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60409002『これまでの騒動についての、経緯と説明。』

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匿名ユーザー

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藩国放送60409002

 藩王より、皆様へのお知らせです。

○声明内容


#以下の声明は、国内で起こった特務や産業方針などの行き違いについての説明と謝罪を目的とされています

国民の皆さん。おはようございます。藩王の玄霧弦耶です。
これより、少しばかりのお時間を私に下さい。
不平不満があるのは承知の上ですが、これだけは言っておかねばなりません。どうか宜しくお願いします。

以前、私は国内の有力者の皆さんに書簡を送りました。
送ってから返事が届くまで、およそ半年の時間が掛かりました。
この間、手紙に書かれていた皆さんからの重要な意見を見ることなく、様々なことを進めてしまいました。
結果が、二度の内乱です。これにより起こった被害は直接的・間接的を問わず、甚大なものです。
そして、説明不足による不安などにより、今の状況を招いてしまいました。

全ては、我々の怠慢による皆さんとの意思疎通や説明の不十分が原因です。
『言い訳になるような説明はしたくない』という意識がどこかにあったのでしょう。
ですが、そんなことより大事なものは皆さんの安全と、国の平穏であること。そして、それを得るには皆さんの理解と強力が必要であることをいまさらではありますが思い出しました。
これから言うことは言い訳や後付にも聞こえるでしょうが、我々の本心です。どうか、ご理解下さい。


まず、特務警護官について。
この騒動の原因として今も白眼視が続いているであろう特務警護官は、暗殺者達を敵視したから作成したわけではありません。
暗殺者達については、他国の労働者を使っての仕事等、様々な問題はありました。
ですが、共和国ひいてはこの国を影から支え、守っているという認識もありました。
その暗殺者が、諸外国からの風評で「危険だ」としかいわれないことに、私は我慢がならなかったこともあります。
そのため、暗殺者たちの風評を押さえ、活動の場を広める意図で特務警護官を作成しました。
これは、いずれ共和国が平穏になり、暗殺者の仕事がなくなった場合でも仕事にあぶれぬようにという意図も、ありました。
『今現在も国を支えてくれている医師達や、忍者たちは平和になってもある程度の仕事があるが、暗殺者はいずれ仕事がなくなるのではないか?』と危惧したのです。
結果的には説明不足により「国内の調和を乱す存在」と反感を買う形になってしまいましたが、この部分だけは理解していただきたいと、切に願っております。

産業転換については、薬害に何とか対処したいという面がありました。
危険な薬物を使わなくて良い部分は使わないようにした上で、医療や暗殺だけで収入を得るのではなく、古くからある酒造を前に押す形で収入源を増やすことは出来ないか。と考えた部分もあります。
これについては、現在構想・建設中の食品加工工場により、複数セクションに分けた運営を行い、酒造の火を絶やさず、サプリメントの形で自国の誇る医療技術も絶やさずといったように進めることが出来ると思っております。
酒造のみを押し付けるのではなく、今まで培った技術を捨てずに使えるように努力しております。

麻薬問題については、価値観の相違もあるかもしれませんが、個人的には危険性の低いものまで規制するつもりはありませんでした。
医療用途として危険な物を使わなければいけないような、綺麗事の通じない現場も今のNWにはあるとは理解しているつもりでしたが、まだまだ思慮が浅かったと思います。
大麻などは有名な麻薬ですが、状況次第で医療用途にも使われます。
モルヒネも麻薬ですが、鎮痛剤として使われます。
そういった部分をきちんと話した上で、施行して行きたいと思っておりました。

つくづく説明が足りなかったと思います。
内乱が起こる前に対処できていればと、何度も思いました。
手紙の返信に書いていたことで、苦悩したこともあります。

文面には、「我々はこれまで共和国と、陛下と、大統領のために働いてきた」とありました。
今でも感謝しています。表には出せないことから、火焔の為に動いてくれたことも含めて、本当に感謝しています。

文面には、「敵は我々ではない」と書かれていました。
その通りだと、思います。
私もこれまで自国の民が敵だと考えたことは一度もありません。

ですから、内乱の際は本気で苦しみました。
火焔が狙われてるらしいと聞き、守るために自国軍を出して内乱鎮圧するのを判断したのは、他の誰でもない私です。
それでも、私は自国の民が敵だと考えてはおりませんでした。
『きっと何か考えがあるのだ』と、思っていました。
もう一度対話する為にも、あの場で終わるわけには行かないと思ったのです。


今だ手元にある手紙の返信を見るたびに思います。
私は、皆さんを敵だと思ったことはありません。
少しくらい疑ったことがあるのは、正直なところあります。
ですが、敵だと認識したことはありません。
私は、国の皆を家族のようなものだと思っていたつもりです。
皆さんの為に出来ることは出来るだけしようと思っていたつもりです。

こういう結果になってしまったことは悲しく思います。
ですが、過ちに気づいた今、再度話し合い、理解しあい、協力し合うことも出来ると信じております。
どうか皆さん。我々にできるだけでもよいので協力してください。
私も、皆さんに可能な限り協力し、この騒動から国を存続させ、再度繁栄させて行きたいと思っています。
どうか、お願いします。


玄霧藩国藩王 玄霧弦耶

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