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「猫野和錆(ACE)」(2008/06/24 (火) 19:01:11) の最新版変更点
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<TITLE>猫野和錆</TITLE>
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}
</HEAD>
<BODY>
<table border="0"><tr><td>
<table border="1" width="550"><tr><td>
L:猫野和錆={
</td></tr>
<tr><td>
t:名称=猫野和錆(ACE)<br>
t:要点=髪が長い,彫りの深い,病んでる目<br>
t:周辺環境=病院<br><br>
<table border="1" bordercolor="#000000" cellspacing="0" class="center">
<tr><td>評価</td><td>体格</td><td>筋力</td><td>耐久</td><td>外見</td><td>敏捷</td><td>器用</td><td>感覚</td><td>知識</td><td>幸運</td></tr>
<tr><td>猫野和錆</td>
<td>19</td><td>19</td><td>19</td><td>19</td><td>19</td><td>19</td><td>19</td><td>19</td><td>19</td></tr>
<tr><td>HQ</td>
<td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td></tr>
<tr><td>継承(第一世代)</td>
<td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td><td>1</td></tr>
<tr bgcolor="#ff4500"><td>合計</td>
<td>21</td><td>21</td><td>21</td><td>21</td><td>21</td><td>21</td><td>21</td><td>21</td><td>21</td></tr>
</table></td></tr>
<tr><td>
t:特殊={<br>
*猫野和錆のACEカテゴリ=PLACE、個人ACEとして扱う。<br>
*猫野和錆の見なし職業=医者、名医、マッドサイエンティスト、歩兵と見なし、これらが持つ全ての特殊が使える。<br>
*猫野和錆は月子が受けたダメージと同じダメージを受ける。<br>
*猫野和錆は秘書を持たないでよい。<br>
*HQにより、全能力に評価修正+1を得る。<br>
*継承により、全能力に評価修正+1を得る。<br>
}</td></tr>
<tr><td>
t:次のアイドレス=癒しの旅(イベント),顔のない男たちの追跡(イベント),悲しみの和錆(ACE),修行(イベント)</td></tr>
<tr><td>
}
</td></tr></table></td>
<td><img src="wasabi01.jpg">
</td></tr></table><br>
<div align="center">
<table border="0" width="500"><tr><td>
「月子さんかわいいよ月子さん」(@@;)<br>
「はいはい、そーだね」
</td></tr>
<tr><td align="right">
<br>割と日常的な和錆と摂政の会話
</td></tr></table>
</div><hr size="5" noshade><p>
●和錆、定住す<br><br><br>
猫野和錆は、元旅人である。<br>
生まれは西国であり、旅をする内に玄霧藩国に辿り着いた。<br>
本来は暫しの滞在となる筈であったが、その風土とそこに暮らす人々にいたく惹かれた彼は、ここに腰を落ち着けることにしたのである。<br>
さて、滞在ではなく居留するとなると、国としてもいささか扱いが違ってくる。<br>
幾つかの必須事項を書類として提出して貰い、これを審査の上、受理すると言う手間が発生するのだ。<br>
およそ不受理が起こった事はないが、決まりは決まりである。<br>
そこで当人に書類を送付したところ、即日記入されて戻って来た。<br>
どれどれ、と内容を確認する担当官。いつもなら普通にそのまま決裁されて終わりだが、その日は違った。</p>
<table border="1" width="510">
<tr><td width="50">名称:</td>
<td>猫野和錆</td></tr>
<tr><td>年齢:</td>
<td>20そこそこ</td></tr>
<tr><td>出身:</td>
<td>西国</td></tr>
<tr><td>職業:</td>
<td>医師、名医、マッドサイエンティスト、I=Dデザイナー、制服デザイナー、etc...(最近歩兵も始めました)</td></tr>
</table><p>
ここまでは良かった。寧ろその多才振りに、優秀な人材が来た、と喜んだ程だ。<br>
だが、最後の項目を見た瞬間、担当官は凍り付いた。</p>
<table border="1" width="510">
<tr><td width="50">備考:</td>
<td class="f1">『月 子 さ ん は 俺 の 嫁』</td></tr></table>
<p>
記入欄を目一杯使い、しかもわざわざ赤の極太マジックで書かれていたのである。<br>
こだわりがあるのは分かるが、<b>こだわる場所を間違えている。</b>担当官はそう思った。<br>
悩んだ末、彼は判断を上に任せる事にしたのだが、国のトップである藩王から返ってきたのは、<br><br>
『いいんじゃない? 許可許可』<br><br>
という言葉と、承認の印が捺された書類であった。<br>
器が広いのか、器の底が抜けているのかで、これまた担当官は悩んだという。</p>
<hr><p>
●愛ゆえに(戦慄のワサビー)<br><br><br>
晴れて藩国に住まう事となった和錆。<br>
周辺住民とも良好な関係を築いていたが、人間、一つや二つくらい欠点があるものである。<br>
彼の場合、挙げるとしたら落差の激しさであろう。愛が深い分、その反動もまた、大きかった。<br>
しかもやや自己完結気味な部分があり、アップにしろダウンにしろ凄まじいスパイラルに陥るのである。<br>
具体例としてはこんな感じ。</p>
<table align="center" border="0">
<tr><td height="565">
<img name="IMG01" src="wasabi02.jpg">
</td></tr>
<tr><td class="center">
<div id="Text01"><a href="#IMG01" onClick="swImg('IMG01','wasabi02.jpg')">使用前</a>/<a href="#IMG01" onClick="swImg('IMG01','wasabi03.jpg')">使用後</a></div>
</td></tr></table><p>
何が使われたのか、そもそもどっちが前で後だ、とかは深く考えない事にしたい。<br>
別人のようではあるものの、<font color="#ffffff">見なしにドラッガーが抜けている気もするが</font>決して悪い人ではないので、<font color="#ffffff">取って喰われたりとかは</font>心配せずお付き合い下さい。<br><br><br>
<div class="mini">※シャレの分かる人だけ反転してみてね。特に本人。</div></p>
<hr><p>
●医院長和錆<br><br><br>
一見のどかな玄霧藩国にも、怪我や病気で苦しむ人はいる。<br>
彼らを救う事は引いては月子さんを救う事にも繋がる、と思い立ち、和錆は己の技能を生かして医院を設立する事にした。<br>
申請書類はつつがなく通り、国からの補助金と善意の募金、自らの資産を用いて医院は完成した。</p><p>
<table align="right"><tr><td>
<img name="IMG02" src="byouin.jpg" style="visibility:hidden">
</td></tr></table><br><br>
ただし、この医院。<br>
誰の如何なる趣味によってか、外観は<a href="#" onMouseover="IMG02.style.visibility='';"><b>こう</b></a>であり、<br>
医者の評価は高いのに医院の評価は高くはないという奇妙な事になっている。<br>
以下、患者のコメントを抜粋。<br><br>
「腕は良いんですよ、腕は。そこに行くまでが問題ですが」<br>
「退院した後、何をされたのかしきりに聞かれるんです。普通に治療して貰った事を話したら、えー、という顔をされましたけど」<br>
「出来るだけ来たくはないですね。いやまあその方がいい事ではあるんでしょうけど、何となく」<br>
「やー、もう慣れましたわ。さすがに月に何度も来てますからなあ」<br>
「いいんじゃない? まるで陸の孤うわ何をするやめ(ry」<br><br>
前言訂正、一部では逆に気に入られているようだ。<br>
というか誰の発注か判明したような。<br><br>
ちなみに、当の本人としては暇な方が好きなようである。<br>
いや怠け者とかではなく、医者は仕事がない方が世の中平和な証拠だし、とか。<br clear="all"></p>
<hr><p>
●果てなきマイル坂<br><br><br>
最近、院長が自室に篭る事が多くなった。<br>
忙しそうにしてはいるが、別に医療業務ではない。それなら幾らでも指示が出てくる筈だ。<br>
理由を聞いてみても、のらりくらりとはぐらかされる。<br>
う~む、と腕を組んで考え込む一般医師&看護師+患者。いや最後のはいいのか。<br><br>
「どう思うよ?」<br>
「どうと言われましても・・・・・・」<br>
「何か怪しいだろ」<br>
「それ言ったらここで働いてる僕ら全員終わってる気がします」<br>
「だよなあ」<br><br>
院長がいないのを良い事に言いたい放題である。<br><br>
「で、結局は部屋で何やってるか? だが」<br>
「さあ」<br><br>
瞬間的にぶっ飛ばされる若い医師。ゴロゴロと転がった後、壁にぶつかって止まる。<br>
直線上にいた人はみんな華麗に避けていた。<del>どこのよけ国み</del>嫌な団結力である。<br>
飛び起きる医師。<br><br>
「何するんすか先輩!」<br>
「だってお前そこは、じゃあ確かめましょう、と言うところだろうが。KYめ」<br>
「死ねばいいのに」<br><br>
メスが飛んできた。刺さった。額から血が出るのを感じながら意識が遠のく。<br>
・・・・・・・・・・・・。<br>
気がついた。<br><br>
「うお! いいい今何か僕死んでませんでした!?」<br>
「心配するな。5秒だ。蘇生に何ら問題は無い」<br>
「ありますよ別の問題が!」<br><br>
下手に医療評価が高いので、死んでも生き返ればオッケーな国・玄霧。<br>
どうでもいいがヤな奴らである。<br><br>
「まああれだ。・・・・・・お前が聞いて来い」<br>
「どうして僕が」<br><br>
ポン、と肩におかれる手。<br><br>
「最近、彼女が出来たそうだな?」<br><br>
ギクリ。<br><br>
「ぶっちゃけ院長の影にも女の匂いがする。真相を聞き出すには近しい存在であるところのお前が適任だろう」<br><br>
話す間にもどんどん重みが増していく手。<br>
そういやこないだ先輩彼女に振られてたっけー、って重い重いたい痛い。<br><br><br>
<div align="center">/*/</div><br><br>
院長室。<br>
樫製の右開きの扉には、ただ今取り込み中の札が掛かっている。<br>
とりあえずノックする前に、扉に耳をつけて中の様子を窺う。<br>
カリカリ、と何かを引っ掻くような音。机の上でカルテを書く時も似たような音がする。<br>
・・・・・・うーん、仕事中、なのかなあ・・・・・・。<br>
邪魔をするのは気が引けるが、引いたら引いたで後が怖い。<br>
意を決して、軽く扉を叩く。<br>
5秒。10秒。15秒目で扉がゆっくり開いた。<br>
隙間から、やや疲れた顔をした院長・和錆が顔を覗かせる。<br><br>
「何かあったのかい?」<br>
「いえ、特に何かあったと言う訳では。あの、お疲れのようですが」<br>
「ああ、ちょっと忙しくてね。〆切・・・・・・いや何でもない」<br>
「はあ。あの、何かお手伝いできる事があれば」<br>
「申し出は嬉しいが、遠慮しておくよ。これは僕がやらなくちゃいけないことだからね」<br><br><img src="wasabi04.jpg"><br><br>
軽く笑みを見せて、院長は顔を引っ込めた。やんわりとしてはいるが、にべもない。<br>
えーと、と頭を掻く。女性の患者さんから、こうなった時の為にアドバイスを貰ったのだったが。<br>
確か、<br><br>
「月子さ」<br><br>
一瞬。<br>
扉が<b>左側</b>から開いた。<br>
開いたと言うか、平面的に飛んで来た。蹴破ったとも言う。<br>
反応する事も出来ず、問答無用で廊下の壁と扉の間にサンドイッチ。<br><br>
「ごふぁ!」<br><br>
一撃で肺の空気が全部持って行かれた。<br>
それだけに飽き足らず、更にグリグリと圧迫感が。<br><br>
<h2>「何を知っている! 全て! 余さず! ここで吐け!!」</h2><br>
吐きたくてもこれ以上何も吐けません。足、足浮いてるってば。<br>
口調といい気配(つーか殺気)といい、アナタ本当に10秒前と同一人物ですか。<br><br>
<h2>「さっさと喋れ! ミンチにすんぞあぁん!!?」</h2><br>
いやだから無理ですって。ヘルプミー・・・・・・・・・・・・。<br><br>
<div align="center">/*/</div><br>
「・・・・・・はっ!? ぼ、僕はどこ? ここは誰??」<br><br>
飛び起きてきょろきょろと左右を見渡す。<br>
どことなく見覚えがあるようなないような。<br><br>
「気がついたかい?」<br>
「あれ、院長?」<br><br>
見れば、やや後ろ、僕が寝ていたとすると頭の辺りに院長が屈んでいた。<br>
と言うことはここは院長室なのか。何で僕はここで寝てたんだ?<br><br>
「すまないね、扉を開けたところにちょうど君がいて、頭をぶつけたようだ」<br>
「扉?」<br><br>
院長の更に後ろ。出入り口には樫で出来た重厚そうな扉がある。<br>
間違っても左開きではないし壊れてもいない。あれ?<br><br>
「どうかしたのかな?」<br>
「ああいえ、何でもありません。失礼しました」<br>
「いや、僕も悪かった。以後気をつけよう」<br><br>
立ち上がり、差し出してくる手を借りようとして、その手にある染みに気づく。<br>
こちらが気がついた事に院長も気がついたのか、<br><br>
「ああ、それはインクだよ。さっきまで図面を引いてたから」<br>
「図面・・・・・・ですか?」<br><br>
医師の仕事にそんなのあったか。いやない。<br><br>
「まあ副業と言うヤツだよ。最近は依頼が多くて、こっちの方が立て込んでいるくらいだ」<br>
「ああ、なるほど」<br><br>
そう言えば院長は多才な人だった。僕達の預かり知らぬ事も色々やっているのだろう。<br>
奇妙に納得して、部屋を辞する事にした。あまり邪魔をしては迷惑だろう。<br><br>
「ああそうだ。君、何か言い忘れた事はないかい?」<br>
「? いえ、特にはないと思いますが・・・・・・」<br>
「ふ、む。そうか。ならいい、忘れてくれ」<br>
「はい、失礼します」<br><br>
扉を閉めて、廊下を歩き出しながらふと思い出す。<br>
・・・・・・そう言えば何で僕は院長室に行ったんだっけ?<br><br>
<div align="center">/*/</div><br><br>
「どうする。拷問にかけてでもヤツから情報を引き出すか。<br>
いや、観察した限りでは嘘をついている風ではなかったな。<br>
最初から何も知らなかったか、あるいはショックで丸ごと記憶を失ったか・・・・・・」<br><br>
綺麗に修復された院長室の扉の奥。<br>
そこには病んだ目をしてブツブツ呟く和錆がいた・・・・・・。<br><br><br><br><br>
<div align="center"><b>[マッドさん 壊れたものも なおせます]</b></div>
</BODY>
</HTML>
}}}}}}
#center{
#image(wasabi08bs.jpg)
|LEFT:L:猫野和錆={|
|LEFT:t:名称=猫野和錆(ACE)&br()t:要点=髪が長い,彫りの深い,病んでる目&br()t:周辺環境=病院&br()t:評価=全能力19,HQ,継承|
|LEFT:t:特殊={&br()*猫野和錆のACEカテゴリ=PLACE、個人ACEとして扱う。&br()*猫野和錆の見なし職業=医者、名医、マッドサイエンティスト、歩兵と見なし、これらが持つ全ての特殊が使える。&br()*猫野和錆は月子が受けたダメージと同じダメージを受ける。&br()*猫野和錆は秘書を持たないでよい。&br()*HQにより、全能力に評価修正+1を得る。&br()*継承により、全能力に評価修正+1を得る。&br()}|
|LEFT:→次のアイドレス:癒しの旅(イベント),顔のない男たちの追跡(イベント),悲しみの和錆(ACE),修行(イベント)|
|LEFT:}|
}
猫野和錆は医師である。
通称はワサビーム。(だが、特定の人物以外からそう呼ばれると怒ることがある)
医師でマッドサイエンティストで、ついでに言えばI=Dデザイナーで制服デザイナーでもあるが、
彼を指して評するに、上記のいずれも正鵠を射てはいないという事を、皆さんはご存知だろうか。
彼を記すならただ一語、
**&color(#ff0000){『月子さんは俺の嫁』}
それだけで、ほぼ事足りる。
その愛の深さゆえに傷つき易い一面もあるが、それもまた、彼の美点の一つと言えるだろう。
(尚、以下がその証拠となるイラストである。この落差を見よ!)
****和錆(月子さん抜き)
#image(left,faith170xs.jpg)
&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()
#clear
&sizex(7){ これが・・・・・・、}
#right{
****和錆(月子さん入り)
}
#image(right,071101wasabi.jpg)
&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()&br()
#clear
#right{
&sizex(7){ こうである・・・・・・!!}
}
#center{
#image(1100774.gif)
月子さんがいる時は普通の若者のような、こんな服装もする。
[[二人で夕焼けを見に行ったりもしているようだ。>http://www35.atwiki.jp/kurogirihankoku/pages/324.html]]
}
#center{/*/}
彼は今、藩国内に病院を一つ持っている。
そこで、病気や怪我で苦しんでいる人を救う事が、月子さんの幸せに繋がると信じている。
ただしその外観は、
#image(left,無題.bmp)
こんな感じであり、
一見さんお断りというか、
***&font(i,b,#ff0000){ あ ま り 常 連 に な り た く な い}
と思わせてくれるこの外観のせいで、この病院に運び込まれた患者は、
「出来るだけ怪我はしないようにしようと思いました。ええ、それはもう」
などとコメントしている。
彼はもはや存在するだけで藩国の怪我人減少に一役買っているらしい。多分。
#clear
なお、当の和錆氏は、
「この仕事やっててなんですが、僕は医者が嫌いなんです。僕が暇な時ほど平和なんだと実感できますね」
と述べられており、狙ってやっているのか、すわ天然かと国民の間で物議をかもしている。
そんな彼はここ最近、以前にもまして仕事が早くなった。
いや、仕事量が増えたにも関わらずな事を加味すれば、劇的に作業速度が向上したと言っていいだろう。
ちょっと待てさっきの今でそれか、と思われた方。ご安心下さい、別に物騒な話ではありません。
増えたのは本職である医師の仕事ではなく、副職のもの。
というか比率を見ると、もうどっちが本職なんだか分からない状態である。
積極的に外注を取り、納品して報酬を受け取る度に眉尻が下がっていく。と言うか、垂れている。
その光景は病院の外観とは別の意味で恐怖をあおっており、意を決して病院の院長室の様子を窺いにいった人は、
「マイルがいちま~い、マイルがにま~い・・・・・・、」
と言う声をドア越しに聞いたらしい。どこの怪談だそれは。
そんな忙しそうな毎日だが、必ず定時に上がる。絶対、確実に、上がる。
それで何をするのかと言うと、平凡に帰宅する。
帰宅先はアパートメントである。平凡である。
木の表札(おそらくはヒノキ)に古風な墨書の草書体で、猫野、とある。まあ平凡である。
その下には、和錆、とある。(何故か横にはカタカナで何か書いて消したような跡があったが)これも平凡である。
更に隣には、月子、とある。
平凡・・・・・・&font(b,#ff0000,20px){じゃねえ。}
#center{
/*/
}
もっと猫野和錆を見てもいい。という貴方は[[こちら>猫野和錆あれそれこれ]]
いや、月子さんが見たいんだ。という貴方は[[こちら>猫野月子(ACE)]]
[[ドライブデートの思い出を振り返る>ドライブデート(前回)]]
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