『■ シンデレラレボリューション-福田花音- ■ 』


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 ■ シンデレラレボリューション-福田花音- ■

「『疑うことなく』信じるにょん!あたしは君の上司だよっ」
「はっ!同志」
「そうそうそれ、同志同志。ところでこの作戦内容はなんだっけ?」
明らかにおかしい会話だ。
仮にも秘密組織のエージェントが、『こんなおかしな会話』をおかしいと思わないはずがない。
だが、そのエージェントは何ひとつ『疑うこと』が出来なかった。
「はっ!逃走中のターゲット『鞘師里穂』の迅速な確保であります。

この作戦を指揮しているのは同志Kのはずで、しかも現場には来ていなかったはずで…

そういった疑念は一切持つこともできない。
今の彼にとり自らの忠誠を誓うべき対象は目の前の美しい少女一人なのだった。

「で、こちらの手駒は何人?」
「はっ!アルファ6名、ベータ6名うち保有者2を含み、全12名です。
車両はわがチームアルファに1、ベータに1、
我々アルファが外周を囲い、チームベータがターゲット確保に動いています。」
エージェントの言葉と表情に苦々しげなものが混じる。
花音はこのチームの全体像と内部の不協和音をほぼ把握した。
「ふーん…どこの組織もいろいろ確執があって大変だにょん…じゃあチームアルファすぐに集合。ベータには気付かれるな!」
哀れなエージェントは即座にチームアルファに招集をかけている。
花音は満足げにほくそえむと携帯を取り出した。
「もしもし、あやちょ?
今送った女の子と能力者のデータはもう見た?…
え?…65歳になったとき?それ今しなきゃダメな話?
それよりこれからこっちは敵の数を減らすから、
あやちょは『そこから』女の子の正確な位置の把握をお願い。
いい?じゃ切るよ。」

 ■ シンデレラレボリューション-福田花音- ■ でした。