(76)505 名無しリゾナントブルー


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505 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2012/12/24(月) 00:21:58.90 0
「愛ちゃん、こっちの飾り付けは大体終わったよ」
「…おおガキさん、ありがとうやよー」
「そっちは大丈夫?料理まだなら手伝おうか」
「あぁ助かる。…それよりガキさん…ちょっと話があるんやけど…」
「何々、そんな深刻な顔して。カメの誕生日会するのに何か問題でも発生した?」
「…違うやよ」
「わかった、シリアスな作品が続いたからやりにくくなったんでしょう。大丈夫よ、ダークネスの襲撃なんて受けてないから」


「ガキさん、あーしの目を見てくれ」
「え?何、何よ。どうしたの急に」
「…ガキさん、正直に言ってくれ、ガキさんは裏切り者なんか…?」
「……は?」
「…だってさゆがさっき、ガキさんは薄汚いスパイ野郎だって…。皆の記憶を改ざんして喫茶リゾナントを飛び出した裏切り者だって…。
だから近づくなって言われて…」
「はっ!?え、ちょっ何それ!?何その昨日の
+>>450
450 自分:名無しリホナンター。。。[sage] 投稿日:2012/12/22(土) 21:45:03.01 0
「だから都会の色に染まったとかやめてくださいよ。 でもこの歌凄いですよね」
「やった。 まさかまさかの大絶賛」
「マイナスとマイナスを掛け合わせることでさらに大きなマイナスを生み出してますよ」
「いえ~い。なぜかさゆみの目から涙。 違うはこれは心の汗。 さゆみ今まさに恋してる青春真っ盛りなの~」

「道重さん、痛々しいです。 街がクリスマス気分だってことはわかりました」
「そう街はクリスマス気分。 サンタさんからのプレゼントを待ち望む子供」
「そういえば、まさどぅとかも楽しみにしてるみたいですよ」
「大切な人への贈り物を買い求め、家路を急ぐ人たち」

「見ている方も何か幸せな気分になりますよね」
「七面鳥の替りに唐揚げくんを買おうとしたけど思いとどまって、目に焼き付けた残像をご飯のおかずにするだーいし」
「ちょそれはもうクリスマスとか離れてません?」
「とにかく街は幸せ気分一杯なの。 なのに薄汚い裏切り者のことを話題にするなんて幸せ気分が飛んでっちゃう」

「何を言ってるんですか。 新垣さんは大切な仲間でしょう。 共鳴の原点である九人のリゾナンターの一人じゃないですか」
「まあ一応そういうことになってはいるけど」
「一応とかじゃないでしょう。 リゾナントを去った新垣さんをみなさんがどうやって取り戻したのか、聞きたいなあ、ああ聞きたい」
「は~。 まあさゆみのりほりほがそんなに言うんだったら続けてもいいけど…だけどガキさんてちょっと調子乗ってたとか思うところもあったりして」

「何が調子乗ってるんですか」
「だって今はもう見れなくなったけど初代まとめページのリゾナンター個人の分類ではガキさんの作品が一番多かったんだよ。 薄汚いスパイ野郎のくせに」
「そそそれはですね」
「さゆみよりも多いのはまあ許せる。 でも愛ちゃんよりも多いなんて信じられない。 銀貨三十枚で私たちを売ったユダのくせして」

「ユダとかやめましょうよ。それに新垣さんのことを描いた作品が多いのは、新垣さんのせいじゃないと思います」
「何ですって」
「ダークネスとリゾナンターの間で板挟みにあって苦しまれた新垣さんの姿に心惹かれた作者さんが大勢いたからだと思います」
「それはそうだけど…まあでも自分の立場をわきまえてちょっとは自重すべきなんじゃないかなあ」


!あのね、私はそんな悪い奴じゃないから、それ全部さゆみんのデタラメだから!」
「本当に…?」
「ちょっと何泣き顔になってんのよ。本当に決まってるでしょう!さゆみんめええ、許せん!」
「よかったやよーガキさん。やっぱりガキさんはあーしらの仲間やったんやね。……ガキさん?」
「…ちょっとよく読めば何よこれ、私の事を助けに行くか助けに行かないか投票で決めてるじゃない!!私の命が紙切れ一枚に委ねられとるんかい!
何?「折角の浮かれ気分をあんな裏切り者の話題で台無しにしたくない」だぁ!?冗談じゃないわよ!許せん、許せんぞ道重さゆみ!!」
「が、ガキさん…ちょっと落ち着いて…」
「…アンタは」
「…え?」
「アンタはどっちに投票したのよ!?「私を助けに行く」か「放っておく」か…どっちよ、どっちなのよ!?」
「い、いや…勿論あーしは「助けに行く」方を選んだやよ」
「本当でしょうね?」
「う、うん…だからそんなに鼻息を荒くせんでも…それより料理の方を…」
「…あぁ、それもそうね」


……

「ガキさん、それともう一つ…あぁ、やりながらでええんやけど」
「何々、まだ何かあるの?やっぱり誕生日会をやるのに不具合があるんじゃないの?」
「投稿が遅れすぎて日にちを跨いでしまった事は内緒やよ…。
いや、直接は関係ないんやけど…実は赤字続きでリゾナントが潰れてしまいそうなんよぉ」
「ええええー!!?ちょっ、そんなにヤバい状況だったの!?」
「だから本当はこんな事やってる場合やないんよぉ。
というか明日は明日でクリスマスパーティやろ?本当は両方まとめてするべきなんやけどそうすると絵里怒るやろお」
「あーそうねぇ。もぉ全く、経営が下手だからそうなるのよ」
「んー…もうこうなったら株で取り返すしかないやよ」
「ぶっ、愛ちゃんそれ本気で言ってんの?無理無理。止めときな、喫茶店のやりくりも出来ない様なすっとこどっこいが株なんてできっこないから」
「大丈夫やよ、愛佳に頼めば」
「いやいやみっつぃでも絶対無理だから。一瞬で元手失っちゃうんだから止めときな」
「何言っとるんやガキさん、予知で株の動きを読めば一瞬で大金持ちやざ」
「ちょっとアンタみっつぃの能力をなんて事に使おうとしてんのよ」
「それかリンリンに頼もうかの。刃千吏はそうとうな資産を持っとるらしいし。喫茶店の運営資金位チョロイもんやろ」
「駄目駄目、そんなの絶対ダーメ!」
「じゃあどうすればいいんやよ…」


「愛ちゃん、さゆみに任せてほしいの!」
「おいいいい!馬鹿さゆ!道重さゆみ!よくもまあ堂々と姿を現せたわね!よくもまぁ裏切り者のレッテルを貼っ付けてくれたわね!
覚悟は出来てんでしょうね!?」
「まぁまぁ落ち着いて欲しいの。あの話はちゃんと最後は綺麗にまとまるようになってるの。きっと。だから心配するななの。
ほら、そんなに怒るとまた胃の調子がおかしくなってガキさんのケモノが暴れ出してしまうの」
「…カッチーン」
「さゆ、聞いとったんか。さゆに心配掛けたくなかったんだがの」


「何言ってるの。さゆみと愛ちゃんは一心同体なの。愛ちゃんの悩みはさゆみの悩みなの。さゆみに全部任せなさいなの」
「ほお、何か考えがあるんか」
「これらを見て欲しいなの。さゆみがメンバーを盗さ…隠し撮りした生写真の一部なの」
「コラアア!!言い直しても同じだから!!さゆみんアンタ性懲りも無く何してんのよ!!」
「い、いやぁ、さゆ、こんなの撮っとったんか。は、恥ずかしいやよ…」
「際どい角度を撮る事によって初めて写真に価値が生まれるの。見えるか見えないかのギリギリのラインを追求する事がさゆみの生き甲斐なの。
これを週刊誌に付きだせば報酬で一気に大金持ちなの。本当は身を切られるより辛いけど…愛ちゃんの為にさゆみ、覚悟を決めるなの」
「なのなのなのなのウルサイわねぇ。覚悟だぁ?どうせ控え取ってある癖に!」
「さゆ…あーしの為に…」
「気にすること無いの、愛ちゃん。お礼は一緒にお風呂に入ってくれるだけでいいの」
「駄目駄目、絶対駄目だからねこんなの!…てか何よこれ!愛ちゃんとリンリンばっかじゃない!私にいたっては一枚もないじゃない!」
「やっぱり若くて生きのいい女の子が最高なの」
「…ほう。成程」
「…あ、あれ、もうこんな時間!じゃ、じゃあそろそろ病院に絵里を迎えに行ってきますなの~っっ」

カランコロンカラーン

「…でも本当に困っとるんよ。ダークネスが現れたら臨時休業にしなくちゃいけんし、なかなかまとまった売上が稼げんのよ」
「う~ん、ちょっと深刻ねぇ」
「もうこうなったらまたあーしがホストになって稼ぐしか…」
「えー?止めときなって…」

カランコロンカラーン


「お久し~☆」
「おお、小春!久しぶりやのぉ。忙しいところすまんのぉ。誕生日会に間に合ってよかったわ」
「ホントですよ、愛ちゃん。イブイブなんて一番忙しいのに」
「イブイブ?」
「何やガキさん、知らないんか。クリスマスイブの前日だからイブイブやざ」
「わ…悪かったわね、疎くて」
「てゆーか愛ちゃん酷いですよ、小春は裏切り者じゃないですよっ。変な情報流さないで下さい、仕事に影響します!」
「いや、だからそれはさゆが…」
「くっすみさん!くっすみさん!会えてうれしいニャン」
「おぉジュンジュン!久しぶりだね~☆なでなで…」
「ジュンジュン!お前また冷蔵庫の食材勝手に漁ったやろ!」
「ギクっ」
「何々ジュンジュンそんな事してんの!?」
「ただでさえ経営が苦しいってのに…。というかそれ以前にお客さん料理を出せなくなるやろ!」
「ジュンジュンそんな事してないよっ。ジュンジュンそんな事してないよっ。くっすみさん助けて」
「あーしは嘘つく子は嫌いやよ」
「…うう、こめんなさいだ。お腹減っていただから。パナナあけるからゆるしてニャン」
「……」
「愛ちゃん、コハルからもお願いします。ジュンジュンは良い子なのに作品が5~6本しかない可哀相な子なんです。だから許してやって下さい」
「…でも」

カランコロンカラーン

「あいうえおはよーござまーす!」
「あ!リンリンだー☆久しぶりだね~。えー何その大量の発泡スチロール」


「オー久住さん、見で下さい!イイカニです、イイカニ。ハハハ」
「蟹?」
「あぁ、リンリン達がバイトしてる中華料理屋さんで冷凍物の蟹が大量にあるっていうから今日のパーティの為に分けてもらったの」
「久住さん、イイカニですよ、イイカニ!ホラ!」
「う、うん…わかったから…」
「じゃあリンリンと今日の分のお菓子買てきますだ~。行こ、リンリン」
「あっジュンジュン!コラ待て!」

カランコロンカラーン

「…そういえば経営が苦しいって言ってましたけど…」
「そうそう、聞いてよ小春。愛ちゃんったら店が赤字だからって男装してホストで働くとか言ってんのよ」
「えぇ!?それは止めておいた方がいいですよ~☆」
「そうそう。もっと言ってやって」
「人に尽くす仕事ってしんどいもんですよ。自分が嫌でもずっと笑顔でいなきゃいけないですし。
思ってなくてもスゴーイとか言わなきゃいけないし。相手が尊敬できる人物なら良いですけどそればかりとは限らないですしね。
自分に自信を持っている人間程最初は辛いですね。いい意味で開き直れればいいですけど。
接待ってそういうもんなんですよね。コハルはもう慣れましたけど」
「…生々しいわね」

カランコロンカラーン

「お疲れ様でーす」
「あ、みっつぃだ☆久しぶりだね~」
「おお、愛佳!SATOYAMAから遥々来てくれたんやねぇ。毎日情報分析お疲れ様。足の方は大丈夫?」
「日常生活には特に問題ないですね。ただ戦闘に参加するのは難しいですが…」
「そ、そういう設定なのね…」
「ん、ガキさん何か言ったかの。それより愛佳、丁度いいところに。実は愛佳の力を貸して欲しいんよ」
「駄目駄目!絶対ダメ!みっつぃ、来て早々悪いんだけどもう直ぐカメが来るから小春とテーブルの準備終わらせてくれるかな?」
「わかりました」


「え~~コハルもやるのぉぉ?」
「はいはい久住さん行きますよ…」
「やだあああ!助けてえええ!…」

……

「ふう、こっちも大体終わったわね。愛ちゃん、後は…」
「きゃあああああ」
「! 愛ちゃん!?どうしたの、まさか敵!?」
「さ、さゆが…」
「え…?…ゴラアア!馬鹿さゆ!何してんの!」
「そんなに大声を出さないで欲しいの。ちょっと床にへばり付いて愛ちゃんのパンチラを狙っただけなの」
「だけじゃない!ちょっと誰かスマホ取り上げて!」
「さ、さゆ、駄目やよそんなのっ…」
「何を言っているなの!愛ちゃん、赤字になった分は自分で取り返すしかないの。身体で取り返すしかないの!ホラ、もっと足を広げて…!」
「きゃっさゆ、やめてええ」
「ふふ、恥ずかしがること無いの…さゆみと愛ちゃんは…ふみょおおおおおおおおおお!」
「わ!ご、ゴメンさゆ!」
「き、気にすること無いの…愛ちゃんに踏まれるなんてこの上ない幸せなの…。寧ろもっと踏んでえええ」
「馬鹿さゆ…いい加減に…」
「もうどうしようもないですねぇ」
「ぎゃああ!カメ!いつの間に!」
「さっきさゆと普通に表から入ってきましたけど?」
「全然気づかなかった。てゆーか馬鹿さゆ!アンタ何してんのよ!まだ準備終わってないんだからちょっと待ってなさいよ!
さり気なく空気読み取って理由付けて遠回りしなさいよ!」
「気にすること無いの。今更分かり切ってる事だし、サプライズにする必要もないと思うの」
「いや…でも…それでもそれはお約束でしょう!サプライズに今更とか無いから!ロマンだから!」


「それより愛ちゃん、店の経営が大変らしいですね…」
「へ?…あぁ、そうなんよー絵里。なんとかならんかのぉ」
「エリにいい案がありますよ?」
「え、何々?」
「オリオン座に祈りを込めると願いが叶うんですよ」
「へー…」
「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!嘘だから!それ嘘だから!
そのせいで私酷い目に遭ったから!てゆーか死んだから!!」
「…元気やのぉガキさん」

……

「やっぱり単品の値段が低いのが問題だと思うの。これじゃあ幾ら売っても元が取れないの。それに料理だから量を売って勝負することも出来ないし」
「おぉ、さゆみんアンタちゃんと真面な事も考えてんじゃないの」
「何言ってるの、ガキさん。さゆみはいつでも大真面目だの。真剣に変態やってますなの。いつか変態の星になるのがさゆみの夢なの」
「さゆ、そんな所に夜空は無いよ」
「おおおお!?カメ、アンタ上手い事言うじゃないの!メッチャ綺麗よ今の!」
「うへへ~」
「しかしのぉ、値上げにお客さんが納得してくれるか…」
「大丈夫なの、愛ちゃん。こんな可愛いウエイトレス達が働いている喫茶店なんて、来店できるだけで相当ありがたい事に決まってるの。
可愛い娘は眺めるだけでも有料になる。寧ろお客さんは搾取されて当然なの」
「エリもさゆの言う通りだと思うな」
「で、でも搾取は言い過ぎなんじゃ…」
「そんな事無いの、愛ちゃん。こんなのアイドルは皆何処でもやってる事なの」
「ア、アイドルってあーしらは…。あーしは貧しくてもお客さんが喜んでくれればそれで…」
「甘い!そんなんじゃいつまで経っても利益は生み出せないの!一端の経営者にはなれないの!」
「う、そう言われると辛いやよ…」
「…さゆみに良い考えがあるの。その計画は名付けて…【こんにちは計画】なの!!」
「こ、こんにちは計画…?さゆ、それは一体…?」
「わーい、さゆぅ、頑張れー」
「…アホ臭」


「カードを発行して料理を注文する毎にポイントが溜まっていくシステムを作るの。そして一定量を超えたらウエイターと握手できるような制度を設けるの」
「ほうほう」
「さゆ、それでそれで?」
「すると何という事でしょう!普段愛に飢えているお客たちはポイント欲しさにガンガン注文してしまいます。
自分が食べきれなくても、飲みきれなくても握手したいが為にもうどんどん注文しちゃいます。
金欠になってでも、えーい、もういいやーってなっちゃいます。すると愛ちゃん、どうなると思う?」
「え?えーと…」
「はい、はーい!エリわかりまーす、お店の売り上げが増えるんですね、先生?」
「おお、そうか!流石さゆやね!」
「その通り!でもそれだけじゃ終わりませんなの」
「えー?まだ続きがあるんですか先生」
「お店の売り上げを元にリゾナンターの写真集を発行してそして定期的にイベントを開くの。そしてそこでも写真集を買ってくれた人はメンバーと握手できるような
制度を作るの。そうね…一部に付き大体5秒から8秒くらいが目安だと思うの」
「うへぇ。シビアですね先生」
「それによってさらに利益を上げていくの…。そして…イベントの次はコンサートツアーを開くなの!」
「ええ~!?さゆ、本気なんか!?」
「愛ちゃん…もういいからあっち行こうよ…アンタは直ぐ影響されるんだから」
「ツアーのタイトルは決まってるの。その名も【リゾナンターズコンサートツアー2013~ミチシゲイレブン~】なの!」
「きゃああ!!先生カッコいい!!」
「ちょっ馬鹿さゆ、黙って聞いてれば!流石におかしいでしょ!2013ってそんな直ぐライブが開けるわけないでしょ!」
「何言ってるの。こういうのは早い方がいいの」
「だからその為の資金が無いって話を今してんでしょうが!話が飛躍し過ぎでしょう!
それにタイトルも…まぁ百歩譲ってミチシゲの部分は認めよう、うん認めるよ。
アンタが発案したんだから…。でも…でもね?イレブンはおかしいでしょう!どう考えたって!いつから11人になったのよ!
何、11人じゃないとツアー開けない法則でもあんの?等価交換の法則ですか?全てを取り戻す為に旅に出るツアーですか?
それとも11人揃えてサッカーでもやりに行くの?オフサイドのルールも知らないような人が?
FWは愛ちゃんと田中っちですか?MFは私とカメになるの?後は全員DFね。あぁ、変身させたジュンジュンをGKにしとこうかしら。
いいわね、守りを気にせずある程度攻撃に集中できる。みっつぃは足が悪いから監督にしましょう。
ある意味最強の監督ね。先を読むんじゃなくて先が見えるんだから。後は予知通りに動いて隙を見て愛ちゃんと田中っちにボールを回していけば…
あら?何だかんだで形になったわね。もうしかしてやれる?やれるの私たち?」

……


「ガキさんが妄想の無限ループに入っているうちにリゾナンターズのデビュー曲を決めたいと思うの」
「そうやのぉ、喫茶店にちなんで”モーニングコーヒー”なんてどうや?」
「中々いいと思うの、愛ちゃん」
「先生、ここはやっぱりリゾナンターなんで”リゾナントブルー”がいいと思いまーす」
「ん?絵里、ブルーは何処から出てきたの?」
「ブルーは憂鬱とか悲しみとかって意味です」
「ええんやない?人知れず戦うあーしらにぴったりやざ」
「んー中々クールでカッコいいナンバーになりそうなの!」
「…ってコラアア!何私を置いて勝手に話を進めてるのよ!」

カランコロンカラーン

「ただいま帰りましたデース」
「あーカメメさん、おはよー」
「あれ?ジュンジュンリンリン、随分荷物が軽いみたいだけど…パーティのお菓子を買いに行ったんだよね?」
「それが…ジュンジュンが帰り道我慢できずにお菓子を食べちゃったんデース…」
「馬鹿すぎる!!!!ちょっ…何してんのよ!!アンタ脳味噌まで獣化してんの!?」
「てへぺろ~」
「おいいい!こいつ反省してない、全く反省してないから!それに何それ、今更てへぺろ~とか半歩遅いからマジで!」

……

「とにかく今はお店の問題を何とかしましょうなの」
「はい先生!てへぺろ~」
「影響されてるし!てかその使い方合ってる?合ってるの、ねぇ?」
「でも本当にどうすればいいやよー…」
「ガキさんが相当溜め込んでると思うから少し分けてもらえばいいと思うの」
「うへぇ確かに。ドケチっぽいですからねぇ」
「え~にーがきさん500円札とか持ってるんですか?欲しい欲しい!☆」
「うわっ何か皆集まってきた」


「ホンマですか?新垣さん、ちょっとSATOYAMAにも献金してくれませんかねぇ。DIYにもお金が入用で…」
「にーがきさん!にーがきさん!パナナかってほしいた!たくさんかってほしいた!」
「兼々金がねぇ!ハハハ!金がねぇのは仕様がねぇ!ハハハ!お金がおっかねぇ!ハハハ!」
「こいつら…」

「あ!」
「いうえお!ジュンジュンどうしたですか?」
「そういえばさっき途中田中さんに会いましただから」
「オー!そうでした!田中さんに会いましたですよハイ」
「え…?田中っち?」

カランコロンカラーン

「おお、大分仕上がっとおやん」
「おぉれいな、バンド練習終わったんか」
「うん、やっと仲間に巡り合えたけん、これから頑張るとよ」
「よかったのぉ、やりたいことが見つかって」
「なんだ、てっきり降りしきる氷雨の中”約束の場所”に行っていたのかと思ったの」
「先生、話がおかしくなるからやめておきましょう。れいなの脚はピンピンしてますよ」
「でもさゆみたちに何の相談もなしなんて不満が残るの」
「そんなこと言っちゃダメだよ先生。きっとれいなはエリ達から自立したかったんだよぉ」
「えー、でもコハルもバンドしたかったなぁ…。勿論ボーカルで☆」
「おお!いいですねぇ!バンド・リゾナント、皆でやりましょう!ハハハ」
「ジュンジュンもやっていいよ?ぱななてドラム叩くよ。てへぺろ~」
「ジュンジュン違うと。もっと手を上手く使って可愛く見せるとよ。ホラこうやって…てへぺろ~」
「……」
「……」
「…何かガキさん急に静かになったの」
「確かにそうですねぇ。「アンタたちはボーカルしか出来ないでしょうが!」とか「てへぺろアンタが教えたんかいいい!」とかツッコミそうなもんですが…」


「高橋さん、亀井さん…実は新垣さんと田中さんは犬猿の…」
「みっつぃウルサイわよ!」
「そうだ、皆聞いて欲しいの!実はバンドじゃないけどリゾナンターでコンサートツアーを開きたいと思ってるの。
折角皆集まったんだしお歌の練習をしましょうなの」
「ちょっ、馬鹿さゆアンタそれ本気だったの!?無理でしょ!大体詞も曲も出来てないのに歌えるわけないでしょう!」
「大丈夫なの。皆の心が共鳴すれば自然とメロディが頭の中に浮かんでくるの。それを言葉にすればいいだけなの」
「そんな無茶苦茶な…」
「じゃあ皆地下のレッスン室に移動するなの!」

……

「はいはい、じゃあ始めますなの。まずメインボーカルは愛ちゃんとれいな。サブで絵里とガキさんが入る形にするの。
フォーメーションは愛ちゃんたちが最前で少し下がったところに絵里たち…そうそう。後は見栄えを良くするために…。
小春は華があるからセンター。そしてジュンジュンとリンリンが左右から皆を挟み込む形にするの。…おお、キレイキレイ。
後はさゆみが最後にオイシイところを…」
「あ、あの~道重さん」
「何、愛佳。どうかしたの?」
「愛佳は何処に入ればええんですかね」
「あぁ、その辺を適当に動き回ってればいいの」
「え、そ、その辺…ですか…?」
「それじゃあ早速曲の中身を詰めていきましょうなの」

……

「こういうのはどうやろ?れいなは見た目派手やけんギャルに見られるけど本当は乙女ちゃん、みたいな」
「良いと思うやよ。後は淋しい孤独な女の子が一人の夜を数えているみたいな…」
「後はそんな女の子が自らの壁を突き破る、みたいな感じにすればストーリーが出来上がるわね。
少女の歌だから一応恋愛をベースにしましょう。悲しみに打ち拉がれる少女の過程とそこから這い上がる為の決意までを描くの。
「ガキさん…何だかんだ言っときながらノリノリなの」
「絵里はどう思うと?」
「え~っと…エリは…そうだ!”待つ子惨メックス”なんてどうですか?」
「ハハハ!面白い、それスゴイ面白いですよ亀井さん!」
「…いや、それは流石にこの歌には合わんと思うっちゃん」
「亀井さん、センス無いですねェ。女の子は孤独を隠してる。言えない、つまり言えナイチンゲールですよ☆」
「ハハハハハ!スゴイスゴイ!久住さんもやりますですね!」
「…コハルも大概っちゃね」
「それじゃあ一回皆で合わせてみましょうなの」
「えええ~!?さゆ、なんいーよーと!?まだ全然できてないやん!」
「抜けてる部分は「だけど、だけど、」って言っておけばいいの。後は適当にフェイクを入れればOKなの。
あぁ、ジュンジュンとリンリンは日本語がおぼつかないから今回はパフォーマンス担当という事でいいの」
「えぇ~?リンリン歌えますなのに」
「ジュンジュンも歌いたいジュンジュンも歌いたい」
「あ、あの~愛佳はどうしたらええのですかね…」
「OK!じゃあ皆、れいなに付いてくるとよ!」
「ちょっとれいな、リーダーはさゆみなの!」


……

♪悲しみが 木霊する  

 真夜中を締め付ける  

 その壁を突き破って  

 HELPME! HELPME! HELPME!♪


” ヘルミー! ! ! ”

……

「き、決まったやよ」
「これ…ヤバいですね!いけます、いけますよ!コハル、リゾナンターズが正式にデビュー出来るよう事務所の人に相談してみます☆」
「完璧なの!これでコンサートを開けるの!ミチシゲイレブンソウル…さゆみが世界一のアイドルになれるの~~」
「ジュンジュンもかんぱったよ!ジュンジュンもかんぱったよ!みんな、ちゃんとみてた??」
「あ、あの~愛佳はどうしたら…」

……

「…ガキさん」
「あ…田中っち…どうしたの…?」
「凄い良かったっちゃん。さっきのガキさんの声、凄い伸びがあって綺麗だったと」
「…え、いやそんな事ないよ。伸び伸びと歌えたのは田中っちがソロパートの大部分をしっかりと支えてくれてる事が分かってるから…そのお陰」
「ガキさん…」
「田中っち…」

……

「ん、道重さん、こんな所で何してるですか?床に這いつくばってお尻突き出して」
「しーー、リンリン、ちょっと黙っててなの。今れいなとガキさんが歴史的和解をするかもしれない決定的な場面なの」
「オー、道重さん、ウケルですよ。スマホのカメラの部分だけを二人に向けて画面越しに様子をチェックするなんて!スゴイデスね!」
「リンリン声が大きいの!ホラ、見て二人の間に気まずい空気が流れてる。きっとガキさんがそろそろ耐えられなくなって何か喋る筈なの」
「スゴイスゴイ、道重さん、スゴイ洞察力と盗撮力ですね!ハハハハハ!」

……

「あ、あの…田中っち…実は…私ずっと田中っちに言いたいことが…」
「え、何々…どうしたと?急に…」
「じ、実は…実は私…」
「え…何…が、ガキさん…?どうしたと?」
「私…私…」
「……」
「……Cだから」
「え、何?なんて…」





「Cだから!!私、Cだからっっ!!」



「あっちょっ…」

カランコロンカラーン

「あらら?ガキさんが急に飛び出して行ってしまったやよ」
「先生、これはどういうことでしょうか。展開に付いていけません」
「うえーん。事務所の人に電話したら平均年齢が高すぎって言われて却下されました~。ショボ~ン☆」
「…リゾナンターズは今日を持って解散なの」
「ハハハ!道重さん、ウケルですよ」
「ねぇねぇジュンジュン可愛い?ジュンジュン可愛い?ホラ、てへぺろ~」
「愛佳の存在…愛佳の存在って…」

……

「愛ちゃーん、小春そろそろ行かなきゃ☆だし」
「取り敢えず今日は皆お疲れ様やね。喫茶店の事はまたゆっくり考えてみるやよ」
「了解なの。皆今日はお疲れ様でしたなの。取り敢えず最後それっぽく終めておけば大丈夫なの」

れいなはふと窓の外に視線を移した。
夜は静かに更けていく。
いつの間にか降り続いていた氷雨はついに雪へと変わり、街を白く染めていった。


「え?今は昼だし雪なんて降ってないやよ?」
「しーー、そんなの言わなきゃバレないの!」
「オー、道重さん、さり気なく他人の作品からパクるなんて世渡り上手ですネ!」
「あ、あのー…ところでエリの誕生日は…?」