『共鳴戦隊リゾナンター 三度』



『リゾナンターΧ(カイ) -7』のお話が心に響いたからこそ書いたものだということをくれぐれもご理解ください
そして最大限の広い心で読んでください
作者はリゾナンターオリメン全員大好きです
現在のリゾナンターたちも大好きです
その他のグループもそこまで詳しくはないけどそれなりに好きです
本当です




「あーはっは!やれやれ!徹底的に破壊しろ徹底的に!」

ここではないどこかの世界。
その世界は危機に瀕していた。
「闇の帝国・ダークネス」を名乗る組織が、世界を闇に呑みこまんと再び動き出したのであった。

今日も、一つの街がダークネスの一個師団によって襲撃されていた。

「ダークネスに、そしてこのミティ様に跪け愚民ども!」

師団を率いているのは、元祖やられ役ならこの人、氷の魔女ミティ。

「うるせーてめぇ!誰が元祖やられ役だ!全身凍らせて叩き割ってやんぞコルァ!」

「お前の方がうっさいんじゃ!」
「!?」

こんなものに何レスも割いてはいられないと、早くもミティの前にいつものごとく女性たちが姿を現す。

「煌めく光の共鳴!リゾナントイエロー!」
「吹き荒ぶ風の共鳴!リゾナントオレンジ!」
「轟く雷の共鳴!リゾナントレッド!」
「滾る水の共鳴!リゾナントパープル!」
「燃え盛る炎の共鳴!リゾナントグリーン!」
「猛ルパンダノ共鳴!リゾナントインディゴ!」

「6人揃って…」
「「「「「「共鳴戦隊・リゾナンター!!!!!」」」」」」

そしてこれまたいつものごとく、「みんなお馴染み!」的なドヤ顔の名乗りとポーズが決まる。

「まだやんのかよこれ!まさか需要があると思ってんじゃないだろうな?」
「黙れ!クソ脇役が!スレタイ読めっつってんだよドグサレがッッ!!」
「口悪っ!」
「愛ちゃんは新しい子たちどころかベリキューまで活躍しているのにご立腹みたいですよ?」
「ああ、『Χ(カイ)』な。互いに駆け引きの応酬の能力戦がおもしろ―――」
「何がΧ(カイ)やねん!かっこええねんクソッタレ!あんなジャリども(仮)で十分やったんや!」
「いやお前、それはなんとなく某UUG(仮)にも失礼じゃね?」
「そんな踏み台にもならないド脇役グループ知ったことじゃないし」
「その発言を蒸し返すのは危険だからよせ!っていうか謝れマジで」
「リゾナントブルーAnother Versにはクジュッキもベリキューもアプガもそして藤本サンも出てナイ!そうでショウ!?」
「だから出てねーよわかってるっつーの!しつこいんだよ!いいだろ別にあれから想像が広がったんだから」
「何故出テイナノイカ。ソレハオ前ガソノ少シ前ニ岩盤浴デ脱退シタカラダ!」
「うるせー!そこも蒸し返すな!」
「大体ダークネス幹部会議からの新参メンバーどもとベリキューのバトルってプラチナ舐めてんのかよ!」
「いやちゃんと読めよ!根底にちゃんとリゾナンターオリメンへのリスペクトあっての話だろうが」
「リゾナンターにオリメンとか新メンとかあらへんねん!リゾナンターはオンリーメンや!」
「何うまいこと言ってんだよ!でもだから最低でも全員揃って言えっつってんだよそういうことは!」
「全員?もうそろってますよ?」
「だから!田中と道重!それから新垣がいねーだろっつってんだよ!」
「田中と道重?ああ、あいつらか。あいつら『Χ(カイ)』で活躍してるから嫌い」
「嫉妬じゃん!単なる嫉妬じゃんそれ!お前らも出たいだけじゃん!」
「あと新垣とか言うとったっけ?あいつ仲間とちゃうやん。スパイやん」
「そこだけは不動なんだな…」
「オ前ノ岩盤浴ハ失敗ダ!」
「蒸し返すなっつってんだよ!っつーか別に失敗じゃねーよ今幸せだよ!」
「じゃあ成功デスね」
「いや成功っていうと語弊があるけど……って何の話だよ!何しに来たんだよお前ら!」
「あんたを倒しに来たに決まってるやろ!どこぞのジャリどもと違って瞬殺したるさかいなあ!」
「テメーコラ上等じゃねーか!」

ミティの体から怒りのオーラが立ち昇る。


「テメーらいつまでもこのスレの中心でいられると思ってんなよ?」

その言葉と同時に、ミティの周囲におびただしい数の鋭い氷柱が浮かぶ。

「うおらぁぁ!!!」

そして、気合の声ともどもそれらが一斉に、みんなお馴染み共鳴戦隊・リゾナンターへと襲いかかった。
間髪を入れず、みんなお馴染み共鳴戦隊・リゾナンターオンリーメンたちは素早く息の合ったフォーメーションを取る。

「いくよみんな!」
「おっけ!!これでも喰らいやがれ、名づけて『奏式恋之旋律(悲しき恋のメロディー)』!!!」
「ってめちゃくちゃパクってんじゃねーか!台詞までモロパクリじゃねーか!何がオンリーメンだ恥を知れ!」
「『喰病之幻想(暗闇のファンタジー)墓無恋終結(はかなく恋も終わり)眠続蹴非終結(眠り続けるエンドレス)……』」
「ってまだ続いてたのかよ!技名長すぎ!そしてなんか不吉!」
「なにしろオリジナルやからのー」
「認められるか!っていうかまずお前らその曲参加してねーだろうが!こんなときだけ都合よくあいつらの使うのかよ!」
「ソレガ共鳴ダ!リゾナントダ!」
「やかましいわ!謝れ!なんだかんだお前らが一番その言葉に泥塗ってるっつーの!」
「まー愛佳はこの中で一人だけあの曲参加してるけどねー。ねえ、愛佳?」
「う、い、いや、そやけどコンサートでは参加してませんよ!足折れてたんで!むしろ参加せえへんためにヘシ折ったったんで!」
「必死か!」
「うっさい!田中とか道重とか新垣とかあんな胸のないヤツらと一緒にすんな言うてんねん!」
「胸の話は今関係ねーだろ!」
「必死か!」
「うるさいわ!っていうかお前が言うな久住!」
「私ならいいデスか?」
「それはそれでムカつくからやめろ!」
「♪つまんないなわかってるでしょ」
「♪このままじゃダメってことも~……ってうるせーよ!このままじゃっつーか最初っから何もかも全部ダメだろうがこんなもん!」
「じゃあ終わるわ!」
「完全に逆ギレじゃねーか!最悪かお前ら!」

かくして、ダークネスの野望は今日も食い止められたのであった。
共鳴という名の絆により、街の平和は守られたのであった。
代わりに何かが失われた気がすることには触らない約束になっているのであった。



明日も力を合わせて戦えリゾナンター!
世界の未来を希望で満たせリゾナンター!


共鳴戦隊リゾナンターの勇姿は今でもみんなの心の中に!
いつまでもみんなの心の中に!








『共鳴戦隊リゾナンター 三度』



あの 本当にごめんなさい・・・
おやつ代わりの保全なので許して下さい




投稿日:2013/03/19(火) 15:02:29.67 0









最終更新:2013年03月19日 23:25