「10900102『宇宙における異常現象について』」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

10900102『宇宙における異常現象について』」(2010/09/01 (水) 05:26:20) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

10900102政策 **■宇宙で観測されている異常現象について■  玄霧藩国政庁から、藩国民の皆さんへお知らせです。  既に皆さんもご存知でしょうか、現在、私たちの住むNWに向け、 外宇宙より接近する多数の物体の存在が報告されています。  夜空の星々が黒い影に多い尽くされ、夜空に暗い大穴が開いたように見える事に、 不安を感じられる方も多いことでしょう。  現在までの調査結果において、これらは 超巨大な生物の集団によって、 引き起こされている事象だという事が判っています。  星を飲み込むほどの大きさの生命体が、多数接近中であるという意味です。  便宜上、これら生物を私たちは『宇宙怪獣』と呼んでいます。    先に述べました通り、宇宙怪獣は現在も、私たちの住むNWに向けて接近中です。  NW宙域到達予定次期は10010102頃、今よりおよそ一年後です。  彼ら宇宙怪獣が、何を目的とし、いかなる理由でNWへ迫っているのか、 彼らに知性はあるのか、我々との敵対の意思があるのか。  疑問は尽きません。調査は継続して行なわれており、またあらゆる推測も行なわれてはおりますが、 正しい情報については、我々のうち誰一人として、知ってはいないでしょう。  彼らの正体が何であり、目的が何であれ、問題として大事な事は一点です。  ”この問題を、無事乗り越える事はできるのか”  ”NWに、共和国に、玄霧藩国に、そして我々一人一人に、未来はあるのか” 大切な家族や恋人、親しい友人と共に歩む未来が、まだ残されているのか、 それが、皆さんにとって一番の関心であり、疑問であり、不安でもあると思います。  それら皆さんの疑問に対し、現時点の玄霧藩国政府は、正しい答えをお返しする事は、できません。  これは、皆さんの未来を軽視する意味でも考慮していないのでもなく、 純粋な政府の(そして共和国藩王会議の)限界です。  私たちから皆さんに対してお約束できるのは、私たちがNWに生きる全ての人々のために、 全力を尽くして可能性を模索する事と、事態の解決の道があるならば、 それは必ず、協調の先にのみ存在する事。  そして、今に至るまでの間、あらゆる問題に対して耐え抜き、 ここまで永らえてきたという実績がある事、ただそれだけなのです。  希望に満ち溢れた言葉をお伝えできない事を、心より悲しく思います。  しかし、その上で、皆さんにお願いしたい事、お伝えしたい事があります。  大事なことです。  どうか、ご自分を見失わないで下さい。  状況はお世辞にもよいとは言えません。先の判らない不安は、身をすくませ、 恐怖は歩みを止め、それを和らげようと、他者に攻撃的になる事によって解消されようとします。  誰もが怖いのです。怖いと感じることを、止めることは出来ません。  それでも、どうか、ご自分を見失わないで下さい。  既に申し上げました通り、事態の規模が極めて大きい以上、 皆さん一人一人の協力が積み重ならなければ、打開の道は、開くことが出来ないでしょう。  そのために、皆さんには、可能な限り平時の生活を保って頂く必要があります。  不安は誰しも抱えています。ですが、今暫くの間、お待ち願えないでしょうか?  どうか、その怖れを胸に止め、周囲の方々との暮らしを、守って下さい。  当てのない避難行動や恐怖から来る暴走など、懸念される混乱は多数あります。  そして、それらは、罪なき子らを傷つける結果を、容易に招くものなのです。  三度繰り返させて頂きます。どうか、ご自分を見失わないで下さい。  それでも、どうしても不安になった時、恐怖に屈しそうになった時は、 近くの方と話をしてみて下さい。  一人で考え込んでも、あまりよいことはありません。  二人でも心配であれば、さらに別の方を呼ぶとよいでしょう。  大切な隣人が、家族が、皆さんを支えてくれるはずです。 そして、皆さん一人一人もまた、大切な誰かを支える側になれるはずなのです。  この国に生きる一人として、自身に誇れる振る舞いを、期待させて下さい。    共和国大統領からも、同種の声明が出されています。  その他各国も同様です。  この問題は、皆さん一人一人の問題ではなく、我々NWに住む全ての民の問題です。  改めて、この件の解決に玄霧藩国政府が全力を尽くすこと、 そして他国と協調の姿勢を取る事、そして、やがて来る『今より明るい未来』 近く予定されている産業育成に向け、よりよい生存の可能性を選択していくことを、誓ってお約束致します。  続報が出ましたらすぐにお知らせします。  何卒、ご理解とご協力を、宜しくお願い致します。                                      摂政 雅戌                                      藩王 玄霧弦耶
10900102政策 **■宇宙で観測されている異常現象について■  玄霧藩国政庁から、藩国民の皆さんへお知らせです。  既に皆さんもご存知でしょうか、現在、私たちの住むNWに向け、 外宇宙より接近する多数の物体の存在が報告されています。  夜空の星々が黒い影に多い尽くされ、夜空に暗い大穴が開いたように見える事に、 不安を感じられる方も多いことでしょう。  現在までの調査結果において、これらは 超巨大な生物の集団によって、 引き起こされている事象だという事が判っています。  星を飲み込むほどの大きさの生命体が、多数接近中であるという意味です。  便宜上、これら生物を私たちは『宇宙怪獣』と呼んでいます。    先に述べました通り、宇宙怪獣は現在も、私たちの住むNWに向けて接近中です。  観測結果から、NW宙域到達までは暫く猶予がある模様となっています。  彼ら宇宙怪獣が、何を目的とし、いかなる理由でNWへ迫っているのか、 彼らに知性はあるのか、我々との敵対の意思があるのか。  疑問は尽きません。調査は継続して行なわれており、またあらゆる推測も行なわれてはおりますが、 正しい情報については、我々のうち誰一人として、知ってはいないでしょう。  彼らの正体が何であり、目的が何であれ、問題として大事な事は一点です。  ”この問題を、無事乗り越える事はできるのか”  ”NWに、共和国に、玄霧藩国に、そして我々一人一人に、未来はあるのか” 大切な家族や恋人、親しい友人と共に歩む未来が、まだ残されているのか、 それが、皆さんにとって一番の関心であり、疑問であり、不安でもあると思います。  それら皆さんの疑問に対し、現時点の玄霧藩国政府は、正しい答えをお返しする事は、できません。  これは、皆さんの未来を軽視する意味でも考慮していないのでもなく、 純粋な政府の(そして共和国藩王会議の)限界です。  私たちから皆さんに対してお約束できるのは、私たちがNWに生きる全ての人々のために、 全力を尽くして可能性を模索する事と、事態の解決の道があるならば、 それは必ず、協調の先にのみ存在する事。  そして、今に至るまでの間、あらゆる問題に対して耐え抜き、 ここまで永らえてきたという実績がある事、ただそれだけなのです。  希望に満ち溢れた言葉をお伝えできない事を、心より悲しく思います。  しかし、その上で、皆さんにお願いしたい事、お伝えしたい事があります。  大事なことです。  どうか、ご自分を見失わないで下さい。  状況はお世辞にもよいとは言えません。先の判らない不安は、身をすくませ、 恐怖は歩みを止め、それを和らげようと、他者に攻撃的になる事を迫ってきます。  誰もが怖いのです。怖いと感じることを、止めることは出来ません。  それでも、どうか、ご自分を見失わないで下さい。  既に申し上げました通り、事態の規模が極めて大きい以上、 皆さん一人一人の協力が積み重ならなければ、打開の道は、開くことが出来ないでしょう。  そのために、皆さんには、可能な限り平時の生活を保って頂く必要があります。  不安は誰しも抱えています。ですが、今暫くの間、お待ち願えないでしょうか?  どうか、その怖れを胸に止め、周囲の方々との暮らしを、守って下さい。  当てのない避難行動や恐怖から来る暴走など、懸念される混乱は多数あります。  そして、それらは、罪なき子らを傷つける結果を、容易に招くものなのです。  三度繰り返させて頂きます。どうか、ご自分を見失わないで下さい。  それでも、どうしても不安になった時、恐怖に屈しそうになった時は、 近くの方と話をしてみて下さい。  一人で考え込んでも、あまりよいことはありません。  二人でも心配であれば、さらに別の方を呼ぶとよいでしょう。  大切な隣人が、家族が、皆さんを支えてくれるはずです。 そして、皆さん一人一人もまた、大切な誰かを支える側になれるはずなのです。  この国に生きる一人として、自身に誇れる振る舞いを、期待させて下さい。    共和国大統領からも、同種の声明が出されています。  その他各国も同様です。  この問題は、皆さん一人一人の問題ではなく、我々NWに住む全ての民の問題です。  改めて、この件の解決に玄霧藩国政府が全力を尽くすこと、 そして他国と協調の姿勢を取る事、そして、やがて来る『今より明るい未来』 近く予定されている産業育成に向け、よりよい生存の可能性を選択していくことを、誓ってお約束致します。  続報が出ましたらすぐにお知らせします。  何卒、ご理解とご協力を、宜しくお願い致します。                                  玄霧藩国藩王 玄霧弦耶                                      摂政 雅戌

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
記事メニュー
目安箱バナー