82219002政策

□藩国部隊の出征における略奪禁止の政令、及び藩国部隊編成の事情説明□


 藩国政庁からのお知らせです。

 先だって、玄霧藩国では、今期の情勢対応・治安維持を目的として、歩兵による部隊編成を行なわれました。
 これは、国内だけに留まらず、共和国全土・tera領域全土を襲う脅威に対応する事を目的と設定し、
国外への出征も視野に入れたものです。
 それはつまり、必要さえあれば全国どこへでも向かうという事でもあり、NWを襲う脅威を取り除くためならば、
聨合を結んでいない藩国への出兵も行なわれることを意味しています。

 拭いきれない我が国の汚点に、戦争の舞台となった藩国の家財を略奪してきた者がいたという歴史があります。
 当時、それが悪であるとの明確な公示がなかった事が、その原因の一端であるのならば、
その責は藩国が背負っていくと同時に、決して繰り返してはならない教訓となります。
 よって、玄霧藩国政府は、共和国藩王会議の名の下に、戦時下における不当な略奪を禁じる政令をここに公示し、
実施していく事をお知らせします。

 火事場の泥棒も泥棒。悪事は悪事です。誇りを胸に危険な場所へと出征していく藩国の部隊であるからこそ、
そのような悪事に手を染める事があってはなりません。
 部隊員に対し、藩国政府は誠実さと高潔さを信じますが、それでも思慮に欠ける行いがあった場合、政府はこれを看過せず、厳正な処置を下します。

 特に、今回の藩国部隊の構成は、従来のそれとは一線を画すものです。
 来るべき医療技術の安定化と発展のために、封印の指定を行なってきていた魔法医の問題項目を修正、
その運用に危険性がないよう調査を行なう事を目的としており、厳重な監視下のもと、魔法医の封印を限定的に解除しています。
 当然、現時点ではまだ、魔法医療の技術の開放は行なわれていませんが、藩国部隊の運用実績次第では、限定の本格解除と安定化傾向を維持した上での更なる発展も考えられます。
 その意味で、今期の藩国部隊に課せられた使命は非常に重く、戦地における悪事の抑制とあわせ、
藩国部隊の構成員にかけられた期待・重責は非常に大きいものとなっています。

 藩国部隊には、藩王及び摂政も同行します。皆さんの公正と信義を信頼し、共にNWの明るい未来のために戦ってくれる事を心より願っています。
 また、国民の皆さんも、藩国部隊が誇り高く戦い抜き、無事帰還する事を祈っていて頂けるよう、お願いします。

 問題を乗り切ればチャンスがきます。この正念場を乗り切る力を、どうか貸して下さい。


                          玄霧藩国藩王 玄霧弦耶
                             同摂政 雅戌