『共鳴戦隊リゾナンター 参上』


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  • 構想2分 執筆30分の保全作
  • 最大限の広い心で読んでください
  • 共鳴者作者さんの作品(※)とは無関係です(※http://resonant.pockydiary.net/archives/758.html)
  • 作者はリゾナンターオリメン全員大好きです
  • 本当です



「キャハハハハ!やれ!全部破壊し尽くせ!キャハハハハハハ!!」

ここではないどこかの世界。
その世界は危機に瀕していた。
「闇の帝国・ダークネス」を名乗る組織が、世界を闇に呑みこまんと突如動き出したのであった。

今日も、一つの街がダークネスの一個師団によって襲撃されていた。

「キャハハハハ!ダークネスに、そしてこのヤグーチ様に逆らうやつらは皆殺しだ!」

師団を率いているのは、やたら背の小っちゃい女将軍・ヤグーチ。

「キャハハハ!ほら、そんなトロトロ逃げてたら殺されちゃうよ?いいの?ほら、撃っちゃうよ?」
「た、助け……うあぁーー!!!」
「キャハハハ!助けるかっつーの!ウケるwww」

残虐非道の限りを尽くす矢口に、人々は恐怖しながら逃げ惑っていた。

「おっ?そこの彼氏イケメンじゃん?隣の彼女殺してオイラの下僕になるんだったら助けてあげるけど?」
「ふざけるな!誰がそんなこと!」
「あっそ。じゃあ死んじゃえ。キャハハハハ!」
「やめろ!やめてくれ!こいつだけは助けてやってくれ!」

「待て!!」
「!?」

必死で彼女をかばう彼氏をヤグーチが冷酷に撃ち殺そうとした刹那、鋭い声がそれを遮った。

「オイラの邪魔するなんてバカはどこのどいつだ!」

振り返った先にあったのは、ヤグーチに怒りのこもった瞳を向けて立つ、女性たちの姿であった。

「お前ら――」

何かを言いかけたヤグーチの言葉をガン無視して、女性たちは突然一人ひとりポーズを決めつつ名乗りを上げた。

「煌めく光の共鳴!リゾナントイエロー!」
「吹き荒ぶ風の共鳴!リゾナントオレンジ!」
「轟く雷の共鳴!リゾナントレッド!」
「滾る水の共鳴!リゾナントパープル!」
「燃え盛る炎の共鳴!リゾナントグリーン!」

「5人揃って…」
「「「「「共鳴戦隊・リゾナンター!!!!!」」」」」

効果音が聞こえそうなくらいにビシッとポーズを決めた5人は、表情もこれ以上ないくらいドヤ顔で決めていた。

「つーか待てよ!そんな『みんなお馴染み!』みたいな感じで言われても誰も知らねーよ!っていうか何で5人だよ!9人揃ってリゾナンターじゃねーのかよ!」
「バカはそっちの方やよ!」
「いや別にバカとは言ってねーよ」
「戦隊モノは5人って決まってるんですよ?」
「そりゃそうかもしれないけどさ。じゃあまあそれは置くとしても色おかしいだろ!何だよその組み合わせ!オレンジとかいねーだろ普通!」
「意外と詳しいんっすねー」
「そんな詳しくなくても知ってるだろそれくらい!ってかそれも置くとしてもさ、合ってないだろ色が!雷が赤とか水が紫とか覚えにくすぎるだろ!」
「はぁ?あんた知らんの?『パープルウインド』いう曲」
「そういやそんな曲もあったけどだからって関係……っていうかウインドだろ!風だろ!水関係ねーじゃねーか!何から何まで関係ねーじゃねーか!」
「何やゴチャゴチャうるさいのー!ほやったらどうしたら気が済むんや!」
「逆ギレっすか!?気が済むとかじゃなくて色々ツッコミどころ多すぎっつってんだよ!」
「もーうるさいなあ。じゃああれいっときますか。戦隊モノには付き物の追加戦士ってやつ」
「お、いいねいいねー。いっとこー!」
「いっときまショウ!」
「そういうことじゃねーよ!別にそういうこと言ってんじゃ……」

ヤグーチの言葉を遮るように躍り出る一つの影。

「ガウガウガウッガウガウッ!ガウガウガガウガッ!(猛るパンダの共鳴!リゾナントインディゴ!:通訳 by パープル)」
「パンダの共鳴ってなんだよ意味わかんねーよ!そして色!マイナー!パンダ関係ない!」
「お前いい加減にしろよー。なんだかんだうっせーよ」
「こっちの台詞だっつーの!つーか6人とか気持ち悪いんだってなんか!そこまで揃ったならあと3人も呼んで来いよ!」
「あと3人?そんなのいましたっけ?」
「田中と道重!それから新垣だろうよ!何だよその言いぐさ!共鳴の絆とかそういうのどこ行ったんだよ!」
「田中と道重?ああ、あいつらか。あんないい歳して若い子らとチャラチャラヘラヘラやってるやつらと一緒にしないでくれる?」
「ええええええええ!!何それ!何その言い方!可哀想じゃん!お前らがいなくなった後頑張ってくれてるんじゃん!」
「あと新垣とか言うとったっけ?あいつ仲間とちゃうやん。スパイやん」
「許してあげて!もう許してあげて!そんな設定もう生きてないじゃん!」
「移動で席隣になったとき、こっちは気ぃ遣て色々喋りかけとったのに『眠いのにウザい』みたいな態度とりくさってからに。二度と横座ってやらへんかったわ」
「やめて!わかったもういいから!オイラが悪かったから!」
「ハハハ、ダークネスの人なのにいい人デスネ!」
「うっせーよ!そうだよ!せっかく残虐非道な悪の組織的な感じでやってたのにおかしなことになっちまったじゃねーか!」
「グルルッ!バウガウ!(悪いヤツか!その割に小っちゃいなオマエ!:通訳 by パープル)」
「うるせー!関係………お前らのペースに乗るからおかしくなるんだよな。こっからはオイラのペースでやらせてもら―――」
「みんな!必殺の武器で一気に決めるやよ!」
「「「「おう!」」」」「ガウ!」
「だからお前らで進めんなっつてんだろ!おい!」

ツッコみも虚しく、再びビシッとポーズ&ドヤ顔祭りが開催される。

「フォトンブレイド!」
「ウィンドブレード!」
「サンダーブレード!」
「ウォーターブレード!」
「ファイアーブレイド!」
「ガウガウグルガァ!(笹の葉ブレード!:通訳 by パープル)」
「待て!一個おかしいだろ!っていうか逆になんかこう、すっと指先切っちゃった感じのリアルな痛み連想してやな感じなんだけど!」

「ダークネス!お前らの悪事もここまでやよ!」
「無視かよ!わかったよじゃあいいよ!そういうことならこっちにも考えがあるかんな!喰らえッッ!」

突き出されたヤグーチの両手から、波動のようなものが放たれた。

「ん?あれ~?」
「あれ?おかしいなー」
「消えてしまいましたデスね、ハハ」

それぞれの「剣」が消えたことに、それぞれの反応が示される。

「どうだ見たか!オイラの“能力阻害”の威力!」
「全員分掻き消すとか卑怯やろ!もうちょいパワーバランス考えろや!何でもありみたいになって冷めんねんそういうことされると!」
「冷めるとかそういう問題かよ!っていうかこんな話にバランスもくそもねーだろ!付き合ってらんねーんだよ!だいたい―――」
「マダダ…!マダオワッテナイ!」

ヤグーチがキレ返すのを遮り、力強い声が響いた。

「うおう!びっくりした!お前何で裸……そうか、オイラの能力でパンダ化が解けたのか」
「パンダハ解ケテモ、ジュンジュンノササノハブレードハ……マダ生キテル!!」
「そや!ジュンジュンの剣は能力によるものやない!笹や!そやからあいつの卑怯くさい技が効かへんのや!」
「卑怯くさいとか言うな!っていうか要するに普通に笹じゃねーかそれ!どうやって戦うんだよ!」
「イクゾ!クラエ!」

全裸の肢体と笹の葉が踊る。

「うおい!マッパで笹振り回すとかアブない人っぽ――へぶッッ!」
「見タカ!ササノハブレードノチカラ!」
「ってオイ!今の笹持ってる手で普通にぶん殴っただけだろ!?笹関係な――ふぉぶッッ!!」
「コレハ、オ前ニ剣ヲ消サレタ愛チャンノ分!そして亀井サンノ分!クッスミサンノ分!光井サンノ分!リンリンノ分!」
「はぶッ!ほぶッ!ほげッ!やめ…ぐげッ!……待て…ちょっと待て!だからめっちゃ拳―――」

「コレハオ前ニハブラレタ道重サント田中サンノ分!」
「えぇっ!?ちょ…はがッ!ぱぎょッ!……ちが、ハブってんのはそっちだろ!」
「以上ダ」
「うぉい新垣は!?新垣の分は!?可哀想すぎるだろ!あいつも仲間に入れてやってくれよ!頼むよ!見てらんねーよ!ほら!もう一発ぶち込んでいいからさ!」
「腐れスパイにかける情けなんてあらへんわボケ:通訳 by パープル」
「通訳ってめっちゃお前の発言だろ!ここまでの殺伐オイラの代でも見たことないって!やりすぎだって!」
「じゃ、代わりに小春が新垣さんの分やったげるー。まゆげ~~~ビ~~~~~ム!……ぷっ」
「あっひゃー!!!」
「ウケるー超ウケるんだけど。小春さいこー」
「お前ら!やめろ!もうやめろって!夢壊すなよ!愛ガキとガキカメを返せよ!ガキこはを返せよ!みんなに返せよ……返せよ……」
「アー、眉毛ビーム!やってマシタねそんなこと、ハハ」
「真剣ニヤッテタヤツノ気ガシレナイナ!」
「お前らひでーよ……頼むよオイラが悪かったよ……マジで泣きそうだよ……立ち直れねーよ……」


かくして、ダークネスの野望は今日も食い止められたのであった。
共鳴という名の絆により、街の平和は守られたのであった。
代わりに何かが失われた気がすることには触らない約束になっているのであった。


明日も力を合わせて戦えリゾナンター!
世界の未来を希望で満たせリゾナンター!

共鳴戦隊リゾナンターの勇姿は今でもみんなの心の中に!
いつまでもみんなの心の中に!


共鳴する9人が今でもいつまでも大好きです
本当です