玄霧藩国 @ ウィキ

EV142用声明(玄霧藩国)

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kurogirihankoku

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藩国声明~藩王挨拶~


 藩王の玄霧弦耶です。
 皆さんにお伝えしたいことがあります。少しばかり、お時間を下さい。

 今回の政策方針発表を、皆さんはご覧になられたでしょうか?
 どれも、荒れてしまった国土の回復、廃れてしまった産業の復興、そして、それらの原因への対処を目的としたものですが、
その多くは、以前より発表させて頂いていた内政方針に沿ったものです。
 同じ事の繰り返しとはなりますが、どうかご容赦下さい。

 我が国の現在については、皆さん一人一人が、それぞれ深い想いを抱かれている事でしょう。
 現状を導き出した要因は数多くあります。三面作戦のハードスケジュールによる薬害後遺症、それに伴う薬物への危険視。
 そして、国外要人の暗殺未遂事件などの発生と、その反動として生まれた特務警護官。
 そのどれもが、国内産業と密接な関わりを持っています。

 産業というものは、他国との関係性なしに語れません。
 我が国の主要産業は暗殺、医療と、どちらも人の命を扱いますから、その影響力は他よりも大きいといえるでしょう。
 影響力が高いということは、扱いに危険が伴うという事でもあります。
 よって特務警護官の設立理念は、その扱いに対して責任を持つ、という事を中心に据えていました。

 この時我々は、暗殺が自国産業として深く根付いていた事、同時に戦争の切欠にもなりうる程の影響力を持っていた事から、
特務と暗殺者が必要に応じて協力し、役割を分担する事で、より安全に、より発展していけると考えておりました。
 しかし我々の、いえ、私の認識は甘かった。
 特務の存在と産業転換が、暗殺そのものの否定として皆さんに伝わった事により、皆さんの反発を招き、国内を騒乱に導いてしまっています。

 これら全ては、藩国を治める立場にいる私の責任です。

 だからこそ私は、このような事をもう二度と起こしたくない。
 内乱によって被害を受けられた全ての方、あの不幸な争いを生き延びた全ての方と、よく話し合って未来を築きたい。
 この激動の時代を、あなた方と共に歩んでいきたい。
 強く、そう望んでいます。

 この度の政策発表が、皆さんの未来によい結果をもたらす事が出来るかどうか、確証は持てません。
 貴方の求める所は何なのか? 貴方はどんな未来を望まれるのか? それが、明確に判っていないからです。
 そう。私達は、より理解しあわなければならない。貴方の気持ちを私が理解できる日を、私の気持ちを貴方が理解してくださる日を、心より待ち望んでいます。

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