント)
    一昨日はうさぎさんの誕生日でした。 仕事が忙しかったきらりは、うさぎさんにプレゼントを贈れませんでした。 いや、決してうさぎさんの誕生日を忘れたわけじゃありません。 時間の出来た今日、うさぎさんに何かプレゼントしよう。 なにがいいかは本人にきけばいいよね 「というワケできいてみました。やあうさちゃん、何か欲しいものあるかい?」 「わたしかわいい妹がほしいの!」 するときらりは言いました。 「うんいいよー」 「いいよってなにが?」 「きらりがうさちゃんの妹になってあげるよ」 「なに言ってるの!?」 「いいからいいから。きらりがうさちゃんの誕生日プレゼントだよ!」 「いらない! こんな妹いらないよ!」 「さゆねーちゃん」 「やめてってば!」 「あ、ねーさんって呼んだ方がよかったですか?」 「イヤなのはそこじゃないよ!」 「おねーちゃん、おこづかいちょーだいよ...
  • 『共鳴戦隊リゾナンター 再来』
    『colorfull戦隊リゾナントガールズ(仮)①』がすごくおもしろかったからこそ書いたものだということをくれぐれもご理解ください そして最大限の広い心で読んでください 作者はリゾナンターオリメン全員大好きです 現在のリゾナンターたちも大好きです 本当です ※参照作品(70) 292 『共鳴戦隊リゾナンター 参上』 「やっちまいな!徹底的に破壊するんだよ!」 ここではないどこかの世界。 その世界は危機に瀕していた。 「闇の帝国・ダークネス」を名乗る組織が、世界を闇に呑みこまんと再び動き出したのであった。 今日も、一つの街がダークネスの一個師団によって襲撃されていた。 「ダークネスの、そしてこのダーヤス様の力を甘く見てんじゃないよ!」 師団を率いているのは、まるで昭和のスケバン口調が寒々しい女将軍・ダーヤス。 「うるさいよ...
  • “未来”への反逆者たち ―闇と光(1)―
    天井のダウンライトが微かな音を立てて瞬いている。 不規則に明滅するその光は、静まりかえった廊下を進む2人を、どこか不吉に照らし出していた。 「“未来”を変えるなんてこと…ほんとにできるのかな…」 一瞬、わけもなく不安を喚起され、愛は半ば無意識にそう呟いた。 「できるかなやなくて、やらんと、愛ちゃん」 傍らのれいなから間を置かず返ってきた短い言葉に、意識が現実に戻る。 里沙が側にいないことが、自分で想像していた以上に心を揺るがせていたらしい―― いつの間にか、置いてきた里沙のことを思い浮かべ、弱音を吐いてしまっていた自分を叱咤する。 今は振り返っているときではない。 里沙のことはあさ美に任せてきたのだし、必ず後から行くというその言葉を今は信じるしかない。 今、自分たちのすべきことは―――前に進むこと。 何度も繰り返してきた言葉を...
  • 『わかってる』
    151 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2011/06/19(日) 00 01 27.52 O 仕事がうまくいかない・・・喫茶リゾナントで働きたい。 152 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2011/06/19(日) 00 04 13.39 0 川*’ー’)<時給350円なら働かせてあげるやよ 153 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2011/06/19(日) 00 31 44.98 0 Σ从*` ロ´)<まさかれいなの時給も!? 154 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2011/06/19(日) 00 37 00.85 O れいなはCDの現物支給です 155 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2011/06/19(日) 00 56 35.75 0 从*・ 。.・)<れいなのバイト代はCD支給なの さゆが手伝うとメガう...
  • 『季節外れのお参りに』
    「なにをお願いするの?」と彼女は言った。 「お願いごとを言ったら叶わないから言わない」と私は返した。 「つまんない」と彼女は言う。 「つまんなくていーんだよ」と私は笑う。 お願いごとなんて決まってるんだ最初から どうかいつまでも平和でありますようにと――― 青臭くても、そう願うんだ。 恥ずかしいから、言ってやらないけど。 「まーちゃんは決まってるよ!」と彼女は言う。 派手に神様を起こすように鈴を鳴らして手を叩いた。 「明日もみんなで仲良くいられますよーに!」 そうして彼女は目を瞑って三回くらい同じことを言っていた。 神様に念押しするようにしているその姿は、やっぱり青臭いんだけど、嫌いじゃない。 「ねー、くどぅーはぁ?」 彼女は目を開くとしつこく聞いてきた。 隠すのも恥ずかしいけど、いまさら話す...
  • ■ モックコンバット -新垣里沙・田中れいなX9期・10期- ■
    ■ モックコンバット-新垣里沙・田中れいなX9期・10期- ■ リゾナント地下、モニター室に座るは道重、光井。 二人の見つめる先、4面の大画面と10面の小モニターには、様々な角度から映される2つの部屋。 一方は新垣と9期メンバー4人の姿が 一方は田中と10期メンバー4人の姿が 9期10期…変な呼び方や。 ほんまに佐藤は変なことばっかり考えるんやから。 「新垣さんのAルームのほうは生田が先鋒みたいですね」 「生田かぁ。生田もずーっと新垣さん新垣さんよね」 「生田にとっては貴重な体験なんちゃいます? 思い切り能力使ってもびくともしない相手とやらんと、体得できないタイミングというか」 「ガキさんが言うにはそれでも相っ当!痛いらしいけどね、生田の【精神破壊】受けるの」 「けどこうやって分かれてみるとそれぞれの色…というか 4人集まったときの性...
  • 『リゾナントリゾートin利曽南島 3日目昼(2)―何はともあれビーチバレー―』
    夏だ! 海だ! リゾートだ! てなわけで、海の家組とは別働隊の3人はビーチバレー大会の会場へとやって来た。 「田中さーん、Aブロックのコートってどこ~?」 大会登録メンバーその2・村のキャプテン こと久住小春が声を張り上げる。 小春はバレーボールの経験者だ。 聞いた話では、子供のころ住んでいた新潟の村でバレーのキャプテンを務めていたらしい。 なもんで、実は小春のメンバー登録は本人の了承を得る前に決めていた。 エントリーの締め切り時間も押し迫っていたことだし。 難航したのは、もう一人の補欠メンバー決めだった。 急な話で、しかも補欠は絶対試合に出られるとは限らない。 なによりリゾナンターには運動神経が優れた子が少ない。 登録メンバーその1・なんちゃってヤンキー略してニャンキー こと田中れいなは悩みに悩んだ。 でもエントリーは早くしないといけな...
  • 『リゾナント殺人請負事務所録』 Interlude.7~殺し屋たちはその日、居場所を欲し『闇』へと手を伸ばす~
    時間は物事が同時に起こらないために存在する――― そう言ったのはアインシュタインだっただろうか。 それが真理であるのか、それともただの欺瞞に過ぎないのかは分からない。 ただ、その逆が、誰もにとって「真」であることはさくらにも分かる。 すなわち。 時間が存在するこの世界では、物事は同時には起こらない――― それが、この世界に生きる人間全員にとっての共通認識であるということは。 無論、人それぞれ様々な観点はあるだろう。 時間などというものは幻想であり、本来物事は全て同時に起こっているのだ…などと、哲学的な思想を抱く者もいるだろう。 だが、そう考える者も、現実には不可逆的な時間の流れの中に身を晒し、未来へと流されてゆく自分を止めることはできない。 そういった意味で、先の概念は間違いなく「共通認識」と言える。 抗えない...
  • 「いいことある記念の瞬間」
    「いいことある記念の瞬間」 【次回予告】   『愛ちゃん寝ちゃだめだ!』〝うええおええ丼〟に混入された【超強力睡眠薬】      メンバー達が次々と倒れていく中 持ち堪えていた愛に限界が迫る!       他に喫茶リゾナントにいる者は非能力者である常連客のみ・・・        今 敵に襲撃されたら一溜まりも無いのは目に見えていた!         そしてついに愛は声を発する事無く地面に倒れ込む        それを見計らったかのようにリゾナントを取り囲む敵の姿        リゾナントに降りかかる幾多の危機を救ってきた常連客 その隠れた戦士達が今 再び立ち上がる!!起死回生 指揮官保田の策・・それは!!!        「あんた達 や~~~ておしまい!」『アイアイサーーー!』    リゾナンターの戦闘服を身に纏った9人のおやじ達が敵の前に...
  • 『リゾナント殺人請負事務所録』 FILE.1~殺し屋たちは共鳴の夢を見るか~
    一回目 二回目 三回目 四回目 一回目 「でもさ、まさは考え方しだいだと思うんだよ、世の中って」 怒りを露わにする遥に対し、優樹はやや的のはずれたことを無邪気に返してくる。 いつものことだった。 「何だよ、考え方次第って」 話逸らしてんじゃねーよと思いながらも、つい律儀に訊き返してしまう。 それもいつものことだった。 「どぅーどぅーはさ、いっつも自分の能力『うざい』って言うじゃん?」 「自分でほしいと思ったわけじゃないからな。うざいもんはうざいんだよ。で、それが何だよ」 「でもそのおかげでどぅーどぅーはまさと出会えたんだよ」 「それが何だよ」 「えーっ」 途端に優樹は悲しげな表情を作る。 「なんでそんなこと言うのー?どぅーどぅーはまさと会えてうれしくなかったの?」 「この状況でよくそんなことが言えんな。つーかだ...
  • 『神罰2 ~続く世界~』
    神々は頭を悩ませていた。 何に? 彼らが受け持つ世界を継続していくことに。 「保持数500なんて厳しいよな」 「まったくだよ、1時間経たずに落ちることだってあるんだぜ」 「途切れることなく作品があれば一番いいんですけど、そうもいきませんからね」 「一言でもいいから今まで以上にマメに保全していかないとな」 「流行ってるフレーズも取り入れていきましょう」 「そういや最近、フルーチェだとかシパパとかあるじゃん」 「あれですかぁ…いわゆる下ネタじゃないっすかぁ…」 「よそのネタにはあまりついていけないです」 「でもただの一言保全になるよりはよくないですか?」 「下ネタを否定してるわけじゃないけど、そればっかりになるのもなぁ」 「いいじゃん、変態メンバーもいるんだし」 「変態と下ネタを一緒にしないでほしいの」 シモネタガー フルーチェガー シパ...
  • 輝け!!リゾナンター
    「最近はリゾナントシティの活動は活発のようだ。だが油断するな。日々のパトロールを怠るな。頼んだぞリゾナンター諸君!」 「「「「「「「「ラジャー……」」」」」」」」 どことなく…というよりもあからさまに気乗りしない返事ではあったが、ともかく8人は敬礼の後、揃って基地を飛び出した。 「ねえねえ、何なのこの新しい制服ー。ダサくない?」 街に着くや否や、サブリーダーの里沙が不満顔を露わに不満をぶちまける。 「開発担当者は『思わず街に出て歩きたくなるような最新のデザイン』や言うてたで」 これのどこがだよという表情を隠そうともせず、リーダーの愛が肩をすくめる。 「こんな服じゃ恥ずかしくてお店にも行けないの!涼しいところでゆっくりしたいのに!」 「あはは~案外それが狙いだったりして」 リーダーとサブリーダーが率先して不満を口にしたことで、本部では口...
  • 『異能力-Guilt-[5]』
                                     ←back     next→ イメージとは認識だ。 人の認識の原風景。 意思や感情、思想、論理の集合体。 始まりも終わりもない、混沌の世界。 変容し続けることで認識し、人の意識でそれは形成される。 理解するものではなく、感じるものだった其れ。 やがて其れは、狂暴な存在となって人間に固定化されて理解する。 理解しながらも変容し、イメージは次々と書き換えられていく。 「心」に刻まれたイメージは二重、三重へと膨張し、合成され、徐々に形を求めるようになった。  ―――それが、人々が抱く『人間』の本質なのかもしれない。  念写能力(ソートグラフィー) 心の中に思い浮かべている観念を印画紙などに画像として焼き付けるチカラ。 それは超心理学において透視能力とも酷...
  • (75)815 名無しツグナンター。。。
    815 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2012/12/05(水) 00 55 13.62 0 「いーなーいーなー里保ちゃんやえりぽんばっかり、みずきもしたいなー○○ナントしたいなー、体のいけない部分を共鳴させたいなー!!」 「…で、何でもぉのところに来てるの?」 「だって聖はトップツグナンターを目指してますから。ももち先輩とツグナントしたいんです」 「共鳴したいんだったらみっしげさんいるじゃん」 「道重さんには断られました。同じ臭いを感じるからって」 「ちょっとももちたち仮にもアイドルなんだから、「臭い」とかやめて。せめて「匂い」にして」 「アイドルである前にツグナンターですから。あとなんか「臭い」のほうが生々しいかなって」 「第一もぉリゾスレに出た事ないんだよね」 「検索済みなんで、大丈夫です!」 「そう?ならいいけど。ってよくないよ。出てないから。多分」 ...
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