吉澤の憂鬱


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2011/09/17(土)  更新分

私がダークネスに入ったのは中学生の時だった。
その頃の自分は梨華ちゃんよりも大人しい女の子だった。
女子高に通っていてカラダが大きいせいもあるのか自分とは正反対のオトコマエキャラを要求された。
ダークネスに入っても、それは変わらなかった。

自分は本当は、そんな女の子じゃないのに。

大ざっぱだと言われるけど実際は生真面目で気にしぃで、たまにナイーブで……。
私は市井さんの後釜じゃない。
市井さんが脱退する時の、ごっちんは、それはもう能力暴走し放題で大変だった。
市井ちゃ~ん辞めないで~!!びぇ~~~!!だったもんなあ……。
その反動を私に求められても困る。

相変わらず散らかってて入るだけで吐き気がするほどピンクにまみれている梨華ちゃんの部屋。
せっかくかわいいのに、だらしがない。
それを片付けるワタシ。

心が痛むというよりも、私は頭が痛い……。

          ◇          ◇          ◇

2011/09/18(日)  更新分


私達は今、街にショッピングに来ている。
ホントは美貴ちゃんと遊びたかったけど梨華ちゃんとは何かと断ってばかりだったから、梨華ちゃんからすれば、今日こそは付き合って貰うわよ!!だそうだ……。
美貴ちゃん相手だと服のセンスも梨華ちゃんみたいにマネキン一式くださいなんて言わないし、ああ見えて意外と(いや、意外となんて言うと怒られるか)可愛い服を着たら照れだしてカワイイんだ。
『美貴にはこんなの似合わないよ』
だなんて。
それに美貴ちゃんは私を
『よっちゃんさん』と呼んでくれて何気に気を使ってくれる。
だから私もダークネスでの営業を忘れて普通の女の子に戻れるんだ。
襲撃さえしなければリゾナンター達は来ないし。


でも今日は、ずいぶん歩いたなあ……。
もう夕日が見えてるよ。
早く帰らないと中澤さんに怒られちゃうよ梨華ちゃん。
「もう疲れちゃったよぉ」
これはこっちの台詞だ。
「梨華ちゃん手ぶらじゃん。私の両手に塞がっている荷物をみてよ!」
「体力なくて、もう転送ゲート使えなぁい」
「じゃあ携帯で誰か呼んで送ってもらおうよ!」
「支給されたやつでも電話代かかるでしょ?あっ!良いこと思いついた!」
電話代って、どんだけケチなのよ。
ちょっと待って!
梨華ちゃんどこ行くの!?

梨華ちゃんが喜々として向かった先は、で、電話ボックス!?
私は荷物を持たされたまま電話ボックスに入った。

すると梨華ちゃんはボタンを次々と押していく。
「電話ボックスでもお金かかるんじゃあ……」
「もっといい方法があるでしょ?あっ!もしもし?電話屋さん?料金あちらさん払いで…あっ!中澤さんですか?」
「えっ!?中澤さん!?」

『いつまで遊び歩いてんねんアホ!リゾナンターに見つかったらめんどくさいやんか!!』

「中澤さん私達を助けて下さい」
梨華ちゃん真顔だ……。
すると、すぐに電話越しに中澤さんの怒鳴り声が聞こえてきた。
『あほんだらっ!!給料前借りしといて助けろやなんて十年早いわ!!』
ガチャッ!
ツー、ツー、ツー……。
切られてしまった。
そりゃそうだろうな。
でも、このまま無事に帰れるのかなあ?
少しだけ私は新垣が羨ましくなった。

          ◇          ◇          ◇

2011/10/07(金) 更新分


私は周りから「オトコマエキャラ」を求められるけど本当は可愛いものが好き。携帯の待ち受けをクマのプーさんにしたりミッフィーちゃんが好きだったり……。
でも実際のダークネスでの戦闘服はメンズだ。
梨華ちゃんは可愛い服なのに。
どうして私ばっかり……。うらやましい。

こないだ、ごっちんが
「きゅ~ん」と動物の鳴き真似をした。
可愛かった。
私もやってみたが失敗した……。
やっぱりごっちんには、かなわない。
私は、ごっちんのように、なりたい。