『Vanish!Ⅱ~independent Girl~』(4)


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消えなさい

                ★   ★   ★   ★   ★   ★

「田中っち、やりすぎ!」
「だけど突然ミヤが向かってきたけん、反射的に手が出てしまったとよ!!」
新垣はジュンジュンが部屋の隅へと雅を運ぶのを目の端にしながられいなに詰め寄る
「雅ちゃんに訊けばなにかわかったかもしれないんだよ!」
「・・・」

新垣に追い詰め、いや問い詰められているれいなの傍では高橋と光井が倒れ込んでいる男の顔を覗き込んでいた
「高橋さん、この人、犯人さんやと愛佳思うんですけど」
「・・・だろうね。でも、なんでこいつしかいないんだろうね?幸い息はしているね、かろうじてだけど」
高橋は男の口元に手をかざし呼吸を確かめた
「どうします?警察に突き出しましょうか?」
「うんそうしようと思ってるがし。ただ、その前に、ガキさん、ちょっといい?」
「ん?何、愛ちゃん?」
ぶすっと不満たらたらなれいなの横で新垣は不満を言い足りないようでれいなに負けずむくれている

「ガキさん、れいなだって悪気があったわけじゃないんだから許してあげてよ」
「・・・反省しているんだったらいいよ」
すぐに「れーな、反省してます!」という声が返ってきた

それを聴いた久住が小さな声で「はやっ・・・」と呟いたので、二人に睨まれた。
久住は『フフフーン 鼻をぷ~ん♪』と鼻歌を歌いながら後ずさる

「よろしい、で、愛ちゃん、何すればいいの?」
「こいつの心の中に入って(ダイブして)ほしいんよ、あっしの精神感応は相手の意識がないと難しいがし」
高橋がいう「こいつ」とは目の前に倒れ込んでいる男のことである

「・・・こいつね。ま、なんかは知ってるでしょ。いいわ、ちょっと行ってくるよ
 でも愛ちゃん、『ダイブ』している間は無防備になっちゃうから誰か私のそばにおいてよね」
男の脇腹に軽く蹴りを加えて、イライラを八つ当たりした新垣は集中に入る
「ガキさん、大分怒っているがし・・・えっと、リンリン、エリ、ガキさんの警備よろしくね」
呼ばれた二人は新垣を刺激しないように傍らに恐る恐る座る
リンリンの表情を言葉で示すなら(オーマイ、ゴッドォォォ)といったところであろう

「小春と愛佳は雅ちゃんが気付いたらあっしに連絡してね。あっしは別の部屋を探しに行くから」
そういい高橋はれいなとジュンジュンと連れて部屋を後にした
「・・・でも、夏焼さん、しばらく起きそうにないですよね、久住さん?」
「まあ、田中さんの本気のパンチくらったし。イタイよ、きっと、なかなか消えないよ、これは」
雅の少し腫れてきた頬に濡れたハンカチをそっと被せながら久住が同情の言葉を述べた
「怪我とかこういう時はいつも道重さんがあっという間に治してはりましたからね」
「道重さんって小春達にとって大切な仲間ですし、すぐにどんな傷でも治してくれたもんね」
感慨深く道重のことを光井と久住は思い浮かべた
(犯人はいったい何のために道重さんを誘拐しはったんやろ?)

                ★   ★   ★   ★   ★   ★

高橋、れいな、ジュンジュンの三人は階段を降り一階に戻ってきた
「行くよ、れいな、ジュンジュン」
高橋を先頭にし三人は慎重に部屋を一つ一つ確認する
(どこかにサユを連れていった犯人の形跡があるかもしれない)
そんな希望を胸にして一つ、また一つと部屋を調べていく

しかし調べても調べても何もみつからない
あの大きな部屋と同じようにいくつかの部屋は壁紙が剥がれ、ドアには大きな穴が開いていた
小さな無数の穴や壁紙が無残に剥がれた壁、床に放置されたナイフ、まだ完全に乾いていない血で濡れている床
靴に血を付けないように気をつけながら、床に落ちていたナイフを拾い上げて電灯の光に当ててみた
「けっこう鋭いっちゃね」
「田中サン、ハンカチ使って持ったほうがイイダ。指紋付くと大変デス」

「れいな、何でも簡単にさわらないほうがいいがし、先に毒が仕込んでるかもしれないから」
そういいながら次の部屋に入っていった高橋の忠告にれいなはキャッと小さく叫んでナイフを手から放した
その姿を観た「田中サン、大げさダナ」とジュンジュンは思わず吹き出し、れいなのその大きな瞳で睨まれた

「れいな、ジュンジュン来て!」
先に入っていった高橋の声質が明らかに変わったのを察知した二人は急いで部屋に入っていく
部屋でその光景を目にしたれいなは「ガキさん達呼んで来ると!」といい弾丸のように飛び出して行った

                ★   ★   ★   ★   ★   ★

新垣のサイコダイブは順調に進んでいるようだ。静かに目を閉じ、微動だにしない
一方で新垣の傍にいるように高橋に言われた亀井は対照的に落ち着きがない
「亀井サン、大丈夫デスカ?」
そんなリンリンの不安な声をよそに、亀井の視線は宙を舞ってばかりだ

「亀井さん、道重さんがおらへんくて、ダメージ受けてるようですねえ」
リンリンが新垣を大人しく座らせようとしている様子を見ながら光井が呟いた
「道重さんと一番仲良かったから…お互いマジで依存していたような間柄だもん」
雅が早く起きるように微弱な電気を流し続けながら久住が相槌をうつ
「道重さんと亀井さんっていつも一緒にいたもん。きっと小春達が知らない思い出もたくさんあったんだろうね」
「休日も二人で遊んでいるっておっしゃってましたし、亀井さんの病室に道重さん頻繁に通ってたらしいですわ
 看護師さんに『あなた、来すぎねw』って笑われてて、名前覚えられたらしいですわ」
「道重さんらしいですね。なんていうかほんとおかしいくらいに一緒だよね~」
そんな会話を続ける視線の先にはやはりおどおどしてばかりの亀井の姿がある

「・・・なあ、久住さん、もし、もしやで、道重さんが帰ってこなかったら愛佳達、どうなるんやろ?」
久住は突然の問いに言葉を失う
「なにいってんの、みっつぃ?帰ってこないわけないじゃん!ぜっっっったいっ、帰ってくるよ!」
「そうかもしれんけど、わからんやんか。絶対なんてない、それは愛佳自身が誰よりもわかってる
 愛佳だって道重さんが無事に戻ってくると信じているわ。でも、いなくなって気付くやろ、寂しさってもんを
 気付くんや、当たり前にあったもんが急になくなった時にその価値を、重さを、今が幸せってことを」
「何言ってるの?」
「愛佳はただの高校生、久住さんは有名アイドルなんですよ!
ジュンジュン、リンリンなんて中国から来たんですよ!普通、こんな風に出会えないじゃないですか
出会えたのは奇跡という言葉で簡単に片づけられる。でに、それが当たり前になっているのがおかしいやろ
今までやって何回も危ない目にあうてるし、無事にすんどるんが不思議なくらいや!
だからって、今度も大丈夫っていう保証はどこにも・・・」
「みっつぃ!!!」
急に叫んだ久住に驚いたように亀井、リンリン、そして雅が起きあがった
「帰ってこないなんて言わないでよ!わからないよ、無事かどうかなんて誰にも
 でも、無事ってことを、帰ってくることを願うのが仲間なんだよ!小春、そうみんなから教わったよ!・・・みっつぃからも」
久住の言葉で落ち着いた光井は座り込み、「すみません」と呟いた

何が起きたのかわからない雅はキョロキョロと辺りを見渡し、なぜか腫れている頬に手を置いた
雅は「あの~」と申し訳なさそうに光井と久住に声をかけた
「あ、夏焼さん、気がついたんだ、よかったですわ。リンリン、夏焼さん、おきはったで!」
光井が明らかに頬が腫れていて「よくはない」雅をみながら言った

「なんであんた達がここにいるの?あと、すんごくほっぺたが痛いんだけどさ、説明してくれる?」
自分がしたことを覚えていないのか困惑した表情で雅が尋ねてきた
「それはな・・・」
光井が説明しようと口を開こうとした時、廊下からドタバタと音が聴こえて来た

「ガキさん、エリ、小春、愛佳、リンリン、すんごいもん見つけたと!あ、雅、起きたかいな!
 ・・・小春、愛佳は何しとうと?」
れいなが目にしたのは飛びだそうとする雅の体を両側から必死に押さえている久住と光井の姿であった

                ★   ★   ★   ★   ★   ★

「あれ、珍しいですね?こんな時間に」
「なによマルシェ、私だってこんな時間に起きていているわよ、悪い?」
「どうされたんですか?不機嫌そうですね」
「・・・いやなことがあったの」

                ★   ★   ★   ★   ★   ★

「田中さん、何か見つけたんですか?」
光井がれいなが新垣、亀井、リンリン、久住ついでに雅を連れて階段を下りる最中に尋ねた
「一階に牢屋があって中に人がいたと」
光井は一瞬『牢屋』という現実感のない単語に違和感を感じた
「牢屋って・・・それに人?それってもしかして例の誘拐事件の被害者やないですか?」
「わからんっちゃ、れーなは見つけてすぐにガキさんを呼びに来たけん
 今頃、愛ちゃんが調べていると」
6人は一応誰かが潜んでいる可能性もあるのでできるだけ靴音を消して階段をおりる

「田中っち、その中に女の人いなかった?」
怒りの収まった新垣が尋ねる
「女の人?おったと思うっちゃけど、それがなにか関係あると?」
「う~ん、愛ちゃんとジュンジュンが揃ってから説明するよ」
れいなを先頭にした6人が部屋に到着すると、その光景をみた光井は思わず呟いてしまった
「ほんまに牢屋ですやん・・・」

部屋の中には幾つもの一人ずつ閉じ込めるための檻が置かれ、窓には鉄格子がはめられている
気がつかなかったが、この部屋にはドアがないが、ドアがあったと思われる部分の蝶番は他の部屋より厚かった
これはこの部屋のドアが他の部屋よりも頑丈に作られ、それが何者かによって破壊されたことを意味していた

「愛ちゃん、田中っちがいってんだけど人がいたって?」
「うん・・・いたことはいたんだけど」

「『だけど』ってどういう意味?まさか、怪我していて誰も何も話せないとか!!」
新垣の顔に不安の色が浮かぶ
「それはナイデスヨ。新垣サン、みんな元気デス」
ジュンジュンは床に寝ている数人の見知らぬ人たちのそばにいた
「皆さん、ちょっと気絶しているガ、元気ダ。皆サン、眠っているダケダ」
「あっしらがこの部屋に入った時からこの人らはこうやって檻の中で眠ってたよ。怪我はないから大丈夫
 そんで、部屋の隅に手錠が落ちていたがし、ほい。多分、それがつけられていたと思われがし」
高橋から手錠を受け取り確認し終えた新垣は、それをリンリンに手渡した

「あの~高橋さんちょっといいですか?」
おずおずと後ろの方から雅が手を上げて高橋に自分の存在をアピールする
「おう、雅ちゃん、気がついたんか。よかった。えーと、なに?」
「ここにいるので全員ですか?この人達だけがここの部屋に収容されていたんですか?」
そういいながら雅は被害者の顔を確認して回った

「隣の部屋にもいたけど、とりあえずこの部屋に集めたから全員やよ」
「そうですか・・・」
雅の不安げな様子に真っ先に気がついたのはれいなであった
「どうしたとミヤ?もしかして誰か探してると?」
雅は何も言わずにただ首を縦に振った
「・・・高橋さん、なんでここに私がいるのか説明してませんでしたよね?」
「そういえばそうやったね」

雅は携帯を取り出し、その中から一枚の携帯写真を選択し高橋に見せた
「この子は?」
「私が探している子です。私はこの子を探しにここに来たんです」
携帯画面には雅ともう一人の女が笑顔でピースしているプリクラが映し出されていた
「高橋さん、例の誘拐事件の被害者って何人いるか知っています?」
「ん?何人やったっけ?」
「もう、しっかりしてよ愛ちゃん、昨日の高校生で5人でしょ」
新垣が携帯画面を覗き込もうとしたついでに答える

「昨日の事件、目撃したのは一緒にいた高校生ってことになってるの知ってますか?」
雅が携帯をしまいながら問いかけた
「愛佳は知ってましたけど、多分ニュースでは報道されておらんと思いますよ」
「・・・そっか出ていないんだ・・・その目撃した高校生って私のことなんです」
なぜか残念そうな表情を少し浮かべて雅が言った

「その時私はその子と待ち合わせをしていて向かっている途中でした。なので正確には『一緒』ではなかったんですけど
 まあ、なんにせよ私の姿を見つけたその子が私に向かって駈け寄ってきたんですよ
 そしたら路地から黒い車が出てきて無理やり車に乗せて走り去ったんですよ
 びっくりしましたよ、突然すぎて。まさかこんな平和な国で誘拐なんてものに出会うなんて思わなかったので」
「それで雅ちゃんは警察を呼んだんだね」
「はい、でもテレビに載らなかったんですね
 ・・・車のナンバーと出てきた男達の顔はばっちり覚えていたんですけどね」
雅の残念そうな表情の理由が『自分がテレビに出なかったこと』ということがわかり光井は少々呆れ顔だ

「それで今日、偶然この辺を歩いていたら昨日のあの車があったんですよ!
 ナンバーが一緒だったんで間違いない!と思って、こっそりと後をつけて・・・」
「それでよく走ってここを突き詰めたわね」
「タクシーで『前の車を追ってください』って言ったんですよ。なんか運転手さんテンションあがってました」
雅がなぜかわからないといった表情を浮かべた。その台詞が運転手の言われたい台詞ランク上位なのを知らないのだろう

「っていうか相変わらず夏焼さん行動力ありますわ」
光井は一年前の出来事を思い出しながら皮肉っぽく呟いた
「それがミヤやけん、しかたなかと?」
一番付き合いの長いれいなは何も疑問を持つことなく納得したようだ

「それで機会を伺おうとして夜中になるまで待ってたんですよ。忍び込むのは夜の方がいいじゃないですか
そしたら急に建物の電気が消えて、窓ガラスが割れて、中から銃を撃つ音がしてきて・・・」
「ちょっと待って、雅ちゃん、その瞬間を見ていたの?」
声を大きくしながら高橋がその部分を詳しく訊くため驚いている雅に近づいた

「え?そうですけど。でも、ずっと外にいたんで中は分かりませんよ
 でも、これ幸いと思ってベランダに飛び移って、二階から忍び込んだんですよ」
うんうんとれいなは頷いているが、他の6人は呆れかえる
(撃たれるとか自分が危ないとか思わないのかしら?)と新垣をはじめとした数人は心の中で呟いた

「そしたら一階から叫び声が聞こえてきたんで、これは危ないと思ってちょっと隠れて…
 でも、暫くするとその叫び声も消えたのでこっそり一階に降りようとしたんですよ
 そしたら偶然、あの男がいたんで事情を尋ねようと尋問していたら高橋さん達が来たってところです」
「あれが『尋問』って雅ちゃん、やること派手すぎるよ」
ボロボロな姿になっていた哀れな男の姿を高橋は思い出していた

「で居たかいな?その探している子は。というか名前くらい教えるとよ!れーな達も探してやるけん」
れいなが珍しく優しく尋ねた。やはり道重がいない状況に似ているから共感しやすいのだろう
「それがいないんですよ~田中さ~ん、一階にも、二階にも、向かいのホームにも、路地裏の窓にも」
「・・・それ有名アーティストの歌詞だから、気をつけてね」
新垣が眉にしわを寄せながら注意したが「え、なんのことですか?」と言う雅は気がつかないようだ

「ねえ、雅ちゃん、昨日だよね?連れ去られたのは。もしかしてその子って愛佳と同じ高校の子のこと?」
「そうや、愛佳と同じ高校の子や!もしかして愛佳、知ってたりするかもしれへん。夏焼さん名前教えてもらえますか?」
そうお願いされ雅の口から出た名前に光井は驚きを隠せなかった。というのも愛佳の友達の友達であったからだ

光井は「世間は狭いもんやなあ・・・」と感じた
「でも、夏焼さんと一体どこで知り合いはったんですか?学校も違いますし」
それから雅はその子との出会いをリゾナンターに説明し始めた

簡潔に言うならば前回の事件の後、街で絡まれていた彼女を助け、それから仲良くなったということであった
その話を聴いたれいなは「れいなとミヤの出会いに似とうやん」と目を丸くして驚いた
「ですよね~」と雅も自分のことながら改めて驚いているようである

「ところでですけど~」と雅が高橋の方を向き直して口を開いた

「なんでみなさん、ここにいるんですか?これってダークネスとやらの仕業だからですか?」
「「「「「「え~?」」」」」」と亀井とリンリンを除く6人が驚きの声を上げた
「な、なんでそんなに驚くんですか!」と驚かされた雅も負けじと大声を出す

「あ、あのさ、雅ちゃん、私達をみてなにか気付かなかった?」
何度も驚かされた雅の発言、行動だが、まさかそれ以上驚くことはないだろうという想像を遥かに超えた発言だった
雅は高橋の問いに対しても鈍感なのか、はたまたアホなのか頭の上には「?」が浮かんだままだ
「雅ちゃん、私達、リゾナンターって9人なの知っているよね」
「もちろん。高橋さん、新垣さん、田中さん、落ち着きのない亀井さんでしょ。
 壁によりかかっている久住さん、その横にいる愛佳、介抱役のジュン、手錠がはずれなくなったリンリン」
「ちょ、リンリン何しとるんや!」
「HAHAHA~光井さん~助けてクダサイ~取れなくなりマシタ」
慌ててリンリンの手錠を外しにかかった光井であった

「あれ?一人足りない・・・道重さんがいない?」
「そうっちゃ、れーな達はサユを助けにここに来たとよ。でも、おらんかった」
「え?道重さんが同じように誘拐されたってことですか?」
「ま、そういうことがし」
雅は自分の腫れて痛む頬を押さえて茫然とした
「え、じゃあ、この頬とか治らないんですか?」
申し訳なさそうに静かに頷くれいな

「そういえばガキさん、なんかダイブした男から何かビジョンは見えなかったの?」
呆然とする雅をよそにして高橋が新垣にふと思い出したように尋ねた
「あ、そうだったね。簡単に言うとあいつは下っ端でほとんど何も見ていないみたいだった
 ただいくつかの断片的な姿、というかキーワードが読み取れたよ」
「キーワードって?」
「『黒い女が襲ってきた』『闇』の二つ」
「それって一体何を・・・」
新たな謎を生み出し闇はますます濃くなっていくのだった