『光井さんなんかきらいだ』


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光井さんなんかきらいだ

リゾナンターでは一番の年下なのに一番頭がいい

このあいだもみんなで記憶力を競ったらあっさりと一番になった

一番だったらもっと自慢してもいいのに控えめなのがイヤミに感じた

中国語で覚えていいんだったらジュンジュンだって

とにかく光井さんなんかきらいだ



光井さんなんかきらいだ

治癒能力みたいな戦闘向きでない力しか持ってないくせに戦場に出てくる

戦えないんだったら、安全な場所にいればいいのに前へ出てくる

ジュンジュンが怪我をしたってすぐに光井さんが治してくれるのはありがたい

でも光井さんは自分の怪我は治せない

ジュンジュン心配させる光井さんなんかきらいだ


光井さんなんかきらいだ

まだ日本語がうまく話せないジュンジュンやリンリンの言ったことを通訳してくれる

時間の空いた時には日本語を教えてくれる

でもそのせいで光井さんの勉強する時間が少なくなる

そこまでしてジュンジュンの為にしてくれなくてもいい

ジュンジュンだったら絶対できない

ジュンジュンにこんな思いさせる光井さんなんかきらいだ


光井さんなんかきらいだ

私のバナナを盗んだ

あれは私がバイトして稼いだお金で買った大切なバナナ

欲しいんだったら言ってくれればいいのに

言ってくれたらジュンジュン分けてあげる

こっそり黙って盗んで持っていく

ジュンジュンが聞いても「愛佳しりますぇwwwwwwん」なんてふざけてごまかす

仲間の物を盗む光井さんなんかきらいだ

ジュンジュンのバナナを盗む光井さんなんか仲間だと思わない

高橋さんは優しくて強いから好きだ
新垣さんは少し厳しいけど優しいから好きだ
亀井さんは困った時に元気付けてくれるから好きだ
道重さんはリンリンのことを少しやらしい目で見るけど好きだ
田中さんは少し自分勝手なところもあるけど嘘をつかないから好きだ
久住さんとはすぐケンカになるけどジュンジュンに元気をくれるから好きだ
リンリンは故郷の人たちに裏切者だと思われたジュンジュンのことをたった一人信じてくれた
でも 光井さんはきらいだ



光井さんなんかきらいだ

バナナを買いに行った店で言葉わからなくて困ってたジュンジュンを助けてくれた

でも光井さんがバナナ盗らなければジュンジュン困らなくて済んだ

それを今さら助けに来て許してもらおうなんて虫が良すぎる

それともまたバナナを盗るつもりなのかも

ジュンジュンもうバナナから目を離さない

光井さんのいる所では

光井さんなんかきらいだ



光井さんなんかきらいだ

夜ジュンジュンとリンリンが住んでる部屋を訪ねてきた

ジュンジュンちょうどリンリンに光井さんの悪口を言っていたからバツが悪かった

でも全部ほんとのことなんだからジュンジュンは悪くない

悪いのは光井さんだと思ってたジュンジュンはそっぽ向いてたら……


「ジュンジュン お誕生日 おめでとう!!」

光井さんはジュンジュンにケーキを手渡してくれた。
それは手作りのシフォンケーキ
形はちょっと不恰好だったけどジュンジュン見たらとても幸せになった
ケーキからはほんのりとバナナの香り。

「ごめんね!バナナどこも売り切れで 仕方なかったの」

ジュンジュンとても嬉しかった
ケーキが嬉しいんじゃない いや嬉しいけど
誕生日が嬉しいんじゃない いや嬉しいけど
ジュンジュンの誕生日を光井さんが祝ってくれたことがとても嬉しかった

ジュンジュンとリンリンは日本に来たの観光目的でもお金を稼ぐ為でもない
ジュンジュンとリンリンのふるさとを悪い霊幻道士の呪いから守ってくれる人を捜しにやって来た
引かれあって巡り会ったリゾナンターの皆がジュンジュンとリンリンのふるさと守ってくれた
だから今度はリゾナンターのみんなのふるさとをジュンジュンとリンリンが守るために日本にやって来た
悪い奴と戦うためにやって来た
だから誕生日のお祝いなんていらないと思ってたのに…

気がついたら私は泣きながら光井さんのことを抱きしめてた
「ゴメンなさい、ゴメンなさい」って何度も言ってた
そのせいで折角のケーキがちょっとつぶれて涙でしょっぱくなった
 …だから光井さんなんかきらいだ

2008年2月11日 私はこの日を忘れない
それはジュンジュンに最高の友だちが出来た日