緩降機④

各種試験②
  • 降下速度試験
    • 試験高度に対する制約
      • ロープ全長の上限に因り試験
      • 15[m]超のロープ全長への試験に対しては15[m]の高度
    • 試験内容
      緩降機を取付荷重を伴う降下にて下記要素に因り判定
      • 降下速度における制約
        • 荷重
          着用具・リール側片端に下記にて荷重、各片端の降下速度に因り判定
          • 荷重①
            • Wti:荷重
            • hm:最大使用者数
              算出式:
              W_{ti}=250\times h_{m}
          • 荷重②
            • Wtii:荷重
              算出式:
              W_{tii}=650\times h_{m}
          • 荷重③
            • Wu:最大使用荷重
          • 判定基準
            16[m/s]以上150[m/s]以下となる速度の確保
      • 一定な降下速度の確保
        • 動作
          着用具・リール側片端に下記にて荷重し相互に10回降下、各片端の降下速度に因り判定
          • Wt:荷重
          • hm:最大使用者数
            算出式:
            W_{t}=650\times h_{m}
        • 判定基準
          20回の平均降下速度に対し80[%]以上、120[%]以下の範囲への抑制

  • 含水降下試験
    • 前提条件
      ロープに対し1[h]間水に因り浸透、直後に試験
    • 一定な降下速度の確保

  • 低・高温試験
    • 試験高度に対する制約
      • ロープ全長の上限に因り試験
      • 15[m]超のロープ全長への試験に対しては15[m]の高度
    • 前提条件
      下記温度に因り24[h]の放置、直後に試験
      • -20[℃]
      • 50[℃]
    • 試験内容
      緩降機を取付荷重を伴う降下にて下記要素に因り判定

  • 繰返し試験
    • 前提条件
      • 着用具・リール側片端に対し相互に最大使用荷重を作用
      • 相互の10回降下を単位とし5回繰返した後に試験
    • 試験内容
      緩降機を取付荷重を伴う降下にて下記要素に因り判定

  • 落下衝撃降下試験
    • 前提条件
      • 調速器から降下側に対し逆方向にロープ25[cm]を引出
      • 着用具に対し最大使用荷重を作用
      • 着用具の落下を5回繰返し
    • 試験内容
      緩降機を取付荷重を伴う降下にて下記要素に因り判定

  • 落下試験
    • 対象
      可搬式緩降機の調速器
    • 前提条件
      • 落下床面に対し下記に因り制約
        • 高硬度
        • 無弾力性
        • 平滑
      • 高度1.5[m]からの落下を5回繰返し
    • 試験内容

  • 腐食試験
    • 試験内容
      JIS Z 2371(塩水噴霧試験方法)への充足に因り強度を立証
      • 塩水を8[h]噴霧後の16[h]放置を単位とし5回繰返し
      • 24[h]の自然乾燥
      • 降下速度における制約に同一
      • 判定基準に対し下記を追加
        • 正常な構造・機能の保持
最終更新:2010年06月24日 11:34
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