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「F級フレームパイロット」(2008/07/22 (火) 11:25:57) の最新版変更点
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***F級フレームのパイロットスーツ
#ref(パイロー.jpg)
***「パイロットスーツ概要」
パイロットスーツというのはそもそも、特殊な空間・環境において操縦者が不快を覚えず通常の環境と同様、或いはそれ以上の能力を発揮するための装備である。
また、気密性・衝撃緩衝材・バイタルチェッカーなどの各種装備を駆使して、パイロットの生存率を上げることも目的としている。
……のだが。
RBにおけるパイロットスーツというのは特殊である。
そもそも、RBというのは水中で戦う平気であり、深度がある程度ある水中ではこのような機能を本格的に求めるには中々に難しい。
気密の問題もさることながら酸素の問題、水圧対策、急浮上をしないための工夫等々。
また、そもそも水中のRBというのは撃破されると四散し、パイロットの生存率が極端に低い事でも知られている。
まず持って意味があるのかどうかが論議される。RBのパイロットスーツの存在意義自体を問わなくてはならない。
それに伴い技術的な問題・コストの問題など様々な問題も浮かび上がり、生存率を普通に上げるだけでも様々な問題が山積みになった。
技術的には問題は確かにない。様々な技術を駆使することで不可能とまでは言わない。
だが、それを作ることが現実的ではない。
最先端の装備・概念というのは往々にしてこのような問題にぶち当たる。
たとえ生存率が10%上がろうが、その為に莫大な予算などは運用できない物である。
冷たい方程式とも言えるこの計算を無視するわけにはいかない。何故なら戦争は経済活動の一つである。
たとえそれが消費しかないとしても、経済活動である以上コストの削減は考えなければならないのである。
/*/
―――これは、パイロットスーツのコンペに参加したある男達の物語である。
****「プロジェクトXX(ぺけぺけ) あるパイロットスーツの開発」
その男達がコンペの参加を決めたのは、締め切りの数時間前。
実作業が極端に短い中、当初は大まじめに生存率を上げる本来の意味でのパイロットスーツを模索していた。
だが、それは上記のような理由で様々な問題が山積みとなった。
それらに対する一挙解決的な案がそうたやすくでる訳もなく、男達は悩みに悩んだ末一つの結論を出した。
「パイロットスーツなんて飾りですよ。えらい人にはそれがわからんのです」
大まかに言えばこのような意見である。現実的に生存率などの問題を解決することが不可能である以上、そういう方面での解決・用途を求めるのではなく、娯楽や士気を充実させるための小道具にすることが決定した。
この瞬間からプロジェクトは加速を見せ始める。
まず始めに数点のサンプルが用意された。その中には●ンダム00やスーパー●ボット大戦のオリジナルキャラなど、様々なキャラクターのサンプル画像が用意された。
その中で見いだした一つの答え。
「うん、頭部のアクセサリーは重要だよね」
E●Aのパイロットスーツも、マ●ラヴのパイロットスーツ然り、操縦者のバイタルチェックなどを行う重要なファクターであると同時に、見た目に和む素敵アイテムにもなり得る。
こうして、基本コンセプトとデザインは決定していく。
そもそも、海中で戦闘するという時点で問題は山積みなのに、それで撃破されて生存率が上がる物のような技術的に無理が多い物よりも、そう言った面をオミットしてあるとちょっと便利だよね、くらいに機能を限定すれば開発が進みやすくなるのは当然の話であった。
/*/
そして、本パイロットスーツの機能的概要をお伝えしよう。
頭部のヘッドセットはバイタルチェッカーと近距離感での無線機能、また信号発信機能を備えている。
全身を保護するパイロットスーツ本体部分には衝撃緩衝材を使い、ある程度のダメージまでなら無傷で居ることを目的にした。
具体的に言うと、RB搭乗の際に何らかの理由で転倒・落下しても軽傷で済むレベルを目的にしている。
また、本体部分は比較的軽装・薄めに作り、さらには要所要所でサイズを調整出来るように設計することでパイロットの快適性を上げると共に長時間の着用も見越している。
本体部分の変わった機能と言えば一部分がパージする様に設計されている。肩部・腹部・脚部・胸部(男性用パイロットスーツ限定)など、様々な場所をパージすることで更に軽快な格好に落ち着く。
全てをパージすると女性ならワンピース水着の様な、男性ならブーメランパンツのような格好になるがこれは後述する理由があるのでそちらを参照して欲しい。
腰部にはアタッチメントを付ける部分があり、各種アタッチメントを装備できる。
アタッチメントには薬などが入っている救急セット、長期戦に備えて携帯食料などが入ったセット(通称お菓子セット)等々、多種多様な物がある。
また、頭部のヘッドセットも含め防水加工を施してあり、パイロットスーツ各部にもサイズを調整する機能があることからある程度の水中活動も可能である。
特に長時間の戦闘後、目の前には海。戦闘は勝利して危険が無い。そういう状況においてストレスを即座に発散できるように水着として活用できるのも本パイロットスーツの特徴である。
そういった娯楽用途にも対応したアタッチメントも存在する。(日焼けセット、浮き輪セットなどである)
それらはあくまでも「おまけ」機能であり、本パイロットスーツの本来の目的はRB外での安全確保などであることをここに明言しておきたい。そうだと言ったらそうなのである。疑ってはいけない。
さて、見た目に言えば全身タイツとそう変わらない形ではあるのだがこれでは女性にとってはとても恥ずかしいのでは、という事でパイロットスーツデザインの考案者が付け足したのが腰部の腰布のようなパーツである。
これは女性への配慮であると同時に、これにも他のパーツより弱いながら衝撃緩衝材を用いていざというときの防具にもなる。
また、男性用のパイロットスーツにも同様の物が付いているが、こちらは女性用の物よりやや大きめで、正方形の形になっている。
取り外して広げることでどこでもレジャーシートのように使える。こちらには女性用の物とは違う衝撃緩衝材を用いる事でリラックス効果が最大限生まれるように設計されている。
おおよそ男性用の腰布一枚で三人が座れ、二人が寝そべることが出来る程度のサイズで設計されているため、格納庫での待機状態などでは非常にリラックス出来るように設計されている。
また、使用者が少しでも快適に使えるように色に関しては自由である。おおよそ腕部と脚部、胴体、腰布部分とある程度の区分けはされる物の、好きな色のパイロットスーツにすることでパイロットスーツに対して愛着を持ってもらいたいというのが考案者の意図である。
以上のような機能を持った本パイロットスーツは確かに本来の意味でのパイロットスーツとはやや趣が違う。
だが、兵士の士気、或いは戦闘前・後の状況を想定したパイロットの為のスーツである事に変わりはないと言うことを明言して本パイロットスーツの説明を終了させていただきます。
/*/
設定イラスト:猫野和錆
設定文:癖毛爆男
***F級フレームのパイロットスーツ
#ref(パイロー.jpg)
***「パイロットスーツ概要」
パイロットスーツというのはそもそも、特殊な空間・環境において操縦者が不快を覚えず通常の環境と同様、或いはそれ以上の能力を発揮するための装備である。
また、気密性・衝撃緩衝材・バイタルチェッカーなどの各種装備を駆使して、パイロットの生存率を上げることも目的としている。
……のだが。
RBにおけるパイロットスーツというのは特殊である。
そもそも、RBというのは水中で戦う兵器であり、深度がある程度ある水中ではこのような機能を本格的に求めるには中々に難しい。
気密の問題もさることながら酸素の問題、水圧対策、急浮上をしないための工夫等々。
また、そもそも水中のRBというのは撃破されると四散し、パイロットの生存率が極端に低い事でも知られている。
まず持って意味があるのかどうかが論議される。RBのパイロットスーツの存在意義自体を問わなくてはならない。
それに伴い技術的な問題・コストの問題など様々な問題も浮かび上がり、生存率を普通に上げるだけでも様々な問題が山積みになった。
技術的には問題は確かにない。様々な技術を駆使することで不可能とまでは言わない。
だが、それを作ることが現実的ではない。
最先端の装備・概念というのは往々にしてこのような問題にぶち当たる。
たとえ生存率が10%上がろうが、その為に莫大な予算などは運用できない物である。
冷たい方程式とも言えるこの計算を無視するわけにはいかない。何故なら戦争は経済活動の一つである。
たとえそれが消費しかないとしても、経済活動である以上コストの削減は考えなければならないのである。
/*/
―――これは、パイロットスーツのコンペに参加したある男達の物語である。
****「プロジェクトXX(ぺけぺけ) あるパイロットスーツの開発」
その男達がコンペの参加を決めたのは、締め切りの数時間前。
実作業が極端に短い中、当初は大まじめに生存率を上げる本来の意味でのパイロットスーツを模索していた。
だが、それは上記のような理由で様々な問題が山積みとなった。
それらに対する一挙解決的な案がそうたやすくでる訳もなく、男達は悩みに悩んだ末一つの結論を出した。
「パイロットスーツなんて飾りですよ。えらい人にはそれがわからんのです」
大まかに言えばこのような意見である。現実的に生存率などの問題を解決することが不可能である以上、そういう方面での解決・用途を求めるのではなく、娯楽や士気を充実させるための小道具にすることが決定した。
この瞬間からプロジェクトは加速を見せ始める。
まず始めに数点のサンプルが用意された。その中には●ンダム00やスーパー●ボット大戦のオリジナルキャラなど、様々なキャラクターのサンプル画像が用意された。
その中で見いだした一つの答え。
「うん、頭部のアクセサリーは重要だよね」
E●Aのパイロットスーツも、マ●ラヴのパイロットスーツ然り、操縦者のバイタルチェックなどを行う重要なファクターであると同時に、見た目に和む素敵アイテムにもなり得る。
こうして、基本コンセプトとデザインは決定していく。
そもそも、海中で戦闘するという時点で問題は山積みなのに、それで撃破されて生存率が上がる物のような技術的に無理が多い物よりも、そう言った面をオミットしてあるとちょっと便利だよね、くらいに機能を限定すれば開発が進みやすくなるのは当然の話であった。
/*/
そして、本パイロットスーツの機能的概要をお伝えしよう。
頭部のヘッドセットはバイタルチェッカーと近距離感での無線機能、また信号発信機能を備えている。
全身を保護するパイロットスーツ本体部分には衝撃緩衝材を使い、ある程度のダメージまでなら無傷で居ることを目的にした。
具体的に言うと、RB搭乗の際に何らかの理由で転倒・落下しても軽傷で済むレベルを目的にしている。
また、本体部分は比較的軽装・薄めに作り、さらには要所要所でサイズを調整出来るように設計することでパイロットの快適性を上げると共に長時間の着用も見越している。
本体部分の変わった機能と言えば一部分がパージする様に設計されている。肩部・腹部・脚部・胸部(男性用パイロットスーツ限定)など、様々な場所をパージすることで更に軽快な格好に落ち着く。
全てをパージすると女性ならビキニ水着の様な、男性ならブーメランパンツのような格好になるがこれは後述する理由があるのでそちらを参照して欲しい。
腰部にはアタッチメントを付ける部分があり、各種アタッチメントを装備できる。
アタッチメントには薬などが入っている救急セット、長期戦に備えて携帯食料などが入ったセット(通称お菓子セット)等々、多種多様な物がある。
また、頭部のヘッドセットも含め防水加工を施してあり、パイロットスーツ各部にもサイズを調整する機能があることからある程度の水中活動も可能である。
特に長時間の戦闘後、目の前には海。戦闘は勝利して危険が無い。そういう状況においてストレスを即座に発散できるように水着として活用できるのも本パイロットスーツの特徴である。
そういった娯楽用途にも対応したアタッチメントも存在する。(日焼けセット、浮き輪セットなどである)
それらはあくまでも「おまけ」機能であり、本パイロットスーツの本来の目的はRB外での安全確保などであることをここに明言しておきたい。そうだと言ったらそうなのである。疑ってはいけない。
さて、見た目に言えば全身タイツとそう変わらない形ではあるのだがこれでは女性にとってはとても恥ずかしいのでは、という事でパイロットスーツデザインの考案者が付け足したのが腰部の腰布のようなパーツである。
これは女性への配慮であると同時に、これにも他のパーツより弱いながら衝撃緩衝材を用いていざというときの防具にもなる。
また、男性用のパイロットスーツにも同様の物が付いているが、こちらは女性用の物よりやや大きめで、正方形の形になっている。
取り外して広げることでどこでもレジャーシートのように使える。こちらには女性用の物とは違う衝撃緩衝材を用いる事でリラックス効果が最大限生まれるように設計されている。
おおよそ男性用の腰布一枚で三人が座れ、二人が寝そべることが出来る程度のサイズで設計されているため、格納庫での待機状態などでは非常にリラックス出来るように設計されている。
また、使用者が少しでも快適に使えるように色に関しては自由である。おおよそ腕部と脚部、胴体、腰布部分とある程度の区分けはされる物の、好きな色のパイロットスーツにすることでパイロットスーツに対して愛着を持ってもらいたいというのが考案者の意図である。
以上のような機能を持った本パイロットスーツは確かに本来の意味でのパイロットスーツとはやや趣が違う。
だが、兵士の士気、或いは戦闘前・後の状況を想定したパイロットの為のスーツである事に変わりはないと言うことを明言して本パイロットスーツの説明を終了させていただきます。
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設定イラスト:猫野和錆
設定文:癖毛爆男
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