《上級魔術師の呪文詠唱》

上級魔術師(じょうきゅうまじゅつし)呪文詠唱(じゅもんえいしょう)

速攻魔法 
自分の手札または魔法&罠ゾーンにセットされた魔法カード1枚を見せて発動できる。
見せたカードを速攻魔法カード扱いで発動する。

遊☆戯☆王GX第3巻、「GX-21 動き出した敵!!」で登場した魔法カード(効果上、速攻魔法と思われる)。
魔法カードを速攻魔法として相手ターンやバトルフェイズに発動することができる。

普通、通常魔法は自分メインフェイズに発動することを想定したカードである。
しかし相手ターンや、自分ターンのメインフェイズ以外に発動してみたい通常魔法というのも無いわけではない。
除去カードや、発動したターン中特殊召喚できないなどのデメリットを持つ通常魔法カードを発動すると、デメリットを若干軽減できる。
バトルフェイズが行えなくなる《同胞の絆》のようなカードも面白いかもしれない。

しかしコンボ性の高いカードであるため、事故要因になりやすい。
ハンド・アドバンテージ的にも1枚無駄に消費することになるため、よほど強いコンボでもなければ普通に発動した方が良いだろう。
類似のカードとしては《高速詠唱》がある。あちらには発動した次の自分のターンに魔法カードを発動できなくなるリスクがあるが、罠カードであるため《魔法族の里》などをスルーできる。こちらはセットされたカードも発動できるが魔法メタに引っかかるため、相互互換に近い。無論、基本的にはデメリットの少ないこちらの方が優先されるだろう。

なお、原作では「魔法カード1枚を速攻魔法として発動する」としか書かれておらず、永続魔法・装備魔法・フィールド魔法などを発動できるのかは不明である。
一応、フィールド魔法を発動する効果を持つ速攻魔法 《終焉の地》 があるため、それに準じた効果処理になるかもしれない。

  • 原作・アニメにおいて―
漫画版GX における「十代vs星華」で十代が使用。
星華のターンに手札の 《融合》 を速攻魔法として発動し、フィールドの 《E・HERO オーシャン》 と手札の 《E・HERO フォレストマン》 を融合させ、 《E・HERO ジ・アース》 を守備表示で融合召喚した。
しかし星華が発動した《不意打ち》による戦闘ダメージを回避するための苦肉の策であり、直後《E・HERO ジ・アース》は戦闘破壊されてしまう。

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最終更新:2023年04月11日 12:18