『共鳴戦隊リゾナンター 五度』



奇跡的に規制が解けている間を縫って保全します
いつものように最大限の広い心で読んでください




「にゃはは。いいよいいよ、全部壊しちゃって」

ここではないどこかの世界。
その世界は危機に瀕していた。
「闇の帝国・ダークネス」を名乗る組織が、世界を闇に呑みこまんと再び動き出したのであった。

今日も、一つの街がダークネスの一個師団によって襲撃されていた。

「グッバイボーイ。にゃはは」

師団を率いているのは、当作者が一度も登場させたことがない(※理由:書けないから)粛清人A。

「ちょっと?書けないのに書こうとしてんの?にゃははって書いておけば何とかなるらしいとか思ってるならそれ違うから」

「誰か分かりさえすればそれでいいんやよ!っていうかむしろ出てくんな!」
「!?」

予想されたパターンを寸分も裏切ることなく、粛清人Aの前にいつものごとく女性たちが姿を現す。

「煌めく光の共鳴!リゾナントイエロー!」
「吹き荒ぶ風の共鳴!リゾナントオレンジ!」
「轟く雷の共鳴!リゾナントレッド!」
「滾る水の共鳴!リゾナントパープル!」
「燃え盛る炎の共鳴!リゾナントグリーン!」
「猛ルパンダノ共鳴!リゾナントインディゴ!」

「6人揃って…」
「「「「「「共鳴戦隊・リゾナンター!!!!!」」」」」」

そしてコピペが決まる。


「……出てくんなってどういうこと?愛ちゃん」
「…え?あ、いや……脇役は……その……あまり活躍されると……」
「ボソボソ喋られても聞こえないんだけど」
「ひっ…!ご、ごめんなさい」
「何で謝ってんの?」
「松浦さんがそんなドスの利いた声で話すから愛ちゃんビビっちゃったじゃないですか」
「別に普通に聞いただけじゃん」
「いやでもそれが、ほら、このシリーズの悪役さんのノリとちょっと違ごてるいうか…」
「何?あたしのノリが悪いってこと?」
「い、い、いや、別にそういうこと言うてるんとちゃいますけど……」
「みっつぃもビビってんじゃん」
「ソウ言ウクッスミモ腰ガ引ケテルゾ」
「はぁ!?ビビってないし!小春全然怖くないし!自分が怖いだけじゃん!」
「ジュンジュンハ全然マッタク怖クナイ!」
「嘘だね!絶対内心ビビりまくりだね!」
「ナイ!ジュンジュンハ平気ダ!」
「じゃあ一人でやっつけてきてよ」
「クッスミサンガ行ケバイイ!」
「何で小春がやんなきゃなんないの?ジュンジュンが―――」
「あー、リンリンがまとめマス。ぶっちゃけみんな怖い。デショ?HAHAHA」
「怖くないし!少なくとも小春は怖くないし!」
「あ、あーしかって余裕やよ!」
「愛佳かって!オンリーメン舐めてんちゃうで!」
「ソウダ!共鳴ノ力デ、オ前ナンカブットバス!」
「そうだー!サイボーグがなんだー!」
「おー皆さんさすがデス!リンリンも燃えてきましタ!」
「へぇ~……そう。この『赤の粛清』に挑むんだ」

ぱちん、と指を鳴らす。
きらきらした衣装は、瞬く間に処刑人のローブへと姿を変えた。
手に持つ桃色の刃を携えた大鎌は、死神のそれによく似ている。(c『リゾナンターЯ(イア)』)


「ちょ!自分のならともかく他の作者様の文章そのまんまコピペはダメやよ!完全にアウトやよ!」
「それももちろんあかんけどほんまあかんて!急に設定変わってるやん!聞いてへん!赤の粛清とか聞いてへん!」
「怖いんですけど!あの大っきい鎌ちょー怖いんですけど!」
「ヤッパリクッスミサンガ一人デ倒セ」
「だからジュンジュンだよ!ジュンジュンがやればいいよ!」
「あーリンリンの炎もチョト消えかけデスねHAHAHA」
「…情っさけないなー。それでも自称オンリーメン?あの子たちの方がよっぽど張り合いがあるじゃん」

粛清人のその言葉に、6人の戦士の表情が変わる。

「あの子らってまさか……」
「そ。『新生リゾナンター』の子たち。まだまだ青いったらないけど、あんたたちよりは遥かにマシ」
「ナンダト!?モウイッペン言ッテミロ!」
「言わない」
「あー!真顔で断った!何か腹立つ!」
「ちょっと調子乗りすぎだよね!」
「ほんまや!このまま舐められっぱなしやったらあかん!」
「ワタシたちの力、思い知らせてやりまショウ!」
「あーしらがあの子らに負けてるやて?ふざけんな!」
「そうだー!ふざけるなー!」
「あんなやつらリゾナントブルーAnother Versに出てこない脇役メンだし!」
「ソウダ!ソレニコイツモ出テコナイ!」
「脇役同士がショボイ戦いしてるだけのくせに何デカい顔してんねんほんま」
「私たちこそ本物のリゾナンターデス!」
「………あーしの番?えっと……あーしらがそもそもリゾナンターで……」
「ねえ?これ時間稼ぎ?もしかして戦わずに会話だけでこの話なんとか終わらせようとしてる?」
「あ、ばれたw」
「ちょっと亀井さん、言うたらあきませんって!」
「……いい加減ウザいんだけど。あんたらもう死んどく?」

鎌の刃が、光を反射して怪しく煌めく。


「これマジでヤバいよ……マジで終わったかも……」
「アー遂ニコノシリーズモ最終回カ……」
「そういえば『colorfull戦隊』もマサカの最終回を迎えマシタからネ……」
「何縁起悪いこと言うてんねん!そんなことあらへんって!まだまだ続くって!」
「6人戦隊だしさ、6回はいきたかったよねせめて」
「いや、亀井さんまで何言うてはるんですか!人数と回数全然関係ないし!」
「あー…あの3人に意地悪せんと仲間に入れといたらよかったのー。ほやったら9回まではいけたのに」
「そやから9人やったら9回とか何の根拠もないですって!っていうかこのシリーズのコンセプトまで投げ打ってどうするんですか!」
「『colorfull戦隊』の子たちもさ、あんな最期を迎えるって知ってたら……もっと優しくしてあげたのにな……」
「ソウダナ……マサカアンナ残酷ナ最期ガ待ッテイルトハ……」
「因果応報という言葉がありマス。きっと私たちもあの大鎌であのような無残な最期を遂げるのでショウ……」
「そやから縁起悪い言うてんねん!っていうか悪すぎるわ!あきらめたらあかん!」
「あきらめたらそこで試合終了ですよ?」
「ですよね亀井さん!亀井さんならそう言うてくれはると……何笑ろてはるんですか?」
「三井と光井……うへへ……うへへへへ……」
「スラムダンクネタやったんかい!どんなタイミングでぶっこんできはるんですか!」
「うへへ……『バスケがやりたいです』って…うへ…言ってよミッチー…じゃなくてミッツィー……うへへへへへへ………」
「なんか壊れてはる!亀井さん!気を確かに亀井さん!」
「『死んどく?』やて?それあーしらに言うてんのか『赤の粛清』」
「!!高橋さん……ッ!」
「笑わせてくれるのー。ほんまにあーしらのこと殺す気でおるんか?」
「そうだけど?何か可笑しいことでも?」
「可笑しいかやて?当たり前や。可笑しくてたまらんやよ」
「高橋さんが…愛ちゃんが遂に本気出してくれはる!こうなったら強いで!やっぱり愛ちゃんが最強や!」
「へぇ~……それは楽しみだね。最強とやらがどれほどのものか見せてよ」
「あーしと本気で闘り合う気でおるんやね。笑ってまうわ。笑いが止まらんわ。…………膝の」
「膝が笑ろとるんかい!普通にビビってるんやん!震えてるだけやん!」
「震えてるだけ?それは違うやよ愛佳」
「やっぱり!愛佳は愛ちゃんのこと信じてました!そう見せかけてちゃんとなんか考えて―――」
「人生最後の祈りも捧げとるやよ」
「あかんやん!完全にあきらめてるやん!試合終了やん!」





かくして、ダークネスの野望は今日は食い止められなかったのであった。
共鳴という名の絆をもってしても、街の平和は守られなかったのであった。
世の中そうそううまくいくばかりではないことを、このスレは教えてくれるのであった。



でも明日も力を合わせて戦えリゾナンター!
世界の未来を希望で満たせリゾナンター!


共鳴戦隊リゾナンターの勇姿は今でもみんなの心の中に!
いつまでもみんなの心の中に!



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 >>188-193

『共鳴戦隊リゾナンター 五度』



もうね 謝りません


……やっぱり該当作者様方だけには陳謝します







投稿日:2013/07/10(水) 15:59:12.58 0

















最終更新:2013年07月11日 12:13