「いっぱい採れたね」
「そうね、じゃあ多い分は倉庫に入れておきましょうか」

L:食糧倉庫(施設)={
t:要点=食糧倉庫
t:周辺環境=備蓄されている食糧,ネズミ捕りのなにか
t:評価=HQ,継承
t:特殊={
*食糧倉庫の施設カテゴリ=藩国施設として扱う
*毎ターン生産フェイズに食糧が+15万tされる。
*HQにより、食糧の生産量が+5万tされる。
*継承により、食糧の生産量が+10万tされる。
t:次のアイドレス=食品加工工場(施設),陸軍兵站システム(技術),豊饒の大地(施設)


「食糧倉庫」というものがある。
倉庫と言うからには物を備蓄するものであり、食糧と頭につくからには食糧を備蓄するためのものである。

さて、こういう切り出し方をしたのは他でもない。
玄霧藩国で進められた『大規模食糧備蓄計画』の前置きだからである。
何故この計画が進められたかと言うと、NW全体を襲っている深刻な不況が原因であった。
共和国内戦の話に始まり、「なりそこない事件」や「森国人差別」などの経緯を経て、各国のリソースにダメージが積もってきたのである。
その上、市場も正常に機能しないことが予想される等、人心の荒廃が進むことが予測されたのだ。
これらを回避するべく、また、それに伴う治安問題、政治問題の面から、まずは十分な蓄えを。ということとなった。

そのために先ず見直されたのが生きる糧となる食糧問題である。
奇しくも森国人である玄霧藩国では食料生産があるものの、常に消費のほうが上回っていた。
その分生産される生物資源を市場に流し、食料を購入して凌いでいたところに今回の不況である。
しかし、藩国上層部はこれを転機とし、大規模な食糧生産拡大及び、加工・保存・備蓄体制を整えることにした。

そもそも、藩国には既に食糧倉庫があった。
但しそれは個人用。もしくは、政庁が管理する少し規模の大きな共用設備、と言ったものである。
そのため、系統だった管理をされず、個々人における量の大小までを管理するのが至難であった。
大神殿の周囲に市場が開かれるため、ある程度の生産・消費は国として管理出来るが、それ以上は…というのが正直なところであった。


まず、これを解消するために、国有の倉庫を立てるところから始まった。
住居に向かない地域の樹木を改良し、天然の空調を供える木製倉庫を作る技術を使い、倉庫区画を設置。
その作業に取り掛かると同時に、食糧生産地の規模拡張及び、新規開墾を進める。
これらに使われるマンパワー。所謂作業員は、森国差別などによって職を失ったものなどを基本に、就業難である層から雇われた。
もちろん、現場監督として政庁関係者や、政庁より召集された人物などが付き、作業効率の面でも極力悪くならないようにされていた。
人員不足と就職難を同時に解決しようとした試みは、一定の成果を上げたのであった。

こうして規模拡張した生産地と、倉庫区画によって国有資産における食糧生産力はおよそ二倍に跳ね上がった。
単純なる生産力の増加と、管理体制を築いた倉庫区画により、コレまでは取れすぎたものの、倉庫に管理しきれずに他国との貿易に余分に出すしかなかった食材や、そもそも処分されてしまっていたものも系統だてて管理され、把握がスムーズになったことの結果である。
また、これらの結果によって一般家庭に食糧が出回りにくくなったことは特に無く、大神殿周囲の市場は逆に活気付くくらいであった。
単純な話、今までは保管できなくて無駄にしてた分や、増えた分をキッチリしまいこんで正確に帳簿をつけてるだけであって、難しいことは特に何もしていないのであった。
副産物として、物資管理の正確さより、国内市場での価格の均一性なども確認されたが、コレは別の機会に説明することとする。


これにより、国の経済は一先ずの安定を迎えた。
消費に勝る生産を遂に得たわけである。藩国首脳陣は諸手を挙げて喜んだと言う。
いい加減、消費のし過ぎで国が転覆するのではないか、という話はあながち噂ではなかったのかもしれない。
そして、問題は最後の一つを残すのみであった。

それは、倉庫の番人役である。
帳簿をつけたりチェックしたりといった管理作業は政庁の人間を派遣すればよいものの、四六時中倉庫を監視するわけには行かなかった。
かと言って、国有施設でもある倉庫を「ネズミにやられました!!」では面目が立たない。
そもそも、猫である共和国のプライドがずたずたである。古今東西どんな猫でもネズミには勝つのだ。窮鼠猫を噛むともいうが。
どっちにしろ、この時期にそれはゴメンナサイと言うわけであった。
そうして、話し合いが進められた結果、藩国に「ヒーロー」が誕生することとなるのだが……


/*/ネコニンジャー誕生秘話/*/


「食糧倉庫取ろうか。要点はネズミとりの何かだっけ?」
「何かって、なんでもいいのかな」
「そですね」

 暫し悩む一同・・・・・・。

「じゃあ、うちのネコニンつかおうぜ。イッツネコニンジャー」
「そ、それは!みたいみたい!(キャッキャ」
「かつては戦闘につかわれてたのに・・・」
「いやいや、国庫のお庭番ですよ。大抜擢じゃね?」


「その はっそうは なかった」



                       71408002 深夜の会議にて


/*/


玄霧藩国には、有名ではないが、忍者がいる。

初期段階で修得されたものの、国の方針には微妙に合わないためにそのまま放置され、それでも猫妖精が付いてるためにコパイ要因としてこっそり活躍していた忍者である。
活躍が目立たないということは忍者にとって誉れではあるが、おかげで国の中でも存在を忘れられつつある。
そこで、藩王以下上層部は一計を投じた。


「うん、そうだ。今度増設する倉庫の警備をやってもらおう」


これにはいろんな意見(ものすごい閑職ですね、や前出の意見など)があったものの、藩王の
「よく考えてみろって。国庫を守る重大な役目ですよ。むしろ彼らじゃないと困る」
という筋の通っているのか通っていないかよくわからない意見で上層部はなんとなく納得してしまった。

さて、困ったのは当のネコニンジャたちである。
元々隠れ住んでいた上に最近は本気で出番がなくなり、そのおかげか後継者問題にも悩みつつある自分たちにこの仕打ちはあんまりだ。と至極もっともな意見を持ってきた。
これを受け、藩王はネコニンジャたちと密約を交わすことになる・・・



/*/



草木も眠る丑三つ時。


木に囲まれた玄霧藩国ではこの時間まで動いているものは殆ど居ない。





そう、いないはずだった。


国の大事な食糧倉庫に迫る黒い影!
ヤツラこそは悪の秘密結社ネズミー団!夜な夜な国庫に侵入してはこっそり気付かれない量を失敬していくワルイヤツらだ!
倉庫に忍び寄るネズミー団に反応して作動するトラップ。しかし! 黒い影は止まらない!!


「ククク・・・この程度のトラップで我々を捕まえようとは・・・愚かなものよ・・・」
「チュー!」「チチュー!」「チュチュー!」


悪の秘密結社ネズミー団の魔の手が国庫に迫る!
あぁ、このまま今日も食料を持っていかれるのだろうか!?




『貴様の悪事、見抜いたりッ!』



「な、なにやつっ!?」



響く声、驚くネズミー団、そして現れる、我らがヒーロー!!

そう、あれは・・・!


「俺の名はネコニンブラック!皆を率いるリーダーだ!」

「僕の名はネコニンネロ!影から支えるサポート役さ!」

「俺様はネコニンシュバルツ!俺様のお陰でこのチームは成り立つンだぜ!」

「私はネコニンノワール!チームの中の紅一点!」

「…某(それがし)はネコニンチェルノタ。クールな纏め役…だ。」


『大切なもの(主に食糧)を守るため、

今立ち上がる勇者達!』


『我ら!5人揃って!エリート猫忍戦隊ネコニンジャー!』


 SE:どかーん


そう、あれは!あれこそ我らのネコニンジャー!
今日もネズミー団の魔の手からみんなの食料を守ってくれる、みんなのヒーロー!


「おのれ現れたなネコニンジャー!いつもいつも邪魔をしおって・・・!」

ネズミー団の幹部、トビーネ=ズミー男爵が悔しそうに髭を揺らします。
というのも、ネコニンジャーが現れてから、ネズミー団は負け続きです。
そろそろボスであるシーマウス様にされるお仕置きも怖くなってきました。

「ええい、掛かれ!掛かれっ!」

ズミー男爵はそういうと、部下のザコラッター(ネズミー団の戦闘員)をけしかけます。
すると、今までどこにいたのか。ザコラッターたちがわらわらと現れます。ネズミの数を甘く見てはいけません。
あっという間にネコニンジャーは囲まれてしまいました。

ですが、ネコニンジャーはちっとも慌てません。
それどころか、ニヤリと笑っています。

「な、なにが可笑しい!…さては敵に囲まれて観念したか!?」


ネコニンジャーは不適に笑ったままです。
ズミー男爵はさらに慌てた口調でまくし立てます。

「ええい、やってしまえ!!」

ザコラッターがネコニンジャーに襲い掛かります。
ものすごい数で、ネコニンジャーたちに覆いかぶさります。
すぐに、ネコニンジャーは見えなくなってしまいました。

「チューッチュッチュッ。口ほどにも無い!」

このままネコニンジャーはやられてしまうのでしょうか。

「チューッチュッチュッ!チューッチュッチュッ!」

ズミー男爵の高笑いが倉庫に響きます。
あぁ、ネコニンジャーはどうなってしまったのでしょうか。


「この程度で俺たちを止めようなんて」

「ほんと、冗談は顔だけにした方が良いですよ」

「まったく、この俺様を甘くみすぎなンだぜ?」

「そうね、この程度で」

「…我らは、負けない」


5人の声が響いたと思った瞬間!
まばゆい光と共にザコラッターたちが吹き飛びます。
そして、そこには無傷のネコニンジャーが立っています!
さすがネコニンジャー。ザコラッターなんかには負けません。

「チィッ。さすがネコニンジャーといったところか。では、コレではどうだ!」

そういうと、ズミー男爵はおおきなスプレーのようなものを取り出します。
ご丁寧にネコニンジャーのシルエットにおおきな赤いバッテンがついています。

「我がネズミー団の驚異的天才・アルジャーノン博士の作り上げた秘密兵器を食らうが良い!」

「「「チュチュチュー!」」」
「『マタタビガス』発射!!」

なんと、いつの間にか復活したザコラッターたちもスプレーを持っています。
名前からして、とても危険な感じです。赤いバッテンは伊達ではないようです。

ブシュシュシュー・・・・・・

もうもうと立ち込める煙の中、ズミー男爵が高笑いをしています。

「チューッチュッチュ。たわいも無い!このスプレーでフラフラになった貴様らを纏めて始末してくれる!」

あぁ、今度こそネコニンジャーはダメなのでしょうか。
猫にマタタビなんてなんて卑怯!アルジャーノン博士が驚異的天才というのは本当のようです。
だけど、ネコニンジャーは負けません!

「なっ、なぜだ!アルジャーノン博士の計算は完璧のはず!猫1万匹がフラフラになる濃度なのだぞ!」

飛び掛るザコラッターを次々気絶させていきます。
普通の猫ならばとっくのむかしにフラフラです。
でも、ネコニンジャーは平気です。何故なら・・・・・・

ブラックが言います。
「確かに、普通の猫ならな!」

ネロが続きます。
「だが、僕らはネコニンジャー!」

シュバルツは自信満々です。
「俺たちは普通の猫じゃないンだよ!」

ノワールがフォローします。
「大事なものを守る心があれば!」

チェルノタが珍しく声を張ります。
「お前達なんかに、負けはしない!」


ネコニンジャーの気迫に、ザコラッターもたじたじです。
ズミー男爵も大慌て。こんなはずでは!とスプレーをにらみつけます。

「ちっ・・・アルジャーノン博士め。帰って問い詰めてやる!そういうわけでネコニンジャーよ!今回だけは見逃してやる!」

言うが早いが、すたこらと倉庫から逃げ出しました。
あわててザコラッターが追いかけ、遠くのほうで気球が膨らんでいます。

ネコニンジャーは去るものは追いません。
生きるものは皆仲間。彼らは仲間のいたずらを叱っているだけなのです。
これで、改心してくれれば良いのですが。


「しかし、今回は少し危なかったな」と、ブラック。

「ええ、マスクがなければ危なかったですね」と、ネロ。

「流石の俺様もちっとばかしこたえたンだぜ・・・」と、シュバルツ。

「皆、お疲れ様!次も頑張りましょうね!」と、ノワール。

「じきに夜も明ける。さぁ、戻ろう」と、チェルノタ。


今日も、ネコニンジャーのお陰でみんなの大事なものは守られました。
でも、いつかネコニンジャーにも適わない敵が現れるでしょう。
ネズミー団は罪の無い普通のネズミさんたちを騙して抜け穴を探しているようです。
みんなも、ネコニンジャーの為に、倉庫にネズミさんがいたら帰ってもらいましょう。
ネズミさんは騙されてるだけなので、決して怪我はさせないでね。ネコニンジャーとの約束だよ!



おしまい。



/*/




「…決して怪我はさせないでね。ネコニンジャーとの約束だよ。  おし、まい。」



所変わって、ここは玄霧藩国の市街地。
最近発売されて中々の人気を誇る「エリート猫忍戦隊ネコニンジャー」の絵本を子供に読んでいる母親とソレを聞く子供がベットの中にいた。

 「おかーさん、僕もネコニンジャーになれる?」

子供はまだ小さく、目をキラキラさせながら聞いてきます。

 「そうね、ちゃんと夜一人でトイレに行けたらね」

優しく言う母親。子供はまだ一人では行けないのか、頑張ればできるよ!と、言っているようだ。

 「じゃ、早くトイレに行って今日はもう寝ましょうね」

結局、一人では行けなかったが、子供はいつかネコニンジャーになるために、がんばろうと思ったのであった。





/*/






「……とまぁ、こんな感じで。どうかね」

さらに所変わってここは藩国政庁。
執務室の机の前には数人の黒とも茶とも付かぬ衣装を身にまとった集団がひざを突いて座っていた。

「我ら、感服いたしました。よもやここまで考えて頂けたとは感謝の極み!」
「食の大切さ、正義の何たるか!そして、命を敬う心!」
「そのモチーフに我らを使っていただけるとは、真にありがたき事!」
「子供たちにも人気のようで、我らへの理解も深まることでしょう!」

どうやら彼らはネコニンジャーのモチーフになった猫忍者たちらしい。
口々に感謝の言葉を述べる彼らの表情は、(マスクでよくわからないが)皆一様に微笑んでいるようにも、感極まって泣いている見える。

「うむ、分かっていただけるとありがたい。もちろん、食料だけではなくその他の物資の監視も頼む」

こちらも満足げに返す藩王。自作の絵本の評判がソコソコによいのでどっちかと言うとそちらにご機嫌らしい。

『ははっ!御下命、謹んで!!』

一糸乱れぬ動きで返答し、消える忍者達。
後には、妙に満足げな藩王だけが残っていた。


/*/


数刻後、夕暮れの迫る玄霧藩国。
マフラーをつけた子供数人と、マントをつけた子供が他の子供を従えて遊んでいる。
どうやら、ネコニンジャーとズミー男爵+αのようだ。

「いやー、どこの世界でも子供は同じだよなぁ」
「そですね。僕も昔やった記憶があるような無いような」

それを政庁の窓から眺める藩王と摂政。
その顔は二人ともやはり、満足そうである。

「ま、うん、なんだ。今は色々ややっこしいからな。足元は固めたいな」
「ええ、まったくです。というかもっと余裕があれば結界都市も取れたんですがね」
「あー、結界都市はなー。もうなー、迷ったんだよなー」

と、女々しい感想は言うものの、満足そうなのでよいのだろう。
食は生活の基本。いい加減毎回毎回頼ってばかりではなく自国生産量を上げるべし。
どこぞの国にも言ってやりたいものである。いや、支持率とか内閣とか色々あるのは分かるんですが。

「あーあー、喧嘩しだした。ありゃ下っ端ばかりやらされたやつの反乱だな」
「あー、ありましたよねー。あとヒーローやらせろで喧嘩したり」
「あれって結局グダグダになるんだよな。しゃーない、暇だし仲裁に行くか」
「はい、いってらっしゃい。一緒になって遊ばないように」

苦笑しながら部屋を出て行く藩王の背中に、摂政が声を掛ける。

「・・・で、本音は?」
「いやぁ、最初は思い付きだったんだが。上手いこといったみたいで俺ちょー満足」


めでたし、めでたし?

/*/

おまけ


「ふはははは、たわいも無いなネコニンジャー!シーマウス様代理の我輩と大幹部である『頬袋のイク』が本気を出せばこの通りよ!」

「ヂュー!!」

「ずるいぞはんおー!そんなやついないぞー!」
「そうだそうだー」
「いんちきーうそつきー!」

「ええいだまらっしゃいお子様達!次回作で出るの!今鋭意執筆中!因みに名前は一部変更されますがご了承下さい」

「えぇっ!ボク大幹部だと思ったのに!?」

「「「いまだー!」」」

「「ギャー!」」

きょうも、はんこくは、へいわそうでした。
おしまい。











/*/

おまけのおまけ

「で、藩王。続編書くんですか?」
「そーだなー。さっきイクさん出るっていっちゃったしなぁ」

子供たちにリンチを受けかけたが、ジャイアントスイングで切り抜けた藩王とイクが政庁に戻りつつ話していた。
ちなみに、藩王は摂政と今度の編制を。イクはさらに食糧生産を増やすための会議に出席予定である。

「よーし、じゃあこういうのでいこう。ネコニンジャー大図鑑。ネコニンジャーの紹介やネズミー団の秘密とか書くの」
「おおー!ネズミにも愛の手を!」



(結局優しい雅戌さん&アルトさん)




と、いうわけでネコニンジャー大図鑑です。どうぞ。





●ネコニンジャーたち


○ネコニンジャーブラック

熱血漢のブラックは雑種のオスだぞ!
いつもみんなを引っ張るリーダーで、ネコニンジャーたちからの信頼も厚いんだ。
でも、雑種であることを気にしているようで、時折悲しそうな顔をするのを、みんなは心配しているぞ。
決めセリフのときに、チェルノタが目立つのがちょっとだけ羨ましいのは、キミとボクだけの約束だ!

○ネコニンジャーネロ

知性的なネロは黒猫のオスだぞ!
何時もみんなを支えるサポート役で、ネロの予想はとってもよく当たるんだ。
実は、ネズミー団に昔の友人がいるらしいけど、その話だけはしないようにしてるらしい。
何か大切なことなんだろう。と、みんなはいつか話してくれる日を待ってるんだ。

○ネコニンジャーシュバルツ

自信家のシュバルツは三毛猫のオスだぞ!
いつも自信満々で、みんなは呆れたりもするけど、シュバルツの言葉でみんなも奮い立つんだ。
自信の原動力は三毛猫のオスということで、めったに生まれないオスに生まれた俺は凄いんだ、ってことらしい。
実際にチーム一番の力自慢で、みんなもとっても頼りにしているぞ!

○ネコニンジャーノワール

紅一点のノワールはシャム猫のメスだぞ!
よく気が利くのでさりげない気配りでみんなのフォローをしたりするんだ。
基本はよくシュバルツのサポートをしているぞ。本人曰く、ほうっておけないらしい。
あと、「皆黒いのに紅一点って変じゃない?」と言われると恥ずかしくなって逃げるので注意だ!

○ネコニンジャーチェルノタ

クールで無口なチェルノタはブチネコのオスだぞ!
普段はとっても無口で、必要なことしかしゃべらないので皆とたまに喧嘩したりもするんだ。
でも、いざとなったら細い目をカッと開いてみんなを守るんだ。だから、喧嘩しても直ぐに仲直りするぞ!
本当は心優しいのに、目が細くて目つきが悪く見えるのを、実はとっても気にしているらしい。

○ニンジャマスター・クロ

正体不明のニンジャマスター・クロは、ネコニンジャーたちの司令官だ!
長年生きた経験と、ニンジャマスターの技でネコニンジャーたちを助けているぞ!
ネズミー団の襲撃を予測したり、ネコニンジャーたちへ助言をあたえたりと頑張るおじいちゃん猫だ。
実は、本当の姿があるらしいが、ネコニンジャーでさえ見たことが無いらしい・・・

○プロフェッサー・マサ

とっても器用なプロフェッサー・マサは、ネコニンジャーに装備を作る凄い猫だぞ!
ネコニンジャーが使う武器やマスクなどは、全てプロフェッサー・マサが作ったものだぞ。
今はネコニンジャーそれぞれの特別な武器と防具を作るため、日夜研究中だ。
ジャパニーズボブテイルの長毛種なので、後ろから見ると毛玉に見えるのが本人の悩みらしいぞ。





●ネズミー団


○シーマウス様

正体不明のネズミー団大首領。通称ボス。
実は16歳の女の子だとか、70歳を超える老人だとかザコラッターたちは噂しているけど、誰も正体を知らないんだ。
唯一つ分かっていることは、失敗した幹部たちはシーマウス様に「おしおき」されるのだ。
よくおしおきを受けるズミー男爵は、何をされたのか聞くと怒るので、やっぱり謎なんだ。
それでも、幹部たちからはとても慕われているすごいヤツだぞ!

○トビーネ=ズミー男爵

ネコレンジャーのライバルとも言えるネズミー団幹部。
トビーネという名前の通りに、凄いジャンプ力を持つんだ。でも、使うのは殆ど逃げるときだぞ。
いつもザコラッターたちばかりを戦わせるが、本当はとても強い。らしい。
だけど、ネコニンジャーが現れてからは失敗ばかりなので、毎回おしおきを受けているんだ。

驚異的天才・アルジャーノン博士の発明品を使うことが多く、結構仲が良いらしい。
チャームポイントは、毎日手入れに1時間かける長い髭で、喜んだりすると形がかわるぞ。
ムスタ大佐には頭が上がらないらしい。

○アルジャーノン博士

ネズミー団の誇る驚異的天才。様々な発明品を作りだす科学者だぞ。
IQは300を超え、50動物語を操るらしい。その科学力でネコニンジャーたちを倒そうと日夜道具を開発しているんだ。
ネコニンジャーのデータを完璧に解析し、道具を作り上げるその科学力はネコニンジャーも真っ青だぞ!
だけど、ネコニンジャーはそれ以上に成長するので、今まで道具が役に立ったことはあんまりないんだ。
ネコニンジャーを自分の道具で倒す日を夢見て今日も研究に明け暮れているけど、ザコラッターたちからは「作るのが趣味じゃない?」と言われてるんだ。
こちらも、やっぱりムスタ大佐には頭が上がらないらしい。

○ハ・ムスタ・イク大佐

ネズミー団大幹部、ハ・ムスタ・イク大佐。通称ムスタ大佐。
「頬袋のイク」という名前が付くように、ネズミー団に改造された頬袋はものすごい吸引力で吸い込んだものを100分の1までのサイズに自由に変えれるんだ!
ネズミー団が大量に食糧を持っていくときは欠かせないぞ!でも、一度口に入れたものだからザコラッターはあんまり好きじゃないみたいだ。
攻撃方法は吸い込み。ネコニンジャーたちも吸い込んでしまう強力さはさすが、ネズミー団の大幹部だ!
本当の名前はハ・ムスタ・イク・パロ・ディ・マウスといって、ネズミー団の究極兵器を起動させる呪文にもなっているらしいぞ。
弱点は虫歯になってしまった歯。とても強いが、いつも戦闘中に歯が痛くなって
「歯がぁぁ、歯がぁぁぁぁぁ!」といって逃げてしまうんだ。みんなも、歯磨きはちゃんとしようね!

○ザコラッターたち

ネズミー団の戦闘員であるザコラッターたちだ。
その戦闘力は一人につき5ネズミパワー(ネズミ一匹で1ネズミパワー)で、とっても強い。
でも、ネズミの5倍なので、ネコニンジャーには中々勝てないんだ。
その分、ネズミの特徴の数を利用して一気にネコニンジャーに襲い掛かるぞ!
ネズミー団の基地では、アルジャーノン博士の実験やズミー男爵の髭の手入れを手伝っているらしいぞ。
以外に、苦労人なんだね。




< 企画構成:玄霧 弦耶
  出  演:ねこにんのみなさん
        ・ブラック
        ・ネロ
        ・シュバルツ
        ・ノワール
        ・チェノルタ
        ・ニンジャマスター・クロ
        ・プロフェッサー・マサ
        ・秘書(シークレット)
       ネズミー団
        ・シーマウス様(噂だけ)
        ・トビーネ=ズミー男爵
        ・アルジャーノン博士
        ・ハ=ムスタ大佐
        ・ザコラッターのみなさん
       どこかのおうちのお母さん
       どこかのおうちのまだちょっとトイレに行くのが怖い子
       藩王
       摂政
       本物のねこにんの皆さん
       藩民
       広場で遊ぶ子どもたち
       と 夕飯に呼ぶ親たち
       と それを影からそっと見守る猫忍者さんたち
  絵コンテ:イク
  塗  り:猫野 和錆
  火 薬 師:しじま(爆発エフェクト作成)

   ~  アンド  ちびっ子たち  ~   >











7月27日、くもり。

 先日、ネズミが一匹倒れてました。
---


  ↑いたずらで作った芥子ウコン玉。

トビーネ=ズミー男爵:「(!!おががががががががg・・・・・<声にならない」

  もわっ


ザコラッター:「トビーネ様! くさいぃぃぃ!!!」

トビーネ:「だぁぁまれぇぇぇえええ!!!」

ザ:「キャー」

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いたずらも役に立ってます。