The wind never 『Vanish!』


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。


丘を走り 川を飛び越え ビルの谷間を駆け抜け 海を渡る
時に温かく僕らを包み 時に厳しく僕らを苦しめる
淀んだ空気を取り払う時も 止まった空間を引き寄せる時もある

そうそれは 風 ―掴みどころのない存在
掴もうとした瞬間にするりとこの握りしめた掌から逃げていく

掴もうとすればするほど風はカタチを変えて僕らを翻弄する
追いかけようとしても決して追いつかない 捕まえられない

必死になって追いかけても気付けば風は違う方向に吹いている
純粋に、ただ気ままに、自由に流れているんだ、風は

どこにいった?なんて辺りを見渡せば 眩しい日の光と共に姿を現す
そしてまた僕らは風を追い掛けて走り出す

僕らはいつまでもいつまでも風の通う道を追い求めている
決して見つかることなんてないとわかっているのに

だって風はいつでもどこでも吹いているから
昨日も今日も明日も、遥か遠くに、そう、僕らが見たことない景色でも、見たことない未来でも

そして風は止まないんだ
春には美しい桜を届け 夏には木陰に涼しさを運び
秋には紅葉にダンスを踊らせ 冬には氷の衣を纏って暴れる
でも穏やかな風も激しい風もなんら変わることはない―全ては同じ風の持つ表情なんだから

風は吹き続ける いつまでも どこまでも
感じるんだ その心で 風を
いつまでも いつまでも