■ サンクスフォア -工藤遥- ■
キラキラと床に広がる白い霧、その中心に立つは白狼と3人の少女たち。
「うん…かっこいいよすごく」
「ウチも見せてあげたいよ、けっこう似てるのリオンに」
「どぅーきれーい…」
「ありがとう…」
みんなありがとう
この姿を見ても
誰もハルを嫌わなかった。
誰もハルを恐れなかった。
みんなハルを認めてくれた。
「でもちょっと寒いかなこの霧」
「そぉ?ウチは平気だけど」
「どぅーの毛皮冷たくてきもちいー!でっかいどーの雪みたい!」
「おいおい…」
みんなありがとう
じゃあ、みんな、いこうか
投稿日:2014/09/23(火) 22:29:59.73 0
最終更新:2014年09月25日 00:36