『What’s Up?愛はどうなのよ~』


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『What’s Up?愛はどうなのよ~』

〈愛の力〉

1-1

秋晴れのある日、高橋愛の心に、助けを求める少女たちの叫び声が突き刺さった。
高橋は精神感応の力を使い、その叫び声の出所を探った。
瞬間移動を繰り返し、その出所を突き止めると、そこは山奥にある建造物だった。
正門には、「国立能力開発センター」という大きな看板が掲げてある。
高橋は建物から洩れ出す思念を探った。
そして、そこがダークネスの秘密研究所であることを確認した。
高橋はいったん喫茶リゾナントに戻り、仲間を集めて状況を説明した。
そしてその夜、高橋は新垣たち四人と共にその建造物に突入した。
高橋は先頭に立ち、少女たちの居場所を探りつつ、行く手を阻む戦闘員をなぎ倒す。
れいなは縦横無尽に動き回り、圧倒的な強さで敵を一掃する。
後方にいる愛佳は予知能力を駆使し、仲間たちに様々な情報を送り続ける。
同じく後方担当のさゆみは、キャーキャー騒ぎながらも敵の攻撃を巧みに躱し続け、
負傷した仲間が近づいて来れば瞬時に治療してしまう。
中心にいる新垣は、鋼線を操ってさゆみと愛佳を護りつつ、五人の連携の要となる。
歴戦の戦士たちは、完璧な陣形で敵の防衛ラインをいとも容易く突き崩していった。

譜久村・生田・鞘師・鈴木の四人は建物の外で待機している。
「少人数の方が動きやすいけん、あんたらはここで待っとり」
れいなにそう言われた譜久村は、まだ自分の実力に自信がなかったため少し安堵した。
五人の突入を見届けると、鞘師はすぐに草叢に寝転がり、うとうとし始めた。
「りほちゃん、起きていようよ。何かあったらどうするの?」
「あの人たちの力で対処できないような『何か』なんて、そうそうないと思うよ。
それに、もしあったとして、私たち四人の力じゃどうにもできないでしょ?」
睡魔に弱い鞘師は、譜久村に子供のような屁理屈を言うと、すやすや寝始めた。


1-2

侵入から約30分後、高橋たちは囚われていた四人の少女を見つけ出す。
新垣に精神干渉された初老の研究員が、虚ろな目で鋼鉄の扉の鍵を開ける。
中に入ると、飯窪・石田・佐藤・工藤の四人が奥の方で肩を寄せ合っていた。
高橋は、怯えた表情で見つめる少女たちに、ニコリと笑って声を掛けた。
「私は高橋愛。
あなたたちの声が聞こえたから、ちょっと来てみたの。
一緒に外に出る?」
四人は逡巡していたが、「愛」と名乗るその女性の澄んだ瞳を見て安心したのか、
まず、佐藤が立ち上がって高橋にしがみ付いた。
すると三人も次々と高橋に駆け寄り、その小さな体を取り囲むように抱き着いた。
「ゥオゥケィ!」
高橋は中途半端にネイティブっぽい発音で明るく叫んだ。
そして、まるでこれからカラオケにでも繰り出すかのように言った。
「じゃあ、行こっか!」

部屋から出てきた高橋に、さゆみがもたれかかり、甘え声で言う。
「ねえ、愛ちゃん、やっぱり瞬間移動できないの~?さゆみ、足つりそう~」
しかし、瞬間移動は不可能だった。
この研究所には瞬間移動を妨害する強力な装置が設置されているようだった。
ここに来るまで様々な機械を壊してきたが、その妨害機能は持続していた。

高橋たちが来た通路を戻り始めると、突然前方に一人の少女が現れた。
身構える五人と、慌てて後ろに隠れる飯窪たち。
その少女は、九人から二十メートル程前方に立ち、澄んだ声でこう言った。
「i914、私と戦って下さい」
「…あなたは?」
「私はi-Reproduced412。あなたと同じ、殺人兵器です」


1-3

「えっと、あいりぷろづ、どっ、どゅー…」
「愛ちゃん、ここで噛む~?」
新垣は高橋に突っ込んでから、少女の方を向いて言った。
「あのぉ、省略して『アイリ』さん…でよろしいですかね?
アイリさん、こっちは五人、あなたは一人。
こっちの方がどう見ても有利だと思うんですけど…」
「私はi914の能力をわしゃわしゃわしゃ…。
さらに、全ての能力の性能が、i914のわしゃわしゃわしゃ。
 あなたたちが一度にわしゃしゃっても、おそらく一分もわしゃわしゃわしゃ…」
「…滑舌悪くてところどころうまく聞き取れないんだけど…」
さゆみは愛佳に耳打ちする。
「わたしもです…」
「みんな、逃げて。私がこの子を食い止める」
高橋は少女を睨みながら、意を決したような口調で言った。
「はあ?愛ちゃん、なんでよ!?」
れいなが高橋にくってかかる。しかし高橋はれいなを宥めるように諭した。
「私には分かる。この子はダークネスが作った殺人兵器。
多分、私と同じか、それ以上の力を持ってる。
もし光の力を使ってきたら、私たち全員、一瞬で消滅させられてしまうかもしれない。
 せっかく救えたあの子たちの未来を、ここで終わらせるわけにはいかない」
「へー。やっぱり愛ちゃんには分かるんだね~」
少女の後ろに、白衣を着た女性のホログラム映像が出現した。
「コンコン!またあんたのしわざなの?」
「お久しぶり、ガキさん。私もここは愛ちゃんの言う通りにした方がいいと思うよ。
 あ、その子達はもういらないから、連れて帰っても全然かまわないよ」
「ふざけんな!じゃあ、何のためにこの子達に辛い目を合わせたと!?」
激昂するれいなに、マルシェは平然と言う。
「そんなの愛ちゃんをおびき出すためのエサに決まってるじゃん」


〈愛の行方〉

2-1

マルシェの言葉が終わると、「アイリ」は右手を上げ始める。
数秒後を「見た」愛佳が叫ぶ。
「みんな跳んで!」
新垣が佐藤を、愛佳が飯窪を、れいなが工藤を、高橋が石田を抱きバラバラに跳ぶ。
一人で跳んださゆみも含めて九人が移動した直後、ピンクの光球が襲い掛かる。
光が消えると、九人の居た場所の床が、大きな蟻地獄の巣のように抉られていた。
映像のマルシェが言う。
「私はこの自信作の性能を確認したいだけ。全滅したいんならそれでもいいけどね」
「ガキさんお願い。皆を連れて逃げて。私、力を解放して全力で戦う!」
「…愛ちゃん。分かったよ」
「ふふっ!そう来なくっちゃ!」
嬉しそうにそう言うと、マルシェの映像は消えた。
新垣は、悔しそうに唇を噛むれいなの肩を掴み、静かに言った。
「ここは、愛ちゃんに任せよう…」

高橋を除く八人は秘密研究所を脱出した。
途中、敵の戦闘員による攻撃は全く無く、数分で外に出られた。
外で待っていた譜久村たちは一瞬安堵の表情を見せたが、すぐに顔を曇らせた。
「高橋さんは…?」
鈴木が尋ねると、愛佳は中で起こったことを説明した。
説明が終わると、生田が新垣に聞いた。
「…そのアイリさんっていう人、高橋さんより強いんですか?」
「そんなわけないやろ!」
れいなが声を荒げる。生田はまたもやKYな質問をしてしまった自分を悔いた。
新垣がれいなを宥めようとしたとき、突然辺りが明るくなった。
振り向くと、研究所がピンク色と黄色の入り混じった巨大な光球に飲み込まれていた。


2-2

十二人は思わず後ずさりしながら、その恐ろしくも美しい光球を呆然と見つめる。
数秒後、光が収束すると、そこにはクレーター状の巨大な穴だけが残っていた。
「愛ちゃん…」「高橋さん…」
八人はそれぞれの思いを込めて、同じ人の名を呟いた。

高橋が消えた。
新垣はすぐさま譜久村に高橋の精神感応の力を使って探すように指示した。
譜久村は慌ててポケットから高橋の生写真を取り出し、その力を使った。
しかし、譜久村の心に、高橋の精神は感じられなかった。
その後、新垣たちは朝までその付近を捜索したが、結局高橋の姿はどこにも無かった。

喫茶リゾナントに戻ると、救出された四人全員がリゾナンターに入ることを志願した。
新垣は何度も断ったが、行く当てがない四人を無責任に放り出すことも出来ない。
「私達の仲間になったら、いつ敵に襲われるか分からないんだよ。それでもいいの?」
「はいっ!」
「自分の身を自分で守れるようになるために、きつい訓練に耐えなきゃいけないよ?」
「はいっ!」
「うーん…。しょうがないかあ…。じゃあ、明日から特訓だよ!」
「やったー!」
四人が手を取り合ってはしゃぐのを見つめながら、新垣は思った。
(ほーんと無邪気だねー。…昔の私と愛ちゃんもこうだったのかな…)

新しく加入した四人と、先輩とはいえまだまだ未熟な四人。
合計八人の「新人」たちの、厳しい訓練の日々が始まった。


2-3

体術はれいなが教官となった。指導はそれまでにも増して厳しくなった。
だが、その甲斐あって石田がその才能を開花させ、目覚ましい成長を遂げた。
そして、数か月後には、あの鞘師がてこずるほどの戦闘技術を身につけた。
もちろん、訓練で新人たちが負傷すれば、さゆみがすぐに治療してくれた。
「りほりほ、ほら、服を脱がなきゃ傷が確かめられないの!こっちにおいで!」
「…私、全然大丈夫ですから。それよりはるなんを治してあげて下さい」
「はるなんはそこで少し横になってれば大丈夫なの!」
「あのー…、道重さん、…私の腕、明らかに折れてるみたいなんですけど…」

精神系の訓練は新垣が担当した。
新垣は、新人の中では貴重な精神系能力者、生田の指導に力を注いだ。
また、敵からの精神攻撃に対する防御の方法は、全員に習得させる必要があった。
「コラー!生田!なんでこっちばっか見てんの!ちゃんと精神を集中させなさい!」
「ぐふふふっ、新垣さんがいけないんですよ、そんなに綺麗な瞳で私を見つめるから」
「もう、えりぽん!真面目にやらないと新垣さんに失礼でしょ!」
「あれ~?ふくむらさ~ん、はなぢでてますよ?そのてにもってるのなんですか~?」
「ちょ、ちょっと、まーちゃん、やめて!」
二人がもみ合っているうちに落ちた写真を、工藤が拾い上げる。
「うわっ!これ、私が着替えてるときの写真じゃないですかぁ!キモっ!」
「……あんたら、いい加減にしなさーい!」

その間にも、異常な事象はしばしば発生した。
新垣リーダー率いるリゾナンターは、これまで通りその解決に尽力した。
新人たちも実戦訓練もかねて一緒に出動することが増えていった。
若い彼女らは、戦いの場を踏むごとに目に見えて成長した。
(この子達、もう大丈夫みたいね…)
あれから数か月が経ち、新人たちの成長ぶりに満足した新垣は、ついに決意した。
リゾナンターを離れ、一人で高橋愛の行方を探す旅に出ることを。


〈愛の形〉

3-1

新垣は喫茶リゾナントに全員を集め、自分の意志を告げた。
「えーー!?新垣さん、いなくなっちゃうんですか!嫌です!そんなの絶対に嫌!」
泣き喚く生田を、譜久村が困惑した顔で抱きしめる。新垣が呆れ顔で言う。
「コラ、生田!落ち着きなさい。これが今生の別れっていうんじゃないんだから」
「…あの~、こんじょーのわかれってなんですか~?」
佐藤が首を傾げる。
「こんじょうの別れっていうのは、我慢するのに根性が要る別れってことだよ」
「へー、工藤は中一なのによく知っちょうね。れいな、そんな言葉初めて聞いた」
「あのー、それ、違うと思うんですけど…。今生って言うのは…」
幼い三人への飯窪の説明が始まるなか、さゆみは小声で新垣に尋ねた。
「ガキさん、探す当てはあるの?…っていうか、愛ちゃん、…生きてるの?」
「…正直、分からない。でも、私、行かなきゃいけない気がするのよ」
「ガキさんの気持ちは分かるの。でも、ガキさんまでいなくなったら、さゆみたち…」

さゆみが不安がるのも当然だった。
その数日前、愛佳も自らの病気を理由に離脱したいということを皆に告げていたのだ。
「皆に迷惑を掛けたくない」という愛佳の思いを、さゆみ達は止むを得ず受け入れた。
愛佳が離脱するだけでも大変なのに、そのうえ大黒柱の新垣まで去ってしまったら…。
さゆみは黙り込んでしまった。

「あの…、新垣さんがそうしたいなら、ぜひそうしてください」
鞘師がおもむろに口を開いた。
凛とした鞘師の表情に、皆の視線が集中する。
「高橋さんはいまもきっとどこかで生きていると思います。
 探しに行くなら、一日も早い方がいいです。」


3-2

新垣の目を真っ直ぐ見つめ、鞘師が続ける。
「新垣さんなら、絶対に高橋さんを見つけ出せると思います」
その鞘師の言葉に続いて、両頬を涙で濡らした譜久村が話し出す。
「新垣さんがすぐに高橋さんを探しに行きたいって思ってるの、分かってました。
 でも、聖たちが頼りないから、それを我慢してるんだってことも…」
「私たち、まだまだ未熟だけど、田中さんや道重さんに迷惑をかけないように
 これからもっと、もっと、もーっと頑張ります!」
鈴木が満面の笑顔と潤んだ瞳で、精一杯明るく言う。飯窪の甲高い声がそれに続く。
「私たち、まだ高橋さんに、ちゃんとお礼を言えてないんです…
 ぜひ、直接高橋さんに感謝の気持ちを伝えさせてください」
涙もろい石田も懸命に言葉を紡ぐ。
「新垣さん…、必ず高橋さんを見つけ出して、…一緒に帰って来て下さい。
 私、高橋さんから…いろんなことを教わって、もっと強くなりたいです…」
「高橋さんにいただいた未来を、私たちがいま一生懸命生きているっていうことを、
 ぜひ、直接見ていただきたいです」
中一とは思えないほどしっかりと話す工藤とは対照的に、ようやく状況が飲みこめた
佐藤は、泣き顔のまま何も話せなくなっていた。
もちろん、佐藤の気持ちは、そこにいる全員が十分に分かっている。
愛佳は、にっこり笑って新垣に語りかける。
「新垣さん、何か『見えた』ら、愛佳、すぐに連絡しますからね」
「ガキさんのしたいようにすればいい。こっちはれいながおるけん、心配はいらん!」
れいなは腕組みしながら、いつも通り自信満々に言う。
一方、さゆみは、いつもとうってかわって、しっかりと力強く新垣に告げる。
「ガキさん。ガキさんが愛ちゃんと一緒に帰るまで、皆で力を合わせて頑張ります」
「…みんな、…ありがとう!」
新垣は両瞼に涙を溜めながら、仲間たち一人一人の顔を笑顔で見つめた。
ただ、生田だけは、譜久村の胸に顔をうずめて肩を震わせ続けていた。


3-3

新垣の旅立ちは、その翌朝だった。
その日は休日だったため、全員で新垣を見送ることができた。
喫茶リゾナントの前に並ぶさゆみたち。しかし、生田の姿はそこになかった。
「あいつは本当にしょーがないねー。…じゃ、そろそろいくね」
「ガキさん、いってらっしゃい!」
「新垣さん、お気をつけて!」
左手に落ち着いた緑色の旅行鞄を持った新垣は、何度も皆の方を振り返り手を振った。
もうこれで最後にしよう、そう思って新垣が振り返ったとき。
叫びながら猛然と迫ってくる人影が目に入ってきた。
「大好き、大好き、世界一〇×□△ーー!!!」
「うわーっ!」
新垣はあまりの迫力に思わず数歩後ろに逃げた。
しかし、すぐにそれがあの困った後輩であると気付き、立ち止まり優しく抱き止めた。
抱き合う二人のもとに、笑顔で駆け寄る十一人の仲間たち。
少しずつ暖かさを増していく朝の陽ざしの中、晴れ渡る五月の空に笑い声が響き渡る。

しばらくして、改めて駅へ歩き始めた新垣は、皆の方を最後にもう一度振り返った。
そして、仲間たちの顔一つ一つを目に焼き付けた。
泣きはらした目で、懸命に笑顔を作ろうとしている生田。
生田の肩をしっかり抱き、手をちぎれんばかりに振っているさゆみ。
そんな二人の両脇に立つ、いつも通り元気なれいなと、人懐っこい笑顔の愛佳。
そして、初めて会った時と比べて見違えるように頼もしくなった可愛い後輩たち。
新垣の脳裏に、昨夜の一人一人の姿が改めて浮かび上がる。
表現方法は様々だったが、それらは全て新垣や高橋への思いが表された愛の形。
もちろん、一番心配な後輩がさっき見せてくれた、幼子のような感情の爆発も…。
新垣は、みんなの方を見ながら、噛み締めるように言った。
「リゾナンター。大好き」


〈Ending:愛のかけら〉

仲間のもとを離れた新垣は、とりあえず高橋にとっての思い出の地を巡ることにした。
光が氾濫したあの時、高橋が消滅する前に瞬間移動妨害装置が壊れてくれていれば、
高橋には「飛ぶ」チャンスがあったはずだ。
1秒、いや、0.1秒でもいい。たとえ一瞬でも、その時間があれば…。
また、紺野は、あの「アイリ…」という少女を「自信作」と言っていた。
であれば、紺野はその大切な自信作を、消滅する前に何らかの方法で回収したはずだ。
向こうに回収する時間的余裕があったとすれば、それは高橋にとっても同じはず…。
だが、高橋がうまく脱出できていたとして、なぜ数か月経っても連絡をくれないのか。
身体に大きなダメージを負っているのか。それとも、記憶をなくしたのか。
いずれにせよ、生きていたとしても通常の状態ではないということなのだろう。
「今助けに行くから…。待っててね、愛ちゃん」
新垣は、高橋があの時とっさに選んだ可能性のある行先を虱潰しに当たろうと決めた。
たとえそこに高橋本人がいなくとも、生存していたという証拠があるかもしれない。
(愛ちゃんの足跡の一かけらでもいい、残っていてほしい…)
新垣は心の底からそう願った。

♪どっんっなっばーめーんーでもっにっげっなーいー♪
新垣の携帯のメールの着信音が鳴った。
「ん?ま~た生田だよ。なんでこう毎日毎日送って来るかね~、なになに…」
新垣は列車に揺られながら、大した内容の書かれていない文面を目で追った。
もうウンザリといった態度だったが、その頬は、誰が見ても分かるほど緩んでいた。

―おしまいー