『TWISTER』


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。



――嵐が来ても止まらない 未来を願い綴る言葉
       誰かの声も届かない 今僕らには――


ザァーーーーーーーー

ヒュウーーーー ヒュウーーーー

ガタガタガタ ガタガタッ


「また、ゲリラ豪雨ですね…」
「里保ちゃんなんとかしてよ」
「天気まではムーリー」

強い風雨の中、店内でくつろぐ3人。
窓に叩きつける雨で、テレビの音もよく聞こえない。
その時、空気が震えた。

ピカッ

ドドーーーーーーン ゴロゴロゴロ

「ひゃっ!!」
「ちょw 小田ちゃん可愛いw」
「今のすごかったね、近くに落ちたんじゃない?」


カランコロンカランコロン

店のドアが勢いよく開く。

「ひゃー!ひゃー!びしょびしょー!」
「あーもう最悪!傘全っ然意味ないし!」

騒がしい2人の登場で、店内が一気に賑やかになる。

「うわ、びしょ濡れじゃん、2階で着替えてきなよ」
「はーい、あれ?みにしげさんは?」
「買い出しの帰りに雨に降られちゃって、今お着替えとメイク直ししてます」

相変わらず雨は強く、風が窓を揺らす。

「いつまで降るのかな~。竜巻にならなきゃいいけど」
「ニュースでやってたみたいに、あんなテンペイチンがあったらこのお店どうなっちゃう?」
「はい?」
「それを言うなら天変地異かな」
「そうです!テンペイチン!」
「だから言えてないってw」
「あーもう、ほら着替えに行くよ!」


「早くやまないかなぁ…」
「ね、雨の中わざと出ていって濡れたくなることってありません?」
「あ~、分かる気がする」
「あるね、こんな嵐じゃやらないけどw」
「気付かれないように泣いたりしたりして」
「え?里保ちゃんも?」
「え?鈴木さんもですか?」
「なんだよかった~、私だけじゃなかった」


――涙こぼしたらもっと分かりあう
   どんな事を想っててもいいだろう?
    あぁどうして僕らは願い続ける?――


「あ、なんか雨弱くなってきましたよ!」
「太陽もちょっと出てきた」
「このまま晴れたらいいね」





投稿日:2013/09/06(金) 18:00:09.24 0