《九尾の狐》

九尾(きゅうび)(きつね)

効果モンスター
レベル6/炎属性/アンデット族/攻撃力2200/守備力2000
自分フィールドのアンデット族モンスター2体をリリースして発動する。
自分の墓地に存在するこのカードを特殊召喚する。
このカードが墓地からの特殊召喚に成功した時、以下の効果を得る。
●このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが破壊された時、自分フィールド上に「狐トークン」2体を特殊召喚する。

遊☆戯☆王GX第2巻、「GX―17 三沢vs万丈目!!」で登場した上級モンスター。
墓地から特殊召喚する効果、墓地から特殊召喚したときに貫通能力を得る効果、破壊されたときに2体のトークンを特殊召喚する誘発効果を持つ。

上級モンスターの割に攻撃力は低いが、非常に小回りの効くモンスターだと言える。
2体のモンスターさえいれば 《死者蘇生》 などのカードに頼らず自分で墓地から蘇生することができる。しかも、そのときには貫通能力が付加される。

破壊されても2体のトークンを自分の場に特殊召喚する。アドバンス召喚でのリリースには制約があるかも知れないが、このカードの蘇生効果のコストに使えれば、不死身に近いくらいにフィールドに居座り続けることが出来るだろう。

  • 原作・アニメにおいて―
漫画版GX の「三沢vs万丈目」で三沢が使用。 《おろかな埋葬》 でデッキから墓地に送られ、すぐにフィールドの 《カラス天狗》 《馬頭鬼》 をリリースして特殊召喚された。墓地召喚により得た貫通効果で、守備表示の 《タスク・ドラゴン》 に攻撃し、万丈目に貫通ダメージを与えた。
同作品の「レジー・マッケンジーvs三沢」で三沢がドローしたが、そのときフィールドには 《赤鬼》 1体のみであったので、召喚は見送られた。
攻撃名は「九尾槍」。


  • 神話・伝承において―
名の通り、日本の伝承や中国神話に伝わる狐の妖怪、「九尾の妖狐」をカード化したものだろう。
日本では、「玉藻前」すなわち白面金毛九尾の狐に関する伝説がことに有名であるが、これには江戸時代以降、歌舞伎や人形浄瑠璃の題材としてよく採り上げられたことが大きい。これによって同伝説は広く庶民に浸透し、九尾の狐と言えば玉藻前、玉藻前と言えば九尾の狐を指す代名詞となった。