■ モックコンバット -新垣里沙・田中れいなX9期・10期- ■


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■ モックコンバット-新垣里沙・田中れいなX9期・10期- ■

リゾナント地下、モニター室に座るは道重、光井。
二人の見つめる先、4面の大画面と10面の小モニターには、様々な角度から映される2つの部屋。

一方は新垣と9期メンバー4人の姿が
一方は田中と10期メンバー4人の姿が

9期10期…変な呼び方や。
ほんまに佐藤は変なことばっかり考えるんやから。

「新垣さんのAルームのほうは生田が先鋒みたいですね」
「生田かぁ。生田もずーっと新垣さん新垣さんよね」
「生田にとっては貴重な体験なんちゃいます?
思い切り能力使ってもびくともしない相手とやらんと、体得できないタイミングというか」
「ガキさんが言うにはそれでも相っ当!痛いらしいけどね、生田の【精神破壊】受けるの」

「けどこうやって分かれてみるとそれぞれの色…というか
4人集まったときの性格の違いみたいなんがはっきりでるもんですね」
「ええ…」

Aルーム、新垣に対する4人は生田を先鋒に一対一の模擬戦を開始するようだ。
ところが一方、Bルームは…


「もうはじまっとりますやん」
「前へ!前へ!って感じね」

総がかり。

あいさつもそこそこ、いきなり襲い掛かる。
最初から一対一なんて考えてもいない。
4人いるんだから4人で戦うのが当たり前、それが彼女たち10期の色。

「なんかずうっと喋ってますね」
「戦いながら作戦会議してる」
「手と口が同時に動くっちゅうか…あ、田中さん容赦なく飯窪行った、え?」
「佐藤が止める、あ、ふきとんだ…でもすごいね、読んでたんだ」
「あらー、田中さん飯窪への攻撃外しよりました?」
「モニター越しって面白いね、これ飯窪さんきっと自分の位置ずらしてるんだよ」
「そか飯窪のホントの場所がみえへんのや…
ある意味恐ろしい能力ですよね。あの田中さんですらあっさりかかってしまう」

「他の3人は見えてるの?飯窪さんをうまく庇いながられいなの左右に回り込んでる」
「そのようですわ、おー工藤当てた?いやぎりぎり避け、完全に引き裂きに行ったであれ、恐ろしい」
「速いね、狼になると。」
「あの子も思い切りええとこあります。普段は田中さんの目も見れんほどモジモジしとるくせに」
「うふふ。でも私とか愛佳には、普段からちょっと上からよねあの子。」
「生意気盛りで困ったもん…あー田中さんの膝が入った…全然効かんか…頑丈やなー」


「石田はほんと愛ちゃんみたいな戦い方するね」
「テレポートからの格闘…ほんまです。
でも攻撃が似てるだけに、読心術の有無の違いが浮き彫りになりますね。
田中さんもそのへんの差で石田を読み切って…あ、でも石田当てた!お、お、お、おおっ?あ!
ふー田中さん打ち終わりに合わせて一発、あの返しで連打を切りましたね、今のあぶなー。
目にも留まらんような連撃、キレっキレや…あの子、ホンマ強い。」
「【幻想の獣】は使ってないみたいね。たぶん禁止はしてないんだろうけど…ねえあれ、
飯窪さんあの子なにやってるの?ほふく前進?」
「あーこれは…無茶やなぁ…」
「これ、偽の自分にれいなおびき寄せて足掴んで引き倒す気?
もーそんな手、れいなひっかかるわけないとおもうけど…でも…面白いかも」
「佐藤が誘導役ですね、普段あんなんなくせにこういうとこ察しが早いねん」
「きた…れいなきたよ…もうすこしもうすこし…あっ」
「あっ、掴ん」
「ばれてるしー」
「残念、ほかの子の動きから飯窪の場所読まれてましたやん…あ、飯窪KO」
「移動が遅すぎて不自然だったのもあるかも、あ…石田」
「まともに入りましたね、こら立てへんわ。残りは工藤と佐藤ですかって言ってるそばから工藤、
3、4、5…わからんけど、いま田中さんが何度も蹴り込んだあたりに顔が埋まっとったんやな」
「あー溶けてる溶けてる…こっちは決着ね、佐藤もう笑っちゃってるし」
「でも惜しかったー…皆ガンガン攻めて、飯窪みたいなタイプ普通後方待機するもん思たけど
あの子らは迷わず全員で攻撃に参加するんですね、あぶないわー」
「なんか途中から不思議と応援しちゃってたね…あそういえばガキさんたちのほうは?」

「もう2人終わってますね、生田・譜久村と」
「あとで録画みなおしましょ…あーおしい、鈴木が…」
「自分が攻撃してるときに同時に見えない角度から打撃されると、
【透過】が間に合わないみたいですね…あとは鞘師か。」
「はーん!凛々しいりほりほもかわいいの…」

「……(ホンマこの人は)……」


――――

「やー完敗よ、もー鞘師には全然歯が立たないわ。
あーっと思ったらさ、もう腕も脚も極められちゃって。
ほぁー?って、もう参った。」

「でも新垣さんが【精神干渉】使ってたら逆に私たち全員何もできてないです」
「いーのいーの鞘師、細かいことは。
みんなも自信もってダイジョブだよー。前やった時よりみんな成長してる。」
「新垣さん!衣梨は?衣梨はどがいだったとですか?エリは?エリは?!」

「うー…なんでかなー?なんで上手くポンポンポンとこう、繋がってかないのかなー?うーっ」
「や、でもほら私たちだけであんなに協力してがんばれたんだし、みんなで
私の事、何度も守ってくれたし、私感動したの、あゆみんすっごい良かったと思うよ」
「……そう?」
「うん!すっごく!それに【幻想の獣】温存した状態であんなに戦えるなんてすごいよ!」
「えっ?そーかなぁ?えーっ?そーおぉ?」
「そーだよおー」「そーかなー?へへへっ」「そーだよおー」

「チェッ!チェッ!チェーッ!なんだよ!結局センパイに勝てたの鞘師さんだけじゃんか!
ちくしょー!つーかまーちゃん!なんで降参しちゃったんだよ!ちゃんと最後まで戦えよ!」
「だってどぅーがビターン!って倒れてビターンって、こんな感じ、ビターン!って!ぐひゃひゃ!」
「なっ、笑うな!モノマネするな!」
「ビターン!」
「やめろー!」


悲喜交々

リゾナントは今日もにぎやかだ。



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投稿日:2014/09/25(木) 19:12:58.59 0