(104)231 名無し保全中。。。(祝オリコン1位?)


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『…以上で報告は終わりです』
「何か忘れてはいないかね」

『…今回の報告は以上です』
「私たちを侮ってもらっては困る。例の格付けの件について何も報告が為されておらん」

『格付け? ああ、あの格付けでしたら何の根拠も無い…』
「世界中の諜報機関員や大使館付の武官の間で流布している何の根拠も無い各国が保有する能力者部隊の格付けではある」
「公式なものでもないし、権威という点についても疑問があるにはある」
「しかしながら貴様の手勢のジャッジメントが格付けのトップとなったことにはそれなりの意味があると私たちは言っているのだ」

『ですが今回の格付けは中東諸国の大使館職員達が大量異動した後初めてのものですから』
「格付けの正確さに問題がある。そんなことはわかっているぞ、何度も言わせるな」
「ジャッジメントが格付けのトップとなったのはあくまで相対的なものだ」
「絶対的な実力ではジャッジメントはセルシウスには及ばない。いやあるいはあの“不死”の矢島一人にすら」

『そのことがお分かりでしたら私が報告しなかった事についてもご理解いただけるかと』
「お前の考えていることはわかるぞ中澤。何せブラザーズ5の中ではこの俺が最もお前との付き合いが長い」
「いやっ、同志Hよ。彼女の表の顔も考慮に入れれば警察庁長官だった私の方が長いかもしれん」
「とにかくだ、ジャッジメントを戦いの前線に投入するのはまだ早いというのがDプラン運用責任者であるお前の意見ということなのだな」

『その通りです。あの子たちは確かに優れた資質を持ってますがしかし…』
「あの子たち? その物言いは彼女たちへの侮辱だぞ。戦士として生きる道を彼女たちは選んだのだから」


『…彼女たちに選択の余地があったとお考えでしょうか?』
「お前の見解など何の意味も無い」
「まあ待て皆。私から見れば中澤はよくやってくれている」
「ふん、同志Sよ。お前の日和見主義にはいい加減うんざりなんだが」
「いや私もジャッジメントの戦線投入には賛成だ。しかしそれには理由がある」
「中澤、この国は先の戦争の結果、形を歪められてしまった。大義を失い国を守るべき軍隊を軍とも呼べない」
「その上世界の大国なら保有すべき戦力すた制限されてしまった」
「原子力兵器(Atomic weapons)の保有を条約で禁止されてしまった」
「生物兵器(Biological weapon)を保有する術すらない」
「毒ガス等、化学兵器(Chemical weapon)の開発すら国際機関に監視されている始末」
「こんな我が国がAtomicでもBiologicalでもChemicalでもない大量破壊兵器を保有する唯一の手段がD」
「若輩者だったお前にその運用を任せたのはお前にしか出来ないからというのが私たち全員の総意だからだ」

『でしたらジャッジメントの運用は私にお任せ願えないでしょうか』
「任せるとも。能力者の運用についてはお前に任せるという方針は今後も変わらない。だが…」
「…しかしながらDプランの全権を委任したわけでもない」
「報告すべきことを怠るということは私たちに対する反逆を意味する」
「私たちは逆明利君を望まない。私たちに従うなら絶対の忠誠を誓え。それが適わぬなら反逆の狼煙を揚げろ」

『わかりました』
「わかっただと。ならばお前はどっちだ。絶対の忠誠を誓うか、反逆の狼煙を上げるか、どっちだ中澤」

『あなた達ブラザース5に今後も絶対の忠誠を誓います』
「結構だ。ならばジャッジメントの戦線投入プランを練れ」
「心配には及ばないよ。私たちが格付けを重視したのは要は位討ちをしようってことなんだ」

『格付けのトップに立った。それだけで他国の機関がジャッジメントを恐れてくれるとでも』
「あんな格付けなどなんの抑止力にもならぬとでも言いたげだな」
「あるいはお前がそう言うのならそういうことなのかもしれないな。 だがそれはあくまでもお前たち能力者の間ではだが」
「つまり世界を動かしているのはお前たち能力者ではない。私たちブラザーズ5のような約束された特別の存在だ」
「各国で能力者を動かしている権力者が能力者の実力を測る目安こそが格付けだ」
「だからこそ格付けには意味があるというわけなんだ。たとえそれが戦闘の結果に忠実に反映されるものでなくとも・だ」


『では顔見世的にジャッジメントを動かすという線でよろしいでしょうか』
「構わんよ。評価を大きく下げるような事態は避けることが好ましい」

『…では今回の報告はこれで終わります。次回はジャッジメントの運用報告も兼ねてということで』
「うむ。少し厳しいことを言ったかもしれんがそれはお前への期待の裏返しということだ」

『期待を裏切らないよう努力します…』

「ふん、あいかわらず反抗的な態度を隠そうともしない」
「見たかあの眼差し。モニター越しとはいえ私たちに噛みつきそうだった」
「残念ながら私は目にすることが叶いませんが、反逆者の気配は伝わってきました」
「そろそろ代え時ではないかな」
「お前は中澤とは付き合いが長いんじゃなかったのか」
「長いからこそだ」
「一応当たりは付けているが…な」
「組織を統括するだけなら他の者でも務まるだろうよ。だがDプランの運用となるとな」
「いいではないか」
「相変わらず長老ぶりやがって」
「真の策略家とはあらゆる局面、それがどんな不規則な事態であっても己の策略に組み込んでしまうものさ。何食わぬ顔で最初から判っていたようにな」
「杉…いや同志Sよ、お前はその真の策略家だとでもいうつもりか」
「いや私ではどても。私たちの中で策士といえば同志Tか同志Iということになるだろうが、お前たちでも真の策略家たり得ぬと私は思う…だが」
「だが私たちなら…というわけだな」
「ああ、日本の政官財に裏社会の実力者である私たちが力を合わせれば」
「動かせぬものはない」
「それがこの国でも」
「いやっ世界をさえ」

「では次回の会合まで各々の務めを果たすとするか…な」
「待て、今一つ気がかりなことがある」
「どうした同志H。中澤のことなら気にするな」
「いやっそうじゃない。もっと大切なことなんだ」
「言って下さい同志H」


「あかりちゃんの心を曇らせたのはどこのどいつなんだということなんだが」

植村あかりちゃん、楽屋にイスが4つしかなかったことに憤る http://hello.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1429021643/l50





投稿日:2015/04/15(水) 16:19:37.73 0