《プレデション》

《プレデション》

永続魔法
相手スタンバイフェイズに1度、
カード名を1つ宣言してこの効果を発動できる。
以下の効果から1つを選択してターン終了時まで適用する。
●相手は宣言したカードの効果を発動できない。
●相手は宣言したモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●相手の宣言したモンスターは攻撃できない
●相手は宣言したモンスターの表示形式を変更できない。

遊☆戯☆王GX第9巻「GX-62 最強のPシリーズ!!」で登場した永続魔法カード。
相手が行う特定のプレイを禁止する効果を持つ。

「カード名+特定の行動」という組み合わせで禁止する、 《禁止令》 のようなカード。
毎ターン切り替えることもできるが、全ての行動を禁止するわけではないため、柔軟性があるように見えて効果範囲が狭い。
ノーコストではあるが、それこそ相手の行動を予知できなければ、ただの飾りとなるだろう。

しかし、相手のデッキをある程度知っているならば、予知できないわけではない。
融合・シンクロ・エクシーズモンスターの場合、それら自体だけでなく、素材側の召喚・特殊召喚を禁止する手もある。
どちらが有効かは盤面にもよるため、よく見極めたい。

どうであれ、永続魔法カードの宿命として、除去に弱い。
仮に《サイクロン》を禁止しようとしても、チェーン発動されたら意味がない。
除去から守る手段は別に確保しよう。

  • 原作・アニメにおいて―
漫画版GXにおける「十代&万条目vsトラゴエディア」でトラゴエディアが使用。
万条目のターンに《ダークエンド・ドラゴン》の効果を封じ、 《茫漠の死者》 を守った。
しかし次のトラゴエディアのターンに、万条目の《竜の魔眼》で破壊された。

漫画では、カード名に《プレデション(予言)》と書かれていた。
テキストには「相手の行動を1つ宣言する。相手は宣言した行動は無効となる。」とあり、トラゴエディアは「予言する」と表現していた。

かなりアバウトなテキストであり、「カードの効果でドローする」や「何かモンスターを召喚する」といった宣言でも良かったのかは不明。
トラゴエディアが「《ダークエンド・ドラゴン》の効果発動」と宣言したように、「カード名+行動」という宣言しかできないのかもしれない。

「無効となる」とも書かれているため、無効にできない行動(コストに利用する事や、融合召喚などの素材にする事)は宣言できない可能性もある。
逆に言うと、「《茫漠の死者》を対象とする効果の発動」「《プレデション》を破壊する効果を含む効果の発動」といった宣言が許されるなら、かなりの保護性能を発揮するのだが。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2017年03月07日 21:58