■ ミーティングオブリベンジ -保田圭・矢口真里・市井紗耶香- ■


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 ■ ミーティングオブリベンジ -保田圭・矢口真里・市井紗耶香- ■

「これで全部?」
「ああ、そうだよ」
「ふうん…
で、これらのデータから導き出された答えが、これなのね」
「なんだよ、なにが言いたいんだ?」
「矢口、あんた、このデータ見て何も気づかない?」
「ああ?」
「結論から言うわ。
その答えはほぼ間違ってるとみていい」
「なんだよそれ!意味わかんねーよ」
「このデータ、確かにみんな本物よ。こっちの内容…それ自体にも矛盾は無い。
でも…それらのデータを総合して出てきた答えが正しいものになるとは限らない。
いい?
この供述書、それとこっち、それからこっち、あとこっちも…
口調や文脈、勤めて特徴を変えてはいるけど、これ全部『同一人物の作った台本』を基に言わされてる内容よ。
こっちに教えたい情報だけを意図的に、ね。」
「なっ!?そんなはずは」
「あなたの尋問が甘かったわけじゃないわ。
彼らも台本を言わされてるつもりも、嘘をついているつもりもないはず…」
「じゃ…」
「そう。精神系の…例えば新垣のような能力者…それも、かなり強力な…」
「なるほど。和田、前田っていう子供のほかに、まだ能力者がいるってことか。」
「なんだよ市井まで」
「責めちゃいないよ。分析のミスは修正すればいいだけだ。」
「あんたも、あの二人が譜久村って子と接触している可能性を考えてたじゃない。
譜久村以外にも生き残りがいても何ら不思議はないわ。
おそらく、『大半が本当』のデータの中に巧妙に嘘が混ぜ込んであるのね。

49 名前:名無し代理中。。。[] 投稿日:2011/08/15(月) 19:45:11.02 0
もう一度、廃棄物のデータを洗い直す必要があるわ。
それも、外部に持ち出されたとされる廃棄物のデータではなく、
完全に処理が完了していることが判明しているデータの方を、ね。」
「その中に…このシナリオを書いた子がいる…か」
「容易ならざる敵ね…矢口、アンタの言う和田って子より、もしかしたら厄介な相手かもしれないわよ」
「圭ちゃんはアイツと直接会ってないからそう言える。アイツは…」
「わかってる。過小評価はしていないわ。
和田彩花…自在に『空を飛び』まわり、至近距離からの銃弾にも『当たらない』、
そして、矢口と後藤の能力を『妨害』する力…
組織の歴史上かつて存在したことのない【三重能力者(トリプルアビリティ)】かもしれない相手。
しかも空を飛ぶ以外の能力に関してその実態は全く不明…
過小評価しろという方が無理よ。」
「厄介の性質が異なる…といったところか。
保田さん、矢口の考えた対和田攻略法については?」
「うーん…何とも言えないわね…それこそ私たちは彼女に会っていない。
彼女の能力を体験したわけじゃないわ。
ただ、こんな単純な手で防げるものかどうか…。それこそやってみないと何とも言えないわね。」
「認めたくはねーけど…和田のもってる【能力阻害】はオイラの比じゃない。
けど、『オイラ同様の能力である以上』オイラと『同じ弱点を持ってるはず』だ。」
「…本当に…【能力阻害】なのかしら?…」
「ん?なんか言ったか?」
「いえ。どの道、現段階ではその方法以外にいい方策は思いつかないわ。やってみるしかないわね。」
「つうかさ、この攻略法はもともと市井と二人でやるつもりで考えたもんだからさ。
圭ちゃんがいるなら最初から圭ちゃんに時間を止めてもらえばすぐ済む。」
「まあそうね。でも、まずはその作戦を試しましょう。」

全てが停止した中、三人の女が邂逅し、やがて別れ、世界に時間が戻っていく。

『和田彩花…必ず殺すわ…後藤を…真希の仇はとってあげなくちゃね…』





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