(42) 267 名無し募集中(相撲取りゃ裸で風引かん)


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平和で美しい僕らの街に、突如現れる黒い影!
ダークネスの三大幹部の一人氷の魔女ミティが襲って来たんだ!

逃げ惑う人々!
襲い掛かる全身黒タイツの戦闘員!

「アーハッハッハッ、かまうことはないよ。 お前らやっておしまい」 哄笑するミティ!
「ダークネス、悪さはそこまでにするやよ」 駆けつけるリゾナンター!

「現れたなリゾナンター! って、おい9人いるじゃねえか」
「何を寝惚けてるやよ。 9人揃ってリゾナンター。 リゾナンターはこれまでもこれからもずーっと9人やよ」
「てめえこそ何寝言ぬかしてやがる! リゾナントレッド、久住小春は脱退したんだろうが」
「あんたこそ熱々で頭が惚けてるんやないの。 小春はここにおるがし」
「違ーよ、っていうかいい年こいたおっさんじゃねえか、それも相撲取りのおっさ…」
「何を言うがし、ここにおるんは小春やよ。 高い身長、黒い髪、艶々とした肌、愛らしい顔、どれを取っても小春やよ」





…いやっ、その待てよ。

瞬発的につっこもうとしたが、相手の自信満々な態度を見て思いとどまるミティ。

…久住小春の能力は確か念写だった。 あるいはそのチカラで相撲取りのおっさんの画像を貼り付けたってことか、でも何の意味もねえし。
…まあ藪を突っついて蛇が出て来るってこともあるからな、暫くはあいつらのお遊びに乗っかって様子を見てみよう。
…アタシだっていつまでも若くない、とことん突っ走れるわけでもないしな。

狂犬を貫けなくなっている自分に一抹の寂しさを覚えながら、対峙している(自称)小春に言葉を投げかけたぞ、憎い敵だけど弱気なミティは物足りないね。

「ふん、しばらく見ねえと思ってたら、随分と逞しくなったじゃねえか」
「うーっす。 春場所に備えての稽古も本格的に積んでまいったので体調は万全でごんす」

…ダメだ、こりゃ。 当の本人が話を合わせる気が無いし、春場所って言っちゃってるし。

思わず頭を抱えてしまったミティを揶揄するのは“リゾナントブルー”田中れいなだ!

「どうたい、ミティ。 小春…頼りがいのある背中になって帰ってきたっちゃろ」

次の瞬間、“リゾナントブルー”田中れいなの顔のすぐ傍を何かが掠めた、とその直後に何かが砕けた音がした!
怒りにまかせたミティのケンカキックが“リゾナントブルー”田中れいなを襲ったんだ、幸いにも直撃はしなかったけど電柱にひびが入ってるぞ!
“リゾナントブルー”田中れいなの顔が真っ青になってるぞ。

「おい、ゴルァァァl!! 気安くミティなんて呼ぶんじゃねえ」
「…そんなこと言ったって…」

“リゾナントブルー”田中れいなが震えてるぞ、仲間の皆はそれをニヤニヤしながら眺めてるぞ、ひどいね。
ミティがイライラしだしてるぞ、首根っこを掴まえてた“リゾナントブルー”田中れいなを放り投げると部下の黒タイツたちに命令したぞ!

「少しばかり予定は狂ったが、構やしねえ。 戦闘員どもよ、このアホどもをやっつけてしまえ」

「イィィィーッ!!」 奇声を上げた黒タイツたちがリゾナンターの皆に襲い掛かってゆく!頑張れ!負けるな!リゾナンター。

「キャァーッ、怖い、黒タイツキモい、股間ズレてる」 リゾナンターの様子がおかしいぞ!

きっと戦闘員達が身につけている黒タイツのフィット具合がリゾナンターの羞恥心を刺激してしまったぞ!みんなうら若き乙女なんだね。
でも一人だけ敢然と立ち向ってるリゾナンターがいるぞ、あれは“リゾナントレッド”(自称)久住小春だ。
念写も電撃も使わずに自分の身体のみを武器に黒タイツたちと戦ってるぞ! 勇ましいね“リゾナントレッド”(自称)久住小春。

「どすこーい」 気合と共に繰り出した張り手が、群がる戦闘員をまとめて吹き飛ばす。 凄いね“リゾナントレッド”(自称)久住小春!
「ごっちゃんです」 無謀にも組み付いた黒タイツを豪快な上手投げで投げ飛ばすと手刀を切る。 余裕だね“リゾナントレッド”(自称)久住小春!

「このくそデブがぁあぁぁ!!」 “リゾナントレッド”(自称)久住小春!の猛攻を少し離れたところで観察していたミティが叫んだぞ! 見苦しいね。

「あたしを虚仮にする奴はみんな氷漬けにしてやるよ」 足元に魔方陣らしきものを描くと、怪しげな呪文を唱えてるぞ! 悪あがきだね。
「・・・北海の果て棲む竜王よ、汝が氷冠を我に授けよ、さすればこの者共の肉を汝に与えん
 黄泉の国の奥底に潜みし死の女神よ、汝の吐息でこの者を凍り尽くせ 、さすればこの者共の魂を汝に与えん、発動 アイスレクイエム!!」

どうしたことだろう、急激に気温が下ってきたぞ、リゾナンターの動きが鈍ってきたぞ!
リゾナンターだけじゃないぞ、黒タイツの戦闘員たちの動きも止まってしまったぞ!
敵味方見境無しに攻撃するなんて、外道だね。
辺り一帯が白い冷気で包まれて、視界も急激に狭まったぞ!
地面にはリゾナンターや黒タイツが倒れてるぞ!
その様子を見て高笑いを上げるミティ! 酷いね。

「あはははっ、冬のミティ様は無敵さ、誰にも負けやしない」 

もうミティ以外には誰一人動いていないぞ、あんなに強かった“リゾナントレッド”(自称)久住小春も立ったまま身じろぎさえしない。
いや、何か音がするぞ。 しゅう、しゅう、という音がするぞ。 音はどんどん大きくなってるぞ。 ミティも怪訝そうな顔をしてるぞ。
この音は “リゾナントレッド”(自称)久住小春!の息遣いだったんだ。 頑張れ! “リゾナントレッド”(自称)久住小春!


「うおりゃあああ」 “リゾナントレッド”(自称)久住小春が大声を出すと着ていた着物のもろ肌を脱いで、上半身を剥き出しにしたぞ!
はしたないよ、“リゾナントレッド”(自称)久住小春。

「お前、この冷気の中でも平気なのかよ」 ミティが唖然としてるぞ! チャンスだ“リゾナントレッド”(自称)久住小春。
「相撲取りゃ裸で風邪ひかん、相撲取りゃ裸で風邪ひかん、どすこいどすこい!!」 

豪快なぶちかましがミティに決まったぞ! ミティが吹っ飛んでいくぞ! ざまあ見ろ!
ミティが消えて辺りの気温が上がって、リゾナンターも息を吹き返したぞ。
みんな着物を着なおした“リゾナントレッド”(自称)久住小春を讃えてるぞ! 今日のヒーローは“リゾナントレッド”(自称)久住小春だもんね。
“リゾナントレッド”(自称)久住小春も嬉しそうに笑ってるよ、 “リゾナントブルー”田中れいななんか“リゾナントレッド”(自称)久住小春の腕にぶら下がってるよ! 
強いね“リゾナントレッド”(自称)久住小春。
春場所は優勝だね、“リゾナントレッド”(自称)久住小春。




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